おはようございます。今朝のコロちゃんがワンコとの散歩に出ようと、外の気温を「アマゾン・エコー」に聞いてみたら「現在は28度です」との答えが返ってきましたよ。
うーむ、朝からもう「30℃」に近い気温ですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
確か、おとといの最高気温は「41℃」で、昨日は「37℃」でしたよ。一昨日の「41℃」は、確かこの地域で「過去の最高気温」だったみたいでしたね。
この分では今日も「40℃」近い気温となるかも知れませんね。
やだなー、この気温になると「夕方のワンコ散歩」もやりにくくなっちゃうんですよね。
(๐•̆ •̆๐)ヤダナー
だって、あまりの「暑さ」にワンコが歩くのを嫌がって、腰を落として動こうとしなくなるのですよ。
こうなると、普段はイヤだった「雨が降る」ことを祈りたくなりますね。
♬雨よ振れ-、雨降れー、雨降ってくれー♪
┗(^o^)┓)))(((( ┏(^o^)┛┗(^o^) ┓))))
あまりの「暑さ」に、思わず「雨ごいの踊り」を踊り出したコロちゃんでしたよ。
そんな「雨ごいコロちゃん」が、今日は「思ったよりも最低賃金が低かったよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「やっと最低賃金の目安が1118円と決まったよと、石破総理の政治力が低下したんじゃないの?」
☆「賃上げ5%以上はごく一部の大企業の社員だけだったよ」
☆「コロちゃんと絨毯工事」

1.「やっと最低賃金の目安が1118円と決まったよ」
コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「最低賃金の目安118円/全国平均/63円上げ、過去最大」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、普段から「経済の好循環」の達成には、この「最低賃金の大幅上昇」が必要だと考えていましたので、この記事をジックリと読んでみましたよ。
そうしましたら「厚生労働省の中央最低賃金審議会」が、「2025年度の最低賃金」を「全国の加重平均で時給1118円にすることで決着した」とありましたね。
いやー、もめましたね。いつもは「7月中」に発表があるのですよね。
(ノД`)イヤー
それが、発表になったのが「8月4日」ですよ。記事では「44年ぶりに7回目」にもつれ込んだと書いていますよ。
この発表になった「最低賃金」のデータを、下記に昨年の分と並べて比較してみますね。以下でしたよ。
◎「2024年度と2025年度の最低賃金の目安」
①「最低賃金の目安」
・「2024年度:1055円」
・「2025年度:1118円」
・「前年度比:63円アップ」
②「最低賃金の伸び率」
・「2024年度:5.0%アップ」
・「2025年度:6.0%アップ」
・「前年度比 :1㌽アップ」
この「最低賃金」のアップ額とアップ率は、一見高いように見えますよね。この記事でも「全国平均63円上げ、過去最大」と見出しで書いていますしね。
しかしコロちゃんはこのぐらいでは騙されませんよ。「石破総理」は「最低賃金を2020年代中に1500円にする」って言っていたのですよ。
そうなるとあと「5年」しかないのですよ。
この「2020年代中に1500円」を達成するには、以下の「最低賃金アップ額とアップ率」が必要になります。
◎「最低賃金を2020年代中に1500円にするためには」
①「全国平均目安: 目標額:89円アップ」
②「全国平均目安:アップ率:7.3%アップ」
これと比べると、今回「最低賃金の発表」はちょっと物足りないというよりも、これでは「2020年代中に1500円の目標達成」を放棄しているように見えますね。
下記に比較してみますよ。
◎「石破総理の目標と今回の発表の比較」
❶「最低賃金目安額」
・「石破総理目標:1144円」
・「今回の発表 :1118円」
・「上記の差 : 26円」
❷「最低賃金アップ率」
・「石破総理目標:7.3%」
・「今回発表 :6.0%」
・「上記の差 :1.0%」
うーむ、記事では「過去最大」と書いていますから、如何にも「アップ額と率が高い」ように読めましたが、この差じゃあ「経済の好循環」が入れないんじゃないの?
( ̄へ ̄|||) ウーム
記事では、この「決着」を受けて「石破総理」が以下のように語ったと報じていますよ。
「目標に配慮いただきながら、データに基づく真摯な議論が行なわれた」by石破総理
おうおう、「石破総理」はもっと悔しがってもいいんじゃないかなー。
( ̄o ̄)oオウオ
だって、これって「物価と賃金の好循環」が生まれるのかどうかの「瀬戸際」ですよ。
コロちゃんは、もっと「大幅に最低賃金を上げる」ことが、今の「日本経済」には必要だと考えていますよ。
なお「日経新聞」のこの「最低賃金の目安118円/全国平均/63円上げ、過去最大」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「石破総理の政治力が低下したんじゃないの?」
上記の「石破総理」の発言の「データに基づく真摯な議論」って、どんな「データ」が出たんだろうと思いましたら、以下の報道を読みましたよ。
◎「最低賃金の労使が主張したデータ」
①「労働者側委員の主張したデータ」
・「食料関係の消費者物価指数が24年10月~25年6月に前年比で平均6.4%に伸びた」
・「コメを含む穀類に限ると21.6%の上昇」
②「使用者側委員の主張したデータ」
・「25年6月の賃金上昇率は前年比2.5%」
・「前年も同じ事業所に在籍していた労働者の賃金上昇率は3.2%」
(厚生労働省:賃金改定状況調査より)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD041WG0U5A800C2000000/
(出典:日本経済新聞 最低賃金、判断の根拠を明確に 制度疲労めだつ審議会方式より:8月7日利用)
なるほど、「労働者側委員」は「食料関係の物価が6.4%上がった」んだから、「最低賃金」もそのぐらい上げろって言っていたわけですね。
(-ロ_ロ-)✧φ))ナルホド!!
それに対して「使用者側委員」は、「労働者の賃上げが2.5%」しかないんだから、「最低賃金7.3%※」なんてもってのほかだと言うのでしょう。
(※7.3%は石破総理の目標です)
それで「喧々諤々の議論」が7回も続いて、本来ならば「7月末日まで」に発表する予定の「最低賃金」の発表が「8月4日」にずれ込んだという訳なのでしょうね。
だけど、コロちゃんは上記の「最低賃金の労使の議論」を読んで以下のことを考えましたよ。
◎「コロちゃんが考えたこと」
①「石破総理の政治力が低下した」
これは誰でも考えることだと思いますが、先日の「参院選」で「自民・公明両党」はボロ負けしました。
現在の「石破総理」は、「自民党内」からの「辞めろ!」の声に苦慮していますね。
こうなると、先の短そうな「総理大臣」に従う「官僚」は、さほど多くはないとコロちゃんは考えましたよ。
たとえ「石破総理」が「2020年代中に最低賃金1500円(年平均7.3%:毎年89円のアップが必要)」を唱えようとも、もうすぐ「辞めるかもしれない総理大臣」ですから「政治力」は弱いでしょうね。
②「使用者側委員の主張したデータ、『25年6月の賃金上昇率は前年比2.5%※』って低くね?」
(※厚生労働省:賃金改定状況調査より)
コロちゃんが、この「最低賃金審議会」で「使用者側委員の方」が主張した「参考データ」を読むと、なんか「賃金上昇率のデータ」が低い(2.5%)んですよね。
まさか、間違っているデータであるはずもないですから、もし正しいのだとすると、これが「現在の経済の好循環の姿」と言うことになりますよ。
次に、この「使用者側委員の出してきたデータ」についての、コロちゃんの考え方を書いてみますね。

3.「賃上げ5%以上はごく一部の大企業の社員だけだったよ」
さてコロちゃんが、思わず首を傾げた「最低賃金審議会」で「使用者側委員」が出してきた「データ」は以下です。
◎「使用者側委員の主張したデータ」
・「25年6月の賃金上昇率は前年比2.5%」
・「前年も同じ事業所に在籍していた労働者の賃金上昇率は3.2%」
(厚生労働省:賃金改定状況調査より
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001519558.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年賃金改定状況調査より:8月7日利用)
コロちゃんは、この「厚生労働省の賃金改定状況調査」を探して読んでみました。
これは「一般労働者及びパートタイム労働者の賃金上昇率」でしたね。確かに「前年比2.5%増」でしたよ。
だけど皆さん、この「前年比2.5%」って「おかしいな?」って思いませんか?
(*´・д・)はて?
だって、今年「2025年の春闘結果」って以下でしたよ。
◎「2025年春闘結果」
①「連合:最終集計結果:5.25%」
②「経団連:最終結果 :5.39%」
ほらほら、「2025年春闘結果」は、「労組側・経営側」ともに「5%台」でしたよ。
(  ̄O ̄)ホラホラ
これ(5%台)と、上記の「使用者側委員の主張したデータ(25年6月の賃金上昇率は前年比2.5%)」を比べると「半分以下」ですよ。
なんかこれって「少なくね?」。
(  ̄O ̄)ホレホレ
コロちゃんは、どうせデータを出すのならば「使用者側」は同じ「経営者団体」の「経団連結果:5.39%」を主張すれば良かったのにと思いましたよ。
何と言っても、同じ「経営者」なんですしね。
(⁎•ᴗ‹。)ネー♪
それに対して、直近の「物価上昇率」は以下ですよ。
◎「実質賃金の計算に使う消費者物価指数の上昇率」
(持ち家の家賃換算分を除く総合)
①「5月:4.0%」
②「6月:3.8%」
あらら、どうみても「賃金上昇率」よりも「物価上昇率」の方が高いですよね。
(゚Д゚)アララ!
下記で比較しておきましょう。
◎「賃金上昇率と物価上昇率」
・「賃金:2.5%」
・「物価:4.0%」
(賃金:使用者側委員の主張した25年6月の賃金上昇率データより)
(物価:消費者物価指数:持ち家の家賃換算分を除く総合:5月分より)
これじゃあ「生活が苦しくなる」のも当たり前で、「参院選」で「与党の自民・公明両党」がボロ負けしたのも当然ですよね。
もうひとつ、コロちゃんは、これを見て一向に「経済の好循環」が起きない理由が分かりましたよ。
いや、別に「経済学の難しい話」じゃないですよ。「物価が4%※」も上がっているのに、「賃金は2.5%※」しか上がっていないからですよ。
(※消費者物価指数:持ち家の家賃換算分を除く総合:5月分より)
(※賃金:厚生労働省 令和7年賃金改定状況調査より)
これじゃあ、いつになっても「経済の好循環」なんて起きるはずがないですよね。
コロちゃんは、もし本気で「経済の好循環」を起こそうとするならば、今回の「最低賃金」もケチケチせずに「10%アップ」ぐらいして欲しかったですよね。
なおコロちゃんの知るところでは、「お隣の韓国」では「2018年・2019年の2年間で29.1%の最低賃金アップ」を行なっていましたよ。
コロちゃんは、何も「韓国のマネをしろ」と言うつもりはないですけれど、今年の「最低賃金の1118円:6%アップ」ぐらいでは、到底「経済の好循環」は起こせないと思いましたよ。

4.「コロちゃんと絨毯工事」
さて今日は、「思ったよりも最低賃金が低かったよ」をテーマに、コロちゃんの考察と意見を書き散らかしてみました。
最後の「コロちゃん話」は、さて何を書こうかなー?
コロちゃんが、東京に出てきた頃の1970年代初頭の頃でしたが、コロちゃんは一時「絨毯施工職人」をしていたことがありました。
皆さんも「ホテルのロビー一面にきれいな絨毯」が敷きつめてあるのを、ご利用時に目にしているかと思われます。
もちろん当時のコロちゃんは、そのような「大きな現場」だけではなく、「店舗の床」や「一般住宅の部屋」なども「絨毯」を敷く作業を行ないましたよ。
この「絨毯業者」には、コロちゃんと「ゆかいな仲間たち」の「3人組(3馬鹿トリオ)」が一緒に入社して、その後「一緒に退社」することになりましたね。
コロちゃんたち「3人組(3馬鹿トリオ)」は、同い年で皆ちょっと「社会からドロップアウト」していた気の合う仲間だったのですよ。
ある日のことです。東京都内の「1軒の連れ込みホテルの絨毯施工工事」を請け負ったのですが、その「工期」がなんと「3日後まで」だと言われたのです。
この「ホテル」は、階段から通路まで一面に「絨毯を敷き詰める設計」となっていましたね。
それなのに、この「現場」で「絨毯工事」を行なうのは、コロちゃんたち「3馬鹿トリオ」+「責任者の先輩職人」4人だけだったのです。
その時に言われたのは、「とにかくホテルのオープンまでに絨毯工事を間に合わせてくれ」と言う事でした。
それで皆必死に働いたのですが、朝から始めて、夜になってもまだまだ先は見えません。そこで「徹夜の仕事」となって、翌日も一日中延々と「絨毯を敷き詰めました」よ。
やがてまた夜が来ました。
いやー、コロちゃんは「一晩の徹夜」はそれまでも経験はありましたが、それは翌朝には寝ていましたよ。
それが、この日は「2晩続く徹夜作業」と言う初めての体験をしたのです。
コロちゃんは、この時にはそのまま「バタッ」と、敷いた絨毯に倒れ込むのじゃないかと思いましたね。
しかし「朝の来ない夜はない」との言葉通り、やがて「3日目の朝」には「作業の終わり」が見えてきましたよ。
最後の「絨毯」を敷き終わったのは、その「連れ込みホテル」がオープンする午前10時の少し前と言うギリギリの時間でした。
もう終わった時には「嬉しさ」なんかありませんでした。思わず「真っ白に燃え尽きた気分」で、ただ「眠いだけ」と思った「コロちゃんと3馬鹿トリオ」の3人でしたよ。
いやいや、コロちゃんは若かったですよねー。もう50年も前の出来事でしたよ。
なお、この「連れ込みホテル」は「東京の鶯谷駅の近く」にありましたね。
この「ホテルの性格上」、コロちゃんは利用したことはありませんでしたが、今でもあるのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
なお、この「絨毯会社に勤めた3馬鹿トリオ」ですが、その後「年末のボーナスが出ない」ことをきっかけに「全員そろって退社」しましたよ。
コロちゃんの「長い人生」にはいろいろありましたよ。山あり谷ありと・・・、うーむなんか「谷ばっかっり」だったような気もしますね。
(∀`*ゞ)エヘヘ
まあ、その「谷ばっかり」だった方が、「人生」としては変化があって面白かったですよ。今となっては「セピア色の思い出」ですが、なつかしさは残っていますね。
あの頃は「徹夜」しても、ちっとも「辛い」と思わなかったなー、楽しかったなー、若かったなー。コロちゃんには、こんな「時代」もあったんですよ。
(・_・;).。oO
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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