おはようございます。昨日のことですが、コロちゃんは自分で「車のワイパーゴムの交換」をすることが出来ましたよ。
コロちゃんは、つい先日に「車の定期点検」をホンダのディーラーで行なってきたのですが、その時に「もうワイパーのゴムが劣化していますよ」と言われていたのです。
もちろん、そこで「ワイパーゴム交換」をしてもらっても良かったのですが、コロちゃんは「ワイパーゴム交換ぐらいは自分やります」と言ったのですよ。
コロちゃんは「清貧生活」ですからね。なるべく出費を減らすのですよ。
そこで帰宅後にコロちゃんは、車の種類に合わせたワイパーをネットで調べて「楽天市場」でポチポチとご注文ですよ。
その2日後に「配達されたワイパー」を取り出してから、「ワイパーゴムの取り付け方法」を「YouTube動画」で見てみましたよ。
この「YouTube動画」を3つほど視聴すれば、さすがに「おじいちゃんのコロちゃん」でも「ワイパーの取付方法」ぐらいは分かりますよ。
そんなやり方でコロちゃんは、昨日の午後に「車のワイパーゴムの交換」を無事終えることが出来ましたよ。
どんなもんだい、どや!
o(`⌒´*)oエッヘン!
「自分で出来ることはなるべくやるべし」がポリシーの「エッヘンコロちゃん」が、今日は「米の値下げに持続性はあるのか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「米の平均販売価格が3ヶ月半ぶりに3000円台に下がったよと、小泉米は5㌔2000円ちょっとだよ」
☆「なぜコメ価格は高くなったのか?と、もう農政を転換しないとダメなんじゃないの?」
☆「コロちゃんとユーフォリア(陶酔)」

1.「米の平均販売価格が3ヶ月半ぶりに3000円台に下がったよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「随意契約の備蓄米/1.6万㌧が小売業者に」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、普段から「物価の値上がり」と「米の値上がり」はいつも注意して見ていますので、「米の週ごとのスーパーの販売価格の動向」には敏感に反応してしまうのですよ。
この記事によりますと、「6月9~15日のスーパーの米の平均販売価格は5㌔3920円となり、およそ3ヶ月半ぶりに3000円台に下がった」と報じられています。
これは「小泉米」の効果でしょうね。何しろ「100万㌧の備蓄米」の内で、残っているのは「23〜24年産が各2万㌧、21年産が1万㌧、20年産10万㌧の合計しても15万㌧」しかないそうですよ。
(6月20日現在)
ということは、今までに「85万㌧」も放出したのでしょう。これだけ思い切ってやれば、「コメ価格」も下がるのが当然ですよね。
コロちゃんは、さっそく最新の「農林水産省」の発表を読んでみることにしましたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「農林水産省 スーパーでの米の販売数量・価格の推移」より
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:6月26日利用
上記のグラフは、「農林水産省」が発表した「令和6年(2023年)7月~令和7年(2024年)6月」の「スーパーでの米の販売価格の推移」です。
上記のグラフから「5月以降の米の価格」を下に書き出しますね。
◎「5月以降のスーパーでの米の販売価格」
➀「5/5~5/11 :4268円」
②「5/12~5/18 :4285円」(ピーク)
③「5/19~5/25:4260円」
➃「5/26~6/1 :4233円」
⑤「6/2~6/8 :4176円」
⑥「6/9~6/15 :3920円」(直近)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
(出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:6月26日利用)
おー、上記の直近の「⑥6/9~6/15:3920円」は、ピークの「②5/12~5/18:4285円」よりは大分下がってきましたね。
(o゚Д゚)オー
これを見ると、やっと3000円台まで下がってきましたよ。
これ以前に300円台だったのは、今年の「2/24~3/2の3952円」でしたから「3ヶ月半ぶり」ということになりますね。
ただ、昨年2024年の9月ごろまでは、「米5㌔2000円台」でしたからね。まだまだ「3000円台」では高いですよ。
それに、この「3000円台の米」はいつまで持続性があるのでしょうか?
σ( ̄^ ̄)はて?
次に「お米の価格」の詳細を見て、「安い小泉米」が無くなったら「コメ価格」がどう変わるのかを考察してみますね。

2.「小泉米は5㌔2000円ちょっとだよ」
上記でご紹介したのは「スーパーでの販売数量・価格の推移」でしたが、もう一つ「随意契約による政府備蓄米販売店舗における精米の販売価格・販売数量」も見ておきましょう。
この「随意契約のお米」っていうのは、いわゆる「小泉米」のことなのですよ。
こちらには、「小泉米(随意契約政府備蓄米)の数量と価格」も記載されているのです。これを見ると、今後「小泉米」が無くなった時の「コメ価格」もある程度想像できますよ。
下記の表をご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「農林水産省 随意契約による政府備蓄米販売店舗における精米の販売価格・販売数量」より
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
出典:農林水産省 随意契約による政府備蓄米販売店舗における精米の販売価格・販売数量 より:6月26日利用
上記のグラフは、「農林水産省」が発表した「2025年5/26~6/15」の「随意契約による政府備蓄米販売店舗における精米の販売価格・販売数量」です。
一言で言うと、冒頭の「スーパーの米価格」と違って、こちらは「小泉米販売店舗のコメ価格」ですよ。
上記の表から直近の「6/9~6/15」の「コメ価格」を下に書き出しますね。
◎「6/9~6/15のコメ価格」(カッコ内は販売量の%)
➀「銘柄米 :4295円」(22%)
②「ブレンド米等 :3766円」(32%)
③「随契政府備蓄米:2044円」(46%)
➃「全平均 :3099円」(100%)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
(出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:6月26日利用)
おー、やっぱり「③随契政府備蓄米(小泉米)は2044円」と安いですよね。
(o゚Д゚)オー
これを見ると、冒頭の「スーパーの米の販売価格は5㌔3920円(6/9~6/15)」でしたが、こちらの「小泉米は5㌔2044円(6/9~6/15)」ですから、大分お安くなっています。
しかし、コロちゃんが注目したのは、「③随契政府備蓄米(小泉米):2044円」が、販売総量の「46%」もあることです。
今後この「③小泉米」が無くなったらば、消費者は上記の「➀銘柄米:4295円」と「②ブレンド米:3766円」の価格帯に手を出さざるを得なくなるのではないでしょうか。
いやいや、「③小泉米」を購入していた46%のお客さんが、そのまま「➀銘柄米と②ブレンド米」に殺到したら、また「米の値上がり」が始まるのかも知れませんね。
コロちゃんは、そんな「不安な面持ち」でこの表を読みましたよ。

3.「なぜコメ価格は高くなったのか?」
この「コメ価格の高騰」が始まったのは、昨年2024年の9月からです。9月まではまだ「5㌔2000円台」だったのです。
それが今では「5㌔4000円前後」と大幅に値上がりしていますが、コロちゃんはいつもなぜこんなに「値上がり」したのかをいつも不思議に思っていたのです。
そんな時に「日経新聞」で「高止まり要因は流通費」との見出しの記事が目にとまりました。この記事では、「米の店頭価格の構造」を以下のように報じていたのです。
◎「売れ筋の新潟産コシヒカリの場合:2025年」
➀「5月時点の平均店頭価格:4694円」
②「そのうちの流通費 :2427円」
(卸売業者から店頭に並ぶまでの経費の割合:52%)
あらら、なになに「米の値段の52%」が「流通経費」なの? 半分以上じゃん!
(゚Д゚)アララ!
なんでこんなに高くなったのかな。これって「コメ高騰の主因」は「流通経費の値上がり」ってことなのかなー?
(*´・д・)はて?
そもそもいつから高くなったんだよ。・・・下記からでしたよ。
◎「流通経費割合」
➀「2024年5月:34%」
②「2025年4月:55%」
③「2025年5月:52%」
上記を見ると、「➀2024年5月:34%」⇒「②2025年4月:55%」の間に、「21%」も値上がりしたようですね。
記事では「24年米が出回り始めた24年秋以降(に値上がり)」と報じていますよ。
どうやら、昨年2024年9月以降の「米高騰」は、「流通業者」が「お前が犯人だ!」と指を指されるみたいですよ。
なお、先月の5月に「ドン・キホーテ」の「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
」が、小泉大臣に「意見書」を提出しています。
その内容では「コメ流通の問題点として、最大5次問屋まで存在するなど多重構造が、仕入れ価格や販売価格の高騰の要因になっている」と訴えていましたよ。
そりゃ「5次問屋」までの各流通段階のそれぞれで、ちょっとずつ利益を抜いていたら、最後の「米の最終価格が2倍にもなるよね」と、コロちゃんは思いましたよ。
多分「物価の値上がり」で、「流通業者も賃上げの原資」などが欲しかったのでしょうね。
ただ、これって「流通構造を変えないと米価格は下がらない」ってことですよね。
どう考えても、上記の「5次問屋」の真ん中の「2~4問屋」が、自分から「わが社は手数料はいりません」とは言わないでしょうね。
まさか「農林水産省」や「小泉コメ大臣」が、直接「途中の問屋を飛ばして取引しろ」と言えるわけないし、これって「米の値上がり」はもう止められないのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

4.「もう農政を転換しないとダメなんじゃないの?」
さてコロちゃんが「コメ高騰」を止める術がある訳でもありませんし、良い知恵がある訳ではありません。
しかし、「コメの価格維持」という「農林水産省」の政策が失敗したことだけは分かりますよ。
「小泉米」は、なかなか思い切った政策でしたが、「備蓄米」に限りがある限り「持続性」はありません。
そもそも、今回放出した「備蓄米」の補充をどうするのでしょうか。いずれは「冷害」に備えてまた100万㌧の「備蓄米」を貯めなきゃならないでしょう。
コロちゃんは「お米」が安い方が助かりますから、もっと「米を多く作れるような環境整備」を進めてもらいたいですよ。
コロちゃんは、「物価とコメの高騰」には興味を持っていますが、今のところ「米をめぐる農政」についての提言を新聞で読んだことがありません。
「米価高騰」は、大きな社会問題になっているのですから、「識者の意見」が出てきても不思議はないのですが、「農家と消費者」のどちらの立場をとるのかが難しいのかも知れませんね。
「農家」は米価が高いほどうれしいでしょうし、「消費者」はその逆でしょうからね。
だからコロちゃんは、そろそろ「現在の日本の農政はどうあるべきか」の「新聞社や有識者の意見」を読んでみたいと考えていますよ。
誰かよい知恵を出してくれないかなー?
(●´^`●) ん~
今後は「小泉米」の頒布が終わってしまえば、また「米価は高騰」すると思われますよ。コロちゃんは、ちょっとゲンナリしていますよ。
なお「農林水産省」は、6月27日に「業態別のコメ価格」を発表しています。以下でしたよ。
◎「業態別コメ価格(6月27日発表)」
➀「ホームセンター :3425円」
②「スーパーマーケット:3823円」(チェーン)
③「ドラックストア :3940円」
➃「スーパーマーケット:4080円」(地場)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/attach/pdf/r6_kome_ryutu-201.pdf
(出典:農林水産省 小売店の業態別で見た米の価格動向より:6月28日利用)
上記を見ると、今お米を買うのは「小泉米」が購入できなかったら、「➀ホームセンター:3425円」が一番お安く買えるみたいですよ。お勧めですよ。

5.「コロちゃんとユーフォリア(陶酔)」
さて、今日は「コメの値下げに持続性はあるのか?」をテーマに書いてみました。
結論は「持続性はない」でしたが、当たり前ですよね。だって「備蓄米」はもうあまり残っていませんからね。
それで最後の「コロちゃん話」ですが、「小泉米」にちなんで「政治家の小泉氏」を書いてみましょう。
コロちゃんにとって「政治家の小泉」と言えば、「進次郎氏」ではありません。
やはり「政治家の小泉」と言ったら「純一郎氏」でしょう。彼が白眉だったのは、やっぱり2005年の「郵政選挙(衆議院選挙)」ですよね。
この時に「小泉総理(当時)」は、「郵政民営化法案」が「参議院で否決」されると「衆議院を解散」したのですよね。
そして、その街頭演説では「自民党をぶっ壊す!」と吠えまくったのです。
コロちゃんは、この時の「街頭演説」で数千人の群衆が周りを囲んで「小泉総理(当時)」の演説を聞いていた風景を憶えていますよ。
この時の「小泉総理(当時)」には、オーラがありましたよ。多くの大衆は「ユーフォリア(陶酔感)」のさ中にいましたよ。
コロちゃんは、その様子をテレビで見ていて「呆気に取られて」いましたよ。
そして小泉総理(当時)は、「郵政民営化法案」に反対した自民党議員を選挙で公認しないばかりか、対立候補(刺客)を立てたのですよね。
「総選挙」は盛り上がりましたよ、「小泉劇場」と呼ばれましたね。その選挙結果は「自民党・公明党」が全議席数の2/3を越える大勝となりました。
コロちゃんは、この選挙風景を見ていて「日本人は熱しやすく、時々みんな同じ方向へ一斉に走りだす国民性がある」と思いましたね。
もうひとつ「ユーフォリア(陶酔感)」というと、「1986~1990年のバブル経済」ですよね。この時も、投資家や会社員ばかりでなく、主婦も学生も「株式投資」に熱中していましたよ。
この時も「ユーフォリア(陶酔感)」ですよね。国民全体がみな同じように「バブルの雰囲気」に酔っていたのですよ。
多くの「事業会社」でも「企業財務」として「株式投資」が全盛でしたよ。「本業を上回る利益」を出すのは当たり前という「空気」が世の中に満ち満ちていましたよ。
その「空気」は、その後「バブルの崩壊」と共に一斉に消え去っていきましたよ。
この時もコロちゃんは「呆気に取られ」ましたよ。社会全体が「ユーフォリア(陶酔感)」に覆われていたのですからね。
ただコロちゃんは、このちょっと前に「住宅ローン」で家を購入していました。その時に「頭金」をはたいていましたから、もうふところはすっからかんでしたよ。
コロちゃんには、とても「バブル」に投資できるような資金が無かったのが、結果的に良かったでしたね。
まあコロちゃんは、だいたいみんなが「ユーフォリア(陶酔感)」のさ中にいても、いつも同じように夢中になれないのですよね。
上記の「小泉劇場」や「バブル経済」の時も、ちょっと周りから1歩離れて見ていましたよ。
こんなコロちゃんから見て、今回の「小泉コメ大臣」は、お父さんような周囲に「ユーフォリア(陶酔感)」を振りまく雰囲気はありませんね。
やはり「政治家は世襲」できても、「ユーフォリア(陶酔感)を醸し出す雰囲気」は「世襲」できないようだと、コロちゃんは思いましたよ。
今日の「コロちゃん話」は、「小泉」繋がりで「郵政選挙とバブル経済の2つのユーフォリア(陶酔感)の話」でしたよ。
こんな「時代」もあったということを、たまには振り返ってみるのも面白いですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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