【生活考】「七五三」だって、早いもんだなぁ

生活
七五三線あり

お早うございます。ある土曜日の午後のことです。

コロちゃんが、居間でパソコンを開いてポチポチとブログ原稿をカキコキしていましたら、ポロンとLINEの着信音が鳴りました。

コロちゃんは、「おっ、誰かのメールが来たな」と、手近に置いてあったアイパッドを開いて見ると、「長男一家家長様」からのメールが着信していました。

by<br>長男一家家長様
by
長男一家家長様

コロちゃん

明日七五三の写真撮影がこっちであるんだけどこれる?

ハムスターがいるからワンコは置いて来てね。

コロちゃんは直ぐに「おー行く行く行くよ。よろしくね!」と返事を返しましたよ。そういえば「長男一家家長様」の長男の「たーくん(5歳)」は、もう七五三の年になっていたんだよね。

コロちゃんは、すっかり頭から抜け落ちていましたよ。

さて、明日の予定はどうだったかな?と「スケジュール表」に使っているカレンダーを見ても、真っ白と「毎日が日曜日」です。

だってコロちゃんは「年金リタイヤ生活」ですから、毎日入っている予定と言ったら、「ワンコの散歩」と「1日3回の食事」ぐらいしかないんですよ。

あとは月1回の「病院通い」が最重要な予定ですね。だから「日曜日」は特にヒマ!

さっそく、準備をして明日の「七五三」に備えることにしましたよ。

今日は、その「コロちゃんと七五三のたーくん(5歳)」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「七五三とは何か?と、七五三の写真撮影です」

☆「たーくん(5歳)は悪ガキなのか大物なのか?と、コロちゃんも七五三はしていたよ」

☆「世界にも子どもの成長を祝う行事はあるよと、コロちゃんと子どもの社会性」

1.「七五三とは何か?」

まず、明日朝早くお出掛けする「七五三」について、調べてみましょう。

「七五三」の由来としては、いろいろな説があるようですが「平安時代」に行なわれていた以下の3つの儀式が伝わったものとされています。

◎「平安時代の儀式」

➀「3歳:髪置き」

「男女ともに生後7日目に頭髪を剃り、3歳頃までは丸坊主で育てる」という風習があったとされています。しかし、今だったら雑菌が怖いですね。

また「頭に糸で作った綿白髪(わたしらが)を乗せて長寿を祈願した」ともありましたね。

だけど、こんな事やってたのは「平安貴族」だけじゃないのかな?

➁「5歳:袴着」

「袴着は着袴(ちゃっこ)とも言い、子どもが初めて袴をつける時に行う儀式で、碁盤の上で吉方を向いて行った」とありました。

ただこれも「平安時代の公家だけの風習」だったそうですよ。

そして「江戸時代頃には男児のみの儀式になり、年齢も5歳に定着した」とありました。

おそらく「江戸時代」にも、武家階級と裕福な商人だけの風習ではなかったかと思われますね。

③「7歳:帯解(おびとき)の儀」

「鎌倉時代」に「着物を着る際に使っていた付け紐をとり、帯を初めて締める成長の儀式」が行なわれて、これが室町時代に「帯解(おびとき)の儀」として制定されたとされています。

しかし、これらの儀式が「七五三の原型」として拡がっていったのは「江戸時代」で、庶民にまで拡がっていったのは「明治時代」で「大正時代」以降には現在のような形になったとされています。

「ウィキペディア:七五三」では、「江戸期には関東圏における地方習俗だった」と記載されていますね

うーむ、「平安貴族の儀式」だったのか、それとも「江戸期に関東圏の地方習俗」だったのか、どっちだったのでしょうね?
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんが、ポチポチ調べた限りでは「儀式」というよりは、「地方習俗」が全国に広がっていったように思えましたね。

この「儀式と習俗」はどこが違うかというと、下記のようになっています。

◎「儀式と習俗」

❶「儀式:一定の作法・形式で執り行われる行事:神事・祭事・慶弔など」

❷「習俗:集団が持つ伝統的な習わし:年中行事・冠婚葬祭など」

なんか書いていて、コロちゃんには違いが良くわかりませんでしたね。あんまりどっちも変わらないような。
σ( ̄^ ̄)はて?

ただ、何となく「儀式」の方が「習俗」よりも格が高いような雰囲気がありますね。

とにかく、上記のように「七五三」とは「日本で古くから行なわれて来た行事の様でした。

どっちでも良いですがコロちゃんは、「長男一家家長様」の「長男たーくん(5歳)の七五三のお祝い」に行ってくることにしましたよ。

2.「七五三の写真撮影です」

翌日の朝となりましたよ。

コロちゃんは、いつものようにワンコとの散歩を終えると、そそくさと朝食を済ませてから、今日投稿したブログ記事(日曜日:2話)の校正を済ませました。

コロちゃんのお出かけの雰囲気を察したワンコは、コロちゃんの周りをグルグル回っていましたが、今日は連れていけません。

お部屋のクーラーをつけっぱなしにしてから、コロちゃんは「留守番をしっかり頼んだぞ!」と言葉をかけて出発しました。

コロちゃんちから「長男一家宅」までは、車で1時間ちょっとの所にあります。

コロちゃんは、先日の「免許更新のための高齢者講習」での「高齢者の機能低下」を頭に思い浮かべながら慎重に運転していきましたよ。

そこでは「高齢者の事故防止」をイヤって程聞かされましたからね。

「長男一家家長宅」に着くと、もう家族全員が「写真館」へ行く支度をしていました。

「写真館」は、近くの駅前にある「スタジオアリス」です。そういえば、お姉ちゃんの「なーちゃん(9歳)」の「七五三」の時も「スタジオアリス」でしたね。

いやいや、子どもが大きくなるのは早いものですね。コロちゃんは時々みんなと会っているのですが、それでもいつの間にか大きくなっているように感じましたよ。

3.「たーくん(5歳)は悪ガキなのか大物なのか?」

みんなで車に乗って「スタジオアリス」に着くと、開店最初の予約を申し込んでいたようですね。さっそく衣装を決めたり、フォトの種類を話し合ったりしてから「写真撮影」に入ります。

今日の主人公は「たーくん(5歳)」です。

ところがこの主人公「たーくん(5歳)」は、とにかくカメラマンの指示(お願い)に従ってくれません。

「はーい、カメラを見てください」byカメラマンのお姉さん

「たーくん、鼻をほじらないで!」byそばで見ているママさん

「手はこっちです」byモデルの隣で姿勢を正す役のお姉さん

「刀を振り上げないで」byモデルの隣で姿勢を正す役のお姉さん

5歳の「たーくん」のフォトを撮影するのに、姿勢を指示するカメラマンのお姉さんと、「たーくん(5歳)」の手足の位置を正す役のお姉さんの二人が付きっ切りで撮影したのです。

それでも、「たーくん(5歳)」は一時もじっとしていません。とにかくこの子は「言うことを聞かない」のですよ。

それでも「カメラマン+姿勢維持助手」の二人のお姉さんは、さすがに「プロ」ですね。

「たーくん(5歳)」のご機嫌を取りながら、何とか「神の1枚」を撮影していましたよ。

「たーくん(5歳)」の衣装は、「羽織袴の和服」と「王子さまの洋装」の2種類で、フォトの種類は「本人野フォト」「お姫様のドレスを着たなーちゃん(9歳)とのフォト」と、「家族全員のフォト」でした。

コロちゃんも、「家族全員フォト」の後ろに入れていただきましたよ。

コロちゃんは「5歳児はクレヨンしんちゃん」と同じですから、じっとしていないのは分かっていると思っていましたが、この「たーくん(5歳)」の活発さには驚かせられましたね。

まあコロちゃんが、5歳児の世話をしたのはもう30年以上も前のことですから、忘れているのかも知れませんね。

そんなこんなで「七五三の写真撮影」は終わりましたが、コロちゃんは座って見ていただけでどっと疲れましたよ。

4.「コロちゃんも七五三はしていたよ」

この日のフォト撮影は「スタジオアリス」で行ないましたが、この「スタジオアリス」では全国500名の方に「七五三の実施率のアンケート調査」を行なっていました。

その結果によると「お宮参り・百日祝い・誕生日・七五三・成人式などの記念行事」の実施率は以下の通りだったとされています。

◎「家族の記念行事をお祝いしてきた:86%」

ふむふむ、9割近くの家族が何らかの「お祝いの行事」を行なっていたようですね。

コロちゃんの「長男・次男」たちも、5歳の節目に「七五三」は行なっていましたね。確か地域の「写真スタジオ」で撮影したフォトがありましたよ。

更にこのコロちゃん本人の「七五三」のフォトも、古いアルバムに保存されていましたね。白黒写真で背景は「石垣」が写っていいましたから、多分「神社の境内」だったと思われますね。

コロちゃんの母親が生きていれば、どこで「七五三」のフォトを撮ったのかを聞けたのですが、コロちゃんの母親はもう亡くなっていて聞くことが出来ません。

このような「思い出」も聞いておいたら良かったなーと、コロちゃんはちょっとしんみりと思いましたよ。

コロちゃんは、この65年前の「コロちゃんの七五三の白黒写真」を見て、世の中にカラー写真が普及したのはいつ頃なのかと調べてみました。

そうしましたら、「カラー写真」は「1965年には10%前後の普及率だったのが、1970年には40%を超え、1970年代の半ばには80%近くにまで達した」とありました。

コロちゃんの「七五三の白黒写真」は1958年頃と思われますので、まだまだ一般に「カラー写真」が普及する前だったと思われますね。

なお、この「コロちゃんの七五三の白黒写真」を下記に添付しますね。幼いコロちゃんの5歳児の姿をご覧ください。可愛いですよ・・・多分。
( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )テレテレ♪

5.「世界にも子どもの成長を祝う行事はあるよ」

上記のように、コロちゃんは「長男一家のたーくん(5歳)」の「七五三」に同行してきたのですが、ここで「世界の子どもの成長をお祝いする行事」を見てみましょう。

➀「中国」

「中国」には七五三はありません。七五三は日本独特の行事のようです。「中国」では赤ちゃんが100日目を迎える時に「盛大な食事会」を開いてお祝いする習慣があるそうですね。

➁「アメリカ、スペイン、フィリピンなどのカトリック教徒の多い国」

「カトリック教会」では、ファースト・コミュニオン(初聖体拝領)という儀式が小学2年生~3年生くらいの子どもに行なわれるそうですね。

③「韓国」

「韓国」では「トルジャンチ」と呼ばれる子どもの満1歳の誕生日のお祝いがあります。「トル」は満1歳の誕生日のこと、「ジャンチ」は宴会のことだそうですよ。

コロちゃんが、ちょっとポチポチ調べただけで、直ぐに上記の情報は見つかりましたから、おそらく世界のどの国でも「子どもの成長を祝う行事」はあるのだと思われますね。

親子の「家族の絆」は、世界中のどこの国でも変わらないということだと思いますよ。

6.「コロちゃんと子どもの社会性」

コロちゃんは、今日の「たーくん(5歳)」を見て、「この年齢の子どもが一番可愛いね」と思いました。

その理由を、これから書こうと思いますが、その前に「子どもの社会性とは何か?」に触れておきますね。

コロちゃんは、今まで職場などで数多くの人を見てきて、「人との付き合い」が上手い方や、下手な方をたくさん見てきました。

その中には、ごくたまにですが、まったく人と付き合えないような人もいましたね。そういう方は直ぐに職場を辞めていきましたけど。

このような「人付き合いの上手い・下手」は、言葉を変えれば「社会性がある・ない」とも言えます。

そしてその「人間の社会性」は自然に身に付くわけではなく、成長の段階の都度に教えられて身につけるものだと考えているのです。

コロちゃんは「子どもの社会性」を以下のように見ているのです。

◎「子どもの社会性の段階」

➀「1~2歳:母親と子どもの輪」

➁「3~5歳:母親と父親の輪+外の世界の知見」

③「6~12歳:家庭内+学校の輪」(母親が中心)

➃「13~15歳:家庭内+学校の輪」(父親の出番)

上記のように「➀1~2歳」の頃は、子どもと母親との関係から始まり、徐々に「社会性の輪」を少しづつ拡げ始めます。

そして「➁3~5歳」になると、父親が広い世界のごく一部(動物園・遊園地など)を教え始めます。

さらに「③6~12歳」「➃13~15歳」に進むと、子ども自身が自分の足で学校内などに世界を広げ始めます。

「③6~12歳」は主に母親が教えますが、「➃13~15歳」になると父親の出番が多くなってくるでしょう。

コロちゃんは、子どもはこのようにして「社会性」を身につけて、人と人との関係をどういう風につくって、どのような保つのかのノウハウを教えられて成長するのだと考えているのです。

そこで最初に戻りますが、コロちゃんが今日の「たーくん(5歳)」を見て「この年齢の子どもが一番可愛いね」と思ったのは、この年齢の子どもが「父親が最初に出番だと張りきる年齢」だからです。

分かりやすく言うと、父親が子どもに最初に「社会性」を教える時期が3~5歳なのだと考えているのです。

それは「電車の中でのマナー」のこともあるでしょう。「公共の場所でのルール」のこともあるかも知れません。

更に「初めての花火大会」や「初めての動物園」等を見て、「凄い」と驚く子どもの顔を見れるのも楽しみになるでしょう。

コロちゃんは、最初に子どもに「社会性を教えるのは親の役目」だと考えていますから、父親が教え始める3~5歳が男親には一番可愛く見えると思っているのです。

そしてコロちゃんも、かつては「男親」として子どもたちといろいろな経験を積み重ねた経験があります。

だから、今の「たーくん(5歳)」を見て可愛いなと感じましたよ。

今日は「長男一家のたーくん(5歳)」の「七五三」の風景と、コロちゃんの「子ども論」をちょっと書いてみました。

ただコロちゃんの「子ども論」」は、あくまでも「昭和の年代の父親と母親」のものです。

ですから、「共働き」が主流となった「家事も子育ても男女が平等に行なう今の時代」ではまた違ってきているのかも知れませんね。

この上記の「子どもの社会性」は、あくまでもコロちゃんの私見であって、他の方に強要したり同意を求めたりするものではありません。

ただ、コロちゃんが育てた子どもたちとの経験から、喜びを得ながら会得したものです。もし少しでも皆さんのご参考に供することが出来ればうれしいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

bess.hamiti@gmail.comによるPixabayからの画像

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