おはようございます。コロちゃんは、今朝の新聞で「年金制度改革法案」を、「石破総理」が野党に「事前協議を提案する」を読んでビックリしましたよ。
この「年金改革法案」は、法律で「5年に1度内容を検討する」と決められているものです。
いうまでもなく「年金」は「将来の持続性」が大切ですから、社会状況の変化に合わせて常に「制度」をバージョンアップしなければならないのですよ。
その「5年に1度の年金改革法案」を、「政権政党」が提案する前に「事前協議」をするなどコロちゃんは聞いたことがありませんね。
たぶん「初めて」じゃないかと思われますよ。
まあこの「年金改革法案の改革案」には、一部の年金受給者の「減額プラン」が組み込まれていますから、今年の夏の「参議院選挙」への影響を考えたのでしょうね。
コロちゃんは、この「年金法案」が提出された時に、ブログで内容を批判しようと思っていましたから、この報道を読んで肩透かしされたように思いましたよ。
なお、この「年金改革法案」の「基礎年金の底上げ」」で「年金減額」の対象となるとされていた方たちは以下でしたよ。
◎「2026年度~2045年度の受給者:減少幅:最大月約7000円」
上記のように「2026年度からの年金受給者全員」が減額対象となりますから、コロちゃんも当然入っていますね。だから反対しますよねー。
(⁎•ᴗ‹。)ネー♪
ただ、今の政治情勢を見ると、この「年金改革法案」も先送りされるかも知れませんね。コロちゃんは、今後何もできない「政治」となりそうで心配していますよ。
そんなコロちゃんが、今日は「高齢者と自家用車のお話し」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「コロちゃんに電車利用のアドバイスと、高齢者は何歳まで自動車を保有しているのか?」
☆「高齢者の自動車保有費用は?と、そろそろ運転免許返納を考えるべきなのか?」
☆「年齢が高くなるほど交通事故は増えているよと、わが身がもうコントロールできなくなったことを認められるのか?」
☆「コロちゃんとワンボックスカー」

1.「コロちゃんに電車利用のアドバイス」
つい先日にコロちゃんに「長男一家家長様」から「お願いしますのメール」がありました。以下ですよ。
「たーくん(6歳)が小学校から帰る時間の留守番お願い!」by長男一家家長様
「長男一家の子どものたーくん(6歳)」は、今年4月から小学校に登校するようになるのですよ。ところが「小学1年生」は最初は「午前中に帰宅」するようですね。
そうなると、その帰宅時間に家には「お仕事のパパさん・ママさん」もいませんから、コロちゃんの出番となったわけです。
コロちゃんは、いつもは車で1時間強のところにある「長男一家宅」へブーブーと行っていましたが、この「通勤」について「次男一家家長様」からアドバイスがあったのですよ。
「コロちゃんは、そろそろ車移動でなく電車を使うことを考えた方が良いんじゃないの?」by次男一家家長様
うーむ、確かにコロちゃんは、車の運転中の反応速度が落ちていることは自覚していますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
それに前回「長男一家宅」へ車で行った時に、「往路」は別に支障はなかったのですが「復路」では「アクセルとブレーキ操作」の右足のふくらはぎが痛んだんですよね。
この「右足のふくらはぎの痛み」は、以前「長時間運転」をした時にも感じていましたから、おそらく「筋力の低下」によるものと思われますね。
そんなこともあり、コロちゃんは「高齢者と自家用車」について「いつまで車を保有し運転するのか」についてちょっと考えてみましたよ。

2.「高齢者は何歳まで自動車を保有しているのか?」
「自家用車の保有」って、けっこうお金がかかるんですよね。「ガソリン代」の他にも「保険や車検」もありますからね。
だけど「高齢者」になるほどに、「買い物や病院通い」などでの「車移動」が必要になってくるんですよ。
「高齢者」は長時間歩くよりも、「車での移動」の方が楽なんですよ。
出来ればいつまでも「車を保有して運転をしたい」けれど、どこかで断念を決断しなくてはなりませんよね。
そこで、多くの「高齢者」の方たちは「何歳まで車を保有し運転している」のでしょうね。ちょっと調べてみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「農林水産省 年齢階層別自動車所有率」より
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2018/attach/pdf/180704_03.pdf
出典:農林水産省:高齢者の自動車利用より:3月11日利用
上記のグラフは、「農林水産省」が発表した「年齢階層別の自動車所有率の推移」です。下記に2015年の高齢者の分だけ書き出しますね。
◎「自動車所有率」(小数点以下切り捨て)
➀「50~64歳:71%」
➁「65~74歳:57%」(コロちゃんはココ)
③「75歳以上 :30%」
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2018/attach/pdf/180704_03.pdf
(出典:農林水産省:高齢者の自動車利用より:3月11日利用)
うーむ、「➀50代~60代前半」の方たちは、まだ7割の方が車を所有していますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
それが「コロちゃん年代の方たち(➁65~74歳)」になると「6割弱」に減り、そして「③75歳以上」では「3割」になっています。
今のコロちゃんは、昨年2024年に「車の運転免許証の更新」をしていますから、次回の「更新」は4年後ですから・・・その時点では75歳を超えて・・・うーむ。
(´ヘ`;)ウーム…
はー、そのあたりで「決断」でしょうか?
ε=(・д・`*)ハァ…
まあ、それまで「長生きできれば」の話ですけどね。

3.「高齢者の自動車保有費用は?」
さて、次に「高齢者の車保有の費用」を見てみましょう。
「内閣府」では、「自家用車を利用する場合と公共交通機関を利用する場合の経済的負担額の比較」の資料を発表しています。
その中で「自動車の経済的負担額」の記載があります。下記ですよ。
◎「自動車の経済的負担額」(1000円以下切り捨て)
➀「通勤通学片道30分ぐらい:年間7000㎞」
・「普通自動車:45万円」
・「軽自動車 :24万円」
➁「近所の買い物がメイン:年間4000㎞」20
・「普通自動車:43万円」
・「軽自動車 :22万円」
③「あまり乗らない:年間1500㎞」
・「普通自動車:42万円」(コロちゃんはココ)
・「軽自動車 :21万円」
https://www8.cao.go.jp/koutu/chou-ken/r03/kourei/pdf/file1.pdf
(出典:内閣府:自家用車を利用する場合と公共交通機関を利用する場合の経済的負担額の比較より:3月11日利用)
ふーむ、探せば「データ」はあるもんですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム
だけどこの「経済的負担額」には「車両代20万円」が算入されていましたね。
ですから「購入費用を除いた経費」は、コロちゃんの場合は「42万円ー20万円=22万円」となりますよ。月にすると「1.6万円」となりますね。
そして「軽自動車(14万円)」は安いですね。「維持費」が「乗用車(22万円)」よりも8万円も下がります。
コロちゃんは、あまり車を使いませんから「普通自動車:42万円(うち車両代20万円)」ですけれど、これがもし「軽自動車なら21万円(うち車両代7万円)」になりますよ。
だけど今から「買い替える」ことは考えていません、今の車を最後まで乗り続ける予定ですよ。
なおコロちゃんは、上記の「あまり乗らない:年間1500㎞:普通自動車:42万円(うち車両代20万円)」を自分の昨年2024年の「自動車経費」と比べてみましたよ。
そうしましたら、上記の「42万円ー20万円=22万円」とほぼ同じ「21万円」でしたね。
「地方都市」に住む、あまり車を利用しない高齢者の「自動車経費」は、購入経費を別にすればだいたい「月1.7万円程度(年間21万円程度)」となるようですね。

4.「そろそろ運転免許返納を考えるべきなのか?」
さて、上記でコロちゃんの「昨年2024年の自動車保有費用が21万円(取得費用を除く)」と分かると、これは「月1.7万円」となります。
うーむ、これは「タクシー利用」の方が安くなるかなー? 多分タクシー利用の方が安そうですね。
(´ヘ`;)ウーム…
だけど「病院通い」が不便なんですよ。ちょっとした「買い物」も不便になるし、なんとも悩ましいところですよ。
そこで、コロちゃんは世の中の「高齢者」の皆さんは、何歳ぐらいで「免許返納」をしているのかを調べてみましたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「警視庁 運転免許の申請取消(自主返納)件数」より
https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/pdf/rdhtransition_r05.pdf
出典:警視庁:運転免許の申請取消(自主返納)件数より:3月11日利用
上記のグラフは、「警視庁」が発表した2014年~2023年の「運転免許自主返納数の推移」です。「75歳未満」と「75歳以上」が記録されています。
下に「令和以降」を書き出しますね。
◎「運転免許返納数推移」(1000件以下切り捨て)
➀「2019年」
・「75歳未満:35万人」+
・「75歳以上:25万人」=
・「合計 :60万人」(過去最多)
➁「2020年」
・「75歳未満:29万人」+
・「75歳以上:25万人」=
・「合計 :55万人」
③「2021年」
・「75歳未満:27万人」+
・「75歳以上:23万人」=
・「合計 :51万人」
④「2022年」
・「75歳未満:27万人」+
・「75歳以上:17万人」=
・「合計 :44万人」
⑤「2023年」
・「75歳未満:26万人」+
・「75歳以上:12万人」=
・「合計 :38万人」
⑥「2024年」
・「75歳未満:16万人」+
・「75歳以上:26万人」=
・「合計 :38万人」
https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/pdf/rdhtransition_r05.pdf
(出典:警視庁:運転免許の申請取消(自主返納)件数より:3月11日利用)
(2024年分は3月11日新聞発表より)
あー、これじゃ「何歳で返納が一番多いか?」は分かりませんね。
( ¯ O¯)アー
だけど「➀2019年~⑤2023年」までは、「75歳以上で返納」よりも「75歳未満で返納」の方が多いですね。
それが「⑥2024年」は、「75歳未満:16万人」に対して「「75歳以上:26万人」と逆転していますね。
この理由ですが、コロちゃんは「団塊世代(1947年~1949年生まれ)」が「2024年には74~76歳」になったことが理由ではないかと思いましたよ。
あの世代は、なにしろ「日本の歴史始まって以来のボリュームゾーン」ですからね。
これを見ると「75歳をきっかけに免許返納する方」が多いということは分かりましたね。コロちゃんは75歳まであと・・・何年もないですよ。
ナルホドφ(-Ò。Ó-”)メモメモ
なお、上記で「①2019年の60万人」が免許返納の「過去最多記録」ですが、この理由は「2019年に池袋で起きた高齢のドライバーが母子をはねて死亡させた事故」が切っ掛けのようですよ。
「高齢ドライバーの事故」は悲惨ですし、無くすようにしなければならないとコロちゃんも思いましたよ。

5.「年齢が高くなるほど交通事故は増えているよ」
コロちゃんがポチポチ調べたところによると、「免許人口比」で見ると「高齢者の交通事故件数」は少しづつ減少しているのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「警視庁 免許人口10万人当たり高齢運転による死亡事故件数の推移」より
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r02kou_haku/zenbun/genkyo/feature/feature_01_3.html
出典:内閣府:令和2年交通安白書より:3月11日利用
上記のグラフは、「内閣府」が発表した2009年~2019年の「免許人口10万人当たり高齢運転手による死亡事故件数の推移」です。
一目見てグラフが「右肩下がり」に減少しているのは良いことなのですが、このグラフは「年齢別」になっているのです。
一番右側の「令和元年(2019年)」の内容を下に書き出します。
◎「年齢別交通事故件数(免許人口10万人あたり):2019年」
➀「75歳未満:3.1件」
➁「75歳以上:6.9件」
③「80歳以上:9.8件」
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r02kou_haku/zenbun/genkyo/feature/feature_01_3.html
(出典:内閣府:令和2年交通安白書より:3月11日利用)
上記のデータは「免許人口10万人当たりの交通事故件数」ですが、「➁75歳以上:6.9件」になると「➀75歳未満:3.1件」の2倍以上となっています。
これを見ると「75歳以上になると急激に事故件数が増えるように見えますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
さらに「③80歳以上:9.8件」を見ると、これは絶対ダメでしょう。「➀75歳未満:3.1件」の3倍以上ですよ、止めた方が良いですよ。

6.「わが身がもうコントロールできなくなったことを認められるのか?」
「理屈」じゃあないんですよね。
コロちゃんだって「タクシーを利用した方が安いこと」は分かりますし、少々不便になっても「交通事故を起こすこと」を考えれば、もう「運転免許返納」の一択ですよ。
「高齢化」は防ぎようもありませんから、たとえ「筋トレ」で少しぐらい遅らせられても誤差の範囲内でしょう。
あえて、なぜ「高齢者」が免許返納に抵抗するのかというと、コロちゃんは「自分がもう我が身を制御できなくなっていること」を認められない、認めたくない心理があるのではないかと思うのですよ。
昨日のブログで「【読書考】長寿期リスクを読んで」を書きました。
その中で「高齢者」が介護サービスを受けたがらない例が多いことについて、コロちゃんは「団塊世代の自立の精神」を指摘しました。
コロちゃんも同じですが「団塊世代」の高齢者は、「ひとさまに迷惑を掛けたくない」「子どもの生活の邪魔をしたくない」という「自立の精神」が旺盛なのですよ。
だからこそ「自分の身体がもう誰かの助けを借りなければ生きて行けないこと」を認められないのではないかと、コロちゃんは考えたのです。
この「運転免許返納」についていえば、高齢になれば(特に75歳以上)もう自分の運転が危ないことは頭では理解しても、心では拒否しているから「返納」に抵抗するのではないでしょうか。
コロちゃんも同じで、自分が「役に立たない高齢者」とみられることには抵抗感・嫌悪感がありますよ。
この「ブログ投稿」や「YouTube投稿」を行なっているのも、そんな心理が働いているように思いますね。
何とも「めんどくさい高齢者」になったと思わないでもありませんが、これが現在の多くの高齢者も抱いている感情だと思いますよ。
だけど、いつまでもそれじゃ「ダメだ!」とも思っていますから、何とも「人間とはめんどくさいもの」だと思いますね。

7.「コロちゃんとワンボックスカー」
さて、最後はいつもお約束の「コロちゃんの余話」です。
今日は「自家用車の話し」でしたので、かつてコロちゃんちが購入した「ワンボックスカー」について書きますね。
コロちゃんが最初に「自家用車」を購入したのは、まだ「東京都」に住んでいた20代後半ごろのことでした。
最初に購入した車は「マツダのファミリア」でしたね。1500㏄の「ファミリーカー」です。
その後何台も乗り替えましたが、2人の子どもが小学生になった頃の1990年代に「タウンエース」を購入しました。
当時「団塊世代」に人気があった「8人乗りのワンボックスカー」です。
ここで「団塊世代」をわざわざ出した訳は、この「ワンボックスカー」はこの時代の象徴でもあったからです。
そもそも「自家用車」が庶民の手が届く範囲まで安くなったのは1970年代以降です。
そして「夫婦と子ども2人の核家族」が社会の大勢を占めるようになったのも「団塊世代(1947~1949年生まれ)」が成長して家族を持った頃からです。
その「団塊世代」の所得の向上が進んだことと、「核家族(夫婦と子ども2人)」の子どもたちが小学生になった頃に、新しい生活スタイルが生まれてきました。
当時の言葉で「ニューファミリー※」と呼ばれたことを思い出しますね。
(※ニューファミリー:友達どうし的な夫婦関係、マイホーム志向:1967年の国民生活白書では当時25~29歳の家族)
その「核家族(夫婦と子ども2人)」の生活様式を象徴する車として「ワンボックスカー」が登場しています。
当時子どもたちが小学生だったコロちゃん一家は、この「タウンエース」で観光地に出かけたり、キャンプやハイキングに遊びましたね。
現在では、ごく当たり前に見られる「家族でのお出掛け」が、1980年代以降に初めて庶民に広がったものだとは、今ではなかなか想像しにくいと思いますよ。
「貧しい家庭」で育ったコロちゃんと妻は、まるで自分たちの「子ども時代」を取り戻すかのように、その「タウンエース」で夏のキャンプや冬のスキーに、いそいそと出かけていましたよ。
その「思い出」は、現在のコロちゃんの大切な宝物ですよ。楽しかったなー。
エヘヘ(●´∀`).。o○
今日は「高齢者と自家用車」をテーマに、その周辺事情を探ってみました。特に「高齢者が免許返納」を嫌がる理由として、精神的な側面を少し深堀してみました。
この点はいろいろな見解があると思いますから、コロちゃんの考えが全てではないとは思いますよ。こんな考え方もあるよ、という程度で軽くお読みくださいね。
最後の「コロちゃんのタウンエース話」は、いつもの「余話」です。
もう70代のコロちゃんにも「こんな時代があった」と読み流しくださいね。またこのブログを読みにお立ち寄りいただければ、コロちゃんは嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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