おはようございます。コロちゃんが昨日ワンコと午後の散歩に「小学校」の横の道を歩いていると、校庭の桜の木が「桜吹雪」でしたよ。
そよ風に散っていく「桜の花びら」がキレイでしたね。今週は「小学校の入学式」がありましたので、今年は「桜の花吹雪の入学式」となりましたよ。
コロちゃんが住む地域では、近年の桜の開花は3月末が増えていましたので、今年は久しぶりの「桜咲く入学式」になりましたね。
コロちゃんは、今年小学校に入学する「長男一家のたーくん(6歳)」の顔が頭に浮かびましたよ。
あの子は「小学校入学で友達100人できるかな?」。
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
コロちゃんは、小学校に入学する「たーくん(6歳)」の張りきる顔を想像して、心がホッコリと暖かくなりましたよ。
そんな、ちょっと嬉しいコロちゃんが、今日は「老後資金がフィッシング詐欺に」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「老後資金、投資に回さなければ・・・と、どんな手口だったんだろう?」
☆「証券会社のネット詐欺の現状を見ると、証券投資のネット詐欺を防ぐためには?」
☆「高齢者の犯罪被害率は増えているよと、コロちゃんとタイピング方式」

1.「老後資金、投資に回さなければ・・・」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「老後資金、投資に回さなければ・・・/夫婦、1日で1400万円損失」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、このような「高齢者の被害」には我がことのように感じるのですよね。ホント「他人事」ではないのですよ。
「大切にためてきた老後資金を投資に回さなければよかった」
上記の「ため息」が聞こえそうな言葉は、この記事の冒頭にあります。この「フィッシング詐欺」にあったのは「64歳の男性」です。
コロちゃんだって、「将来の経済的不安」はこの老夫婦と変わりません。この気持ちはよーくわかるんですよ。
彼の「楽天証券の口座」からは、「株式の不正売買」により「たった1日で1400万円の損失が出た」と報じられています。
そしてコロちゃんがビックリしたのは「楽天証券からは不正アクセスによる被害は原則保証の対象外という規定を伝えられた」という事実でした。
コロちゃんは、「キャッシュカードの不正利用」は「原則補償」と聞いていましたので、このような「証券会社の口座乗っ取り」も会社の保証があるものと、思っていたのですよ。
コロちゃんがポチポチ調べてみたところ、「不正アクセス被害」への対応は「ネットバンキング」だと「原則補償」となるようですが、「証券会社のネット取引」には「規定がない」とされていました。
今回の新聞記事で被害が報道された「楽天証券」では、「原則として補償の仕組みはありませんが、個別に検討します」となっていましたよ。
どうやら「会社側の故意や重大な過失がない場合は責任を負わない」となっているようですね。
コロちゃんは、このような「高齢者をだます詐欺事件」には特に腹が立ちますね。
この新聞記事の「64歳の男性」は、今後「口惜しさと悔悟の気持ち」を抱えて「長い老後の人生」を生きることになるでしょう。
コロちゃんは、その高齢夫婦の心情がわかるだけに「詐欺集団」への怒りが沸き起こりますよ。
なお、この「日経新聞」の「老後資金、投資に回さなければ・・・/夫婦、1日で1400万円損失」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「どんな手口だったんだろう?」
上記の「64歳の男性」の「被害の手口」までは、記事では記載されていませんでしたが、「口座乗っ取りを巡り、口座のIDやパスワード延べ10万件超が闇サイトで流通している」と報じています。
その「手口」は以下の2パターンだとしていますね。
◎「口座乗っ取りの手口」
➀「フィッシング」
この「フィッシング」とは、実在の企業やサービスを装って、メールやSMS、電話番号などを使って、偽のサイトに誘導して情報を入力させる手口のようですね。
このようなメールは、コロちゃんのスマホにも沢山届いていますね。もちろん「無視・削除」していますよ。
➁「インフォスティーラー(情報窃取マルウェア)」
この「インフォスティーラー」とは、偽メールに添付されたファイルを開いたり、海賊版のソフトをダウンロードしたりすると感染する恐れがあるとしています。
そして、これに感染すると「証券口座のIDやパスワード」を抜き取られるようですね。
この「インフォスティーラー」についてはコロちゃんは初めて知りましたよ。これは「パソコンが乗っ取られる」と考えても良いと思いましたね。
これは怖いですよ。だって、そんなの普通は気が付きませんよ。コロちゃんだって「宅配便のお知らせメール」は開きますからね。
ああ、何も「購入していない時」は「怪しい」と思いますけど、たまたま「ネットで注文していた時」に重なると開いてしまうこともありそうですよ。
コロちゃんは、このような「証券会社のネット取引」の詐欺被害は、「クレジットカード詐欺」と同じように、「証券会社に被害補償を義務付ける」べきだと思いましたよ。

3.「証券会社のネット詐欺の現状を見る」
コロちゃんは、上記のような「フィッシング詐欺」はどの位の件数があるのかを調べてみることにしましたよ。
「フィッシング対策協議会」が、毎月の件数を発表していました。下記でしたよ。
◎「フィッシング報告件数」(1000件未満切り捨て)
〇「2024年」
➀「3月 : 9.7万件」
➁「4月 :10.6万件」
③「5月 :14.3万件」
④「6月 :14.4万件」
⑤「7月 :17.7万件」
➅「8月 :16.6万件」
⑦「9月 :14.8万件」
⑧「10月:18.1万件」
⑨「11月:17.8万件」
⑩「12月:23.2万件」
〇「2025年」
➀「1月:13.6万件」
➁「2月:16.1万件」
https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202502.html
(出典:フィッシング対策協議会:月次報告書:2025/02 フィッシング報告状況より:4月11日利用)
おー、だいたい「月10万件以上」もコンスタントに「フィッシング詐欺被害」は発生していますね。
(o゚Д゚)オー
ということは、現在のところは「フィッシング詐欺の対策」は個人まかせにしているという事なのでしょうね。あえて言うと「野放し状態」ですよね。
もう1つ、冒頭の新聞記事にあったような「高齢者の被害」はどの位出ているのかを見てみましょう。「年代別の被害状況」を見てみましょう。下記でしたよ。
◎「Q.SMSのフィッシング詐欺で金銭的な被害にあったことがある」
(2022年12月~2023年11月:小数点以下切り捨て)
◎「男性」
・「10代: 6 %」
・「20代: 14%」(ボリュームゾーン)
・「30代: 6%」
・「40代: 5%」
・「50代: 2%」
・「60代:0.4%」
・「70代: 2%」
◎「女性」
・「10代: 4%」
・「20代: 8%」
・「30代: 10%」(ボリュームゾーン)
・「40代: 3%」
・「50代: 1%」
・「60代:0.9%」
・「70代:0.6%」
https://www.antiphishing.jp/report/phishing_report_2024.pdf
(出典:フィッシング対策協議会: フィッシングレポート2024より:4月11日利用)
あー、「高齢者の被害」は少ないのですね。
( ̄Д ̄*)アー
だからと言って「高齢者は安心」とはなりませんけど、「被害のボリュームゾーン」は、「男性:20代: 14%」と「女性:30代: 10%」でした。
このデータの添付文には、この「20代男性と30代女性」は、「属性として攻撃者のターゲットに選ばれやすい可能性があるためより注意が必要」との記載がありましたよ。
現在では、スマホでのメールやSNSは「インフラ※」だとコロちゃんは考えていますから、これらの「安全対策」を個人任せにするのは無理だし、間違っていると思いますよ。
(※インフラ:インフラストラクチャー:日々の生活を支える基盤:たとえばガス・水道・電気など)
だからこれらの「フィッシング詐欺対策」は、国家が乗り出して「被害回復」を証券会社に義務づけるべきだとコロちゃんは考えますよ。

4.「証券投資のネット詐欺を防ぐためには?」
コロちゃんは「証券投資」を一切やっていませんから、このような「詐欺」があることは知ってはいましたが、あまり真剣に情報を読んでいませんでした。
しかし「マルウェア(※)による被害」などと聞くと、例え「証券投資」をやっていなくとも被害を受ける可能性はありますね。
(※マルウェア:malicious software〈悪意があるソフトウェア〉の略語:意図的にパソコンやスマホに不具合を起こす目的で作成されたソフトのこと)
ちょっとコロちゃんも不安になってきましたので、どうしたらこのような「ネット詐欺」が防げるのかを調べてみましたよ。
「金融庁」が「注意喚起」を公表していました。下記でしたよ。
◎「フィッシングの被害に遭わないために」
➀「メールやSMS等に掲載されたリンクを開かない」
➁「利用する証券会社のウェブサイトへのアクセスは、事前に正しいウェブサイトのURLをブックマーク登録しブックマークからアクセスする」
③「パスワードの使いまわしをしない。推測が容易な単純なパスワードを用いない。数字・英大小文字・記号を組み合わせた推測が難しいパスワードにする」
④「マルウェアによる被害を発生させないためには、PC・スマートフォン等のソフトウェア(OS等)を最新の状態にしておく」
⑤「マルウェア(ウイルス等)対策ソフトを導入し、常に最新の状態に更新する」
ざっと、上記のような内容を「金融庁」では「注意喚起」していましたね。
コロちゃんは「証券会社」とはお付き合いがありませんが、「③パスワードの使いまわしをしない」ことは難しいですよ。
だって、ただでさえ「高齢のコロちゃん」は記憶がおぼつかないんですからね。
それに「➀メールやSMS等に掲載されたリンクを開かない」、これだって、ついつい手拍子でクリックしちゃうことはあるかも知れませんよね。
このような「注意喚起」よりも、「人間は誰だってミスをするのだから、ミスをしても大丈夫なシステム」を作るのが「政府の仕事」じゃないんでしょうか。
自分で注意して「犯罪にあったら自己責任」ってのは、コロちゃんは違うと思うのですよ。
だって「インフラ」って国が作るものでしょう。そして「インフラの安全を守る」のも国のお仕事でしょう。
「水道の水」の品質管理は「水道局のお仕事」ですよね。それは「きれいな水を供給する義務と責任」があるからですよね。
「ネット」だって「インフラ」なんですから、その中を「犯罪フィッシングメール」が無数に飛んでくる状態を取り締まってもらいたいと、コロちゃんは考えますよ。
何と言っても「フィッシングメール」は「犯罪」なんですからね。
「金融庁」はキチンと「犯罪の手段」を取り締まって頂いて、「自己責任の注意喚起」でお茶を濁さないで欲しいですよ。

5.「高齢者の犯罪被害率は増えているよ」
コロちゃんは、もう70歳を超えていますからね。「人生の最後の期間」に「犯罪被害者」にはなりたくないですよ。
それは「高齢者共通の思い」ですよ。しかし、データを見ると「高齢者の犯罪被害率」は増えているんですよね。
下記のグラフをご覧ください。
「刑法犯認知件数及び高齢者の被害割合」より
https://www.npa.go.jp/hakusyo/r02/honbun/html/wf111000.html
出典:警視庁 高齢化の進展と警察活動より:4月11日利用
上記のグラフは「警視庁」が発表した2000年~2019年の「刑法犯認知件数及び高齢者の被害割合」です。
ご存じかも知れませんが、「日本の刑法認知件数(犯罪数)」は減少しているのですよ。
戦後日本の「刑法認知件数(犯罪数)」のピークは、「2002年の285万件」です。その後現在まで「刑法認知件数(犯罪数)」は減り続けています。
要するに「日本は年々安全になっている」のですよ。
コロちゃんは、おそらく「若者の数が減っている」ことと関係していると思いますよ。
「日本の人口のボリュームゾーン」でよく知られているのは「団塊の世代」ですが、2番目の「ボリュームゾーン」は「団塊ジュニア世代(1971~1974年生まれ)」です。
その「団塊ジュニア世代」が、やんちゃだった時代は「10代後半~20代の1980年代~1990年頃」でしょう。この1980年代~1990年頃は「暴走族の最盛期」でしたよ。
それ以降は「人口」は減少の一途となっていますから、犯罪も減ったというのがコロちゃんの解釈ですね。
ただ「犯罪が減っている」と、あまり声高に言うと「警察予算」が減らされてしまいますから、あまり知られていませんね(※)。
(※コロちゃんの解釈です)
しかし、その「減り続ける刑法認知件数(犯罪数)」の中でも「被害者が高齢者である率」は増加しています。下記をご覧ください。
◎「刑法認知件数:うち高齢者被害割合」(小数点以下切り捨て)
➀「2000年: 7%」
➁「2003年: 8%」
③「2006年: 8%」
④「2009年: 8%」
⑤「2012年: 9%」
➅「2015年:11%」
⑦「2018年:12%」
⑧「2019年:12%」
https://www.npa.go.jp/hakusyo/r02/honbun/html/wf111000.html
(出典:警視庁:特集 高齢化の進展と警察活動より:4月11日利用)
ざっと、上記のように「高齢者が犯罪被害にあう率」は、年々ジワジワと増加しています。
これは「高齢者」の数も増えていますし、高齢者ほど「ネットリテラシー※」は貧弱ですから、狙いやすい事も大きな理由かと思われますね。
(※ネットリテラシー:ネットの情報を正しく理解して安全かつ効果的に利用する能力)
だけどコロちゃんは、この年になってから「ネット被害」にはあいたくないなー。
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ

6.「コロちゃんとタイピング方式」
「日本」で「インターネット」が広がり始めたのは、1995年の「Windows95」の発売からでしたね。
コロちゃんは、この「発売日」のことを憶えていますよ。
それは1995年の11月の寒い夜のことでしたが、コロちゃんは仕事で「深夜の秋葉原の街」を偶然通り過ぎたのですよ。
そこで見た光景は、普段は誰もいない深夜の12時に「電気店の前で行列を作る群衆」でしたね。100人以上が並んでいましたよ。コロちゃんは驚きましたよ。
オオォォォ(゚ロ゚*)ナンダナンダ
もちろんその時のコロちゃんは、その群衆が何を目的に並んでいるのかは知るはずもありません。ただ驚くとともに不思議に思ったわけです。
そして翌朝のニュースを聞いていて、初めて「Windows95」の発売を知ったのですよ。
だけど当時のコロちゃんは、そもそもこの「Windows95」が何なのかを知りませんでしたよね。
コロちゃんが「パソコン」を知り、初めて購入したのは、それから5年後の2000年まで待たなければなりませんでしたよ。
当時のコロちゃんは50代でしたね。見よう見まねでパソコンをいじくりまわしましたが、まずは「タイピング」に苦労しました。
「日本」では、パソコンが普及する前の1990年代に「ワープロの時代※」があったのですよ。
(※ワープロ:ワードプロセッサ〈文章作成編集機〉:
1990年代のコロちゃんは、「ワードプロセッサー」を持っていて、その時に「かな入力」のタイピングを身に付けていたたのですよ。
だって「おはよう」と「ローマ字入力」するには、10回のアルファベットのタイピングが必要ですが、これが「カナ入力」だと平仮名4回のタイピングで済むんですよ。
だから1990年代の「タイピング方式」は、この「カナ入力」を身に付けた方の方が多かったのですよ。
1990年代当時のコロちゃんは、「カナ入力」の方が憶えやすいと考えたのですよ。「カナ入力」とは、両手の人差し指で、真ん中に「は・まの字」を打つ入力方法です。
コロちゃんは、最初に「は・ま・は・ま・は・ま」とくり返し打って、一生懸命身に付けたことを思い出しますよ。
(1990年ワープロ保有者アンケート:かな入力55.%、ローマ字入力30%)
その後の2000年代に入ってから「パソコン」を購入した時のことですが、高校生と中学生の息子たちがみんな「ローマ字入力」をたちまち身に付けていました。
彼らは、よく「タイピングゲーム」で遊ぶ中でレベルアップをしていましたね。
それをコロちゃんは横目で見ながら、どうやら「キーボード入力方式」は、「ローマ字入力」が主流になりそうだと、あわてて最初から「入力方式」を憶え直した事を思い出しましたよ。
まさに「パソコン黎明期」の混乱ですね。
繰り返しますが、当時のコロちゃんは50代です。ここから身に付けた「ITリテラシー※」に限界があるのは止むを得ません。
(※ITリテラシー:情報通信技術に関する知識や能力のこと)
そりゃ、幼い子どもの頃から「スマホ・タブレット」を遊び道具とした世代みたいには、到底なれませんし、追いつけませんよ。
これはひとりコロちゃんだけのことではなく、全ての現在の高齢者に言えると思いますよ。
そこで、今日の冒頭のテーマ「老後資金がフィッシング詐欺に」に戻りますが、日本では「ネットの規制」をもっと強めて「被害者が出ないシステム」を構築するべきだと思いますね。
そりゃ「言論の自由」があることは分かりますよ。だけど「高齢者をだます自由」はあってはならないとコロちゃんは主張したいですよ。
この「ネットの自由」と「言論の自由」については、また別の機会に考えてみたいですね。これだけでも、字数が多くなりそうですよ。
明日もまた、別のテーマで書きたいと思いますから、是非また読みにお立ち寄りくださいね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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