【経済考】「賃上げ後」の風景を見る

経済

おはようございます。今のコロちゃんは「腹ペココロちゃん」です。

なぜ「腹ペコ」なのかと言うと、もう8時になっているのに「朝食」を食べていないのです。

ここで「いよいよコロちゃんは清貧から赤貧になってメシ抜きか?」とのお思いでしたら間違いですよ。

今朝のコロちゃんは、もうすぐ「診療所」へ出かけて「血液検査」をするために「食事」がとれないのですよ。

その結果、「診療所」へお出掛けする時間まで、コロちゃんは「腹ペコ」を抱えてこのブログをカキコキしているというわけです。

このコロちゃんの「血液検査」ですが、現在は3ヵ月に1度のペースで行なっています。

なにしろコロちゃんは「糖尿病」+「脂質異常症」の診断を受けていますので、病院通いは欠かせないのですよ。

コロちゃんは、若い時には「病院」なんか行ったことなかったのになー、今では「病院通い」は「日課」みたいなルーティンになりましたよ。

さて、そろそろ時間ですから「診療所」へ出かけますね。この後はまた帰って来てからカキコキしますよ。

今日は「賃上げ後の風景を見る」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「賃上げしたから企業の人件費は増えているよと、公務員の賃上げは2.76%だよ」

☆「中小企業は業績改善がない賃上げをしているよと、最低賃金は上がったよ」

☆「社会の実情が見えにくいよと、公務員・年金も5%アップすれば良かったかも?」

☆「コロちゃんとお金の価値感」

1.「賃上げしたからの企業の人件費は増えてるよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいたら「中小企業人件費6.7%増:人手不足、窮余の賃上げ」と言う見出しに目が留まりました。

ふむふむ、そういえば今年の春闘で「大幅賃上げ」があった会社が多かったですよね。

「民間企業の賃上げ」は4~6月にかけて行われていますから、その結果は「財務省」が調査をしている「4~6月期の法人企業統計」に出て来るんですよね。

最初に、今年の「賃上げ結果」を確認しておきましょう。下ですね。

◎「2024年賃上げ額」

➀「連合   :5.10%:1万5281円」
➁「経団連  :5.58%:1万9210円」
➂「中小企業 :3.62%」(日商調査)
➃「年金改定率:2.7%」

上記の「➃年金改定率:2.7%」は、今年の1月に決定されて、その後6月から実施されているものですが、「民間企業の5%台の賃上げ」に比べて低く、コロちゃんは不愉快ですので並べてみました。

それで上記の「30年ぶりの大幅賃上げ」の結果が、「財務省」が9月2日に発表した「4~6月期の法人企業統計」にようやく現れて来たというわけですよ。

①「中小企業の方が人件費が増えてるよ」

報道では「企業の人件費」は以下のようになっていました。

◎「企業の人件費:前年同期比」

➀「資本金10億円以上の大企業:1.1%増」
➁「資本金1~10億円未満の中堅企業:6.0%」
➂「資本金1千万円以上~1億円未満の中小企業:6.7%増」

上記のように、「企業規模」が小さいほど人件費が増えています。報道では、その理由として「人手不足の影響」を挙げていますね。

要するに「人件費」をケチったら、「人手不足」で企業の存続にも不安を覚えるとの危機感が「中小企業」にはあるのでしょう。

➁「従業員給与も中小企業が増えているよ」

報道では「従業員給与」についても書いています。

ここでコロちゃんは「人件費と従業員給与ってどこが違うの?」と思いましたよ。コロちゃんは、自慢ではないですが「無知」なのです。

ええだって「知ってること以外は何も知らないんですからね」。
(`•︵•´) キッパリ!!

えっ、「そりゃそうだろ!」ですか。よく考えてみれば、確かにそうでしたよ。ごめんチャイ。
ヾ(゚д゚)ゴメンゴメン

それで「人件費と従業員給与の違い」ですが、「人件費」では給与や賞与、手当だけでなく、福利厚生費や退職金、外注費なども含まれます。

それが「従業員給与」には含まれませんから、総額は「人件費>従業員給与」となりますね。

その「企業の従業員給与」を、報道から見てみましょう。

◎「企業の従業員給与:前年同期比」

❶「大企業 :1.7%増」
❷「中堅企業:6.0%増」
❸「中小企業:7.3%増」

ふむふむ、こちらの「従業員給与」もやはり「中小企業」の方が増やしていますね。これは上記の「人件費」と同じ傾向となっています。
✧φ(ロ-ロ๑)フムフム…

「日本の中小企業」は頑張っていますね。コロちゃんは、このように「頑張る中小企業」には好感を持ちますよ。頑張れー!
୧(⑅˃ᗜ˂⑅)୨ガンバレェェェェ

➂「経常利益は大企業が多いよ」

上記で「中小企業」が、「人件費や従業員給与」を見ても頑張っている姿が伺えますが、「大企業」はいったい何をしているのでしょうか。

報道では「経常利益」の内容も報じています。下記です。

◎「企業の経常利益:前年同期比」

①「大企業 :15.3%増」
➁「中堅企業:10.9%増」
➂「中小企業 :6.3%増」

あらら、「①大企業:15.3%増」が一番儲かっているじゃないですか。これで「人件費・従業員給与」が「中堅企業・中小企業」以下なの?・・・ケチ。

おーいけないいけない。コロちゃんはつい感情がダダ洩れしてしまいましたよ。
( ̄ω ̄) スマヌ

2.「公務員の賃上げは2.76%だよ」

先月の8月9日に、「国家公務員」の方々の「賃上げ額」が決定しています。

「公務員」の方々には、「国家公務員約58万人」と「地方公務員約274万人」の方々がいらっしゃいます。

このうちの「国家公務員」の方たちの「賃上げ」は、「人事院勧告」で行なわれることになっています。

「国家公務員」は、ストライキ権がありませんので、その代わりに「賃上げは人事院勧告」で行なわれるシステムとなっているのです。

それで今年2024年の「人事院勧告」は「国家公務員一般職の月給を、平均2.76%引き上げて、ボーナスを0.1ヵ月増の4.6%とすること」を発表しました。

この「平均2.76%」と言う結果を受けて、「2%越えは32年ぶり」だと報じられています。

そこで、この報道を読んだ時にコロちゃんが何を感じたのかというと、「岸田総理」は経済界に賃上げ5%以上を要請する前に、「自分の足元から5%賃上げしたらいいじゃん!」ということでした。

まあ確かに「人事院勧告」と言う制度がありますから、総理大臣の鶴の一声で「賃上げが出来るものではない」と言われるかも知れませんよ。

しかし、しかしですよ。「隗より始めよ※」と言う言葉もありますよね。

(※隗より始めよ:事を始めるには、分からやりださなければならない:出典:中国・戦国策・燕・策―史記・燕召公世家より)

「岸田総理:政府」は、広く「経済界・労働界」に呼びかけるのだったら、まずは自分の部下の処遇から改善して「率先垂範※」をすべきだろうとコロちゃんは考えますよ。

(※率先垂範:先に立って行動し相手に模範を示す:出典:中国:率先は史記から:垂範は宋書から)

3.「年金の賃上げは2.7%だよ」

上記のように「大企業から中小企業」の4~6月期の「給与」が上がっている様子が報道されています。

そうなると、今年の「年金改定率(賃上げ)」がわずか「2.7%」増だったコロちゃんとしては、うらやましい気持ちになりますね。

「年金受給者」の「年金改定率(賃上げ)」は、毎年1月に決定されて「6月支給の年金」から反映されるのです。

「年金受給」は、「偶数月の15日支給」ですから、コロちゃんたち「年金受給者」は「6月・8月」の2回の賃上げされた年金額を受給していることになります。

今のコロちゃんは、2.7%しか上がっていない年金と、上記の「従業員給与:❶大企業:1.7%増:❷中堅企業:6.0%増:❸中小企業:7.3%増」を横目でにらみつつ、以下の様に思ってますよ。

(*´罒`*)いー(*´□`*)なー

コロちゃんたちの「年金受給額の賃上げ」は、以下の➀~③で決まります。

①「過去3年分の名目賃金変動率」と「前年の物価変動率」の低い方の数値を使用します。今年は3.1%アップでした。

➁その上で「被保険者数の変化率」と「平均余命の伸び率を勘案した一定率」を足し合わせた数値を「マクロ経済スライド調整率」として差し引きます。今年は0.4%でした。

➂その結果、今年の「年金受給額改定額(賃上げ)」は、「3.1%-0.4%=2.7%アップ」となりました。

この「2.7%アップ」は、コロちゃんの場合は約月3000円のアップでしたね。もちろんこの程度では、「物価上昇率」に到底追いつく金額ではありません。

この「年金額の値上げの算定方式」には、上記しましたように「①過去3年分の名目賃金変動率」の数字が算定方式に入っています。

ですから、今年の民間企業の賃上げが進むと、来年の「年金受給額の改定時」には、ある程度は反映されるつくりになっています。

しかし、物価上昇が身に染みる昨今に「年金受給者」はわずか「2.7%の賃上げ」ですよ。

コロちゃんは「大企業の賃上げ(経団連:5.58%:1万9210円)」まで上げてくれとまでは思いませんよ。

しかし、今回の報道では「従業員給与が中小企業:7.3%増」と言うじゃないですか。

これを聞いていると、もう少し「年金受給額」を上げてくれてもいいんじゃないかなと、つい思っちゃいますね。

4.「中小企業は業績改善がない賃上げをしているよ」

コロちゃんは、「日本経済」の実態に興味がありますので、今年の「賃上げ」には注視しています。

その中で、今年の4~5月に「日本商工会議所」が実施した、全国の380商工会議所に所属する1979社の「春の賃上げに関するアンケート調査」の結果を見ましたので、ちょっとご紹介したいと思います。

対象企業は、全企業の雇用の7割を占めるとされる「中小企業」です。

①「7割が賃上げをするって言ってるよ」

それでは、最初に「賃上げをするのかしないのか」から回答を見てみましょう。

◎「2024年度4~5月調査:全体集計」

①「業績が好調・改善しているため賃上げを実施:30.4%」

➁「業績の好転が見られないが賃上げを実施:43.9%」

➂「未定:20.4%」

➃「賃上げを見おくる:5.4%」

上記を見ると、「①業績が好調・改善しているため賃上げを実施:30.4%」+「➁業績の好転が見られないが賃上げを実施:43.9%」=74.3%となります。

この全体集計では、7割以上の中小企業が「賃上げをする(予定含む)」と言っていますね。

➁「赤字で賃上げが6割もあるよ」

さらに、上記の賃上げをすると回答した73.4%の企業に対して、「前向きな賃上げ」か、それとも「防衛的な賃上げ」かを尋ねています。

この質問内容は、下記の意味を含みます。

❶「前向きな賃上げ:業績が好調・改善しているため賃上げを実施」

❷「防衛的な賃上げ:業績の改善が見られないが賃上げを実施」

なかなか、シビアな質問ですね。中小企業主に対して「あなたは赤字でも賃上げするんですか?」と聞いているのですよ。その回答は下記です。

◎「賃上げをすると回答した企業に対して前向き・防衛的のどちらか」

①「前向きな賃上げ:40.9%」
➁「防衛的な賃上げ:59.1%」

あらら、6割の企業が「業績の改善が見られないが賃上げを実施」ですよ。
(゚Д゚)アララ

これは「けなげ」って言うのでしょうか。

だけどこれらの「業績の改善が見られないが賃上げを実施」した企業は、赤字経営か、ほとんど利益が出ない状態なのでしょうね。

とても来年以降も持続可能とは思えませんね。大丈夫なのか心配になりますよ。どうやら人数が少ない小企業ほど苦しいように見えますね。

➂「従業員20人以下が苦しいよ」

もう一つ最後に「従業員20人以下の会社」の、上記と同じ質問と回答を見てみましょう。回答結果の最後に上記の「中小企業」の結果も比較するために書いてみますね。

◎「2024年度4~5月調査:従業員20人以下の企業」

①「業績が好調・改善しているため賃上げを実施:22.7%」(中小企業では30.4%)

➁「業績の好転が見られないが賃上げを実施:40.6%」(中小企業では43.9%」

➂「未定:29.4%」(中小企業では20.4%)

➃「賃上げを見おくる:7.7%」(中小企業では5.4%)

前項の「中小企業では賃上げを実施:74.3%」でしたが、こちらの20人以下の企業では「①22.7%」+「②40.6%」=63.3%と11㌽も下がっています。

さらに「賃上げ」の「前向きか防衛的か」についても、以下になっています。

◎「賃上げをすると回答した企業に対して前向き・防衛的のどちらか」

①「前向きな賃上げ:35.9%」(中小企業では40.9%)

➁「防衛的な賃上げ:64.1%」(中小企業では59.1%)

こちらの「前向き・防衛的」でも、従業員数が少ない企業ほど、賃上げの持続が難しいと思われる「防衛的」が多くなっていますね。

コロちゃんは、このブログの冒頭で最近発表された「企業の経常利益」を書いています。下記ですね。

◎「企業の経常利益:前年同期比」

①「大企業 :15.3%増」
②「中堅企業:10.9%増」
③「中小企業 :6.3%増」

上記のように「日本経済全体」の「➂中小企業 の経常利益は6.3%増」のようですが、これはあくまで「平均」であって、従業員数が少ない企業規模が小さい企業ほど、経営は苦しいと思われますね。

5.「最低賃金は上がったよ」

先日の8月20日に「最低賃金」を1000円超に引き上げた都道府県が、これまでの「都市部(東京都や大阪府、愛知県などの8都府県)」から、全国16都道府県に拡大したと報じられています。

日本の「最低賃金制度」は、まず「中央最低賃金審議会」が全国を「A・B・Cの3つのエリア」に分けた「目安額」を決めます。

今年の「目安額」は「A・B・Cの3つのエリア」とも同じ50円アップでした。

その後に全国の都道府県の「地方最低賃金審議会」が、その都道府県別の「最低賃金」を決めるのですが、今年は全国の27県で「目安越え」となる異例の事態となりました。

この異例の「50円の目安越え」が、全国の都道府県で起きた理由は「最低賃金が低いと若い労働者が都市部へ出てってしまう」という危機感からとされています。

いずれにしても、今年の「最低賃金のアップ額」は50円越えが全国で続出する事態とり、全国の「加重平均で1054円」となりました。

「加重平均1054円:50円以上のアップ」ですから、値上げ幅は5%を上回っています。

この「最低賃金」も、「春闘賃上げ目標5%以上」とならぶ賃上げ率となったなと、コロちゃんは思いましたね。

1000円の5%と言ったら50円ですからね。

この「最低賃金額」を改正した後に、改正後の最低賃金額を下回ることとなる労働者の割合を「影響率」と言いますが、この「影響率の全国過重平均」は、2024年で「19.2%」です。

今回の「最低賃金の50円以上のアップ」で、何と2割近く(19.2%)の労働者の賃金が5%以上も上がることになります。

このような「賃上げ」は、ジワリと実質賃金や個人消費に影響を及ぼすのではないかと、コロちゃんは考えていますよ。

6.「社会の実情が見えにくいよ」

「財務省」が発表する「法人企業統計の四半期別調査」は、「資本金・出資金1000万円以上の営利法人」を対象に調査を行なっているそうですから、信頼できる数字なのだと思われます。

上記で読む、その内容は法人企業の「人件費・従業員給与・営業利益」ともに「好調・順調」ですよね。

また「最低賃金」も過去最大のアップとなっています。

しかし、「公務員の賃上げ・年金の賃上げ」はともに2%台と低くなっています。

さらに「中小企業」は7割が賃上げをしていますが、そのうちの6割は業績の改善がないままと回答しています。

そして「従業員20名以下の会社」はもっと苦しいらしく、6割が賃上げをしていますが、そのうちの4割は業績の改善がないままだとなっていますね。

これらを見比べると、何とも「まだら模様」というのか、今の日本が良い方向に向かって進んでいるのか、それとも停滞しているのかの判断に迷う状況のようにコロちゃんには見えますね。

7.「公務員・年金も5%アップすれば良かったかも?」

ここまで調べながら書いて来て、コロちゃんは以下の2つを感じました。

➀「公務員給与・年金受給額」も「5%以上の賃上げ」を目指した方が良かったのではないか?

なんかコロちゃんは、この結果を中途半端に感じたんですよね。「岸田総理」は、経団連と連合との間で「政労使会議」を進めて、繰り返し「5%以上の賃上げ」を要請しましたよね。

しかし、この対象は「大企業」がほとんどで「中小企業・零細企業」では「5%以上」は実現していません。

さらに、上記で書いたように「国家公務員や年金受給者」の賃上げも2%そこそこで終わってしまっています。

どうせやるなら、もっと徹底して「全ての国民の所得の5%以上アップ」を目指した方が良かったし必要だったのではないでしょうか?

そして、もう一つ考えたことは以下ですね。

➁「賃金を上げるには非正規雇用の雇用制度に手を突っ込まなければ無理なのではないか」

上記しました「法人企業統計」でのデータですが、「資本金10億円以上の大企業の人件費:1.1%増」と「大企業の従業員給与:1.7%増」となっています。

だけど「大企業の賃上げ」は、「連合最終集計:5.10%」「経団連最終集計:5.58%」なんですよね。

ひょっとすると何か別の理由があるのかも知れませんが、この数字を見てコロちゃんは「なんかおかしくね?」と思いましたよ。
(๑˙―˙๑)ん?

だって「大企業は5%以上の賃上げ」をしているはずなのに、「人件費は1.1%増」で、「従業員給与は1.7%増」なんですよ。計算が合わなくね?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

そこでコロちゃんが思ったのは、大企業が大量に抱えている「非正規雇用」の人員の存在です。

この方たちの「低賃金」が、「賃上げ5%増」と「人件費1.1%増・従業員給与1.7%増」の齟齬の理由なのではないかと思ったのですがいかがでしょうか。

コロちゃんは、「日本」で一番「非正規雇用」を多数を抱えている大企業を知っていますよ。

それは「スーパーマーケットのイオン」で、「パート従業員数は約40万人」と言われていますね。

これらの「非正規雇用」を、全部「正社員」として迎えれば、形だけは1970~1980年代の「一億総中流の時代」に戻るかも知れませんよ。

そうなれば「大企業の賃上げ5%増」が「人件費5%増」・「従業員給与5%増」となるかもですよ。

8.「コロちゃんとお金の価値観」

今日のブログは、「賃上げ・人件費・従業員給与・営業利益」とお金の話しばかりが続きました。その後も「公務員賃上げ・年金賃上げ・最低賃金上げ」と、お金の話ばかりが続いています。

しかしコロちゃんは、これらの「お金の話し」を「社会の現実の姿」という側面から見ているのです。決して「お金」がメインと言う捉え方はしていません。

だから、今日のテーマは「賃上げ後の風景を見る」として「社会の風景」がメインです。

そもそもコロちゃんは、いつも「お金の話し」は人生の一番大事な話ではないと考えてきたのです。

それでは、いったい何が「お金より優先するもの」なのかと言うと、「目的を持って生きること」だと思うのです。

「目指す目的」に向かって進むためには、持っているお金は単に手段に過ぎません。お金などは働きさえすれば手に入るのですからね。

だからコロちゃんは「親ガチャ」と言う言葉はキライなのです。その言葉は、本人が頑張って生きることを否定しているように聞こえるのですよ。

子どもたちの人生の「発射台」の高低は、ある程度は誰しもがあると思います。しかし、一度発射された後は「本人の人生」です。

親の富貴を当てにして、より高い地位を得ても、それは「本人の人生」ではないでしょう。親の言いなりの人生に、コロちゃんは価値があるとは思えませんし、楽しいとも思えません。

コロちゃんは、自分の人生はあくまでも自分で「シナリオ」を描かなければ、誰の人生だか分からないだろうと言う考えを持っていますよ。

かつて30代の半ばに転職をした時のコロちゃんは人生の転機でしたね。その時には「生きる目的」を「普通の家族の形成」に絞ったのですからね。

しかし今から振り返ると、その選択は成功したとも言えますし、正しかったとも言えますね。

それから40年ほど過ぎた今のコロちゃんは、「社会を知りたいと言う好奇心」のために生きていますよ。

だから、今のコロちゃんにとってはお金よりも、こちらの好奇心の方が優先されていますね。だから、今後も世の中の事をいろいろこのブログで語ってみたいと思っていますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Jon PaulingによるPixabayからの画像


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