おはようございます。今朝のコロちゃんは、朝から「暑さ」にゲンナリしています。
🔆 ̨ ̨ ₍⦂°⌓° 〃₎՞՞
まだ朝8時なのですが、コロちゃんのいる居間の「室内気温」は既に29℃を越えました。コロちゃんは、朝からもう「エアコン」のスイッチを入れちゃいましたよ。
「天気予報」を聞くと、「今日の最高気温は36℃です」と流れましたよ。確か「30℃越えが真夏日」でしたよね。
そして「35℃越えが猛暑日」ですから、今日は「猛暑日」となるようですよ。だけど、そうなると「もっと暑い日」は何と言うのかな?
(*´・д・)はて?
・・・ポチポチ調べてみると、なんと「40℃越えは酷暑日」というのだそうですよ。
へー、知らんかったなー。
( ¯ㅿ¯)へー
そんな日がないことをコロちゃんは「エアコンの部屋」に籠ってお祈りしていますよ。
そんな「脳みそが沸騰しそうなコロちゃん」が、今日は「こども白書を読んでみた」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「こども白書の記事は、たった11行のベタ記事だよと、こども白書で気になったところを見るよ」
☆「若者の経済格差の解消が重要だよと、やっぱり賃金と物価の好循環を目指すって」
☆「コロちゃんと子どもとの遊び」

1.「こども白書の記事は、たった11行のベタ記事だよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「こどもの居場所づくりを/こども白書」との見出しが目に入りました。
コロちゃんが驚いたのは、この記事の小ささです。なんと「11行のベタ記事」なのですよ。
c(・。・)チッチャイヨ
コロちゃんは、ずっと新聞を読んできていますから、現在の「石破総理」の前の「岸田元総理」の時代には「こどもへの対策」が「政権の重点政策」だったのを見てきました。
現に今の「こども家庭庁」は、「岸田政権発足(2023年10月)」後に総理の肝いりで設置されています。
「こども家庭庁」は、岸田政権発足後の2023年12月に「閣議決定」されて、翌年の2024年4月に発足しているのです。
まだ丸1年ちょっとした経っていない「ピカピカの新しい官庁」なのですよ。
ですから「岸田政権時代」では、「子ども対策」が「異次元の少子化対策(2023年11月発表)」と大々的に取り上げられました。
この「こども白書」も、昨年2024年に初めて「発表」されたものなのですよ。
それが、今日の新聞の「こども白書」は扱いがちっちゃくなっています。これって「石破政権」では、もう「関心」がなくなってしまったのかなとコロちゃんは感じましたよ。
そんなことを考えながら、コロちゃんはこの「発表されたこども白書」を読んでみましたよ。

2.「こども白書で気になったところを見るよ」
最初に言っておきますね。コロちゃんがざっと「こども白書」に目を通してみましたが、目新しい事は何も見つかりませんでしたよ。
これなら「新聞が11行のベタ記事」だったのもわかりますね。どうやら「こども真ん中社会」は「異次元に行っちゃった」みたいでしたよ。
もう皆さんご存じのことばかりかと思いますが、いくつか「こどもをめぐる状況」を、この「こども白書」の中から書き出してみますね。

①「子どもの貧困は、9人に1人だよ」
最初は「子どもの貧困率」からです。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「こども家庭庁 子どもの貧困率」より
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/0357b0f6-8b14-47fc-83eb-2654172c2803/16d135ea/20241009_resources_white-paper_r06_05.pdf
出典:こども家庭庁 こども白書より:6月17日利用
上記のグラフは「こども家庭庁」が発表した1998~2020年の「子どもの貧困率」の推移です。
この「子どもの貧困率」とは「所得の中央値の半分以下の18歳未満の子どもの割合」を指します。「規準」が2013年に変更されていますから、変更後の数字を下に書き出しますね。
◎「子どもの貧困率」
①「2018年:14.0%」
②「2020年:11.5%」
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/0357b0f6-8b14-47fc-83eb-2654172c2803/16d135ea/20241009_resources_white-paper_r06_05.pdf
(出典:こども家庭庁 こども白書より:6月17日利用)
上記のように「貧しい子ども」が今の日本で「9人に1人」の割合で存在しています。小学校の1クラス30人学級ですと「3人」はいる計算になりますね。
また以下のような記載もありましたよ。
◎「ひとり親世帯」
・「貧困率 :44.5%」
・「食料が買えなかった経験がある:21.1%」
・「衣服が買えなかった経験がある:19.0%」
上記のように、今の「日本」では「ひとり親世帯」では「2人に1人が貧困」です。これらの子どもたちは大きなハンデを背負っていますね。
コロちゃんは、これらの「ひとり親世帯」にはもっと支援の手を差し伸べて欲しいと思っていますよ。

②「児童虐待相談は、22年間で22倍に増えたよ」
また、次にコロちゃんが気になった「児童虐待」について見ておきましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「こども家庭庁 児童虐待相談対応件数の推移」より
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/0357b0f6-8b14-47fc-83eb-2654172c2803/16d135ea/20241009_resources_white-paper_r06_05.pdf
出典:こども家庭庁 こども白書より:6月17日利用
上記のグラフは、「こども家庭庁」が発表した「児童虐待相談対応件数の推移」です。一部を下に書き出しますね。
◎「児童虐待相談件数の推移」(1000件未満切り捨て)
①「1999年: 1.1万件」
②「2005年: 3.4万件」
③「2010年: 5.6万件」
④「2015年:10.3万件」
⑤「2022年:21.9万件」
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/0357b0f6-8b14-47fc-83eb-2654172c2803/16d135ea/20241009_resources_white-paper_r06_05.pdf
(出典:こども家庭庁 こども白書より:6月17日利用)
これは酷いですよ。「①1999年の1.1万件」から20年で「⑤2022年の21.9万件」と20倍に増えていますよ。
コロちゃんは、「物価上昇」にしろ「社会の不安定化」にしろ、「社会的弱者」に最初に影響が出て来ると考えていますよ。
「児童虐待」などは、その一つが顕在化したと思っていますね。もっと「対策の強化」と社会に「見える化」を進めて欲しいと思いましたよ。

③「出生数は、あと5年で坂道を転がり落ちるよ」
最後に、もう一つだけ見ておきましょう。「出生数の推移」についてですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「こども家庭庁 出生数の推移」より
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/0357b0f6-8b14-47fc-83eb-2654172c2803/16d135ea/20241009_resources_white-paper_r06_05.pdf
出典:こども家庭庁 こども白書より:6月17日利用
上記のグラフは「こども家庭庁」が発表した1990年~2022年の出生数の推移」です。このグラフは、なかなか考えられて作られていますよ。下に書き出しますね。
◎「出生数の推移」
①「1990~2000年に生まれた子ども」
・「年120万人程度」
・「30歳になるのは2020~2030年」
②「2000~2010年に生まれた子ども」
・「年120万人弱~100万人強」
・「30歳になるのは2030~2040年」
③「2010~2022年に生まれた子ども」
・「年100万人強~80万人弱」
・「30歳になるのは2040~2052年」
上記を見ると、「2030年」までは「30歳」になる方が毎年120万人程います。
しかし、その後の「2040年までは100万人」となり、またその後の「2052年までは80万人」とどんどん急角度に減少するのが、上記のグラフの「赤い矢印」で見られるのですよ。
これが「岸田前総理」がおっしゃっていた「ラストチャンス」です。
「2030年までに30歳になる方が毎年120万人」いるうちに、何とか子どもを増やさなければならないというのですよ。
上記のグラフに添付されていた文章は以下ですよ。
①「2030年代に入ると、我が国の若年人口は現在の倍速で急減し、少子化はもはや歯止めの利かない状況に」
②「2030年代に入るまでのこれからの6~7年が、少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンス」
上記では「これからの6~7年」と書いてありますが、もうその内の「2年」は過ぎちゃいましたね。
2030年まではあと「5年」になっちゃいましたが、今のところ「出生率※」は減少の一途をたどっています。
(※2024の出生率は1.15で過去最低)
どうやら「異次元の少子化対策」は効果が見られなかったとなっているようですよ。その「評価と反省」は聞こえてこないなーとコロちゃんは思っていますよ。
なお、この「令和6年版 こども白書」の概要版をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

「概要版」ではない「全体版」は、「目次だけで12ページ」もありましたよ。更に「本文は261ページ」だって。
いやいやまるで「1冊の本」ですね。長ければいいってものじゃありませんけどね。

3.「若者の経済格差の解消が重要だよ」
さて、上記の「こども白書」が今一つインパクトに欠ける内容だと感じたコロちゃんでしたが、ここでちょっと「少子化対策」についての「論考」をご紹介してみましょう。
これは「日経新聞」の「経済教室」の「無子化をどう捉えるか/支援策、広報と評価の充実を」と題した「論考」です。著者は「茂木良平南デンマーク大学助教」です。
「茂木助教」は、「女性の無子人口」に注目しています。世界で最も「無子割合が高い」のは「日本だ」というのです。ベスト3は以下だそうですよ。
◎「世界無子人口ベスト3」
①「日本」
②「スペイン」
③「フィンランド」
へー、コロちゃんは「出生率の国際比較」はみたことありましたけれど、「無子人口」ってのは初めて知りましたよ。
( ¯ㅿ¯)へー
この「無子人口」とは、「生殖可能年齢の後半である40~55歳のどこかの時点での割合を求め、生涯にわたり子どもを持たない人口を指す」となっています。
このような指標もあるのですね。だけど「日本が世界1位」と言っても自慢できませんよ。
そして「茂木助教」は、「日本」の女性の無子割合は、以下の様に上昇してきたとしています。
◎「日本の女性の無子割合」
①「1950年代初頭生まれ:11%」
②「1965年生まれ :22%」
③「1966年うまれ :26%」
④「その後 :27~28%で推移」
おー、この「無子割合」もやっぱり急増していますね。
( ̄o ̄)オー
さらに「茂木助教」は、これらの「無子人口」の7~9割の理由が「子どもをもたないという積極的な選択」の結果ではないと書くのですよ。では、どんな理由かと言うと以下ですよ。
◎「無子の理由」
①「適切なパートナーの不在」
②「経済的な問題」
③「不妊」
うんうん、納得の理由ですよね。やっぱり「結婚相手がなかなか見つからない」という事と、「給料が安い」ことが主要な理由なのでしょうね。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
そして、これからが「本題」ですが、「茂木助教」は以下のように訴えるのですよ。
「問題は現状の少子化対策のほとんどが子育て支援策に充てられていることだ。2022年の少子化対策予算のうち約99%が子育て支援策だった」
「つまり子どもがいない人たちが子どもを持つための支援策がほとんどなされないまま、こどもが出来てからの支援ばかりが増えているのだ」
コロちゃんは、「まさにその通り」とポンと手を打ちましたよ。
(*ˊᗜˋ)そぅそぅ
そこで「茂木助教」は、「日本の無子人口の多くは未婚者だ」として、「結婚支援」を挙げているのですが、「自治体の婚活事業」は芳しい成果は出ていないと続けていますね。
だから、そこで「見出し」にあった「広報の充実と今までの少子化対策の評価を徹底する」ことを提起していますが、コロちゃんはその後の最後にあった文面に注目しましたよ。
それは以下でした。
「無子化に関しては、若者の経済格差を長期的に解消していくことも重要になる」
「社会経済的地位が低いと交際相手も見つけられない傾向にある・・・就業支援や非正規雇用の是正を進めることは、回り回って、希望する子ども数を実現する助けになるだろう」
そうだよね。コロちゃんもそう思いますよ。
(o ̄∇ ̄)ノソウソウ
やはり「若者の給料を上げること」と「若者の非正規雇用を正規雇用にすること」が、一番の少子化対策になるとコロちゃんは確信していますよ。
なお、この「茂木助教」の「「無子化をどう捉えるか/支援策、広報と評価の充実を」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


4.「やっぱり賃金と物価の好循環を目指すって」
コロちゃんは、今の「石破総理」の頭の中は「トランプ関税とコメの高騰対策」でいっぱいなのではないかと思いましたね。
「総理官邸」の幹部の方々が、そちらに「時間」を取られてしまっていて「子どもの対策」にまで手が回らなくなっているのではないかと思ったのですよ。
ただ「石破総理」は先日の6月6日に「総理官邸」で「こども推進会議」の会合を開いています。その中で「提起」されたのが「こどもまんなか実行計画2025」です。
コロちゃんは、その資料を読んでみましたが、「子ども政策の全体像」の中で「状況:少子化に歯止めがかかっていない」として「対応:若い世代の所得向上」が入っていました。
しかし、その具体策は乏しいですね。以下でしたよ。
「地方から若者、中でも女性が都市部に流出していることを踏まえつつ、地方において若者や女性が活躍できる環境を整備することが必要であり、地方における分厚い中間層の形成に向けて、国内投資の拡大を含め、持続的に若い世代の所得が向上し、将来に希望を感じられるような魅力的な仕事を創っていくための取組を支援していく」
うーん、「地方で魅力的な仕事を創っていく」の? 無理じゃないかなー?
(´ヘ`;)ウーン
それとここでも「物価と賃金の好循環」が出てきていましたよ。以下ですよ。
❶「成長と分配の好循環」(成長の果実が賃金に分配され、セーフティネット等による暮らしの安心の下でそれが消費へとつながる)
❷「賃金と物価の好循環」(企業が賃金上昇やコストを適切に価格に反映することで収益を確保し、それが更に賃金に分配される)
❸上記の「2つの好循環の実現を目指す」
上記のように「石破総理」の「経済政策」は、「岸田前総理」の「賃金と物価の好循環」をそのまま引き継いだようですね。
はー、コロちゃんはもういい加減に「物価の上昇」にはゲンナリしているんですけどね。
(ノД`)ハー
この分では、どうやらまだまだ「物価上昇」は続きそうですよ。だって「石破さん」は、「物価上昇」を止める気なんてこれっぽっちもないみたいですもんね。
コロちゃんは、「選挙でバラマキの給付金2万円」を貰うより「過去のデフレの30年に戻してください」と言いたい気分ですよ。あの当時は「物価が上がらない30年」でしたからね。
それにコロちゃんは、「物価」が上がれば若い方たちは経済的に苦しくなって、「少子化」の流れはより進むと思いますよ。
なお、上記の「こどもまんなか実行計画2025」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

5.「コロちゃんと子どもとの遊び」
さて今日は「こども白書を読んでみた」をテーマに書いてみましたが、読んだコロちゃんはガッカリしましたよ。「目新しい提案」があるようには思えませんでした。
そんなガッカリコロちゃんの最後の「コロちゃん話」は、「子どもとの遊び」について書いてみますね。
コロちゃんは「父親のいない家庭」で育ちましたから、自分が子どもを持った時に「どのように遊ばせたら良いのか」がわからなかったのです。
そんなコロちゃんが「2人の男の子の父親」となったのですから、「妻」にはよく「あなたは子どもとの遊びが出来ない」と言われましたよ。
そんな30代のコロちゃんは、試行錯誤をしながら「慣れない父親業に取り組み」ましたよ。
今でも覚えているのは、川の字に寝る布団を敷いた場所での「コロちゃんのお馬さん」ですね。
四つん這いになったコロちゃんの上に2人の子どもが乗るのですが、いつも「前は長男・後は次男」と決まっていましたね。
2人の子どもがしっかり掴まって「馬に乗る」と、コロちゃん馬は「暴れ馬」に変身するのです。
「ヒヒーン、ヒヒーン。ブルン、ブルン」by若い父親のコロちゃん
子どもたちは、馬から落っこちないように、大笑いしながら必死でしがみついていましたよ。
また「歩くロボット」もよくやりましたね。コロちゃんの両足に子どもたちがそれぞれ手足を絡ませて、足の甲に座り込むのです。
しっかりとしがみついたならば、「ロボット・コロちゃん」が、ガシーン、ガシーンと歩き始めます。
「ロボット・コロちゃん」は、子どもを乗せた足を持ち上げるのですから、すごい力業ですよね。この遊びは、子どもたちが幼く体重が軽い時期でしかできない遊びでしたね。
こんな遊びを、ひとしきり遊んでから、やっと子どもたちが寝る時間となるのが、30代の「父親コロちゃんの時代」でしたよ。
このような「楽しい遊び」は、子どもたちが小さい一時期でしかできません。コロちゃんは、今振り返ってもこのような「楽しい時間」を持てた幸せに感謝していますよ。
そしてコロちゃんは、自分が子どもの時に味わえなかった楽しみを、この時に取り返したと思っていますよ。
今日の最後の「コロちゃん話」は、「子どもとの遊びの楽しさ」を書いてみましたよ。これをお読みの皆さまも、チャンスと機会があった時には是非お楽しみくださいね。
子どもを育てるには、時間もお金もかかりますが、それに倍する喜びもあるとコロちゃんは思っていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。

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