おはようございます。今朝コロちゃんがワンコと散歩を歩いていると、いつも出会うワンコ仲間の奥さんと出会いました。
コロちゃんが朝の散歩をするのは、朝5時台ですからあまり人と出会うことは少ないのですけれど、この奥さんとは良く出合っているのです。
この奥さんが連れているワンコは、「豆柴」ですね。
コロちゃんちのワンコは「ミニチュアダックスフンド」ですから「胴体が長い」のですが、奥さんの「豆柴」はそれよりも体全体が小さく、いつも出会うとクルクル廻って喜んでくれますよ。
確か、まだ「2歳ぐらい」だったよなー?
コロちゃんちのワンコは、もう「16歳のおじいちゃん」ですから、この「豆柴」は人間だったら「ひ孫」ぐらいの子どもかも知れませんね。
この「豆柴」とコロちゃんちの「ワンコ」は、「ワンコ友達」なんですよ。
今朝の「豆柴」は、いつもコロちゃんのワンコが「クンクン」臭いを嗅ぎまわる場所を、追いかけるように嗅ぎまわってから、別の道に歩いて行きましたよ。
コロちゃんは、どこのワンコも「臭いをかぐ場所」は同じなんだなー、とどうでも良い事を考えながら散歩から帰ってきましたよ。
そんな「ワンコ友達がいるコロちゃん」が、今日は「出生率最小・外国人比率10%の政府の予測は外れっぱなしだよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「赤ちゃんの出生数が最小となったよと、出生低位の推計を更に下回りそうだよ」
☆「日本の外国人人口が10%以上になるのが早まりそうだよと、出生率の予測が甘いんだよ」
☆「在留外国人は予測以上に増えているよと、外国人が増えれば労働力も増えるよ」
☆「楽観バイアスはもう止めた方が良いと思いますと、コロちゃんと子どもが産まれた日々」

1.「赤ちゃんの出生数が最小となったよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「出生数最小 33万9000人」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、「出生数の低下」はもう「日本のデフォルト」と考えていますから、今さら驚くことではないよねと思いながら、この記事をジックリと読んでみましたよ。
そうしましたら、これは「厚生労働省が発表した1~6月の人口動態統計」で「出生数が前年同期比3.1%減の33万9280人だった」と報じたものでした。
記事では「上半期の出生数としては比較可能な1969年以降で最小を更新した」とも書いていますよ。
コロちゃんは、ちょっと過去の「年間出生数の推移」を調べてみましたよ。
◎「年間出生数」(1000人以下切り捨て)
①「2019年:86.5万人」
②「2020年:84.0万人」(コロナ禍)
③「2021年:81.1万人」
④「2022年:77.0万人」
⑤「2023年:72.7万人」(コロナ5類移行)
⑥「2024年:68.6万人」
⑦「2025年上半期:33.9万人」(今回発表)
うーむ、上記の「出生数の推移」を見ると、コロナ禍の前の「①2019年:86.5万人」から、その後も回復は全くしていませんね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
いわゆる「コロナ禍のリベンジ出生は無かった」ようですね。
そして昨年の「⑥2024年:68.6万人」は、いよいよ「70万人割れ」となっています。
今回の「⑦2025年上半期:33.9万人」は、2倍しても「67.8万人」ですから、今年も「⑥2024年:68.6万人」の前年以下となる可能性が強いとコロちゃんは思いましたよ。
コロちゃんが、この記事を読んで感じたのは「出生数予測」との乖離です。
「政府」は、「年金財政検証」に「国立社会保障・人口問題研究所」の「日本の将来推計人口」の将来予測を使っています。
もしこの「日本の将来推計人口」の予測よりも「出生数」が下振れするようだと、将来の「日本の年金設計」の予測の全部が違ってきてしまいますよ。
次にちょっと詳しく見てみましょうね。

2.「出生低位の推計を更に下回りそうだよ」
コロちゃんが気になったというのは、「国立社会保障・人口問題研究所」が5年ごとに調べている「日本の将来人口推計」の出生数予測です。
この「日本の将来推計人口」は、5年に1度発表されています。最新の発表は「2023年5月」です。
この「日本の将来人口推計:2023年発表」から、コロちゃんが気になったという「出生高位・中位・低位予測」を下に書き出しますね。
◎「出生中位・高位・低位推計」
〇「2025年の推計値」
①「出生高位:87.6万人」
②「出生中位:77.4万人」
③「出生低位:68.1万人」
●「2025年上半期」
・「33.9万人×2=67.8万人(1年間の出生推測数)」
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp2023_gaiyou.pdf
(出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口(令和5年推計)結果の概要より:9月2日利用)
ふーむ、上記を見ると、今年「2025年の出生数」は、このままいくと「日本の将来推計人口」の推計の「2025年の推計値③出生低位:68.1万人」を下回る可能性が出てきましたよ。
( ̄へ ̄|||) フーム
つまり「国立社会保障・人口問題研究所の将来推計」は甘かったとなりそうですよね。
この「出生数の甘い推計」って、将来の「日本の成長率」にも響くのですよね。何しろ「出生数」が減れば、「経済成長」に不可欠な「労働力の量」も減ることとなりますからね。
コロちゃんは、他にも「甘い将来推計」を見つけましたよ。次にそれを書いてみましょうね。

3.「日本の外国人人口が10%以上になるのが早まりそうだよ」
コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「外国人比率10%『早まる可能性』」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、「外国人問題」についても興味がありますから、この記事をジックリ読んでみましたよ。
そうしましたら、これは「鈴木法務大臣」の「私的勉強会」が、「外国人の受入れの基本的な在り方の検討のための論点整理」と言う文書を発表したというものでした。
なんやこれは? なんで「私的勉強会」なんてやっているの? そんなの「自分の家」でやれよ。
(。・_・?)ナニ?
「私的勉強会」って言ってもこの「発表文」は、「出入国在留管理庁」で発表していますよ。
なんかコロちゃんは、「外国人受け入れ」を堂々と発表出来ない雰囲気が「政府」にあるんじゃないかと思いながら、この文書を読んでみましたよ。
そうしましたら、以下のような内容が強調されていましたよ。
◎「論点整理で書いてあったこと」
①「2024年の(日本人の)出生数は68万人台、従来68万人台となる時期は2039年とされていた。15年早まった」
②「在留外国人数の増加は加速。2010年代は年間数万人。コロナ禍(2020年)以降は毎年30万人越え、2024年は35万人越え」
③「日本の将来推計人口(令和5年推計))によれば、2070年には日本の総人口における外国人の比率が10.8%になると試算」
④「在留外国人数の推移は、上記試算のベースになったものよりも大幅に増加傾向、出生率は低下傾向が進んでいる・・・外国人の比率が10%台に到達する時期は2070年よりも早まる可能性」
うーん、上記を読むと「日本人の少子化の進行」と「外国人の流入の進行」は、どちらも「想定を上回って」進んでいるというのですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
もちろん「日本人の出生数は下振れ」しており、その逆に「外国人の流入は上振れ」と「想定を上回っている」のですよ。
その上で、「外国人との真の共生を実現」して「活力ある日本社会の実現」のために、「外国人の受入れの基本的な在り方について必要な検討」を行なおうと書いていますよ。
記事では「国立社会保障・人口問題研究所」の「2070年の日本の姿」を、以下のように書いています。
◎「2070年の日本」
①「総人口 :8700万人」
②「外国人数 :939万人」
③「外国人比率:10.8%」
へー、現在の「外国人比率は約2.82%」と言われていますから、4倍以上に増えるとなりますよ。
( ¯ㅿ¯)へー
これらの「外国人比率の拡大」は、将来の日本社会に摩擦を生むでしょうね。何とも不安になりますよね。
コロちゃんは、この「対策」を「法務大臣の私的勉強会」なんておかしな看板でなく、正式な「政府の対策」として進めて欲しいと思いましたよ。
なお、上記の「出入国管理庁」の「外国人の受入れの基本的な在り方の検討のための論点整理(令和7年8月法務大臣勉強会)」の資料をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

4.「出生率の予測が甘いんだよ」
いつもならば、冒頭の「出生数最小」のことや、上記の「外国人労働者の増加」についての考察をするのですが、今日はこの2つの「甘い将来予測」について書きますね。
コロちゃんは、普段から「政府や政府機関」の「将来予測はいつも甘い」と見ていました。
まずは「5年に1度」行なわれている「年金財政検証」です。ここでは「合計特殊出生率」を「高位・中位・低位」と3つのパターンで推計していました。
下記の表をご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「内閣府 年金財政検証の諸前提 合計特殊出生率」より
https://www.mhlw.go.jp/content/001270476.pdf
出典:内閣府 令和6(2024)年財政検証結果の概要より:9月2日利用)
上記の表は、「内閣府」が発表した「年金財政検証」の前提とした「合計特殊出生率」の3つのシナリオです。下に書き出しますね。
◎「年金財政検証の前提の3つのシナリオ(合計特殊出生率)」
①「2020年:実績:1.33」
②「2070年」
・「高位:1.64」
・「中位:1.36」
・「低位:1.13」
あー、これは「(2020年から)50年後の2070年の合計特殊出生率の予測」ですけど、「2020年の1.33」よりも「高位1.64、中位1.36」と上がると予測しているんですね。
( ¯ O¯)アー
ちょっと、いくらなんでも無理じゃないかなー。
ヾノ・∀・`)ムリムリ
「合計特殊出生率」は、毎年6月ごろの発表となっていますから、最新の数値は「2024年の1.15」ですよ。
だから、上記の「2020年1.33」よりも「2024年は1.15」と更に下がっているのですよ。
この「1.15(2024年)」と言う数値は、上記の「年金財政検証の前提」では、「①中位の1.36」を大きく下回っており、「③低位の1.13」をかろうじて上回った数値です。
この様子では「2070年」に、現在よりも高い「高位:1.64・中位:1.36」はまず無理だろうとも思いましたよ。
コロちゃんは、冒頭での今年の「1月~6月の出生数」を見ても、今年の2025年の「合計特殊出生率」は「2024年の1.15」を更に下回る可能性が高いと思いましたよ。
この「年金財政検証」では、将来の「年金額の推定」に「国立社会問題・人口研究所」の「日本の将来推定人口」の「出生率:中位」を使って計算しているのです。
それが「甘い推定」となると「将来の年金額も下振れ」しますし、「年金制度の安定性も揺らぐ」のではないかとコロちゃんは懸念しますよ。

5.「在留外国人は予測以上に増えているよ」
上記で「鈴木法務大臣」の「私的勉強会」が、「在留外国人の比率が10%台に到達する時期は2070年よりも早まる可能性」があると発表していました。
この「2070年の外国人比率が10.8%※」と言う将来推計は、「国立人口問題研究・研修機構」の「日本の将来推計人口(2023年)」の推計なんですよね。
(※2070年:総人口8700万人:外国人数939万人:比率10.8%)
この「総人口10%」越えが、「2070年よりも早まりそうだ」と言うのが、今回の「鈴木法務大臣の私的勉強会」で発表されたというわけです。
だけど、これって「日本の将来人口推計(2023年)」の予測が甘かったと言えますよね。コロちゃんは、ちょっと「日本の将来人口推計(2023年)」を読んでみましたよ。
そうしましたら「日本の将来人口推計(2023年)」では、「2022年~2040年」の「長期の外国人入国超過数」を年間「16万3791人」と推計しているのですよね。
しかし、足もとの「在留外国人数」と「は以下となっています。
◎「在留外国人増加数」
①「2022年:31.4万人増」
②「2023年:33.5万人増」
③「2024年:35.8万人増」
●「2024年:376.8万人」(在留外国人総数)
(出典:出入国在留管理庁)
おー、上記を見ると「日本の将来人口推計」の「年間16.3万人増」よりだいぶ「上振れ」していますね。
(o゚Д゚)オー
大分上振れと言うよりは、2倍以上に増えていますよ。
直近の「③2024年:35.8万人増」などは、「年間16.3万人増」よりも「19.5万人増」ですし、どうやら「年々人数が増えて来ている」ようですから「将来推計」が当たらないもの無理はないですよね。
コロちゃんは、「外国人労働者が増えること」には賛成しているのですが、その理由の一つを次に書いてみますね。

6.「外国人が増えれば労働力も増えるよ」
そして、今日見てきたのはもう1つ「在留外国人数の増加」ですね。こちらは「少子化」とは逆に「日本の労働人口」を増やしてくれますよね。
コロちゃんは、「外国人の流入は日本の経済成長に寄与してくれる」のではないかと期待をしているのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「内閣府 潜在成長率の内訳」より
https://www5.cao.go.jp/keizai2/keizai-syakai/shisan/r7chuuchouki1.pdf
出典:内閣府 中長期の経済財政に関する試算より:9月2日利用
上記のグラフは、「内閣府」が発表している「2024~2033年の潜在成長率の3つのシナリオ」です。
「内閣府」は、今後10年間の「経済成長」について、上記の「3つのシナリオ」を想定しているのです。
果たして、この「3つのシナリオ」のどれが「実現する」ことになるのでしょうか? 興味が湧きますよね。
この「潜在成長率」とは、「GDP成長率(需要側)」の「供給側」のデータです。その内容は、下記の3つで構成されます。
◎「潜在成長率の構造」
①「労働投入量」
②「資本投入量」
③「TFPの寄与度」(イノベーション)
それでは「将来の3つのシナリオ」を、下に書き出しますね。全部を書き出すと「煩雑」になりますので、興味がある「労働投入量」と「潜在成長率」のみを書き出します。
◎「2024~2033年の潜在成長率の将来シナリオ」
①「過去投影コース」
●「2024~2028年」
・「労働投入量 :-0.1%」
・「潜在成長率 :+0.7%」
●「2029~2033年」
・「労働投入量 :-0.2%」
・「潜在成長率 :+0.5%」
②「成長以降コース」
●「2024~2028年」
・「労働投入量 :-0.1%」
・「潜在成長率 :+1.2%」
●「2029~2033年」
・「労働投入量 :-0.1%」
・「潜在成長率 :+1.5%」
③「高成長実現コース」
●「2024~2028年」
・「労働投入量 :-0.1%」
・「潜在成長率 :+1.3%」
●「2029~2033年」
・「労働投入量 :-0.1%」
・「潜在成長率 :+1.9%」
https://www5.cao.go.jp/keizai2/keizai-syakai/shisan/r7chuuchouki1.pdf
(出典:内閣府 中長期の経済財政に関する試算より:9月2日利用)
うーむ、「現在の政府」は今後の約10年間の「経済成長率」は、「①過去投影コースで+0.5~+0.7%」と見ているんですね。
(´ヘ`;)ウーム…
そして「ベストシナリオ」の「③高成長コースでも+「1.3%~+1・9%」と「2%以下」の成長しかできないとは結構シビアですよ。
将来の日本は、どんなに楽観的に見ても「2%以下の成長」しかできないと言うのですからね。
しかしコロちゃんが注目したのは、上記の「①~③」の全てのコースで「労働投入量をマイナス0.1%」としていることです。
これを見た時に、ひょっとしたら「外国人労働者」が多数日本に来てくれれば「労働投入量が増えること」になりはしないかなと、コロちゃんは期待をしたのですよ。
まあこんなことは、「素人のおじいちゃん」の他愛もない感想なのですが、「政府の在留外国人の増加」についての「予測」は外れっぱなしですよ。
こちらの予測は、毎回「外国人流入が少ない」方向に下振れしているのですよ。これって「日本は移民は受け入れない」との主張が、一部の政治家にあるからでしょうね。
コロちゃんは、もう「日本は外国人労働者無し」では「社会が成り立たない」と思っていますよ。
だから、アメリカやヨーロッパのような「移民問題」で「社会が不安定化」しないように、今からでも「入国する外国人労働者への教育制度」を完備するべきだと思っていますよ。
この話は、また別の機会に書きたいと思いますよ。

7.「楽観バイアスはもう止めた方が良いと思います」
さて今日は「2025年上半期に出生数が最小だった」ことと、「日本の外国人人口が10%以上になるのが早まりそうだ」という報道から、「政府の将来予測が甘すぎること」を書いてみました。
コロちゃんは、「楽観バイアス」と言う言葉が頭に浮かびましたよ。
この「楽観バイアス」とは、「根拠が不十分なにもかかわらず、自分には良い結果が起こり、悪い結果は起こらないだろうと過大に期待する心理的な傾向のこと」です。
「少子化はこれ以上進まないだろう」とか、「外国人は将来はそんなに増えないだろう」とかの考えは、もう「事実」を認めない「楽観バイアス」だとコロちゃんは考えていますよ。
もう1つ「日本」には「言霊信仰」と言うのもありましたよね。
こちらは「言葉そのものに霊的な力が宿っており、その言葉を口にすると実現してしまう」との信仰のことですよね。
この「言霊信仰」は、「日本古来」からあるとされていますが、今でも「結婚式の忌み言葉」とかが残っていますよね。
まさか「政府のお役人の方たち」が、「少子化を認めると実現してしまうから将来予測は多めに」とかはないと思いますけれど、毎回「予測が下振れ」すると勘ぐってしまいますよ。
いずれにしろ「2024年の年金財政検証」は、次回の「2029年の検証」で大幅に修正せざるを得なくなったと思われますよ。
また「予測」を上回る「外国人流入数の増加」は、本格的な「受け入れ態勢の整備」を国の主導で進めなければ「社会不安・混乱」がより拡大すると思われますよ。
コロちゃんは、「人事を尽くして天命を待つ※」と言う言葉が好きですよ。何もしないで、いきなり困難に突き当たり「こんなはずではなかった」と言うのが一番キライですよ。
(※人事を尽くして天命を待つ:中国の儒学者・胡寅の「読史管見」より)

8.「コロちゃんと子どもが生まれた日々」
今日は「出生率最小・外国人比率10%の政府の予測は外れっぱなしだよ」をテーマに、「少子化問題と外国人問題」の政府予測を中心に考察してみました。
最後の「コロちゃん話」ですが、「少子化関連」で「コロちゃんの子育て」を書いてみますね。
コロちゃんと妻が結婚したのは、1970年代前半のことでした。
それまでは「6畳一間のアパートに住んでいた妻」と、同じく「6畳一間のアパートに住んでいたコロちゃん」が、「10畳+2畳の板の間のアパート」に引っ越して一緒に暮らし始めました。
この後も2回ほど「転居」しましたが、2人とも「活発な活動と友人たちとの交友」を続けていましたから、まだまだ子どもを持とうとは考えていませんでした。
コロちゃんも妻も、それぞれが「会社での交友」と「友人たちとの交友」を独身時代と同じように続けていたのです。実に「充実した時間」が続きましたね。
そのような生活が「10年」ほど続いた後には、2人の周りの友人たちは「子ども」を持ち家庭に入っていきましたね。
そんな中でコロちゃんと妻も「そろそろ子どもを持とうか?」との機運が自然に高まってきました。時代はもう「1980年代」に入っていましたね。
最初の子どもが産まれたのは、コロちゃんが30歳になったばかりの時ですよ。この日は「夏の暑い日」でしたね。
コロちゃんが「赤ちゃんが生まれた」との連絡を受けて「産院」に行くと、もう「ガラス越しの新生児室」にコロちゃんの長男が寝ていました。
コロちゃんは、嬉しかったですよ。この日に「看護師さんたちに大きなスイカの差し入れ」を持って行きましたよ。喜びのお裾分けのつもりでしたね。
当時コロちゃんが住んでいたのは、東京都からほど近い「埼玉県の県境の町」でした。東京都と埼玉県の境には荒川が流れていました。
コロちゃんの長男が生まれたその日は、ちょうどこの「荒川で夏の花火大会」が開催されていたのです。
コロちゃんは、「産院」で生まれたばかりの「長男」との対面を終えた後の帰り道に、道路の向こうの夜空いっぱいに広がった「花火」を見ましたよ。
次々に上がる「花火」をみて、コロちゃんは「長男の誕生を世の中の全ての人たちが祝福している」ように感じて嬉しくなりましたよ。
可笑しいでしょう、この日のコロちゃんはそのぐらいに「舞い上がっていた」のですよ。
1週間ほどして「妻と赤ちゃん」は退院してきました。
今ハッキリ憶えていることは、この「赤ちゃん」の夜中の「おむつの交換」はコロちゃんの役目だったことですよね。
コロちゃんの「長男は布のおむつ」でしたよ。それが2年後の「次男は紙おむつ」になっていましたから、ちょうど「時代の変わり目」だったのでしょうね。
この当時に、コロちゃんは深夜の12時過ぎにオシッコに起きる習慣がありました。
いつもその時に「長男のおむつ」に右手の人差し指を入れて、濡れていると新しい「布おむつ」に交換していたことを思い出しますね。
妻はこの「布おむつの洗濯」で「手が荒れて仕方がない」といつもこぼしていましたね。「布のおむつ」は洗濯機に入れる前に「水ですすぐ」ものでしたから「手が荒れる」のですよ。
その後の「次男の時」には「紙おむつ」に変りましたから、「手が荒れる」ことも無くなりましたね。これも「昭和の時代の一コマ」でしたよ。
そんな「子どもたち」も、今では立派な「パパさん」となっているのですから、「時の流れ」は速いものだとコロちゃんは痛感しますよ。
今日の「コロちゃん話」は、「子どもが産まれた日々」を思い出しながらご紹介してみました。当時の雰囲気が少しでも感じられれば、コロちゃんは嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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