0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「民間設備投資を100兆円から230兆円にするって?」
②「債務圧縮、高成長頼み/過去15年は不発だって」
③「民間設備投資が230兆円にも増えるかな?」
④「インフレ促進政策を過去の検証をせずに始めているよ」
⑤「コロちゃんと2010年代の生活」

1.「民間設備投資を100兆円から230兆円にするって?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「民間設備投資230兆円に/40年度/政府、戦略17分野で」との見出しが目に入りましたよ。
コロちゃんは、以前「2025年度の設備投資額が100兆円強程度だった」で「2040年度の設備投資目標が200兆円だった」ことを読んでいたんですよね。
それで、この「2040年の民間設備投資230兆円」を読んで大分上積みしたなと驚きましたよ。だって、昨年の「2040年目標200兆円」だって、かなり「背伸びした目標」だったのですよね(※)。
(※コロちゃんの意見です)
そこでこの「目標230兆円の記事」をじっくり読んでみることにしましたよ。
そうしましたら、これは「経済財政諮問会議」と「日本成長戦略会議」の「合同会議」で、「人工知能(AI)・半導体などの戦略17分野を巡り、2040年度までに官民で総額370兆円を投資する計画をまとめた」と報じていましたよ。
記事では、この「総額370兆円の投資額の官民の内訳は示さなかった」と報じていますから、コロちゃんはどんな内容なのか「内閣府のサイト」から資料を読んでみようと思いましたね。
次に詳しい内容をご紹介しますね。
なお、この「日経新聞」の「民間設備投資230兆円に/40年度/政府、戦略17分野で」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「債務圧縮、高成長頼み/過去15年は不発だって」
さて「日経新聞の1面」で、冒頭の記事を読んだコロちゃんは、てっきり「2面か3面の総合版」で「政府の戦略17分野の官民で370兆円の投資する計画」の詳細が読めるかと思っていました。
しかしコロちゃんが新聞をめくると「3面の総合版」にあったのは「債務圧縮、高成長頼み/過去15年は不発」の見出しでしたよ。
記事では「デフレ以前のような生産性の飛躍的な上昇を前提とする皮算用の構図は前年と変わらない。成長シナリオが実現しなければ債務だけが膨らむリスクがある」と厳しい指摘をしていますね。
つまり今回「発表された政府の経済成長戦略」を、記事では「皮算用」とみているのです。さすがに「とらぬ狸の(※)」とまでは書いていなかったですけどね。
(※捕らぬ狸の皮算用:まだ山にいる狸を捕まえてもいないのに「あの狸を捕まえて毛皮を剥ぎ、それを売ればいくらの儲けになる」と一人で勝手に利益を計算(皮算用)したことが由来)
だからこの「記事」では「成長戦略の内容」を報じることなく、むしろ「財政が悪化する懸念」に焦点を当てているのですよね。
紙面で書いていたグラフは、下記でしたよ。
「内閣府 国・地方の公債残高対GDP比」より
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0625_haifusiryo01.pdf
出典:内閣府 日本成長戦略の下での中長期的な経済・財政の姿に関する試算より:6月26日利用
上記は「内閣府」が発表した「国・地方の公債残高対GDP比」です。内閣府が発表したこれを記事では、以下の文字で記載しています。
◎「低成長のままなら財政は悪化」記事のママ
(グラフの上からのライン)
❶「青色ライン」
・「現状投影ケース」
・「低成長のまま」
・「2030年度頃から上昇(悪化)」
❷「緑色ライン」
・「成長戦略実現ケース②」
・「成長戦略が一定の実現」
・「2030年代半ばから上昇(悪化)」
❸「赤色ライン」
・「成長戦略実現ケース①」
・「成長戦略が十分実現」
・「低下傾向で推移した後2030年代後半に低下幅が縮小」
うーむ、この上記の「3つのケース」のうちのどれかに今後着地するわけですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは、今まで「30年間も大きな成長ができなかった歴史」を見ていると、あんまり期待しない方が、がっかりしないで済むように思いますよね。
「内閣府」が想定するのは、もちろん「❸赤色ラインの成長戦略実現ケース①」ですが、記事では以下のように懐疑的に書いていますよ。
「問題は実現性だ・・・過去15年の年平均の実質成長率は0.7%にとどまる。この間、アベノミクスで財政支出を拡大し、金融緩和を続けていたにもかかわらずだ」
さらに「15年前の11年夏の財政試算は経済の地力を示す潜在成長率が15年度に1.8%にまで高まると想定した。その後の試算も似たり寄ったりだ。実際は0%台半ばで低迷が続く」と信用していませんね。
ふむふむ、たぶんこの記事を書いた記者さんも、過去に「政府の経済対策へ期待した時」もあったのでしょうね。
(σロ-ロ)✧フムフム…
それが毎年「高い成長率の成長実現ケース」が発表されて、それが「達成できない歴史」が繰り返されたことへの不満が、記事の「過去15年は不発」との見出しに出ているとコロちゃんは思いましたよ。
この記事のお隣には、「官主導投資、首相の肝いり」との見出しで、この「経済財政諮問会議」の「高市総理」の発言を紹介しています。下記でしたよ。
「『日本の勝ち筋』を明らかにした上で、期待される官民投資の規模が40年度までに総額370兆円をこえる、大変野心的な内容となっている」by高市総理
だけど「24日に公表した計画には370兆円の投資額のうち国がいくらを拠出するのかの記載はなかった」と報じています。
つまり、今回の「戦略投資370兆円」は「民間頼み」かも知れないのですよね。
「政府」がいくら拠出するのか分かっていません。なんとも「あやふやな戦略投資だ」とコロちゃんは感じましたよ。
なお、この「日経新聞」の「債務圧縮、高成長頼み/過去15年は不発」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

3.「民間設備投資が230兆円にも増えるかな?」
コロちゃんが冒頭の記事の「民間設備投資(2040年度までに)230兆円」との見出しを見て、最初に思ったのは「野心的だけど無理じゃないか」とすぐに感じましたよ。
だって、この間の「民間設備投資額」の推移は以下でしたよ。内容は下に書き出しますね。
「内閣官房 民間企業設備投資額の推移」より
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/kaigi/dai1/shiryou9.pdf
出典:内閣官房 日本成長戦略会議 基礎資料より:6月26日利用
上記のグラフは、「内閣官房」が発表した1985~2025年の「民間企業の設備投資額」です。下に書き出しますね。
「民間企業の設備投資額の推移」
(名目投資額)
①「1985年: 59兆円」
②「1990年: 91兆円」
③「2000年: 87兆円」
④「2010年: 71兆円」
⑤「2020年: 92兆円」
⑥「2025年:110兆円」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/kaigi/dai1/shiryou9.pdf
(出典:内閣官房 日本成長戦略会議 基礎資料より:6月26日利用)
うーむ、上記を見ると「①1985年の59兆円」から確かに増えてはいますよね。
(´ヘ`;)ウーム…
しかし、「⑥2025年:110兆円」を冒頭の記事では、今後「2040年度に230兆円にする」って、ちょっとどころかかなり「意欲的?楽観的?」ですよね。
ちなみに、「経済産業省」が「2025年4月に発表した民間設備投資の官民目標」は、以下でしたよ。
◎「2040年の産業構造ビジョン:設備投資額」
①「2027年度:115兆円」(官民目標)
②「2030年度:135兆円」(官民目標)
③「2040年度:200兆円」(官民目標)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf
(出典:経済産業省 経済産業政策新機軸部会 第4次中間整理(案)参考資料集~ 成長投資が導く2040年の産業構造より:6月26日利用)
ふーむ、「高市総理」は、上記の「官民総額の目標」を「③2040年度:200兆円」から、いきなり「230兆円」に「30兆円も上積みした」という訳ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム
コロちゃんは、この「30兆円上積み」を見て「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない(※)」という言葉が頭に浮かびましたよ。
(※周囲がどんなに環境を整えたり、良い機会や手助けを提供したりしても、最終的に行動するかどうかは本人の意思ややる気次第という意味:イギリスの古いことわざ)
何と言っても「民間で設備投資を行なうかの判断」は、それぞれの「企業経営者の判断」ですよね。「日本」は「自由と民主主義」の「資本主義経済体制」ですから「強制」はできません。
そうなると、前項の記事で「皮算用の構図は前年と変わらない。成長シナリオが実現しなければ債務だけが膨らむリスクがある」と心配するのも当然だとコロちゃんは思いましたね。
コロちゃんは、たぶん「無理だ」と思いますよ。
その結果起きることは「物価の上昇と国の借金の増加」と「低い経済成長率」となるのではないかと懸念しますよ。

4.「インフレ促進政策を過去の検証をせずに始めているよ」
さてここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
まず「官民で2040年までに370兆円の設備投資(民間230兆円)」を行なうとしていますが、実際に「国の投資額」が、どの程度の金額になるかどうかはまだ不明です。
しかし、それなりの「国費投入」は行なわれるでしょうから、これは「物価上昇要因」となりますよね。
ただでさえ「2022年からインフレ時代に入った日本」なのに、更に「インフレ」を後押しする政策だとコロちゃんは感じましたよ。
ちょっと、ここ数年間の「物価上昇率(総合)の推移」を下に書き出しますね。
◎「物価上昇率の推移」
(総合)
①「2021年:-0.2%」
②「2022年:+2.5%」インフレ時代開始※
③「2023年: +3.2%」
④「2024年:+2.7%」
⑤「2025年: +3.2%」
(※インフレ時代開始はコロちゃんの意見です)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局 消費者物価指数 全国2026年5月分より:6月26日利用)
うーん、冒頭の記事の「政府の経済財政諮問会議の資料」では、上記の「物価上昇率」を2040年にかけて「2%程度に収斂する」と書いているのですよね。
(´ヘ`;) ウーン
だけどコロちゃんは、「素人考え」で「設備投資の上積み」による「インフレ政策」によって、「⑤2025年の +3.2%」の物価上昇率が、その後も続くか、より上振れするのではないかと懸念していますよ。
もう1つコロちゃんが考えたことは、この「成長戦略」が「過去の失敗の検証」をしていないことですよね。
前項までの記事でも、「問題は実現性だ・・・過去15年の年平均の実質成長率は0.7%にとどまる。この間、アベノミクスで財政支出を拡大し、金融緩和を続けていたにもかかわらずだ」とありましたよ。
コロちゃんも同感ですよ。「日本経済」は確かに「30年以上も大きな経済成長はできなかった」のですが、その「原因と理由の検証」がきちんとされたとは聞きませんよね。
コロちゃんは、「過去の失敗の検証」をきちんとしないままに、同じ「やり方を繰り返している」ように見えるのですよね。
つまり「高市総理」は、再び「アベノミクス」を自分の代で行なおうとしているのですよね。しかし、「アベノミクス」は「物価の上がらないデフレ経済」を背景として行なわれていました。
しかし現在では、「物価の上がるインフレ経済」となっています。
その下で「再びアベノミクス」を行なった場合には、また過去と同じ「平均実質成長率0.7%」が続き、その上で「物価が大きく上昇する」かも知れません。
コロちゃんは、この「高い物価上昇率」と「過去と同じ失敗の0.7%程度の成長」との見方が「当たっていない」ことを願っていますよ。

5.「コロちゃんと2010年代の生活」
今日のテーマは、「インフレ時代に再びアベノミクスなの?──2040年までに民間設備投資230兆円って本当に実現できるのか」を考察してみましたよ。
コロちゃんは「たぶん無理」と思っていますが、その結果はあと数年で目に見えてくるでしょう。コロちゃんは、その結果を「楽しみ」ではなく「不安」を持って見ていますよ。
コロちゃんは、「日本」では「もう高い経済成長はできない時代に入った」とちょっとネガティブな見方に傾いているのですよね。
そうなると「撤退戦」とか「ダメージコントロール」となるのでしょうけれど、そんな「後ろ向きの議論」は、なかなか出にくいとも思っていますよ。
最後の「コロちゃん話」は、前項で「高市総理は再びアベノミクスをやろうとしている」と書きましたが、その「アベノミクス時代(2012~2020年)のコロちゃんの生活」について書いてみましょう。
コロちゃんが「日本経済」に興味を持ち始めたのは、「2000年代」に入ってからでしたから、当然「安倍元総理が始めたアベノミクス」には最初は興味を持って見ていましたよ。
しかし、この後の「2013年以降のコロちゃん」は、「大腸がん・悪性リンパ腫(血液のがん)※」に罹患して「アベノミクスに興味」どころではなくなってしまったのです。
(※大腸がん・悪性リンパ腫はその後治癒。現在は前立腺がんと闘病中)
最初に「大腸がん」と診断されたのは、息子たち2人が「実家」から「独立・自立」してから2年後でしたね。
当時のコロちゃんは、「不幸中の幸いは、もう子育てが一段落(子どもが独立)していたことだな」と思っていましたよ。
この時に「コロちゃんが感じていた責任」は、「妻とわが身の生活」だったのですよね。
その2年後のコロちゃんに、今度は「悪性リンパ腫」との診断が下されました。
コロちゃんは、「年金事務所」に出向いて「コロちゃんの死後の妻の遺族年金受領額」を教えてもらいましたよ。
この時に「コロちゃんが感じていた責任」は、「死後の妻の生活」しか頭になかったのです。もう「わが身」については達観する思いでしたね。
さらにこの3年後になって「妻の肺がん」が判明したのですよね。ここまでが「アベノミクスの全期間(2013~2020年)」でしたよ。
妻は「2年間の闘病後」に亡くなりましたが、ここまでコロちゃんにとっては「激動の老後の生活」でしたよ。
現在この「2010年代の老後の生活」を振り返って思うことは、「人生は予定通りにいかないものだ」ということですよね。
そして今感じていることは、コロちゃんって「当時感じていた責任の重さ」が「生きる力」になっていたということですよね。
「1980~2000年代」には「子どもたちを育てる責任」があり、上記の「2010年代」には「妻とわが身の生活を維持する責任」がありました。
これに「当時はかなり重圧を感じていた時」もあったのですよね。もちろんそのプレッシャーに「辛い」と弱音を吐きそうになる時もありましたよ。
しかし「2020年代」に入って妻が逝ってしまうと、その「責任」もなくなりましたね。
現在のコロちゃんは、人生で一番「気楽な時代を生きている」と思っていますね。それまでの「人生」で常に感じていた「責任とプレッシャー」がなくなったのです。
今コロちゃんは、長い人生を振り返って「有意義だった」と思っていますよ。
それは「責任」に対して、常にコロちゃんは「全力を尽くして生きてきた」からです。これだけは誇れますよね。
コロちゃんは、「古い時代の言葉」を思い出しますよ。下記でしたよ。
「力及ばずして倒れることを辞さないが、力尽くさずして挫けることを拒否する」
コロちゃんの人生は、「力が及ばないこと」ばかりでしたが、「力を尽くさないでくじけること」は一度もなかったと思っていますよ。
ただ「力を尽くした上で挫けていました」から、あんまり結果は自慢はできませんけどね。
今日のコロちゃん話は、「2010年代のコロちゃんの生活」について書いて見ましたよ。こんな「おじいちゃんもいる」と、笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。




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