【社会考】「高齢者」は賢いのか?

社会

おはようございます。今朝のコロちゃんは「へこんでいる」のです。

どうしたのかというと、昨日にコロちゃんは、3ヶ月に1回通院している「整形外科病院」に行ってきました。

そして1年に1回検査をしている「骨密度検査」を受けてきたのですが、その結果が思わしくなかったのですよ。

この「骨密度検査」というのは、「骨の強さ」を判定するための検査でレントゲン機器を使用します。そして「骨の中のカルシウムなど」のミネラルがどの程度あるのかがわかるのです。

コロちゃんは「骨粗鬆症」で、過去に2回「腰椎の圧迫骨折」を経験していますから、未だに「投薬治療」を続けているのです。

その昨日の「骨密度検査結果」は、下記の通りです。

◎「コロちゃんの骨密度検査結果」

➀「大腿骨:前回検査より2%増:同年代と比較した場合の値は82%」

➁「腰椎:前回検査よりー5%減:同年代と比較した場合62%」

なんとなんとですよ。「①大腿骨の骨密度」は昨年より2%増でしたから一安心なのですが、「腰痛」の策源地の「腰椎の骨密度」は―5%と減少してしまっていたのですよ。

下記に添付したフォトのグラフを見ると、2016年の検査時から、その後の2022年・2023年と順調に増えていた「骨密度」が、今回の2024年に減少に転じたことが確認できます。

やだなー、また「圧迫骨折」するのかなー、ちゃんと「牛乳飲んでる」し、「ワンコの散歩」で歩いているのになー。

まったく、困ったものですよ。しかしどうしようもありませんから、更に「牛乳の量」を増やして、もっと「ウォーキング」にいそしむことにしましょうね。

今日は「高齢者は賢いのか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「米政治家に年齢制限を!との新聞記事があったよと、日本の政治家の年齢は?」

☆「日本の企業経営者の年齢は?と、高い年齢ほど認知症になるよ」

☆「高齢者の能力低下は認知症だけではないよと、高齢政治家・企業家のメリットとデメリット」

☆「コロちゃんと高齢とのお付き合い方」

1.「米政治家に年齢制限を!との新聞記事があったよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると、「米政治家に年齢制限を」の見出しが目に入りました。

この記事は「日経新聞のグローバルオオピニオン欄」の、「米ノースウエスタン大学教授:ナンシー・チェン氏の署名記事」ですね。

内容は、「米国には選挙で選ばれる政治家の年齢制限はないが」と書きつつ、「米外務省は職員の定年を65歳、米軍の上級将校は64歳だ」と書き綴っています。

さらに「上院議員100人の約1/3にあたる35人、下院議員の435人のうち91人が軍の最高幹部が引退する年齢をはるかに超えている。連邦最高裁判所も9人の判事のうち3人が70歳以上だ」というのです。

そして、ここまで読んでくるとこの記事の落としどころは、直ぐに想像がつきますよね。

「おおむね経験は豊か」だとしても、「その価値は病気やけがから認知機能の低下」などの「加齢に伴うあらゆるリスクとてんびんにかける必要がある」というのです。

これを読んでコロちゃんは、つい最近まで「バイデン大統領(81歳)」と「トランプ氏(78歳)」の争いだった「米大統領選挙」を思い起こしましたね。

あたらしい民主党大統領候補となったハリス氏(59歳)と比べると、「バイデン大統領(81歳)」と「トランプ氏(78歳)」は如何にも高齢でしたね。

だからこそ「政治家に年齢制限を」との声も出てくるのでしょう。

コロちゃんは、この記事を読んで「日本はどうなの?」と思いましたよ。

「高齢者の持つリスク」は、米国だろうが日本だろうが同じでしょう。「日本人」が年をとらないわけじゃないですからね。

そこでコロちゃんは、ポチポチと調べてみましたよ。

なお、この「日経新聞のグローバルオオピニオン欄」の、「米ノースウエスタン大学教授:ナンシー・チェン氏」の署名記事の「米政治家に年齢制限を」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします

米政治家に年齢制限を ナンシー・チェン氏 ノースウエスタン大学教授 - 日本経済新聞
バイデン米大統領が2024年の大統領選から撤退したことは今年最大の話題のひとつだ。6月のテレビ討論会で精彩を欠き、明確な老化の兆候が見られた81歳の大統領は世論調査が示していることをついに認め、59歳のハリス副大統領にバトンを渡した。78歳の共和党候補であるトランプ前大統領は突然、やや若い候補からかなり年上の候補になっ...

2.「日本の政治家の年齢は?」

日本の政治家の年齢は公開されていますから、調べればすぐに分かりますね。

最初は「政権政党」である「自民党総裁選挙出馬者」の年齢を見てみましょう。

➀「自民党総裁選挙出馬者の年齢は?」

今回の「自民党総裁選挙出馬者数」は、1972年以降で最大の9名となったようです。マスコミが報道している方々は以下となっていました。

◎「自民党総裁選挙出馬者:年齢」

➀「上川洋子外相   (71歳)」
➁「寡頭勝信元官房長官(68歳)」
③「茂木敏充幹事長  (68歳)」
➃「石破茂元幹事長  (67歳)」

(ここまでは高齢者です)

⑤「林芳正官房長官  (63歳)」
⑥「高市早苗経済安保担当相(63歳)」
⑦「河野太郎デジタル相(61歳)」
⑧「小林鷹之前経済安全保障担当相(49歳)」
⑨「小泉進次郎元環境相(43歳」

うーむ、一応年齢順に並べてみましたが、「➀上川洋子外相(71歳)」が最年長ですね。コロちゃんよりも「お姉さん」ですよ。

「年代」を見ると下記のようになっていますね。

➊「70代:1名」
➋「60代:6名」
➌「40代:2名」

日本では一般的には「65歳以上が高齢者」とされていますから、上記候補者の①~④の方々は「高齢者」ですね。しかし「50代」が1人もいないんですね。

もし⑧⑨の「40代の若手」が総理大臣になった時には、自民党内の「小姑・大姑」が煩くなりそうな気がしますね。

しかし、これを見ると「自民党」は60代が先頭に立っている政党のようにみえますね。

次に「立憲民主党」の「党首選挙候補者」を見てみましょう。

➁「立憲民主党党首選挙候補者の年齢は?」

「立憲民主党の党首選挙立候補者」は、4名でしたね。下記に年齢を書いてみますね。

◎「立憲民主党党首選挙候補者:年齢」

①「野田佳彦:67歳」
➁「枝野幸男:60歳」

③「吉田晴美:52歳」
➃「泉健太 :50歳」

ふむふむ、こちらは上の「①②が60代」で、下の「③➃が50代」と分かれています。これを見ると、「日本の政界」では60代の政治家が中心のように見えますね。

しかし、国会議員の方々の年代はどうなっているのでしょうか。確か日本の国会議員は「定年が無い」と聞いていますね。

③「国会議員の年齢は?」

「日本の国会議員」の年齢については、「衆議院議員は満25歳以上であること」、「参議院議員は満30歳以上であること」としか規定されていません。

ですから「定年」はないのです。当然何歳になってもお辞めにならない方がいらっしゃいます。

コロちゃんは、今「国会議員の年齢」をポチポチ探してみましたが、まとめた資料は見つかりませんでした。

もちろん「国会議員便便覧」には詳しく記載されているようですが、コロちゃんがそれを購入してまで調べるつもりはありませんよ。

しかし、できるだけ雰囲気がわかるデータをご紹介しましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 男女共同参画局 国会議員の性別・年齢構造」より

https://www.gender.go.jp/kaigi/renkei/ikenkoukan/82/pdf/1.pdf
出典:内閣府 男女共同参画局 男女共同参画の最近の動きより(9月12日利用)

上記のグラフは、「内閣府:男女共同参画局」が作成したデータですので、あくまでも「国会議員の男女の差」を知るために作成されています。

しかし、「男性の国会議員の平均年齢が57.0歳」と記載されていますね。

グラフを一目見ると、「青い棒グラフ」の「男性」ばっかりで、しかも「60歳代」が多いことが見て取れますね。

コロちゃんは、あちこちポチポチと調べてみましたら、下記の4人が「最長老」のようです。

◎「国会議員最長老」

①「森喜朗元首相  (86歳)」
➁「二階俊博元幹事長(84歳)」
③「麻生太郎副総裁 (83歳)」
➃「尾辻久秀参議院議長(83歳)」

いやはや、お元気で良いですね。この方の内で「③二階俊博元幹事長(84歳)」は、次期衆議院選挙への不出馬を表明なさっていますから、もうすぐ引退となりますね。

そして「➃尾辻久秀参議院議長(83歳)」も、次期参議院選挙には出馬しないと表明していますね。

しかし「①森喜朗元首相(86歳)」と「➁麻生太郎副総裁(83歳)」のお二人は、まだまだやる気満々のようです。

ネットで調べたところでは、「73歳以上の国会議員数」を以下のように発表していましたね。

◎「73歳以上の国会議員」

①「衆議院議員:40名」
➁「参議院議員:20名」

③「合計:60人」

「衆議院議員の定数」は465名ですから、約1割が「73歳以上」となっており、「参議院議員の定数」は248名ですから、こちらも約1割以上が「73歳以上」となっているようですね。

もちろんコロちゃんは、優秀な方が「国会議員」をお勤めになることは良い事だと思っていますよ。しかし、それらの方たちにも「容赦なく高齢化の進行」は襲い掛かります。

いつまで優秀なのかは、わかりませんよね。

冒頭で読んだ「新聞論考」の「加齢に伴うあらゆるリスクとてんびんにかける必要がある」との言葉が頭をよぎりますよね。

3.「日本の企業経営者の年齢は?」

「帝国データバンク」が発表している「全国社長年齢分析調査2023年」によると、2023年時点の社長の「平均年齢は60.5歳。前年を0.1歳上回り、33年連続の上昇で過去最高を更新」となっています。

うーむ、「60歳のおじいちゃん」ですか?

「おじいちゃん」と言われたら怒るかも知れませんけど、多分もう「お孫さん」がいらっしゃる年齢ですよね。

この「全国社長年齢」は、「1990年には54.0歳だった」そうですから、昨年2023年は、1990年よりも6.5歳上回ったということになりますね。「社長さんの高齢化」が進んでいるのですよ。

「日本全体の高齢化」の進行と歩調を合わせたように、「日本の社長さんの高齢化」も進んでいますね。

この調査には「社長の年代別構成比」も記載されていました。下記ですね。

◎「社長の年代別構成比」

①「80代以上:5.3%」
➁「70代:19.9%」
③「60代:26.6%」

➃「50代:29.2%」
⑤「40代:15.7%」
⑥「30代+30歳未満:3.1%」

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p240406.html
(出典:帝国データバンク:全国社長年齢分析調査2023より:9月12日利用)

うーむ、「60代以上」を合計すると「51.8%」にもなりますよ。こちらのデータでも「日本の社長さん」は、「半分以上が60代以上のおじいちゃん」となっていますね。

これらの「社長さんたち」も、上記と同じく、冒頭の「新聞論考」の「加齢に伴うあらゆるリスクとてんびんにかける必要がある」との言葉が頭をよぎりますよね。

4.「高い年齢ほど認知症になるよ」

皆さんも「認知症」を言う病いをご存じだと思いますが、この「認知症」の特徴は、年齢が高いほど発症率が高くなるんですよね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「首相官邸ホームページ 年齢階級別の認知症有病率」より

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai2/siryou9.pdf
出典:首相官邸ホームページ 認知症年齢別有病率の推移等についてより(9月12日利用)

上記のグラフは「首相官邸ホームページ」で発表されている「65歳以上」の「認知症有病率」です。内容を下に書き出しますね。

◎「年齢階級別の認知症有病率:男性」

①「65-69歳 :2.8%」
➁「70-74歳 :3.9%」
③「75-79歳:11.7%」
➃「80-84歳:16.8%」
⑤「85-89歳:35.0%」
⑥「90ー94歳:49.0%」
⑦「95歳+  :50.6%」

いやいや、高齢の方の「認知症有病率」は高いですね。

上記で見た「政界の長老の森喜朗元首相(86歳)」は、この枠ですね「⑤85-89歳:35.0%」。

まさか「認知症」ってことはないと信じたいですけれど、他の機能も低下していても不思議ではない年齢ですよね。

「どうかご自愛下さい」byコロちゃん

次に女性の方も見ておきましょう。

◎「年齢階級別の認知症有病率:女性」

①「65-69歳 :3.8%」
➁「70-74歳 :4.9%」
③「75-79歳:14.4%」
➃「80-84歳:24.2%」
⑤「85-89歳:43.9%」
⑥「90ー94歳:65.1%」
⑦「95歳+  :83.7%」

いやー、女性の方が「認知症有病率」は高いのですね。特に「90歳」を超えると「⑥90ー94歳:65.1%」「⑦95歳+:83.7%」と凄まじい高さとなっていますよ。

今回の「自民党総裁選挙」の最長老の方は、「➁70-74歳 :4.9%」の部分に該当しますけど、まさか大丈夫でしょうね。

コロちゃんは、上記のグラフでは「70~74歳」に区分されますから「認知症有病率は3.9%」ですね。まだしばらくは大丈夫でしょう。

ん、大丈夫だよね。
多分大丈夫だよ。
大丈夫じゃないかなー?
大丈夫だといいなー。
(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ダイジョウブ

なんだかなー、長生きを喜ぶべきなのでしょうけどね・・・微妙?
( ̄へ ̄|||) ウーム

5.「高齢者の能力低下は認知症だけではないよ」

上記で「高齢になるほど認知症有病率が高くなる」ことを見ましたが、それでは「認知症」にならなければ問題はないかと言うと、そうではありません。

とりわけ「政治家の皆さん」や「企業経営者の皆さん」には、高度な判断力と決断力を維持していただけなければ、国民や社員は不安で仕方がありません。

下記に「厚生労働省」が発表している「加齢に伴う心身機能の変化と労働災害」より、「高齢者の能力低下の例」を見てみましょう。

このデータは、「労働災害を避けるためのもの」ですので、「高齢者の能力低下全般」を扱っていますが、ここではその中から「政治家」と「企業経営者」に関係のある能力低下を書き出しますね。

◎「加齢に伴う心身機能の変化:20~24歳ないし最高期を基準としてみた55~59歳年齢者の各機能水準の相対関係(%)」

①「分析と判断力:77%」
➁「計算能力  :76%」
③「比較弁別能 :63%」
➃「学習能力  :59%」
⑤「記憶力   :59%」
⑥「聴力    :44%」
⑦「視力    :63%」
⑧「動作速度  :85%」
⑨「字を書く速さ:57%」
⑩「他」

https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/var/rev0/0146/6394/konenrei.pdf
(出典:厚生労働省:高齢労働者の安全と健康:加齢に伴う心身機能の変化と労働災害より:9月12日利用)

この「⑩他」には、運動能力を中心とした18項目の「加齢に伴う心身機能の低下」が記載されていました。

ですから「心身能力の低下」には全部で27項目の数値が記載されているのですよ。

しかも上記の「加齢に伴う心身機能の変化」は、あくまでも「20~24歳ないし最高期を基準としてみた55~59歳年齢者の各機能水準の相対関係」です。

「心身機能の変化(低下)」は、「55~59歳」の数値なのです。

これが「70代、80代」ともなると、より大幅な「心身機能の変化(低下)」が起きていることは間違いがありませんね。

これらの機能が低下した「政治家・企業経営者」の皆さんが実際におられるのかは、コロちゃんは分かりません。

しかし現実的に考えると、今の「政治家・企業経営者」の皆さんの全員が、上記の「統計調査」の例外事例だとは、とてもコロちゃんには思えませんよ。

ちょっと考えただけでも、国民・社員の将来を「①分析と判断力:77%以下の方たち」にお任せするのは不安が募りますね。

コロちゃんは、このようなデータと事実を知ると「高齢者の適時な引退」は「社会全体の利益」となると考えていますよ。

6.「高齢政治家・企業家のメリットとデメリット」

それでは次に「高齢政治家のメリットとデメリット」を考えてみましょう。

まずは「政治家」ですが、「社会保障」について考えると、その中には「高齢者向けの医療費や介護」もあれば、「若者向けの子育てや教育費」の支出もあります。

限られた予算と財源を、そのどちらに重点を振り向けるのかの判断に「高齢の政治家」と「若い世代の政治家」とで判断が変わってくる可能性がありますね。

人間はどうしても過去に引きずられますから、「高齢の政治家」は過去の支持基盤をどうしても優先してしまうことが考えられますね。 

また様々な歴史を経験した「高齢政治家」は、「多くの知識がある」とのメリットがありますが、それだけに過去に縛られるデメリットもあると思われます。

また豊かな日本しか知らない「若い政治家」は、「過去に縛られない」メリットを持っていますから、新しい政策に踏み出しやすいと思われますね。

「企業経営者」についても見ると、高齢の経営者の最大のメリットは「安定性」でしょう。

しかし、その反面これから進む道は今までの延長線上でしょうから、不安はないが飛躍もない道となるのではないでしょうか。

デメリットを考えると「変化への適応性の欠如」や「経営判断の鈍化」「組織の活性度低下」が考えられます。

しかし、これらはすべて「政治」にも「企業経営」にも素人のコロちゃんの思い付きですので、間違っていたらご容赦下さい。

しかし、昔から「麒麟も老いぬれば駑馬に劣る※」と言われるように、「政治家も企業経営者」も「後進に道を譲る」ことが重要だと思いますよ。

(※馬も老衰するとつまらない馬にも負けるように、優れた人物も年老いては普通の人にも及ばなくなること:中国・戦国策・斉策・閔王より)

7.「コロちゃんと高齢とのお付き合い方」

コロちゃんは、もともと65歳までは一生懸命に働いて、その後は「優雅なリタイア生活」に入るつもりでした。

その思惑は、残念ながら「60歳で発症した大腸がん」でかなえられませんでしたが、コロちゃんはそのまま「がん闘病生活」に入ることになりました。

そして、その後は「悪性リンパ腫発症」と妻の「肺がん発症」とがあり、コロちゃんの二つのがんは「治癒」となり、そのまま入った「リタイヤ生活」が現在まで続いています。

ですからコロちゃんの「高齢とのお付き合い方」には、途中に「がん闘病」の余計な期間が入りましたが、当初目指した「65歳からのリタイア生活」は実現しているのです。

そのコロちゃんの視点からすると、上記の高齢になっても辞めようとしない「政治家・企業経営者」の皆さんは、ハッキリ言って「老害」の一言ですね。

それでは、「若い方たちの出番」がいつになってもこないじゃないですか。

コロちゃんは「高齢者は賢い」とは爪の垢ほども思っていませんよ。

そりゃ長く生きていますから、その分経験はあるでしょう。また知識もいろいろあるかも知れませんが、流れが早い現代では「古い役に立たない知識」の方が多のですよ。

特に「IT関係」は、新しい技術だけに高齢者にはほとんど知らない知識の方が多いでしょう。

そういえば、2018年のことですが「サイバーセキュリティー担当大臣の桜田義孝氏(当時69歳)が、これまでコンピューターを使った経験がない」という事実が明らかになったことがありましたね。

「高齢者だから賢い・何でも知っている」とは言えないとコロちゃんは思っていますよ。むしろ、過去の経験を引きずって「誤った道」に踏み込むこともあると思われますね。

まあコロちゃんは、他の方たちの生き方にアレコレと言うようなエライ人間ではありませんから、面と向かって何事かを言うつもりはありませんが、「若者に道を譲れよ」と思っていますよ。

「高齢者」は、もう世の中の動きから一歩身を引いて、静かに回りの方を見守るだけで充分に世の中のためになっているのですよ。

「黙って見ていることが最大の社会への貢献」だと、コロちゃんは考えていますね。

そりゃコロちゃんだって、20代の頃には「社会を変えるようなエネルギー」を持っていましたよ。そして、その頃は走り回るだけの体力・気力がありましたよ。

しかし、70代のコロちゃんには、もうエネルギーは残り少なくなっています。そこでコロちゃんは思うのですよ。

「先頭に立たないのならば、後ろから指示するな」ってね。

高齢でもまだ引退しない方たちは、一兵卒で先頭に立つわけではありません。「政治家」でも「企業経営者」でも、指導者から降りないでいることが大好きな方たちなのです。

一番後ろの安全な場所から、「指導者」として君臨したいのが「高齢の現役老人の皆さん」でしょう。コロちゃんは、そんな方たちは出来るだけ早く引退した方が「世の中のためだ」と考えていますよ。

そしてコロちゃんと同じ「優雅なリタイア生活」に、ぜひ入ってもらいたいと思っていますよ。

「社会と国民・社員」のために!

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

JürgenによるPixabayからの画像
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