【生活考】子どもをスキーに連れてって

生活

先日、コロちゃんは長男一家家長様のお誘いでスキーに同行してきました。

その帰り道に今回のスキーイベントの経費について、お話を交わしましたら、今の若い一家にとってスキーイベントは相当ハードルが高い現状がわかりました。

きょうは、その辺の諸事情と、コロちゃんが若い時にどのようにして、家族でスキーに行けるようになったのかを、ポチポチお話ししようと思います。

皆さんが家族でスキーイベントを考える際の参考になればうれしいです。

1.一泊二日のスキー旅行

今回のスキー旅行は、おじいちゃんのコロちゃんと、夫婦と小学生・幼稚園児の5人の面々でした。その日の様子は以下のリンクからご覧ください。

【生活考】私をスキー(温泉)に連れてって

この一泊二日のスキーイベントの経費は以下の通りでした。

ガソリン・高速 1万円
昼食(2回)  1万円
宿泊      4.5万円
スキーレンタル 1.3万円
スキーウエア  1.2万円
リフト券     1万円
お土産     0.5万円
ワンコ預け   0.5万円
全国旅行支援  -1万円

合計      10万円

今回はコロちゃんはスキーをやりませんし、ママさんも幼稚園児のお世話でそり遊びでしたので、ややお安く済んでいて、この金額です。

家族イベントとしては、ちょっとお高いですね。

それでは、一般的な4人家族が全員スキーをするという前提で、かかる経費をシュミレーションしてみましょう。

2.四人家族で、小学生の子ども二人、みんながスキーを楽しむとしたら

ガソリン・高速 1万円(交通費は仮にこの金額とします)
昼食(2回)  1万円
宿泊     5.1万円
スキーレンタル 2.5万円
スキーウエア  2.4万円
リフト券    1.9万円

合計      13.9万円

これ以外に、小学生をスキースクールに参加させようとすると、1人2時間¥5000円がかかります。

まあ、他にも小さな出費はあるでしょうから、夫婦と小学生二人の一般的な家族で15万円を超える程度の冬のイベントになります。

さらに親がスキーができないとスキー場に行こうという考え方自体が、ふつうは頭に浮かびません。

最近の、都市部30〜40代のファミリー層を対象とした「自動車の所有やニーズに関する調査」をみると、「49%は自動車未所有である」とありました。

車を持っていなければ、さらに移動が大変となりますね。

現在の都市部の若い家族にとっては、スキースポーツを楽しもうとすると、ハードルは高そうですね。

それでは、清貧コロちゃんとその家族が、どのようにしてスキーを楽しめるようになったのかを次にご紹介します。

3.ボーイスカウトのスキーキャンプでみんな教えてもらった

コロちゃんが青春時代を過ごした1970年代は、まだ若い人たちがレジャーでに行けるような経済状態ではありませんでした。みんなが貧しかったのです。

あの当時、コロちゃんが仲間たちとよく出かけたのは、ハイキングやトレッキングですね。

近郊の山々のコースは、ほとんど歩いたと思います。費用はあまりかからないレジャーでした。

コロちゃんは、冬のスキーのような、お金のかかるスポーツは体験したことはなく、子どもたちが生まれてから小学生になっても、スキーに行こうという考え方自体もっていませんでした。

そんな時代でしたが、当時小学生だった長男が地元のボーイスカウトに入ることになりました。

市の広報で「スカウト募集のお知らせ」をみて、やってみたいと言い出したのです。

ボーイスカウト運動は、ボランティアスタッフによる青少年育成活動です。

コロちゃんの地元のボーイスカウト団は、毎週の活動以外に、夏のキャンプや冬のスキー合宿も行なっていました。

その冬のスキー活動に、コロちゃんは親子で参加してスキーを教えてもらったのです。

そのボーイスカウト団は、活動がとても活発で、冬になると、スキー合宿へ100人規模でスキー場に出かけていました。

そして、団内部のボランティアリーダーが、スキー教室を開いて子どもたちに教えてくれていたのです。

また、スキー用品の団内リサイクルも行うなど、少ない金額負担で子どもたちが参加できるような工夫をいろいろ行なっていました。

コロちゃんは、このスキー合宿で小学生の長男と一緒にスキーを覚えたのです。

そして、ボーイスカウト活動のスキー合宿に、その後毎年参加するようになりました。

そこでウインタースポーツの楽しさに目覚めてからは、家族での日帰りスキーにも行くようになりましたね。

4.子どもたちには、いろんな体験をさせてあげたい

コロちゃん自身も、いろいろな体験をしてみたいですが、子どもたちには特に広い世界を見せてあげたいと思います。

視野が広がることは、生きる上での大きな資産です。

スキー・スノボーなどのウインタースポーツも、子どもたちにはできるだけ体験させてあげたいと思います。

しかし、最近では上記のように、費用が掛かりすぎるなどの理由で敬遠される傾向があるのではないかと推測します。

スキー人口が、1998年の1800万人から、2021年の280万人にまで1/6に激減している背景には、子育て世代のゆとりが亡くなっている現状があるのでしょう。

コロちゃんは、地元のボーイスカウト団のおかげで、子どもたちに多くのいろいろな体験をさせてあげることができました。スキーもその一つです。

コロちゃん家族は、このようにして、スキーというスポーツを体験し、スキー技術を身につけることができたんです。

これから、子どもたちにスキーやいろいろな体験をさせてあげたい親御さんの参考になれば幸いです。

ボーイスカウト団は、それぞれの地域単位でつくられていますから、活動内容はそれぞれ違うこともありますから、直接お尋ねになられるのもよいかと思います。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

koko19091によるPixabayからの画像
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