おはようございます。今朝コロちゃんがワンコとの散歩に外に出ますと「ムッとする空気」に包まれました。
早朝から「蒸し暑い」のですよ。
ρ(´Д`;Λ)アツイ
どうやら、昨夜のうちに「小雨」が降ったようでしたね。道路一面に雨の降った跡が残っていましたが、気温を下げるほどは降らなかったようですよ。
その結果、今朝の「湿度マシマシの空気」となったのでしょう。今朝は風もありませんでしたから、そのまま「サウナの中」を歩いているような散歩をしてきましたよ。
考えてみれば「梅雨」なのですから、これが当たり前の気候なんですよね。先週まで「毎日晴れ」の天気でしたから、すっかり油断をしていましたよ。
今日はどうやら「1日中蒸し暑い天気」となるようですよ。コロちゃんは「居間のエアコンの中」で、おとなしく原稿を書くことにするつもりですよ。
そんな「引き籠りコロちゃん」が、今日は「糖尿病の新しい知見が発表されたよ。あなたは大丈夫?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「糖尿病の新しい知見が発表されたよと、死亡率や心臓疾患・がんの発生率にも差があるよ」
☆「誰でも高齢になると糖尿病になるかも知れないよと、糖尿病ってどんな病気なの?」
☆「糖尿病は寿命が短くなるよと、コロちゃんと糖尿病ダイエット」

1.「糖尿病で新たな知見が発表されたよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「糖尿病検査『正常』でも20年後生存率低く/東北大学が調査」との見出しが目に入りました。
実はコロちゃんは、10年前から「糖尿病」と診断されており、現在でも「3ヶ月に1回の血液検査」で経過観察をしているのですよね。
過去には「インスリン注射」を自分でお腹に打っていたこともありましたよ。それで「糖尿病」という文字には、直ぐに反応するのですよ。
そこで、この「記事」をジックリと読んでみると「東北大学の研究グループが糖尿病の検査で血糖値が正常とみなされても、20年後の生存率が低くなる場合がある」と発表したとありましたよ。
コロちゃんの「糖尿病」は、現在「投薬や注射」はしていません。「経過観察」だけですから、一応「体調は管理されている」と自分では考えていますね。
だけど、この「東北大学の糖尿病の研究発表」は、どうやら「糖尿病の新しい知見」のようですから、さっそく「東北大学の発表」を探してみましたよ。
なお、この「日経新聞」の「糖尿病検査『正常』でも20年後生存率低く/東北大学が調査」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「死亡率や心臓疾患・がんの発生率にも差があるよ」
さてコロちゃんは、さっそく上記の「新聞記事」にあった「東北大学」の「糖摂取後の血糖値が寿命延長に関連する」という発表文を読んでみましたよ。以下でしたよ。
◎「発表のポイント」
①「岩手県大迫町で糖尿病のない平均62歳の地域住民を対象に、糖摂取後の血糖値と寿命の関係を調べました」
②「ブドウ糖負荷試験の負荷後 1 時間血糖値が 170 mg/dl 未満の群は、170 mg/dl 以上の群に比べて死亡が少なく、動脈硬化や悪性腫瘍による死亡が顕著に少ないことを明らかにしました」
③「 ブドウ糖負荷後1時間血糖値170 mg/dl未満を維持することは心臓疾患や悪性腫瘍を予防し寿命を延ばすことにつながることが期待されます」
うーむ、この内容はちょっと説明を入れないと理解できませんよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
まあ「①は平均年齢62歳の高齢者の『血糖値と寿命』の関係を調べた」という事ですから、これは分かりますよね。
ただ調べたのが「寿命」ですから、「1986年から40年間」の気が長い研究だったようですよ。一人の研究者じゃ無理だったでしょうね。
そして「➁と③」の内容は、そもそも「ブドウ糖負荷試験と何か?」を知らないと何を言っているのかもわかりませんね。
この「ブドウ糖負荷試験」とは、「ブドウ糖入りのジュースを飲む前と飲んだ後120分の血糖値の値」を計るものなのです。
「糖尿病」というのは、この「血液内の血糖値」が「食後に上がった後でなかなか下がらなくなる病気」なのですよ。
今回の「東北大学」の発表では、この「ブドウ糖入りのジュースを飲む前と飲んだ60分後の血糖値の値」を「平均62歳の高齢者」を対象に検査して来たところ、以下の内容が判明したとしています。
◎「検査後1時間の時点の血糖値を170mg/dl 未満群と170mg/dl以上群で比較」
❶「170mg/dl未満群」
・「観察開始後20年で8割近くの人が生存」
❷「170mg/dl以上群」
・「観察開始後20年で5割近くの人が亡くなっている」
❸「170mg/dl未満群」
・「動脈硬化による心臓疾患や悪性腫瘍による死亡が『❷170以上0mg/dl以上群』より顕著に少ない」
おー、比べてみると大分「死亡率が違う」みたいですよ。それに「心臓疾患や悪性腫瘍(がん)」も少ないですね。
(o゚Д゚)オー
この「発表」が新しい知見だというのは、今までの「ブドウ糖負荷試験」の「正常値」を書き換える可能性が出てきたことですね。
現在の「ブドウ糖負荷試験の正常値」は以下の通りなのですよ。
◎「糖尿病の診断」
①「正常型」
・「空腹時血糖値:110 mg/dL未満」+
「ブドウ糖負荷後2時間値:140 mg/dL未満」
②「糖尿病型」
・「空腹時血糖値:126 mg/dL以上」もしくは
「ブドウ糖負荷後2時間値:200 mg/dL以上」
うーむ、医学用語はわかりにくいよね。
(´ヘ`;)ウーム…
だけど、勝手に端折っちゃうわけにはいかないしねー。
上記のように、現在の「ブドウ糖負荷試験」は「ブドウ糖75㌘を飲んだ後2時間後の検査結果」で診断しているのですよ。
細かい条件は付いていますが、上記を見るとだいたい「200 mg/dL以上」だと「➁糖尿病型」で、「140 mg/dL未満」だと「➀正常型」って感じですよね。
それが上記の「東北大学」の発表では、「ブドウ糖負荷試験の1時間後」と「170mg/dl」を基準として「それ以上と以下」で分類しているのですよ。
わかりやすいように下に比較を書き出しますね。
◎「ブドウ糖負荷試験」
➀「経過時間」
・「現在 :摂取後2時間」
・「東北大学発表:摂取後1時間」
②「糖尿病診断基準:現在」
・「糖尿病:200 mg/dL以上」
・「正常 :140 mg/dL未満」
③「東北大学の発表」
・「170mg/dL以上:20年後に5割近く死亡」
・「170mg/dL未満:20年後に8割近く生存」
(※糖尿病診断は上記の値だけではありませんが省略します)
うーむ、確かに「ブドウ糖負荷試験」の「現在の診断基準」と「今回の発表」とでは違っていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
まず「摂取後経過時間」が、現在の「2時間」ではなく、「1時間」に短縮されています。
そして「糖尿病基準」の「140mg/dL以下が正常、200mg/dL以上が糖尿病」ではなく、「170mg/dL以上‣以下」での死亡率を考察しています。
「東北大学」の発表では「170mg/dl以上では20年後に5割近く」が死んでいて、「170mg/dl以下では20年後に8割近く」の人が生存していたと言うのですよね。
そうなると、「現在の200mg/dL以上が糖尿病」という基準ではなく、今後は「170mg/dl以以上が新基準」となるかも知れませんね。
今後もし「新しい指標170mg/dl」が導入されれば、今まで「糖尿病ではない」とされた方たちの中からも「糖尿病だ」とされる方が出て来るってことになりますよね。
それでいち早く「糖尿病の治療」が開始できる可能性が出て来たという事なのでしょうね。
だけど、そうすると「患者数」がいきなり増えますよね。どうなるのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
まあ、この「新しい指標」については「素人のコロちゃん」の考えですから、正しいとは限りませんけどね。
なお、この「東北大学」の「糖摂取後の血糖値が寿命延長に関連する ‐ブドウ糖負荷後1時間血糖値が低いと病気が少なくて長寿-」をお読みになってみたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20250623_01web_glucose.pdf

3.「誰でも高齢になると糖尿病になるかも知れないよ」
さて、ここまで書いて来て「若い方は糖尿病なんて自分と関係がない」と考えている方が多いのではないかと思いましたね。
コロちゃんだって、60代になってから初めて「糖尿病」と診断された時には驚きましたよ。だってコロちゃんは、太ってもいないし汗っかきでもないし、大食いでもなかったのですからね。
それがいきなり「血液検査」を受けたら、「あなたは糖尿病です」って宣告されちゃったのですからね。ビックリしましたよ。
そこで調べてみたら、若い方の「糖尿病」ってのはほとんどいないのですよ。多くの方は「高齢」になってから発症するのですよ。
それに「糖尿病の原因」には「遺伝要素」もあるとなっているのですよね。そうなると、いくら「食生活」を節制して「ストレス」のない生活しても「糖尿病は防げない」ですよね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 糖尿病が強く疑われる者の割合」より
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001296359.pdf
出典:厚生労働省 令和4年国民健康・栄養調査結果の概要より:6月25日利用
上記は、「厚生労働省」が発表した「糖尿病が強く疑われる者の割合」です。「年代別」になっています。下に書き出しますね。
◎「糖尿病が強く疑われる者の割合:男性」(小数点以下切り捨て)
➀「20~29歳: 0%」
②「30~39歳: 0%」
③「40~49歳: 4%」
➃「50~59歳:14%」
⑤「60~69歳:20%」
⑥「70歳以上 :27%」(コロちゃんはココ)
◎「糖尿病が強く疑われる者の割合:女性」(小数点以下切り捨て)
➀「20~29歳: 0%」
②「30~39歳: 2%」
③「40~49歳: 3%」
➃「50~59歳: 2%」
⑤「60~69歳: 9%」
⑥「70歳以上 :15%」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001296359.pdf
(出典:厚生労働省 令和4年国民健康・栄養調査結果の概要より:6月25日利用)
あー、若い方は「糖尿病」とは無縁ですね。
( ̄Д ̄*)アー
上記を見ると「糖尿病」って高齢者の病気ですよ。コロちゃんの「⑥70歳以上は27%」ですから、4人に1人ですね。誰でも「高齢」になるとなるかもしれないのが「糖尿病」ですよ。
それに「男性」の方が「女性」よりも多いのは知りませんでしたよ。だけど、気を付けていれば「糖尿病」は防げるのでしょうか。
コロちゃんは、難しいと思いますよ。次にこの「糖尿病について」を見ておきましょう。

4.「糖尿病ってどんな病気なの?」
さて皆さんも「糖尿病」を聞いたことがないという方はいらっしゃらないでしょう。
この「糖尿病」という病気は、「血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が慢性的に高くなる病気」です。
「血糖値」を何年間も高いままで放置すると、「心臓病や、失明、腎不全、足の切断」に至る可能性が出て来る怖い病気ですね。
現在の「患者数」などを下に書き出しますね。
◎「糖尿病」
・「糖尿病が強く疑われる者:1000万人」
・「可能性を否定できない者:1000万人」
・「合計 :2000万人」
(※平成28年国民健康・栄養調査より)
おー、「糖尿病患者」はコロちゃんだけじゃなかったですよ。寂しくないですよ。
( ̄o ̄)oオー
だけど、調べてみると以下のようなことに注意すれば「糖尿病の予防」はできるとされていますよ。
◎「糖尿病予防法」
➀「バランスのとれた食事」
②「適度な運動」
③「体重管理」
➃「ストレス管理」
⑤「禁煙」
⑥「定期的な健康診断」
うーむ、どうでしょうね。今の若い方は忙しいからなー。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは、もう「糖尿病」になってしまいましたけれど、会社に行っていた頃には忙しすぎて、「➀バランスのとれた食事」や「②適度な運動」は出来ていませんでしたね。
「⑤禁煙」は大丈夫でしたし、「③体重管理」もやせ型でしたね。
それに「⑥健康診断」も年2回は受けていましたけれど、それでも「糖尿病」になりましたから「遺伝」かもしれませんね。
ただコロちゃんは上記の「➀~⑥」を読んで、これらを全部クリアできる現代人は、そうそういないのではないかと思いましたよ。
普通に働いていたら、どれかは引っ掛かりますよ。第1に今どき「ストレスのない生活」なんて出来るはずがないですよ。
今日のテーマは「糖尿病の新しい知見が発表されたよ。あなたは大丈夫?」でしたから、皆さん「寿命」が短くなりたくなかったら、若いうちに上記の「糖尿病予防法➀~⑥」を励行してくださいね。
そうすれば今日のコロちゃんみたいに、「70代」になってからバタバタしないですみますよ。

5.「糖尿病は寿命が短くなるよ」
さて、もう一つ「糖尿病の知見」を見ておきましょう。この「糖尿病」になると「平均寿命が短くなる」ことが知られています。以下でしたよ。
◎「平均死亡年齢と平均寿命」
①「糖尿病患者の平均死亡年齢(2011~2020年)」
・「男性:74.4歳」
・「女性:77.4歳」
②「平均寿命(2024年)」
・「男性:81.09歳」
・「女性:87.14歳」
うーむ、上記の「➀平均死亡年齢」と「➁平均寿命」が、それぞれどんな定義なのかは知りませんが、やはり「糖尿病患者」の方が「寿命は短い」ようですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
だけど、「➀糖尿病患者の平均死亡年齢:男性:74.4歳」って、コロちゃんもうすぐじゃん!
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
まあ、今からジタバタしてもどうしようもないですから、コロちゃんは気にしませんよ。気になりませんよ。知らんもんね。
(o´д`o)=3ハァーア
あらら、ため息が出ちゃったよ。まあ後悔のないような毎日を粛々と過ごしていきたいとコロちゃんは考えていますよ。

6.「コロちゃんと糖尿病ダイエット」
今日のテーマは「糖尿病」でしたので、コロちゃんが「糖尿病」と診断された時のことを書きましょう。
コロちゃんは、「60代」になってがんと診断された後に「血液検査」で「糖尿病と診断」されました。いきなりでしたので、驚きましたよ。
「糖尿病」って「自覚症状」が何もないのですよ。
そして「インスリン注射」を、医師から指示されて毎日自分でお腹に打ちましたよ。
その時に医師から指示されたのは「カロリー制限」です。
「高齢者の摂取カロリー」は、「1日で2100~2400kcal(男性)」なのです。この範囲内に食事内容をコントロールするように指示されたのです。
(※女性高齢者は1650~1850kcal、成人男性は2200~2500kcal、成人女性は1800~2000kcal)
当時は毎月「血液検査」をしていましたから、コロちゃんは「血糖値」をその都度確認しながら、食事カロリーの制限を進めたのです。
コロちゃんは、このような時には何事も「徹底すること」が好きなのですよ。
それで「食事」の都度に、「1品1品のメニュー」のカロリーを全部調べて、ノートに書き出して計算をしたのです。
そして、「血糖値」が思うように下がらない時には、1日100カロリーずつ食事制限を強化していきました。最後の方では「1日1600kcal」にまで下げましたよ。
その頃の「朝食のメニュー」では、おかずの「納豆」は1/2パックにまで減らしましたよ。それによく「こんにゃく」を食べていましたね。
この「こんにゃく」は、カロリーはゼロなのですが「腹持ちが良い」のですよ。空腹を忘れさせてくれましたよ。
これだけカロリー制限をしていけば、当然コロちゃんの「体重」も激減しました。
当時のコロちゃんは、当初「172㎝、60㎏」あったのですが、その体重が最も軽くなった時には「44㎏※」にまで落としましたよ。だから16㎏減ですね。
うーむ、これって「糖尿病ダイエット」だよね。あんまり人にはお勧めできませんけどね。
(´ヘ`;)ウーム…
(※現在のコロちゃんの体重は50㎏です、好調ですよ)
しかし、その「糖尿病ダイエット」の効果はありましたよ。その後コロちゃんは「インスリン注射」を打たなくとも良くなったのですよ。
現在のコロちゃんは、「3ヶ月に1度の血液検査」をすれば良くなりました。服薬もありません。
医師の話では「糖尿病は治らない」しかし「生活習慣次第で悪くならないようにすることは出来る」という事のようですね。
ただ、コロちゃんはこの経験から「ダイエットはいつでも出来る」と自信を持ちましたよ。
それにもう「70代」になりましたから、年々「食事の量」は減っても苦にならないようにもなりましたよ。
今日は「コロちゃんの60代からの糖尿病ダイエット」をご紹介してみましたよ。
皆さん、コロちゃんと同じように「糖尿病ダイエット」をしたくない方は、上記した「糖尿病の予防法」をご実践くださいね。
また「ダイエット」をしても良いという方は、上記の「コロちゃんの糖尿病ダイエット」を、是非ご参考にしてください。
いやいや長く生きていると「いろんな経験」を得ることができるものですよ。もちろん「良い事・嬉しい事」も多いですが、今日の「糖尿病」のようなことも沢山ありましたよ。
それでも、そのすべてが「コロちゃんの人生」ですよ。コロちゃんはこの記憶と経験を大切にしながら今後もしぶとく生きて行くつもりですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。

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