おはようございます。今日のコロちゃんは、「どうしようかなー?」と迷っています。
一体何を迷っているかと言うと、今日は本来「ジム」へ行って「エアロバイクとウォーキングマシン」で運動を予定している日なんですよ。
ところがコロちゃんは、3日前から「足の痛み」が出ているのです。悩みますよね。
「痛い所」は、右足の内側の「くるぶし」のやや下の筋肉ですね。「くるぶし」は足首のところにある出っ張った骨で、足首の内側と外側の両方があります。
コロちゃんが痛いのは「内側のくるぶし」の下ですね。だけど、なぜ痛むのか「原因」に心当たりがないのですよ。
ただこれは「そんなに強い痛み」ではないのですよ。歩けないほどではないけど、歩くとやや気になる程度の「痛み」なんですよ。「整形外科」の診察を受けなければならないとは思っていません。
恐らくこの「痛みの理由」は、「日曜日の太極拳」か、それとも「散歩中に捻った」かだろうと想像していますよ。
うーむ、「ジム」をさぼるのはイヤだけど、もっと「足が痛む」のもイヤだなー。
( ̄へ ̄|||) ウーン
まあ「1日ぐらいならいいかな?」←(さぼる時のセリフ)
こんなことを考えている今日のコロちゃんでしたよ。
さて「さぼりマンのコロちゃん」が、今日は「社長さん、自社株するなら賃上げしろよ!」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「自社株買いが増えているよと、自社株買いの株主利益の3割は、外国人へいくよ」
☆「巨額の自社株買いの会社を見るよと、株式配当の3割も、外国人へいくよ」
☆「賃上げと設備投資を増やせと、もうしょうがないよね、法人税を増税しましょうか」
☆「こんな国ではなかったはずだよねと、コロちゃんと消費税」

1.「自社株買いが過去最高に増えているよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「財務適正化へ『死蔵金』崩す」との見出しが目に入りました。
この記事は「日経新聞」の「投資紙面の記事」ですから、本来ならば「投資なんかに興味がないコロちゃん」とは関係がない記事なのですよ。
この記事の「小見出し」を見ても「上場企業の現預金 6年ぶりで減少」と書いていますから、記事の内容は「上場企業が保有する現預金が6年ぶりに減少に転じた」というどうでも良い内容でした。
しかしコロちゃんが注目したのは「(上場企業の)現預金の減少をもたらしたの大きな要因が自社株買いだ」との点でした。
この「企業の自社株買い」って、「市場に流通している自社の株式数の減少」になりますから「株高要因」となるのですよね。
だから「自社株買い」は「企業から株主へのプレゼント」となるのですよ。
記事では「(自社株買いの)24年度の設定枠は18兆円と前の年度の2倍弱に膨らんだ」と報じています。
そして「25年度に入り、自社株買いの勢いは鈍るどころか加速した」として、「三菱商事が1兆円、日立製作所が8000億円と過去最大の自社株買いを発表」とも報じていますよ。
さらに「野村証券の予測」として、以下を書いていますよ。
「25年度の自社株買いは約20兆円と、24年度を上回ると予想する。配当総額の予想(25兆円)に迫る水準だ」
へー、「自社株買いが20兆円」で、「配当総額も25兆円」もあるんだ? 知らんかったなー。
( ¯ㅿ¯)へー
後でこの「配当総額」についても調べてみましょうね。
コロちゃんは、この記事を読んで「この日本企業の自社株買い」は、果たして「日本国民のためになるのか?」と素朴な疑問を持ちましたよ。
次に、この「コロちゃんの素朴な疑問」を書いてみますね。
なお、この「日経新聞」の「財務適正化へ『死蔵金』崩す」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「自社株買いの株主利益の3割は、外国人へいくよ」
コロちゃんが、上記の「日本企業の自社株買い」に疑問をもったのは、この「自社株買い」は「日本国民の利益となるのか?」と感じたからです。
まず「自社株買い」とは、「市場に流通している自社の株式数の減少」になりますから「株高要因」となります。「株式の需給」が引き締まりますからね。
だから「自社株買い」とは、「企業の経営者から株主へのプレゼント」となるのです。
しかし「日本の上場企業の株式の32.4%※」は「外国人」が保有しているのです。
(※日経新聞 7月23日記事 外国人持ち株比率最高に アクティビストが食指、銘柄選別も進む:より)
と言うことは、この「自社株買い」によって「企業経営者から株主へ渡るプレゼント」の3割以上は「外国人投資家」へ渡るわけですよね。
コロちゃんは、「企業の儲けを外国人」に贈るぐらいならば、「日本人の社員の賃上げに使え」と言いたいですよ。
ここでコロちゃんは、「企業の過去の自社株買いの金額」がどのように推移しているのかを調べてみましたよ。
下記はネットでの「自社株買い金額」を調べた結果ですよ。信頼性は低いかもしれませんけど参考にはなると思いますね。下記をご覧ください。
◎「日本企業の自社株買い金額」
①「2002年:2.1兆円」
②「2003年:1.8兆円」
③「2004年:1.7兆円」
④「2005年:2.0兆円」
⑤「2017年: 4兆円強」
➅「2018年: 6兆円強」
⑦「2019年:8兆円程度」
⑧「2020年:5兆円程度」(コロナ禍)
⑨「2021年:8兆円程度」
⑩「2022年: 9兆円超」
⑪「2023年: 10兆円超」
⑫「2024年: 17兆円超」※
(※冒頭の記事での野村證券の予測では24年度20兆円)
あー、大分増えていますね。こりゃ「賃上げ」と比べると、比べるのが恥ずかしいぐらいに大盤振る舞いしていますよ。
( ̄Д ̄*)アー
上記を、ざっくりまとめると以下でしたよ。
◎「日本企業の自社株買い」
①「2000年代前半 :2兆円規模」
②「2017~2020年 :4~8兆円」
③「2021年以降:毎年最高額を更新中」
④「2024年度:20兆円」(野村証券予測)
ふーむ、「日本の企業」は儲かってはいるんですよね。ただその「儲けたお金の使い道」が間違っていますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム
ここから「3割が外国人」へ流れることを思うと、コロちゃんは「日本の社長さん」は「自社株買い」よりも、「日本人の社員」の「賃上げ」に使えよと思いましたよ。

3.「巨額の自社株買いの会社を見るよ」
コロちゃんは、冒頭の「新聞記事」から「企業の自社株買い」が過去最高になっていることを知りました。
その後に「日経新聞電子版」の同じ記事も目を通したのですが、こちらには「紙の新聞」では記載されていなかった「巨額の自社株買いを行なった企業名」がズラーっと記載されていました。
下記でしたよ。その内から「上位3位」を書き出しますね。
ただ「書き写すだけ」ではつまりませんから、これらの企業の「外国人株式保有比率」も調べて書きましたよ。
◎「自社株買いベスト3」
①「トヨタ自動車」
・「自社株買い金額 : 1.2兆円」
・「外国人株式保有率 : 25.0%」
②「ホンダ」
・「自社株買い金額 : 1.1兆円」
・「外国人株式保有率: 31.5%」
③「三菱商事」
・「自社株買い金額 : 1兆円」
・「外国人株式保有率: 31.3%」
あー、もったいない。
( ̄Д ̄*)アー
コロちゃんって「小物」ですよね。つい「本音」が漏れちゃいましたよ。
コロちゃんは「素人のおじいちゃん」ですから、この「1兆円規模の自社株買い」がどのくらい「株価を上げるか」は分かりませんよ。
だけど「自社株買いによる株主利益の30%以上」が、「外国人の手」に流れていることは分かりますよ。
これを「日本」のために使えば、どれだけ「国益」になるかと思うと、「愛国心が強いコロちゃん」としては「切歯扼腕」するばかりですよ。
(`Д´)⋮クヤシイ!
ただコロちゃんは思うのですけれど、「日本の会社」って「日本人のためにある」んじゃないでしょうか。
それが「いくら儲かっても」、その内の3割以上が「外国に流れる」んじゃ、ちっとも「日本人のため」になっていないじゃないですか?
コロちゃんは釈然としませんよ。どっか変ですよ。

4.「株式配当の3割も、外国人へいくよ」
「日本企業」は、上記した「自社株買い」以外にも「株式配当」を行なっています。この「株式配当」も「3割以上が外国人」に流れているのですよね。
さて「日本企業」は、毎年「株主」にどのくらいの金額の配当を行なっているのでしょうか、下記をご覧ください。
◎「配当金の推移」(1000億円以下切り捨て:カッコ内は前年比)
①「2019年:24.3兆円」
②「2020年:26.2兆円」(1.9兆円増)
③「2021年:29.8兆円」(3.6兆円増)
④「2022年:32.5兆円」(2.7兆円増)
⑤「2023年:35.7兆円」(3.2兆円増)
⑥「2024年:40.0兆円」(4.3兆円増)
https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/r6.pdf
(出典:財務省 年次別法人企業統計調査(令和6年度)結果の概要より)
おー、こちらも増えていますね。
(o゚Д゚)オー
「①2019年の24.3兆円」から「⑥2024年:40.0兆円」では、15兆円以上も増えていますよ。これらの3割以上は、そのまま「外国人投資家」へと流れていきます。
だから「⑥2024年:40.0兆円」では、「13兆円規模」が外国人の手に入っていますよ。
また「念のため」に言っておきますが、「外国人に3割以上」となると「残りの7割弱」は「日本人投資家」の懐に入ることになりますよね。
しかし「日本人の株式保有率」は「14.1%※」しか居ません。これを受け取っているのは「国民のごく一部」です
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/data/files/y2024/2024houkokusho5.pdf
(※出典:日本証券業協会:2024年度 証券投資に関する全国調査より)
これらの「14.1%」の方々のほとんどは「日本の富裕層」の方たちでしょう。この方たちに「配当」とい形でお金を配っても「消費増」には結びつきませんよね。ただ再投資されるだけでしょう。
むしろ、これでは「日本の格差」は広がるばかりだと思われますよ。

5.「賃上げと設備投資を増やせ」
上記のように「日本社長さん」が「自社株買いと配当金を増やしていること」を見てきました。
ここでコロちゃんの考え方を書きますね。コロちゃんは「日本の社長さん」は、お金の使い道を誤っていると考えているのですよ。
それでは「自社株買い・配当金」ではなくて、どこに「お金を使うべき」なのか?
コロちゃんの主張は「賃上げと設備投資」の2つですよ。次に書いてみますね。

①「企業の総人件費は1%しか増えていないよ」
コロちゃんが調べたところによると、「資本金10億円以上の大企業」の「総人件費」は以下でした。
◎「資本金10億円以上の業の総人件費」
①「2023年:55.0兆円」
②「2024年:55.6兆円」
(前年比1%増)
ほらほら、「全体の数字の総人件費」を見ると、たった「1%の増加」ですよ。とても「春闘の5%以上賃上げ」とはなっていないのですよ。
(  ̄O ̄)ホラホラ
この「わずか1%の総人件費の増加」の理由は、どうやら「人員増加を抑制した」様でしたね。
だけど、理由はともかく、コロちゃんは「日本の社長さん」は、この「人件費」をもっと増やすべきだと思っていますよ。

②「経済産業省も設備投資をやれって言っているよ」
もう1つ「増やすべき」なのは「設備投資」ですよ。
それでは「民間企業の設備投資額の推移」から見てみましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「内閣府 民間企業設備投資の推移」より
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai31/shiryou1.pdf
出典:内閣府 新しい資本主義実現本部 基礎資料より:9月4日利用
上記のグラフは、「内閣府」が発表した1980~2023年度の「民間企業の設備投資の推移」です。下に書き出しますね。
「民間企業の設備投資の推移」(1000億円以下切り捨て)
①「1990年度:102兆円」
②「2000年度: 88兆円」
③「2005年度: 87兆円」
④「2010年度: 72兆円」
⑤「2015年度: 87兆円」
⑥「2020年度: 85兆円」
⑦「2023年度:101兆円」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai31/shiryou1.pdf
(出典:内閣府 新しい資本主義実現本部 基礎資料より:6月13日利用)
うーむ、上記を見ると「緩やかなUの字」ですね。ほぼ横ばいで全然増えていませんよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
上記を見るとハッキリわかりますが、「日本」は「投資が行なわれない」から「経済成長も出来ない」のですよ。
「日本企業」は、冒頭から見てきたように「自社株買い」や「配当」にはお金をふんだんに使っているのですから、お金がないわけじゃないのですよね。
しかし、どういう訳か「賃上げと設備投資」には、ちっとも「お金を使おうとしない」のですよ。
この「企業の設備投資」ですが、先日「経済産業省」は「2040年の産業構造ビジョン」を発表しています。
その中で、以下の目標を発表していますよ。
◎「2040年の産業構造ビジョン:設備投資額」
①「2027年度:115兆円」(官民目標)
②「2030年度:135兆円」(官民目標)
③「2040年度:200兆円」(官民目標)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf
(出典:経済産業省 経済産業政策新機軸部会 第4次中間整理(案)参考資料集~ 成長投資が導く2040年の産業構造より)
上記で見てきたように、現在の「設備投資額は100兆円ほど」です。これを「経済産業省」は「2040年には2倍の200兆円にしよう」と言うのです。
非常に意欲的な「目標」なのですが、「日本の社長さん」はちっとも「賃金と設備投資」にはお金を使おうとしていませんよ。
「ホント困ったもんだ」とコロちゃんは考えていますよ。たぶん「経済産業省」のお役人さんたちも同じ思いだと同情しますよ。

6.「もうしょうがないよね、法人税を増税しましょうか」
さて、ここまで「日本の社長さん」が「儲かったお金」を、「自社株買い」と「企業配当」にはふんだんに使っているのに、「賃金」と「設備投資」にはちっとも使おうとしないことを見てきました。
コロちゃんが知る限りでは、「政府」も「新聞」も「賃上げはすべきだよ」と言っていますし、「経済産業省」も「設備投資をしてくれよ」と繰り返し訴えています。
しかし、後から「統計数字」を見てみると「日本の社長さん」は言うことを聞こうしません。こうなると「打つ手」が無いとなるのでしょうか?
そんなことはないですよね。「お国」には「法人税増税」と言う手段が残されています。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「財務省 法人税収の推移」より
https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/6ebpm2kai1.pdf
出典:財務省 説明資料 近年の法人税改革の振り返りより:9月4日利用
上記は、「財務省」が発表している「1979年~2024」までの「法人税率の推移」です。
現在の「法人税率は23.2%」ですが、ずっと昔から変わらなかったわけではありません。上記のグラフの内容を下に書き出しますね。
◎「法人税率の推移」
①「1979年:40.0%」
②「1981年:42、0%」(最大)
③「1984年:43.3%」
④「1987年:42、0%」
⑤「1989年:40.0%」
⑥「1990年:37.5%」
⑦「1998年:34.5%」
⑧「1999年:30.0%」
⑨「2012年:25.5%」
⑩「2015年:23.9%」
⑪「2016年:23.4%」
⑫「2018年:23.2%」(最低)
(~現在まで23.2%)
https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/6ebpm2kai1.pdf
(出典:財務省 説明資料 近年の法人税改革の振り返りより:9月4日利用)
ふーん、けっこうコロコロ変わっているんですね。
( ̄へ ̄|||) フーン
最大税率だったのは「②1981年の42.0%」ですね。この時代は「一億総中流社会」のいい時代でしたね。
それが「23%台」まで下がったのは「⑩2015年の23.9%」からです。ちょうど「アベノミクス」の時代ですね。
その後は「⑫2018年の23.2%」が現在まで続いています。
この「法人税率の低下の理由」は、コロちゃんがかつての新聞で読んだ知識では「高い法人税だと企業が海外に逃げてしまう」でしたよ。
だけどコロちゃんは、今日のブログを書いていて思いましたよ。
いくら「法人税」を下げても、「国内投資もしない」で「賃金も増やさない企業」なんかは、「どんどん海外へ出て行ってください」ってね。
どうせ「日本国内」に居ても、「自社株買い」と「配当」の果実の3割は海外へ送っているのですから、そんな「非国民の企業」は「日本にいない方が良い」とコロちゃんは思いましたよ。
それに上記を見ると、「法人税の変更」はここ40年間(1980~2025年)で12回も変更されてきているのですから、明日にでも「法人税アップ」をしてもかまいませんよね。
もうこうなったら「法人税」を思いきって「大幅アップ」しましょうね。
そして「国」が「企業」に代わって「国民への賃金補填」と「設備投資を代行」しましょうよ。
コロちゃんは、もう「お国」は、「企業には賃上げと設備投資の要請」をするのではなく、「賃上げと設備投資をしない企業は日本から出て行け」と言った方がスッキリすると思いましたよ。

7.「こんな国ではなかったはずだよね」
コロちゃんは、もう「70代になったおじいちゃん」ですから1970~1980年代の時代はリアルタイムに見てきています。
その頃を振り返って考えてみると、過去の「日本企業」には、「自社株買いと高額配当に固執して、賃金と設備投資を怠る経営者」はいなかったように思うのですよ。
まず「自社株買い」は、「1970年代の日本」では「資本維持の原則に反する」として禁止されていました。
この「資本維持の原則」とは、「株主が会社に払い込んだ資本の額に相当する会社財産が会社の運営中にも維持されるべきであるという原則」です。
これは「旧商法」では厳格に適用されていましたが、現行の「会社法」では「適用」がゆるゆるになっているようですね。
それと当時は「高額配当」をするよりも、「企業経営者は会社を成長させるのが使命」との価値観があったように思えますね。
その「会社を成長させるため」には「社員の高い士気」が必要とされて、「利益を最大化して社員の取り分を増やすこと」は経営者の目指すところだったのですよ。
そのような価値観が1970~1980年代には、「社員が幸せになれば、会社も大きくなって、国も栄える」という結果をもたらしていました。
それが今では、「会社は株主のモノ」となって「社員は出来るだけ安く使う」と堕してしまっています。
コロちゃんはこの変化は、1990年代から2000年代にかけて少しずつ変わって来たように感じていますよ。
現在のような「会社と経営者のあり方」は、短期的には「株主の利益」となるかも知れませんが、「長期的には、「社員・会社・国が亡ぶ道」へと続くのではないかとコロちゃんは心配しますよ。
かつての「日本はこんな国ではなかった」と言う思いが沸き起こりますよ。コロちゃんは、今日書いた「現在の日本の企業のあり方」は「どっか間違っている」と思っていますよ。

8.「コロちゃんと消費税」
さて今日は、「社長さん、自社株買いするなら賃上げしろよ!」がテーマでしたが、ちょっと感情的になってしまいましたね。
最後の「コロちゃん話」は・・・、うーむコロちゃんは「株式」なんて縁がないですからね。そんな話はどこを振っても出てこないですし、どうしようかなー?
( ̄へ ̄|||) ウーム
そうだ! コロちゃんの「消費税の話」を書きましょう。
皆さん、現在では「10%の消費税」となっていますが、この「消費税」が日本で初めて導入されたのは「1989年4月1日(当初3%)」です。
実はコロちゃんが「住宅ローン」で家を購入しようとして、探し回っていたのはこの「消費税導入日」の直前だったのですよ。
時代は1980年代の終わりごろでしたよ。コロちゃんは当時30代で「妻と2人の就学前の2人の男の子」がいました。
今でも「子どもが小学校に入る前に住む家を購入する家族」は多いですよね。コロちゃんもご多聞に漏れず、同じ考え方で行動していたのですよ。
それで前年から「家探し」をしていたコロちゃんでしたが、翌年4月からの消費税導入を控えて、ちょっと焦りを抱えながら家々を見てまわっていましたよ。
もし「家の購入契約」が「4月1日以降」になれば、たちまち「消費税3%の対象」となってしまうのです。
ちなみに「消費税の対象」は、「建物部分の費用、不動産会社の仲介手数料・司法書士の報酬・住宅ローンの融資手数料や事務手数料」です。
「土地にかかる費用や住宅ローンの保証料、各種保険料や税金」には消費税はかかりません。
だけど「どんな項目」であろうが、「4月1日」以前と以後で「消費税」の分が余計にかかると思うと、絶対に3月中に「住宅購入をしたくなる」のは誰しもが同じでしょう。
コロちゃん夫婦は、当時そんな「切迫感」を持って「家探し」をしていたのですよ。ただ、同じ思いを持っている方も多かったと思われますから、競争率は高かったのかも知れませんね。
コロちゃんは、最終的に4ヶ所に候補地を選び出しました。以下でしたよ。
◎「コロちゃんが選び出した住宅の候補地」
①「駅からバスで20分の山の中」
②「駅からバスで10分の町の中」
③「②と同じだが敷地が奥まっている」
④「バスなしの農村地帯」
うーむ、それぞれ「1長1短」というよりは、みんな駅から遠いんだよねー。
(´ヘ`;)ウーム…
だけど、「駅の近く」は高くて手が出ないし、もっと東京に近いところだと「駅までの交通手段が自家用車しかない土地」になっちゃうんだよね。
そんなこんなを考慮すると、思い切って「②駅からバスで10分の町の中」で決めちゃうか?
(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!
ここなら「幼稚園」も近いし、「小学校」も歩いて10分で行けるから妥協するとしましょう。
一応「住宅地の中」にあるし、周囲の「田園地帯」や「丘陵地帯」は歩いても面白いかもしれないよね。
こんな感じでコロちゃんが決断して「書類にハンコ」を押したのは、「消費税が導入された1989年4月1日」から2週間ほど前の「3月18日」でしたよ。
今から振り返って見ると、「何としてでも消費税3%を払いたくない」との思いが詰まった「住宅購入の契約」でしたよ。
だけどね、コロちゃんは思うのですよ。「人間なんて誰かに背中を押してもらわない」と、「重大な決断」なんてそうそうできないものですって。
コロちゃんのような「凡人」は、ちょうど「消費税導入(3%)」が背中を押してくれたから、思い切った決断が出来たと言えますよ。
そう考えれば、今の「コロちゃんのリタイア生活」も「消費税導入(3%)」があったおかげと言えないこともないと思っていますよ。
感謝まではしていませんけどね。
(´罒`)ニヒヒ♡
今日の「コロちゃん話」は、気の小さなコロちゃんの「住宅購入と消費税(3%)の話」をご紹介してみましたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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