0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「高齢者の医療費の窓口負担割合上げに70代の3割が賛成したって?」
②「わからない・どちらともいえないとの回答が最多だよ」
③「医療費は2040年に、現在より28~31兆円も増えるよ」
④「『わからない』のは、誰も未来像を語らないからだよ」
⑤「コロちゃんと亡き妻の高齢医療費の2割負担」

1.「高齢者の医療費の窓口負担割合上げに70代の3割が賛成したって?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「医療費2割負担の年齢/70代の3割、上げ賛成」との見出しが目に入りましたよ。
これって「コロちゃんの話」だよね?
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
現在「70代のおじいちゃん」の「医療費の自己負担割合は20%」です。あと少し生きて「75歳」になると、「医療費自己負担割合は10%」に下がりますね。
現在の「70代の医療費の自己負担割合」は以下の通りになっているのです。
◎「70代の医療費自己負担割合」
①「70~74歳」
・「原則 :2割」コロちゃんはココ
・「現役並み所得者:3割」
(単身で年収383万円〔月32万円〕以上)
②「75歳以上」
・「原則 :1割」
・「現役並み所得者:3割」
(単身で年収383万円〔月32万円〕以上)
ざっと、上記のようになっている「70歳以上の高齢者の医療費の自己負担率」なのです。
ところが、この記事は「70~74歳の原則2割の医療費窓口負担」を「70代の3割の方が対象年齢の5歳引き上げに賛成すると回答した」と報じているのですよね。
「対象年齢を5歳引き上げ」たならば、上記の「①70~74歳の原則2割」が「現役世代と同じ3割」に上がります。
さらに「②75歳以上の原則1割」も「原則2割」に上がるでしょうね。
さらに記事では、「現役世代と高齢世代の負担の見直しについて、『高齢者の負担増はやむを得ない』とする回答は全体で37.1%だった」とも書いていますよ。
コロちゃんは、このような「高齢者の負担増」には反対ですよ。
それよりも「高齢者の資産と所得要件」を導入して「豊かな高齢者の負担割合」を上げた方が良いですよ。
これはまた別の機会に書きましょうね。それよりも「現役世代と高齢世代の負担の見直し」との「設問」自体に、なんか「分断の切れ目」を感じますよね。
そこで、この「健康保険組合連合会」の実施した「医療・介護保険制度に関する意識調査」の結果を読んでみようと思いましたよ。
なお、この「日経新聞」の「医療費2割負担の年齢/70代の3割、上げ賛成」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

2.「わからない・どちらともいえないとの回答が最多だよ」
さて冒頭の記事を読んだコロちゃんは、さっそく「健保組合連合会」が実施した「医療・介護保険に関する意識調査」を探して読んでみましたよ。
「調査の目的」は「日本の公的医療・介護保険や医療提供に対する国民の認識や具体的なニーズを広く把握する」で、「全国20代~80代の男女 3000人」の「インターネット調査」でした。
その内容は、以下でしたよ。
◎「Q.今後も、少子高齢化が進む中で、医療費が増加する一方、その費用の支え手は減ることが見込まれます。今後の医療保険の給付と負担のあり方について、あなたはどのように考えますか?」
(小数点以下切り捨て)
①「給付を大幅に絞り込み、負担を軽減」
・「15%」
②「給付を絞り込み、負担の水準を維持」
・「25%」
③「わからない」
・「27%」最多
④「給付の水準を維持、負担増はやむを得ない」
・「22%」
⑤「給付の充実に伴う負担増はやむを得ない」
・「10%」
https://www.kenporen.com/include/press/2026/20260603.pdf
(出典:健康保険組合連合会 医療・介護に関する国民意識調査より:6月5日利用)
うーむ、上記の「設問」を見ると、ここには「パイの奪い合い」の回答枠しかないですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
どの「回答枠」も「現役世代の負担」と「高齢世代の給付の対立」を導きだす答えしか用意していませんよ。これでは「③わからないの27%が最多になる」のも当然ですよね。
誰だって「現役世代の負担」をこれ以上増やす」のは嫌でしょう。
だからといって、いずれ自分が「高齢になった時」を考えれば、「高齢世代の給付を減らす」のも困るでしょうから、答えは「わからない」が増えるのは当然の帰結だとコロちゃんは考えましたよ。
もう1つ「冒頭の記事」の「高齢者の原則自己負担2割の見直し」について見てみましょう。以下でしたよ。
◎「Q.高齢者の健康状態や就業状態は過去と比べて改善されており、世代間の負担の公平性の観点に立って見直すべきだという議論もあります。例えば、現在、69歳までの方は3割負担、70歳から74歳までの方は原則2割負担ですが、その対象年齢を5歳引き上げるという考え方について、あなたはどのように考えますか?」
(小数点以下切り捨て)
①「賛成する :35%」
②「わからない:41%」最多
③「反対する :22%」
https://www.kenporen.com/include/press/2026/20260603.pdf
(出典:健康保険組合連合会 医療・介護に関する国民意識調査より:6月5日利用)
あー、なんだって「質問の前段」に「高齢者の健康状態や就業状態は過去と比べて改善されており、世代間の負担の公平性の観点に立って見直すべきだという議論もあります」って書くんだろうなー。
(ノω<) アー
これを読むと「あまり考えていない人を誘導しよう」って意図が見えちゃいますよ。それでも「一番多い答え」は、「②わからない:41%」ですよ。
冒頭の記事の見出しの「70代の3割、上げ賛成」は、上記の「設問と回答の70代の部分」です。そこだけを、下に書き出しますね。
◎「69歳までの方は3割負担、70歳から74歳までの方は原則2割負担ですが、その対象年齢を5歳引き上げるという考え方について、あなたはどのように考えますか?」
(70代の回答:小数点以下切り捨て)
①「賛成する :31%」
②「わからない:36%」最多
③「反対する :31%」
https://www.kenporen.com/include/press/2026/20260603.pdf
(出典:健康保険組合連合会 医療・介護に関する国民意識調査より:6月5日利用)
なんやなんや「冒頭の記事の見出し」は、上記の「①賛成31%、②わからない36%。③反対31%」から、「①賛成31%」だけ抜き出して「見出し」にしていますよ。
ヾ(´囗`。)ノナンヤナンヤ
内容を見ると、一番多いのは「②わからない36%」ですよ。これを差し置いて「新聞の見出しは①賛成31%」にするなんて、あきらかに「意図的」ですよね。
それに「③反対する:31%」だって「①賛成する:31%」と同じだけありますよ。ここから「①賛成する31%」だけを抜き出して、記事の見出しにするなんて酷いよなー。
(ノдヽ*)ヒドイ
まあ、確かに「間違いや嘘」ではないですよ。だけどコロちゃんには「高齢者の医療負担を上げる方向」に世論を誘導しているように見えちゃいますよね。
特に「この調査結果」には、「設問の回答」に「どちらともいえない・わからない」がある「質問」が全部で7つありましたが、その全部の質問で「どちらともいえない・わからない」が最多でしたよ。
それだけこの「医療負担を上げる問題」が「分かりにくく、答えにくいもの」だということなのでしょうけれど、コロちゃんは「世代間対立をあおる調査や報道」は辞めた方が良いと思いますよ。

3.「医療費は2040年に、現在より28~31兆円も増えるよ」
ここでちょっと「医療費の推移」を見ておきましょう。
冒頭の「高齢世代の医療負担を上げる健保連の調査」は、そもそも今後「医療費が増え続けること」を念頭に実施されているのでしょうからね。下記でしたよ。
◎「医療費の推移」
①「2020年度:42.2兆円」
②「2021年度:44.2兆円」(2兆円増)
③「2022年度:46.0兆円」(1.8兆円増)
④「2023年度:47.3兆円」(1.3兆円増)
⑤「2024年度:48.0兆円」(0.7兆円増)
https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/year/24/dl/iryouhi_data.pdf
(出典:厚生労働省 令和6年度 医療費の動向より:6月5日利用)
うーん、上記を見ると年々「医療費」は増えていますね。
(´ヘ`;) ウーン
まだ、この後の「2025年度」は発表されていませんが、過去最大の「48兆円超」は間違いがないようです。
しかも「問題」なのは、これからのことですよね。今から14年後の「2040年度の医療費は76~78兆円(※)」と、「⑤2024年度48兆円」より「28~31兆円も増える」と試算されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/000536591.pdf
(※厚生労働省 医療費の将来見通しより:6月5日利用)
ここまで書いてきてコロちゃんは、冒頭の「70~74歳の医療費負担割合」を「2割から3割に上げる」ことによる「医療費の軽減額」はどの位なのかが気になりましたよ。
このような直接的な「試算」は見つかりませんでしたが、「2014年以降に政府が70~74歳の負担割合」を、それまでの「1割から2割」に上げたことがありました。
その時の「医療費の節約額」は、「年間で5000~6000億円だった」とされていましたよ。
これから類推すると、今回もし「70~74歳の負担割合」を「2割から3割」に上げたとすると、「医療費の節約効果」は、おそらく「5000~6000億円規模」となるみたいですよね。
しかし、これでは到底「⑥2024年度48兆円」より「2040年度に28~31兆円も増える医療費」には足りません。
つまりコロちゃんが言いたいことは、将来の「医療費の増加」は「小手先の改革」で乗り切られる規模ではないということですよね。

4.「『わからない』のは、誰も未来像を語らないからだよ」
ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
上記の「健康保険組合連合会」の「医療・介護に関する国民意識調査」では、「設問の回答」で「どちらともいえない・わからない」が最多だったのですよね。
それも「どちらともいえない・わからない」の選択肢がある「質問は7つ」ありましたが、その全部の回答で一番多かったのが「どちらともいえない・わからない」でしたよ。
いくら何でも「どちらともいえない・わからない」の回答が多過ぎますよね。
コロちゃんは、この理由を「政治家も有識者も未来像を語らないからだ」と思いましたよ。
だって、前項の「医療費」が「2024年度48兆円」から「2040年度に76~78兆円」とまで増えて、その増加額は「28~31兆円」になるというのですよね。
この「日本の未来像」をどうするんですか? コロちゃんは今まで聞いたことはありませんよ。
別に「明るい未来」でなくとも良いのですよ。「厳しい未来」だろうが「暗い未来」だろうが、ほんとのことを知りたいのですよね。
それを「政治家の皆さん」や「有識者の皆さん」も、みんな黙ってしまっていては、「高齢者の医療費の2割を3割にするプラン」だって「わからない」が最多になるのも当たり前ですよね。
コロちゃんは、もう「厳しい未来に立ちすくむ」のではなく、「直視」して「問題を可視化すること」がまず必要だと思っていますよ。
もちろんコロちゃんのプランは、「法人税・所得税・消費税」の基幹税を全部「増税」する「三方一両損の精神(※)」ですよ。
(※関わる三者がそれぞれ少しずつ損をすることで全体として公平かつ円満にトラブルを解決するという考え方や慣習:古典落語の演目でもある)
これについては、また別の機会に書こうと思っていますが、今日の所はまず「医療費を取り巻く事情」を調べながら書いてみましたよ。
コロちゃんは、「わからないのが多いアンケートの回答」に「誰も日本の医療の未来を語っていない風景」を見た思いを持ちましたよ。
「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ(※)」という言葉がありますよね。
(※ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの戯曲「ガリレイの生涯」のセリフ)
コロちゃんは、別に「英雄」でなくともいいですから、正面から「日本の将来の医療費をどうするのか?」を語る「政治家が出てこないかなー」と、少しの期待を持っていますよ。
c(・。・)チョッチダケヨ

5.「コロちゃんと亡き妻の高齢医療費の2割負担」
今日のテーマは、「高齢者の医療費の自己負担を上げることに賛成ですか?──なぜわからないとの回答が多いのか?」を考察してみましたよ。
まあ「正直」なところコロちゃんは、これ以上「わが身の医療負担が増える」のはイヤですよね。
やっと「70歳になって2割負担」になって、あと少しで「75歳になり1割負担」になれば、少し「生活が楽」になりますからね。
特に「物価上昇の様子が一向に止まらない」ような現状では、「おじいちゃんの医療費」は馬鹿にならない出費なのですよね。
コロちゃんは、来週から「前立腺がんの放射線治療スケジュールの提示」がありますから、「医療費問題」は切実なのですよね。
さて、そんな「コロちゃんのふところ事情」はさておいて、今日の最後の「コロちゃん話」は、「71歳で逝った妻の話」を書きますね。
コロちゃんの妻は、「69歳の時」に「肺がん」と診断されて「2年後の71歳の時」に逝きました。だから「肺がんの闘病中」に「医療費負担が3割から2割に下がった」のですよね。
だけど、そんなことに「夢中で妻の介護」をしていたコロちゃんは一切気が付きませんでしたよね。とにかく一日一日「生活と治療」で懸命に生きていましたよ。
妻は「泣き言」をいうことは一切なく、淡々と「治療」を受けながら、「生活面」では全てコロちゃんに任せてくれていましたね。
今振り返ってみると、当時の「コロちゃんちの医療費」は以下でしたよ。
◎「妻の肺がん闘病中のコロちゃんちの医療費」
(下記はコロちゃんの医療費も含みます)
①「肺がん宣告の年:104万円」
(妻の年齢69歳:医療費負担3割)
②「肺がん脳転移判明:56万円」
(妻の年齢70歳:医療費負担2割)
③「肺がんで逝った年:106万円」
(妻の年齢71歳:医療費負担2割)
ふーむ、上記を見ると、やはり「医療費が2割負担に下がった影響」はありましたよね。「②の年の56万円」は明らかに少し抑えられていますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム
最後の年の「③106万円」は、妻は「自宅介護」で逝きましたから、その分「医療費」は低くなったと思いますね。
「日本の医療制度」には、「高額療養費制度」がありますから「かかった医療費の上限を抑えること」ができるのですよね。
しかし、それでも「何度も入退院」を繰り返さざるを得ないと、どうしても「医療費」はかさんでしまうのです。
コロちゃんは、妻の「医療費」をケチろうとは一切考えていませんでしたが、できるだけ「入院時」には「無料ベッド」をお願いしていましたよ。
上記の「医療費」は、妻だけではなく「コロちゃんの通院の医療費」も含んでいますが、やはり「医療費の軽減制度」をフルに利用しても「①と③の年」は、「年間100万円以上」はかかっていましたね。
こんな「収支」は、今だから見れるのですが、当時は「妻の介護」でいっぱいいっぱいで何も考えられませんでしたよ。「無我夢中」で過ごしていましたよ。
ただこうして振り返ってみると「70~74歳2割負担の現行制度はありがたい」とコロちゃんは、思いましたよ。
あとコロちゃんちは「姉さん女房」だったのですよね。
コロちゃんと妻が一緒になった1970年代前半では、2人とも「20代の姉さん女房の夫婦」でした。
それが「妻が逝った時」には、「70代の妻と60代のコロちゃんとの姉さん女房の夫婦」になりましたが、それから4年近くたった今ではコロちゃんが「年上」になってしまいましたよ。
コロちゃんは、今「1970代前半の妻の姿」を思い浮かべながら、いつまでも「姉さん女房でいて欲しかった」と泣き言を言いたくなっちゃいましたよ。下記のフォトの時代ですよね。

「セピア色の思い出」ですよ。若かったなー、楽しかったなー。
(・_・;).。oO
こんな思い出が沢山あるから、コロちゃんは今頑張れるんですよね。亡き妻に笑われないように、日々を全力で生きていこうと思っているコロちゃんでしたよ。
今日の「コロちゃん話」は、「亡き妻の高齢医療費の2割負担」と「コロちゃんちの医療費」を書いてみましたよ。
「泣き虫コロちゃん」を笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。



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