【経済考】コロちゃんと、「新聞見出し」で変わる景気の見え方──同じ統計なのに「夕刊と朝刊」で印象が違うよ

【経済考】
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「夕刊と朝刊で見出しと記事内容が違っていたよ」

②「家計消費は8カ月連続減で、実収入も-3.8%だったよ」

③「あなたは節約していますか?」

④「インフレ時代の消費支出を予測する、消費支出のプラス転換は綱引き次第だよ」

⑤「コロちゃんと秋の日の衣替え」

1.「夕刊と朝刊で見出しと記事内容が違っていたよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「家計消費にメリハリ/7月3.6%マイナス/外食は堅調/食料は支出減」との見出しが目に入りましたよ。

これは「総務省が4日発表した7月の家計調査」の内容の記事なんですが、コロちゃんはこの「見出し」を読んで「はて?」と頭の中にクエスチョンマークが浮かんだのですよね。

その理由は、昨日の「夕刊」には同じ「家計調査」の記事が載っていたのですが、「なんか、ちょっと記事の見出しと内容のイメージが違っていたよね・・・?」。
(。・_・?)ハテ?

コロちゃんは、すぐに「バサバサ」と昨日の「夕刊」をラックの中から引っ張り出して、読み比べて見ましたよ。以下でしたよ。

◎「7月の家計調査についての記事」

①「昨日の夕刊」
 ・「見出し:消費支出7月3.6%減
 ・「記事冒頭:総務省が4日発表した7月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は・・・実質で前年同月に比べて3.6%減った」

7月の実質消費支出3.6%減 8カ月連続マイナス 節約志向続く – 日本経済新聞
総務省が4日発表した7月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は30万1245円だった。物価変動の影響を除いた実質で前年同月に比べて3.6%減った。8カ月連続のマイナスとなった。名目では1.5%減少した。QUICKが事前にまとめた7月…

②「今朝の朝刊」
 ・「見出し:家計消費のメリハリ鮮明
 ・「記事冒頭:個人消費のメリハリが鮮明になっている・・・物価高が続くなかでも外食や宿泊料は実質増となった」

家計消費のメリハリ鮮明 外食・宿泊はプラス、節約志向で食料は減 – 日本経済新聞
個人消費のメリハリが鮮明になっている。総務省が4日発表した7月の家計調査によると物価高が続くなかでも外食や宿泊料は実質増となった。一方で、飲料など食料への支出は減り、節約志向が残る。全体としては8カ月連続のマイナスで力強さを欠いた。7月の2…

うーむ、上記の「①と②は同じ総務省の7月の家計調査の発表内容についての記事」ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんは、「日経新聞の朝刊・夕刊・電子版」を全部目を通していますから、普通は「同じ記事」が掲載されていることがほとんどなんですよね。

もちろん、記事に若干の手直しがされていることもありますけどね。

しかし、今朝は上記の「②朝刊の見出しと記事の内容」を読んでいて、昨日の記事と「トーンが違う」と感じて、その場で「夕刊」をもう一度読み直してみたんですよね。

そうしましたら、「昨日の夕刊」のトーンは、「7月の消費は減った」とネガティブなイメージの内容でした。

しかし、「今朝の朝刊」のトーンは、「個人消費のメリハリが鮮明」と少しポジティブに感じられましたよ。

もちろん「今朝の朝刊」でも、その後に「一方で、飲料など食料への支出は減り、節約志向は残る。全体としては8カ月連続のマイナスで力強さを欠いた」との記載がありましたけれどね。

ただコロちゃんは、今朝の「朝刊」と昨日の「夕刊」とを読み比べて、おなじ「個人消費が8カ月連続マイナスのデータ」を扱っていても、書き方でだいぶイメージが違うなと思いましたよ。

そして、まさか「昨日の夕刊では悲観的に書きすぎたから、翌朝の朝刊で楽観的に書き直したんじゃないかな」と、ちょっとだけ邪推しちゃいましたよ。
c(^ー^*) チョコットダケヨ♪

2.「家計消費は8カ月連続減で、実収入も-3.8%だったよ」

次にコロちゃんは、「冒頭の記事」で取り上げていた「総務省の家計調査」を読んでみましたよ。

コロちゃんが興味を持ったのは、「物価上昇が始まった2022年以降の消費支出の推移」です。コロちゃんは「2022年からインフレ時代が始まった」と考えているのですよね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「総務省 2人以上の世帯の消費支出の実質増減率」より

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/recent_trends.pdf
出典:総務省統計局 家計調査7月より:9月5日利用

上記のグラフは「総務省統計局」が発表した「2014~2026年の2人以上の世帯の消費支出の一部」です。

上記は「2023~2026年7月」までを切り抜いています。下に一部のデータを書き出しますね。

◎「家計の消費支出」

①「2023年:-2.6%」
②「2024年:-1.1%」
③「2025年: +0.9%」

④「2026年4月:-0.5%」
⑤「2026年5月:-0.4%」
⑥「2026年6月:-3.3%」
⑦「2026年7月:-3.6%」
 (8ヶ月連続減少)

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/recent_trends.pdf
(出典:総務省統計局 家計調査7月より:9月5日利用)

うーん、上記を見ると「消費支出の推移」は、「①2023年-2.6%から②2024年-1.1%」、そして「③2025年+0.9%」へとここまでは改善していますよね。
(´ヘ`;) ウーン

そして、その後「④2026年に再び悪化(マイナス)」になっているように見えますよね。しかも、その年の「④2026年4月~⑦2026年7月は全部マイナス値」ですよ。

冒頭の記事では「8ヶ月連続のマイナス」と報じていましたし、何とも思うように行かないものですよね。

またコロちゃんは、この「家計調査」を読んでいて、興味深いものを見つけましたよ。下記ですよ。

◎「勤労者世帯の収支の内訳」
 (2026年7月:2人以上の世帯のうち勤労者世帯)

①「実収入:68万9476円」
 「実質増減率:ー3.8%」(前年同月比)

②「可処分所得:55万4381円」
 「実質増減率:ー3.1%」(前年同月比)

③「①実収入と②可処分所得の差」
・「金額の差:13万5095円」
・「実質増減率の差:0.7ポイント」
 (③はコロちゃんが計算)

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/recent_trends.pdf
(出典:総務省統計局 家計調査7月より:9月5日利用)

ほうほう、上記はコロちゃんが興味深いと思って書き出したものですよ。
(  ̄O ̄)ホウホウ

上記の数字は、コロちゃんみたいな「おひとり様のおじいちゃん」は含まれていない「2人以上の世帯のうち勤労者世帯」なのです。

つまり「現役世代の方たち」なのですが、まず気が付くのは「③の①実収入(約69万円)と②可処分所得(約55万円)の差」です。

この差は「一言で言うと税金や社会保険料などの非消費支出」によるものなのですが、何と「月約13.5万円」も給料から天引きされているのです。

その結果、上記の「2人以上の世帯のうち勤労者世帯」の「月の実収入は約69万円」となりますが、「税金・社会保険料」を抜いた「可処分所得(手取り収入)」は「約55万円」にまで減っています。

そこでコロちゃんが気が付いたのは、「①実収入の実質増減率(前年同月比)ー3.8%」と「②可処分所得の実質増減率-3.1%」の差が「0.7ポイント」もあることですよね。

つまり「実収入が減った分、税金や社会保険料などの差し引かれるお金もある程度減ったため、可処分所得の減少幅は少し小さくなった」と考えられますよね。

これは「実収入が増えても、可処分所得はそれほど増えないこと」の逆バージョンなのです。

だけど肝心の「実収入が減った」のでは、「税金や社会保険料が減った(0.7ポイント)」と、ちっとも喜べないとコロちゃんは思いましたよ。

3.「あなたは節約していますか?」

前項で「2人以上の勤労者世帯の7月の実収入がー3.8%」だったことを知ったコロちゃんは、次に皆さんが生活の中で「どのように対処しているのか?」を調べてみましたよ。下記でしたよ。

◎「Q.あなたは日常生活において節約を意識していますか?」
 (小数点以下切り捨て)

①「とても意識している :22%」
②「やや意識している  :56%」最多
③「どちらでもない   :13%」
④「あまり意識していない: 5%」

https://www.dcm-im.com/case/1417/
(出典:ドコモ・インサイトマーケティング社 節約に関するアンケート調査より:9月5日利用)

ふーむ、上記を見ると「節約をとても意識している22%+やや意識56%=78%」と「8割近く」が「節約を意識」していましたね。
( ̄へ ̄|||) フーム

そうだよなー、「貯蓄を取り崩して生活するくらいなら節約しよう」と考える方が多いのも当然だと思いますよ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

もう一つ「節約の理由」も見ておきましょう。以下でしたよ。

◎「Q.あなたが節約を意識している理由を教えてください?」
 (節約を意識しているとやや意識している方の回答)
 (小数点以下切り捨て)

①「物価が高いから       :62%」
②「将来の生活の備えをしたいから:35%」
③「収入が不十分だから     :31%」
④「支出が増えたから      :20%」
⑤「貯蓄・投資をしたいから   :19%」

https://www.dcm-im.com/case/1417/
(出典:ドコモ・インサイトマーケティング社 節約に関するアンケート調査より:9月5日利用)

うーむ、上記を見るとまず「①物価が高い62%」は誰しもが考える「節約の理由」ですよね。
(´ヘ`;)ウーム…

しかし「②将来の備え35%と⑤貯蓄・投資19%」は、「現在の生活よりも将来が不安だから節約している」ということですよね。

コロちゃんは、これを見て「少々給料が上がった」くらいでは、なかなか「財布のひも」はゆるくならないと思いましたし、「消費を増やす政策」の先行きは「かなり狭き門だ」と思いましたよ。

4.「インフレ時代の消費支出を予測する、消費支出のプラス転換は綱引き次第だよ」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。2つありますよ。

第1に、コロちゃんは「2022年からインフレ時代が始まった」と考えているのですよね。

それ以前の「1990~2010年代はデフレ時代(※)」で、今から振り返ると「コロちゃん自身の生活」はその「30年間は良い時代だった」と感じているのですよね。

(※コロちゃんの考えです)

しかし、現在の「インフレ時代」ではなかなか「厳しい生活」になってしまいました。そこでコロちゃんが、今後の「インフレ時代の消費支出」を予測してみますね。

まずは前項で引用したグラフをもう一度ご覧ください。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「総務省 2人以上の世帯の消費支出の実質増減率」より

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/recent_trends.pdf
出典:総務省統計局 家計調査7月より:9月5日利用

上記のグラフは「総務省統計局」が発表した「2014~2026年の2人以上の世帯の消費支出の一部」です。

上記は「2022~2026年7月」までを切り抜いています。よく見ると以下の傾向が見て取れます。

◎「2023~2026年の消費支出の傾向」

①「2023年:ほぼ毎月マイナス」
②「2024年:ほぼ毎月マイナス」
③「2025年:やっとプラス転換」
④「2026年:再び毎月マイナス」

上記の流れを見ていて、コロちゃんは「はて、消費支出の③2025年のプラス転換はなぜ起きたのだろう?」と感じたのですよね。

この「③2025年のプラス転換」が、「構造的」なものだったら今後も起きる可能性がありますし、「一時的なもの」でしたら、現在の「④2026年の毎月マイナス」は今後もずっと続く可能性が出てきます。

そこでコロちゃんが考えた「③2025年のプラス転換の理由」は以下ですよ。

◎「コロちゃんが考えた③2025年のプラス転換の理由」

❶「2024年の低迷に対する反動増」
 ・「前年の2024年は自動車の認証不正問題による出荷停止などで個人消費が一時的に大きく落ち込んでいた」
 ・「2025年には、供給不足が解消されたことなどで自動車などの消費が回復した」

❷「大阪・関西万博の開催や大型イベントの開催」
 ・「国内旅行や教養娯楽サービス、交通といったイベントや余暇への支出が増加した」

❸「株価上昇・金利上昇等による財産所得の増加」
 ・「株式などの資産を保有する層では、資産価格の上昇や金利上昇による所得増加が、一定程度消費を押し上げた可能性もある」

上記の❶~❸は、あくまでも「コロちゃんの考え」ですから、真偽は皆さんご自身でご判断お願いします。

ただ、こうしてみると「❶前年の反動増(前年の自動車の認証不正問題による出荷停止による消費減退が一因)」と「❷の関西万博」は「一時的要因」で「継続性」は、あまりないように思います。

そして「❸の株価上昇・金利上昇による所得増加」は、国民全員という視点では「広がりを欠く」とコロちゃんには思えますよね。

このように見ていくと、コロちゃんの「消費支出の将来像」は「あまり大きなプラス転換は望めない」と思いますね。

むしろ「現状のマイナスが今後もずっと続く可能性」の方が高いように思っていますよ。

第2には、現在の「賃上げの動向」ですが、どうやら以下の「2極化」が進んでいるようにみえます。以下ですよ。

◎「賃上げ・所得増の動向と消費支出」

①「5%以上の賃上げを得られる大企業の社員や、株価上昇の利益を手にした富裕層では、消費支出が伸びる可能性がある」

②「一方で、賃上げが物価上昇に追いつかない中小・零細企業の社員や、年金収入を中心とする世帯では、消費支出が伸び悩む可能性がある」

③「日本全体の消費支出は、①と②の綱引きで決まる」

上記の「①と②の綱引き」のどっちが勝つかが、「③の消費支出のプラス転換ができるか」を左右するのではないかとコロちゃんは考えたのですが、はてどっちになるのでしょうね?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

コロちゃんは、何と言っても数が多い「②5%以下の賃上げしか得られない中小・零細企業の社員と、年金生活者の消費支出は減少する」方が、「綱引きに勝ちそうだ」とちょっと悲観的になっていますよ。

ちょっと「暗い未来予測」でごめんなさい。
(人д`o)ゴメンネ

5.「コロちゃんと秋の日の衣替え」

今日のテーマは、「コロちゃんと、新聞見出しで変わる景気の見え方──同じ統計なのに夕刊と朝刊で印象が違うよ」を考察してみましたよ。

最初は「新聞記事」を読みながら気が付いた「気付き」から、だいぶ「深掘りした」というか、「離れた考察」になったように思われますが、これも「コロちゃん流」とご容赦下さいね。

最後の「コロちゃん話」は、今朝起きたら「寒かった」と感じて「衣替え」の時期になったことを書きますね。

コロちゃんが今朝起床したら「寒い」のですよね。

気温を見たら「摂氏20度」でした。この気温だともう「半そでシャツ」では「肌寒い」のですよ。

コロちゃんは、あわてて隣の「和室」に「梅雨の6月以来」ラックに引っ掛けてあった「長そでのシャツ」を上に羽織りましたよ。

どうやら今年は「残暑の9月」がないみたいですよね。

今日は「小雨混じりの曇りの予報」ですが、コロちゃんは午前中に「ブログ記事」を書いている途中で、「散歩とお買い物」に出かけてきましたよ。

もちろん「半そでシャツ」だけでは寒いので、「薄い長そでシャツ」を羽織って歩いてきましたが、町中は「秋風」が吹き「物悲しい雰囲気」で満ちていましたね。

コロちゃんの「散歩コース」には、「学童保育の施設」があるのですが、「夏休み」には「運動場に組み立て式のプール」を出して大勢の子どもたちがにぎやかに遊んでいましたね。

それが今日は、誰も見かけず静かなものでしたよね。コロちゃんは、「秋の風」には「寂しさ」を感じるのですよね。

「秋」は、「日照時間の減少」や「気温の変化」などもあってか、「物悲しさ」や「憂鬱な気分(メランコリー)」を感じやすい季節だと言われますよね。

コロちゃんの頭の中には、「枯れ葉(※)」の曲が流れていましたよ。

(※枯葉:1945年にジョゼフ・コズマが作曲した楽曲をもとに、ジャック・プレヴェールが詞を付けたシャンソン。1946年公開の映画「夜の門」でイヴ・モンタンが歌い広まった)

(※日本ではシャンソン歌手岸洋子が歌唱)

なんとも「物悲しい歌」でしたね。それにこう「朝晩が肌寒く」なると、コロちゃんは半年前に逝ってしまった「黒ワンコ」のことが思い出されるのですよね。

あの「わが愛する黒ワンコ」は、ベッドで寝ているコロちゃんの左の脇腹にぴったりくっついて寝ていたのですよ。

「黒ワンコ」は、コロちゃんよりも「体温」が高かったのですよ。

だから「肌寒い朝」にコロちゃんは、いつも朝のまどろみの中で、手を伸ばして「黒ワンコの胸の骨」を毛皮越しにコロコロと撫でるのが好きでしたよ。

しかし、この「黒ワンコ」はもういません。

これから「秋が深まり寒さが一段と増す中」を、一人で過ごすと思うと、ますます「秋の寂しさ」がコロちゃんの胸の中を通り過ぎていく気がしましたよ。

今日は「コロちゃんの衣替えの日」でしたが、秋の訪れとともに「ちょっぴりおセンチになったコロちゃん」でしたよ。

どうか皆さん「寂しがるコロちゃん」を、「ヘタレなおじいちゃんだなー」と笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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