おはようございます。今日のコロちゃんは、ついさっき「図書館」へ行ってきました。リクエストしていた本が届いていましたよ。
今日コロちゃんが借りてきた本は、以下の5冊です。面白いといいなー。
(´罒)いー(´□)なー
◎「図書館から借りてきた本」
➀「見てわかる量子論入門」
②「自分は底辺の人間です」
③「書物の時代」
④「立花隆の書棚」
⑤「日中外交秘史」
今手に取ってパラパラみたら、「➀量子論入門」は難しすぎますね。とても全部「読み通せる」とは思えなかったですよ。
この「量子論」には、興味はあるんですけどね。もっと「素人向き」な本が欲しいと思いましたよ。
まあ、そんなコロちゃんですが、このブログをカキコキする合間にセッセと「読書」にいそしもうと思っていますよ。
そんな「読書人コロちゃん」が、今日は「米の価格は下がるのか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「物価高で目立つのはコメの高騰だよと、コメの値段が底を打ったかな?」
☆「コメの安定供給の失政は否めないよと、コロちゃんちのご飯茶碗」
1.「物価高で目立つのはコメの高騰だよ」
コロちゃんは「物価高」がキライです。それはコロちゃんの「モットー」である「清貧ライフ」の敵だからです。
もっとも「物価高が好き」と言う方は、あまりいないと思いますけどね。そこでコロちゃんが、ちょっと気が付いたことがあるのですよ。
それは下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「内閣府 消費者物価の推移」より
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je25/pdf/p010002.pdf
出典:内閣府 令和7年度 年次経済財政報告より:7月30日利用
上記のグラフは、「内閣府」の「経済財政白書」で発表された2022年1月~2025年5月の「物価上昇率の推移」です。
コロちゃんはこれを見て、「なんだなんだ物価上昇率の要因分解を見るとコメが1/3は占めているよ」と思ったのですよ。
上記の「グラフ」の「緑色棒グラフ部分」が「コメ」です。「グラフ」に出現したのは「2024年4月以降」ですね。
その後の2025年にかけて、「緑色部分」は急激に拡大しています。
コロちゃんが、別のデータを見てみると、「2025年6月」の「穀類:うるち米(コシヒカリを除く)」の前年同月比は「99.2%アップ※」となっていましたよ。
(※総務省:消費者物価指数:全国 2025年6月分より)
これを見ると、この時点の「コメ価格」は、前年の約2倍になっているのです。
これって、現在の「物価上昇率」を下げるには、「コメ価格」を下げないとダメってことですよね。
つまり、現在のコロちゃんの「生活苦」も、「コメ価格」次第となっているのですよ。そこでコロちゃんは、今後「コメ価格」が下がりそうか見てみることにしましたよ。

2.「コメの値段が底を打ったかな?」
コロちゃんは、さっそく「農林水産省」の最新の「コメの価格」の発表を読んでみることにしましたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「農林水産省 スーパーでの米の販売数量・価格の推移」より
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:8月13日利用
上記のグラフは、「農林水産省」が発表した「令和6年(2023年)8月~令和7年(2024年)7月」の「スーパーでの米の販売価格の推移」です。
一部(5月~7月)を拡大して添付しました。上記のグラフから「5月以降の米の価格」を下に書き出しますね。
◎「5月以降のスーパーでの米の販売価格」
➀「5月」
・「5~11日 :4268円」
・「12~18日 :4285円」(ピーク)
・「19~25日 :4260円」
・「26~6/1日:4233円」
②「6月」
・「2~8日 :4176円」
・「9~15日 :3920円」
・「16~22日 :3801円」
・「23~29日 :3627円」
・「30~7/6日:3602円」
③「7月」
・「7~13日 :3589円」
・「14~20日:3585円」
・「21~27日:3625円」
・「28~8/3 :3542円」(最新発表:ボトム)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
(出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:6月26日利用)
おー、コメ価格のピークは「②5/12~5/18:4285円」でしたね。
(o゚Д゚)オー
この「5/12~5/18:4285円」がピークで、それ以降の「コメ価格」が下がった理由は、もう皆さんご存じですよね。
前の江藤農相が「コメは買ったことがない」との発言で辞任し、その後の5月21日に「小泉農相」が就任したのです。
そして、5月26日に「随意契約米(小泉米の放出)」を発表してから「コメ価格」が下がり始めました。
上記のグラフを見ると、「コメ価格のピークの②5/12~5/18:4285円」から、ずーっと下がりつづけていますね。
その後の「7/21~27日には3625円」と反転して、前週よりも「40円」の上昇で、その後再び「28~8/3 :3542円」と下がりましたが、先行きがどうなるのかはまだ不明です。
今まで「小泉米」の流通で「コメ価格が下がっていた」のですが、今後は反転して「コメ価格が上がる」かもしれませんよ。
そうなれば、「消費者物価指数」は今後も上がるってことじゃないですか。コロちゃんは、昨年の「安いコメ」に戻って欲しいと願っていますよ。

〇「コメ市場の関係者も、今後は上がるって見ているよ」
また、報道では「米穀安定供給確保支援機構」の「コメの市場調査」の結果が公表されています。新聞記事では、以下のような記載が見えましたよ。
「新潟県などでの渇水や一部地域で出荷が始まった新米が高値で取引されたのを踏まえて、秋以降もコメ価格が想定したほど下がらないとの見方が強まった」
ホントかなー?
(¬¬)ホント?????
コロちゃんは、このデータも探して見てみましたよ。下記でしたよ。
◎「米取引関係者の向こう3ヶ月の見通し判断」
●「Q.国内の主食用米の”向こう3ヶ月の米価水準”について”現時点と比較”してどうなると考えていますか?」
(数値が100に近づけば「需給が締まっている」 0に近づけば「緩んでいる」)
〇「2025年」
➀「1月:77」(最大)
②「2月:54」
③「3月:55」
④「4月:59」
⑤「5月:59」
➅「6月:35」(ボトム)
⑦「7月:46」(今回発表)
https://www.komenet.jp/pdf/DI070763.pdf
(出典:米穀安定供給確保支援機構 米取引関係者の判断に関する調査結果 令和7年7月分より:8月9日利用)
ほうほう、「コメ市場のプロ」たちは「①1月77」以降は下がると見ていたのですね
それが、「⑥6月が35」でボトムを付けて、その後は「⑦7月は46」と反転して、今後「コメ価格」は上がると見ているのですね。
(  ̄O ̄)ホウホウ
これじゃあ、今後も「コメ価格の上昇」と「全体の物価上昇率の高止まり」が続きそうですね。
どうやら「小泉米(備蓄米)の放出」は、「対処療法の痛み止め」とはなったようですが、「根治する治療法」ではなかったようですよ。
上記を見ると「小泉米の効果」は、「6~7月」までだったみたいですね。
コロちゃんは、「困ったもんだ」と思いますが、もうそろそろ「利上げと緊縮財政」への転換をして、「物価高を根治」してもらいたいと思いましたよ。

3.「コメの安定供給の失政は否めないよ」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書きますね。
コロちゃんは「農業政策」については、まったく「知見」はありませんが、「石破総理」は8月5日に「生産量の不足があったことを真摯に受け止める」とし「増産にカジを切る」と表明しました。
これまでの「コメの生産調整」の「農政の転換」を表明したのです。
これって、今までの「農政が失敗した」って認めたですよね。
コロちゃんは、今回の「令和のコメ騒動」で当初は「コメは足りている。流通の目詰まりだ」と言っていたのを憶えていますよ。
これを俯瞰すれば「デフレ経済」から、ようやく抜け出したと思ったら、目標としていた「経済成長」は得られず、「コメ高騰」の「インフレ経済が待っていた」となるのでしょう。
今回は「小泉米(備蓄米放出)」で、一時の時間は稼ぎましたが、どうやらその「鎮痛効果」もそろそろ切れかかっているようです。
今から「コメの増産」に舵を切っても、その効果が表れるのは「何年先のこと」でしょうね。「コメの安定供給の失政」のツケを払うのは、これからですよ。
取り敢えず「コメ価格の高止まり」と「物価の上昇の持続」が予想されます。「コメの失政のツケ」は、今後長く「日本経済」に残るのではないでしょうか。
コロちゃんは、「物価高」が今後も長く続くことを予想し懸念していますよ。皆さんも、覚悟を固めた方が良いと思いますよ。

4.「コロちゃんちのご飯茶碗」
今日のテーマは、「コメの価格は下がるのか?」でした。コロちゃんはいつも「答え」を持っていて書いているわけではありません。
まず「問題」を見つけてから、ポチポチと「データ」を探して、その後に考察していますから、今回の「コメの価格」も「下がるのか上がるのか?」は、調べてみるまで分かりませんでした。
ただ「調査」し「考察」して「答えが出る」とうれしいですよね。あちこちを探した甲斐があるってもんですよ。
さて、最後の「コロちゃん話」ですが、「コメ」繫がりで「コロちゃんちのご飯茶碗」を書きますね。
現在のコロちゃんちの「ご飯茶碗」は、普通の大きさの「ご飯茶碗」です。
しかし、1990年代には「家族4人」のご飯は「小どんぶり」で食べていました。ただ、それ以前は普通に「ご飯茶碗」を使っていたのですよ。
しかし、ある時から「妻」が「ご飯茶碗」から「小どんぶり」に変えたのです。その理由の「妻の言い分」は以下でした。
「子どもたちは、ご飯茶碗で食べてもいつもお代わりはしたことがない。小盛でも大盛りでも食べる。だったら小どんぶりの方が沢山食べてくれるから身体に良い」by妻
うーむ、確かに、ご飯を沢山食べてくれた方が「子どもの成長」には良いですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
だけど、ご飯の入れ物を変えるだけで、そうそう「ご飯を食べる量」が変わるのかなー?
(*´・д・)はて?
こんな妻との会話の後に、子どもたち(小学生)の食事風景を見ていると・・・あー、食べてるわ。
( ¯ O¯)アー
コロちゃんの目の前では、ペロッと「小どんぶり」のご飯を、きれいに食べ終える子どもたち(小学生)の姿がありましたよ。
まあコロちゃんと、この妻の子どもたちですからね。「おおざっぱ」なのは「親譲り」なのでしょう。
だけどコロちゃんと妻も「ポッチャリ型」ではありませんでしたから、「子どもたち」はいくら食べても、「やせ型」のままで成長していきましたよ。
皆さん、マネしないでくださいね。ご飯を食べ過ぎて太っても、コロちゃんは責任を持ちませんからね。
今日は30年ほど前の「コロちゃんの家庭の食卓風景」を書いてみましたよ。笑って読んでもらえばコロちゃんは嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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