おはようございます。コロちゃんは毎朝5時起床です。今朝も5時ちょっと過ぎに目覚まし時計をかけることなく、目を覚ましました。
ふぁーあ、あーまだ少し眠いなー。
٩(๑´O`๑)۶ふぁ~
コロちゃんの腰痛は、朝が一番痛むんですよね。
(´Д`)イテテ…
起き上がると「あちち、いてーなー」と言いながら、居間のテーブルの上にある「麦茶」を1杯飲むのが日課です。
それから、おもむろにワンコとともに朝の散歩に出かけるのですが、帰って朝食を食べ終わるころになると、腰の痛みが少し軽くなってくるのですよ。
あとは1日中、腰を曲げ伸ばしする都度にちょっと痛みますが、それほど我慢できないほどの痛みはたまにしかないですね。
コロちゃんは、そんな1日を毎日変わらず過ごしていますが、今日はその「コロちゃんの腰痛日誌」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「始まりは魔女の一撃と、2回目は破裂骨折」
☆「過去は振り返るもので後悔するものではないよと、腰痛治療の現在」
☆「辛さは耐えられるけどメンタルを病むと大変」
1.「始まりは魔女の一撃」
コロちゃんが最初に「腰痛」に襲われたのは、今からちょうど9年前の2015年の事でした。
今はもう亡くなった妻と一緒に、ワンコの散歩中に、コロちゃんはいきなり「ハックション!」と、大きな「くしゃみ」をしたのです。
( >д<)、;’.・ハックショォンッ!!
同時にコロちゃんの腰から「グキッ!」と不気味な音が轟きました。
「ぎっくり腰」を西洋では「魔女の一撃」と言うそうですが、その時にコロちゃんの腰に起きたことは、正に「魔女が思いっきり全力を込めて殴ったような凄まじい痛み」です。
コロちゃんは、その時によろよろと公園のベンチの上に倒れ伏しましたよ。
コロちゃんの腰で起きていたことは、「胸椎12番の圧迫骨折」です。
人間の脊椎は、頭の方から「7個の頸椎・12個の胸椎・5個の腰椎・1個の仙椎」が順に並んでいます。
その骨のブロックの間には「軟骨」がクッションの様に挟まっているのですが、その時のコロちゃんは「第12胸椎の下」の軟骨が「圧迫骨折」を起こして潰れてしまっていたのです。
この1回の「圧迫骨折」で、コロちゃんの身長は5㌢縮みました。それだけ、思いっきり潰れたのです。
なぜ、このような「圧迫骨折」がコロちゃんの腰に起きたのかと言うと、その時のコロちゃんは「大腸がん」に罹患していて「ストロイド薬」の「抗がん剤治療」をしていたのです。
そのがん治療の「抗がん剤」には、重大な副作用として「骨粗鬆症」がありました。
そのためにコロちゃんの「脊椎」の骨密度は、「同年男性の40%」まで落ち込んでいたのです。
そこまで「骨密度」が低下していると、ちょっとしたショックで「圧迫骨折」を起こしやすくなります。
そのために、コロちゃんの腰の胸椎12番は「くしゃみ1発」で、すっかり潰れてしまいました。
(なおコロちゃんの大腸がんはその5年後に完治となりました。コロちゃんはがんサバイバーです)
下記のフォトが、コロちゃんの腰椎の正面から見た「MRI画像」です。
上から「第12胸骨」「第1~5腰椎」と順に並んでいます。よく見ると、一番上の「第12胸骨」の下と、次の「第1腰椎」の下の「軟骨(クッション)」が潰れてしまっています。
もうこの「軟骨(クッション)」は元に戻ることはありません。潰れたまま固まってしまっているのです。
「クッション」がなくなっているのですから、コロちゃんの腰はもう強い衝撃には耐えられなくなってしまいました。
2.「2回目は破裂骨折」
1回目の「圧迫骨折」は、「コルセット治療」や「骨粗鬆症薬:アレンドロン酸」の服用などで、順調に回復しました。
コロちゃんの「脊椎」の骨密度は「同年男性の40%」だったのが、投薬治療の為に「同年男性の60%」にまでは上昇しましたが、それ以上には戻りませんでした。
どうやらコロちゃんの脊椎の「骨形成速度」と「骨が分解される速度」が、ちょうど釣りあった状態で推移しているようでした。
そしてコロちゃんの「日常生活」は、時々無理をした時に「軽い腰痛」がある程度にまでは回復していました。
その時に、コロちゃん夫婦に衝撃が走ります。
妻が「肺がん」に罹患したのです。
コロちゃんは、全力でサポートに努めました。妻の「抗がん剤・放射線治療・度重なる入院」が次々と進行します。
しかし、妻の「肺がん」はその1年後に「脳に転移」し、徐々に身体が不自由になって来ます。
それから妻とコロちゃんは、自宅で「妻の最後の日々」をおくることとなりました。
妻が自宅に戻った日は、ちょうど「桜が満開だった日」でした。
大学病院から自宅へ帰る途中に、「桜並木」を通って「最後の花見」をしたことを憶えていますね。
その後は、妻の介護がコロちゃんの全力を傾けた「仕事」となりました。
もう50年近く生活をともにした妻の「最後の日々」です。なんとしても安らかに過ごさせてあげなければなりません。
ある日、コロちゃんがもう歩けなくなった妻の移動のために、持ち上げて「室内車いす」に移す行為を繰り返していた時の事です。
コロちゃんが妻をいつものように「よいしょ!」と持ち上げた時に、腰から「ごりっ‼」という響きと、鋭い痛みが走ります。
コロちゃんは、妻を抱えたまま一緒にベッドから転げ落ちました。何とか二人でベッドの上に戻り、コロちゃんは妻に謝りました。
「すまんな、もう持ち上げるのはできなくなっちゃった」。
妻はもうその時には、ほとんどしゃべれなくなっていましたが、悲し気にうなずいていました。
後から思うと、その時にコロちゃんの腰の負担が、限界を超えてしまったようでしたね。その後にコロちゃんは、痛みをこらえて「妻の最後の日々」の濃密な時間と過ごしました。
妻は、その日から3ヵ月後に静かに息をひきとりました。
コロちゃんの腰は、この時に2回目の「圧迫骨折」を起こしました。
今回の「圧迫骨折」は、前回の「胸椎12番」の1個下となる「腰椎1番」でした。
そこが「圧迫骨折」よりも「潰れ方が大きい破裂骨折」と診断されました。そしてコロちゃんの身長がまた5㌢縮みました。
コロちゃんは、2回の「圧迫骨折・破裂骨折」で、身長が合計10㌢縮み、172㌢から162㌢にまで縮みました。
2度目の「破裂骨折」は、前回の様に「時が過ぎれば回復して軽い痛み」とはなりませんでした。
妻が亡くなって、もう2年半が過ぎましたが、コロちゃんの腰は未だに「強い痛み」残っています。
下記のフォトが、コロちゃんの腰椎の横から見た「MRI画像」です。
上から「第12胸骨」「第1~5腰椎」と順に並んでいます。よく見ると、一番上の「第12胸骨」の下と、次の「第1腰椎」の下の「軟骨(クッション)」が潰れてしまっています。
正面からの画像よりも、こちらの横からの画像の方が「潰れた軟骨」が良く見えるかもしれませんね。
わが身体の画像ですけれども、最初に見た時にはコロちゃんは、言葉を失いましたよ。「どうしようもない」と。
3.「過去は振り返るもので後悔するものではないよ」
コロちゃんは、いつも困った時や参った時には、振り返って過去を見つめなおします。
今回の2回の「圧迫骨折・破裂骨折」については、その後何度も過去を振り返って考えました。
➀「1回目の圧迫骨折の場合」
まず、1回目の「圧迫骨折」は、その原因が「抗がん剤治療」の副作用だったことがハッキリしています。
これは避けられません。
まさか「将来抗がん剤の副作用で骨粗鬆症になるかも知れないから治療を止めよう」とは誰も考えないでしょう。
ですから、1回目の「圧迫骨折」は、「大腸がんの治療」のための必要なリスクであり、正しい選択の結果だと思うのです。
②「2回目の破裂骨折の場合」
次に2回目の「破裂骨折」は、50年近く生活をともにした「妻の最後の日々」の介護で起きたことです。
これもコロちゃんにとっては「避けられない選択」です。
もし、過去に戻ってもコロちゃんは同じ選択をしたでしょう。その後どんなに「腰痛」に苦しめられていてもです。
このように考えると、過去の2回の「圧迫骨折・破裂骨折」は、コロちゃんにとっては「正しい選択」をした結果であり、その結果である「腰痛」はその証明(あかし)のようなものだと思っています。
コロちゃんは、これまでの「こらいまれ」になるまでの長い時を生きてきましたが、生きる中での多くの苦難に出会った時の考え方を身に着けてきました。
それは、その「苦難の原因となる地点」を振り返って、分岐の選択が間違っていたか、正しかったかの考察することです。
③「人生の岐路を考える」
下記にまとめてみますね。
➀正しかった場合は、どんなに困難があろうとも「正しい選択」の結果だから受け入れて、その後のベストを目指す。
②間違っていた場合は、その後は間違えないための参考にして二度と間違えないように生かす。
③間違っていても、次の機会がない場合や後戻りが出来ない場合は、その時の別の選択肢を「あれは酸っぱい葡萄だ」と切り替えて転進する。
この③の道が、おそらくコロちゃんの独自の考え方かと思います。コロちゃんは、人生で後ろを見るのがあまり好きではありません。
常に前を見て生きたいのです。
そのためには、時には発想を転換することも大切だと考えています。「酸っぱい葡萄だ」と上から目線で切り捨てることによって、自身の積極性を取り戻すのです。
人生の「辛い局面」で、流されるままに自我を傷つけるぐらいならば、逆に積極的に戦う方がよほどカッコいいと思いませんか?
それに、どんなに深刻な人生の分岐でも、その後10年も経つとさほど大きな問題ではなくなることがほとんどですね。コロちゃんの経験ではですけど。
コロちゃんは、こうして今まで生きてきましたよ。
コロちゃんは、この考え方を家から独立する時の子どもたちに語ったことがあります。わかりやすく「ドラゴンクエストⅤ」のゲームをたとえに語りました。
このファミコンゲームでは、途中で結婚相手を「ビアンカとフローラ」の選択場面が出てきます。その時の選択で、その後のゲーム展開が変わるゲームとなっていたのです。
コロちゃんは「両方試すことは現実世界では出来ないから、よく考えた後は振り返らずに進むしかないのが人生だよ」と、偉そうに言いましたよ。
(一応オヤジですから)
(*´罒`*)ニシシ♡
だって、コロちゃんの人生がそうでしたからね。
コロちゃんはいつも前を見てここまで来ましたよ。別の選択肢も沢山ありましたけれど、後悔は一切ありませんよ。
4.「腰痛治療の現在」
それでは、最近のコロちゃんの「腰痛治療の現状」を書いてみますね。現在の「腰の痛み」は、朝の起床時が一番痛く、10段階の2~3程度です。
その後日中は10段階の1~2程度まで軽減します。まあ腰の曲げ伸ばしの都度に「ジワジワ痛む」程度ですね。
そして夜になると、痛みがやや強くなって10段階の2~3程度になることもあります。もちろん「痛み止め」を服用したうえでの体感です。
➀「整形外科」
コロちゃんは、現在「腰痛治療」で「整形外科病院」へ、3ヶ月に1回通っています。
医師の説明では「破裂骨折の箇所はもう固まって治癒、現在の痛みは周囲の筋肉が引っ張られて緊張して起きているのでしょう」との内容でしたね。
その上で「治療方針」としては、年一度の「骨密度検査」と、「骨粗鬆症治療薬」と「痛み止めのシップ薬」の処方のみとなっています。
こちらの治療費は20%負担で1000円程度、「骨密度検査(レントゲン)」を行なう時は2700円程度ですね。
(70~74歳の健康保険負担割合は20%です)
あと「牛乳・ストレッチ・ウオーキング」を指示されていますが、「治療」はほとんど「経過観察」となっています。
要するに「破裂骨折を起こした骨」は完治しているのです。しかし「潰れた腰椎」は固まっても元には戻りませんから、その変形によって周囲の筋肉が緊張するのは避けられないのでしょう。
②「ペインクリニック」
コロちゃんは、痛みへの治療として「ペインクリニック」に月1回通っています。
こちらで「痛み止め」と、その副作用の「便秘」対策のための「下剤」を処方してもらっています。
コロちゃんは、以前は整形外科病院で「痛み止め」を処方されていたのですが、あまり効きませんでした。
そこで「痛みの専門家」である「ペインクリニック」を訪ねてみたのですが、こちらで処方された「トリプタノール」と言うお薬を服用すると、「腰痛」がやや軽くなるように思えたのです。
ペインクリニックの医師は「麻酔科の医師」ですから、さすが「痛み」に特化しているだけに知見は深いのかも知れませんね。コロちゃんの腰痛には、効果があるお薬でしたよ。
こちらは、「痛み止め:トリプタノール」と「下剤」の4週間分のお薬で、1900円程度(20%負担)となっています。
取り敢えず、現在のコロちゃんの腰痛治療は、上記のようになっていて今のところ安定していますね。
まだ、時々は「腰が痛くて辛い時」もありますけれど、日中のほとんどの時間はさほど痛くない程度(痛み10段階の1~2程度)で安定していますよ。
③「介護保険:要支援1」
コロちゃんは、現在自治体に「要介護認定」の申請を行ない「要支援1」と認定されています。
「介護認定」は、「要支援1・2と要介護1~5」の7段階に分かれていますから、コロちゃんの「要支援1」は一番軽い認定度ですね。
そして週2回(それぞれ1時間)をヘルパーさんに「家事援助」のお手伝いをしてもらっています。この「家事援助」の内容は、「お風呂掃除、トイレ掃除、居間掃除等」です。
コロちゃんの「腰痛」は、屈むと強い痛みが生じますので、このお掃除の「家事援助」には、とても助けられています。
また、コロちゃんは「訪問リハビリサービス」を週1回受けています。
コロちゃんはこの「訪問リハビリ」で40分間マッサージを受けると、その後の「腰痛」がとても軽くなって助かっていますよ。
「介護保険」の本人負担は1割ですので、この「訪問ヘルパー」の料金は3000円、「訪問リハびり」には2800円の、合計月5800円をお支払いしています。
5.「辛さは耐えられるけど、メンタルを病むと大変」
コロちゃんは、現在時々強い痛みとなる「腰痛」で苦しんではいますが、「メンタル」はとても安定しています。
毎日の日課であるワンコとの散歩と、このブログのカキコキでほとんど1日が終わってしまいますが、それがルーティンとなると、楽しみも感じますね。
特にカキコキしたブログ原稿の出来が良かった時などは、なんとも全身に充実感が湧きあがる思いを感じます。
これはコロちゃんが体験から取得したものなのですが、「ヒト」という動物は物理的な困難にはかなり耐えられるのですが、「精神・メンタル」はそれほど強くはないと感じています。
多くの「小説・ドラマ」などでは、艱難辛苦に耐えてやがて成功する物語が良く見られます。
これらの「立身出世物語」は、大方の場合「主人公の強烈な意思」が物語のベースとなっていますが、それ自体が「強いメンタル」を持つものが少ないことの裏返しなのだと思うのです。
もともと「人間のメンタルは弱いもの」だと言うのが、コロちゃんの考えですね。
だからこそ、その「弱いメンタル」をカバーする手法として、「運動」をするのも良いでしょうし、「読書」でその中に逃げ込むことも良いと思いますね。
コロちゃんの人生の「メンタル対策」は、「読書の世界に逃げ込む」ことでしたよ。
これは、あの「池上彰さん」も進めていらしたから、とっても普遍性のある良い方法ですよ。
皆さんも、生きていて「辛い時・苦しい時」があったときは、ぜひ「運動」なり「読書」なりに逃げ込んでくださいね。
コロちゃんは、「人生の苦しさ・辛さと闘う方々」を応援しますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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