おはようございます。(。>_<。)アイタタタァ
「あれ?コロちゃんどうしたの?」by読者様
いえね、コロちゃんね、おととい「動物公園」に行ったのだけど、普段と違って長い距離を歩いたもんだから、今日になってから足のふくらはぎの「筋肉痛」に襲われちゃったの。
「あらら、それは大変だね。湿布薬でも張った方が良いよ」by読者様
ホントですよね。痛い所にペタンと貼っておきましょう。早く治ると良いなー?
そういえば、よく「高齢になると筋肉痛が遅く出て来る」っていうでしょ。あれは実はホントじゃないんだって知ってますか?
「筋肉痛」には、運動後にすぐ出て来る「現発性筋肉痛」と「遅発性筋肉痛」とがあると言われています。
この「現発性筋肉痛」は筋肉に乳酸が蓄積することが原因とされていて、「遅発性筋肉痛」は、筋肉の損傷が原因とされているそうです。
この「遅発性筋肉痛」は、「年齢」よりも「普段の運動量」や「筋肉の質」による違いが大きいとされるそうですよ。
だからコロちゃんの場合の「筋肉痛の原因」は、「普段運動をしていない事」にあるようですから、あまり大きな声では言えませんね。
だって、コロちゃんの「長男一家家長様」が、いつも「コロちゃん、運動しろよ!」と度々言っているんですからね。
コロちゃんがいつも「はい!」と言いつつ何もしていないのがバレちゃいますからね。なるべく「静かに」していてくださいね。
( ・×・)オクチチャック
今日は「介護保険料が上がるんだって?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「介護保険料が上がるってと、介護保険料の決め方を見る」
☆「トリプル改定とは何かと、コロちゃんは増税をすべきと考えます」
☆「消費税を増税すると格差は縮小すると、介護保険サービスのありがたさ」
1.「介護保険料金が上がるって?」
報道によれば、65歳以上の高齢者の支払う「介護保険料金が、全国815市区の内の約半数で2024年度に保険料を引き上げたと報じられました。
65歳以上の保険料は、3年ごとに各市町村で見直すことになっており、今年2024年は見直しの年となっていました。
コロちゃんは、「これは大変だ。ウチの自治体はその値上げする半数の市区に入っているのかな?」と慌てて行動を起こすこととしました。
なに「行動を起こす」と言っても、別に物騒なこと(例えば厚生労働省の看板に赤色ペンキとか)を考えたのではありませんよ。
ただ「市役所」に☎をしただけですよ。
「☎もしもし、コロちゃんの介護保険料は今年値上げになるの?」byコロちゃん
市役所のお兄さん
はい、コロちゃんさんの介護保険料金は、今年から年間¥8万2千円となりますね。
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!
なんと、なんとコロちゃんの支払う「介護保険料」が、今までの7万6300円(月6300円強)から、一気に8万2000円(月6800円)に上がると言うのです。
月500円の値上がりですね。
何か「岸田総理」が言ってた「子育て支援金」みたいですね。あれは「月500円」どころじゃなかったようですけど、こっちは間違いなく月500円の値上がりですね。
全く怪しからん話ですよね。
ヾ(*`Д´*)ノ”彡☆ ケシカラン!!
今回の値上げは、上記しましたように「全国の半数(815市区のうちの402市区)で行なわれています。
どうやら、コロちゃんが住んでいる市区では、その「値上げの半数」に入ってしまったようです。
この「介護保険料」は、コロちゃんは月6800円に上がることになっていますが、全国を見ると「基準額」が一番高い市区は「大阪市の9249円」で、逆に一番低いのは「北海道根室市の4300円」です。
なんと、「一番高い市(9249円)」と「低い市(4300円)」とでは2倍以上の差となっていますね。コロちゃんは「月6800円」ですから、ちょうどこの中間の介護保険料となっていますね。
これは、まだマシと考えるべきなのかなー?
σ( ̄^ ̄)はて?
2.「介護保険料の決め方を見る」
なぜ、「介護保険料」に全国でこのような大きな差があるかというと、その理由は「介護保険料」の決め方にあります。
コロちゃんは現在「介護保険サービス」の「訪問介護ヘルパーさん(月2996円)」と「訪問介護リハビリ(月2781円)」を利用させていただいています。
その料金が安いことにご注目ください。コロちゃんが支払っている「介護保険サービス」は自己負担が「1割負担」なのです。
残りの9割は誰が支払っているかというと、下記をご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 介護保険制度」より
https://www.mhlw.go.jp/content/000801559.pdf
参照:厚生労働省 介護保険制度の概要より(5月1日利用)
上記のイラストは「厚生労働省」が発表している「介護保険利用サービス」の負担割合です。その割合は以下の通りです。
①「第1号保険料23%」(コロちゃんのような65歳以上の高齢者の「介護保険料」から拠出)
②「第2号保険料27%」(40~64歳の方の「介護保険料」から拠出)
この二つの「介護保険料」を足しても、全体の50%にしかなりません。残りの50%を以下の通り、公費(税金)で負担しているのです。
③「国25%・都道府県12.5%・市町村12.5%」
そしてこの「介護保険料」の決め方は「基準額」というものを計算して決めているのです。
その「基準額」の計算式は以下のとおりです。
「基準額」=(「市町村で介護保険給付にかかる費用」×「65歳以上の方の負担分(23%)」)÷「市町村の65歳以上の人数」
上記の計算式では、「市町村内での介護保険サービス費用」が増えれば増えるほど、「基準額」は上昇する結果となります。
コロちゃんの住む自治体では、高齢化の進行により、「介護保険サービス利用者数」が増えているのでしょう。
この「高齢化」は、どこの自治体でも進んでいますから、今後も3年ごとの「介護保険料の改定」時には、より多くの「自治体」で値上げが進むと思いますよ。
3.「トリプル改定とは何か?」
上記で「介護保険料」は、3年に1度の改定で今年の2024年度に実施されたと記載しました。
実は今年改定となるのは、「介護保険料」だけではありません。
「診療報酬」は2年に1回、「介護報酬」と「障害福祉サービス等報酬」は3年に1回改定されます。 2024年度は、これらの改定が重なるため「トリプル改定」と呼ばれています。
コロちゃんの様な「医療・介護サービス」を利用している高齢者は、改定となると必ず「自己負担分」が値上がりとなりますから、あまり歓迎できませんね。
そして、この「トリプル改定」以外にも、今年から「医療保険に上乗せ」して徴収される「子育て支援金」があります。
この「子育て支援金」の徴収額がいくらになるのかが、よくわからないんですよね。ただいろいろ報じられている内容を見ると「1人500円」では済まないようなのですね。
コロちゃんは「医療保険」は「国民健康保険」ですから、報道で報じられているのは下記のデータです。
◎「国民健康保険:子育て支援金徴収額:2028年度以降」
➀「年収200万円:月250円」
➁「年収400万円:月550円」
③「年収600万円:月800円」
➃「年収800万円:月1100円」
ただ、このデータは「試算は妻と子1人を養う夫を前提」となっていましたから、コロちゃんの様に「ワンコ1匹を扶養」しているだけの方の金額は分かっていません。
ただ今年は、「介護保険料」や「子育て支援金」や、その他にも「医療保険の自己負担分※」も全部が「値上げと新規徴収」になりそうですね。
(※診療報酬が上がれば医療機関の窓口で支払う医療費も値上げとなります)
4.「コロちゃんは増税をすべきと考えます」
上記で「介護保険料」の「値上げ」が、「全国市区」の半数で行なわれることを見てきました。
それ以外にも「診療報酬」や「介護報酬・障害福祉サービス等報酬」も上げられることが予想されます。
それらも間接的には「サービス利用者の負担増」への繋がっていくでしょう。また「こども支援金」の新規徴収も行なわれますし、諸物価の値上げもさらに進んでいくでしょう。
これだけの「生活を圧迫する値上げラッシュ」があっても、それでもコロちゃんは「医療・介護・教育費」の財源として「消費税」を中心とした「増税」を進めるべきだと考えますね。
現在では毎年の「国家予算」の内で30兆円程は「国債費(借金)」で占められています。このような「持続可能性のない政策」を、毎年続けていてはいけないと思うのですよ。
5.「消費税を増税すると格差は縮小する」
コロちゃんは「井出英策慶応大学経済学部教授」の提言した、「消費税を増税すると格差は縮小する」との構想を支持しています。
コロちゃんは、だいぶ以前にこの「井出教授」の「どうせ社会は変えられないと誰がいった?※」という本を読んで、心から感動しました。
(※どうせ社会は変えられないと誰がいった?:2021年:著者:井出英策:小学館)
井出教授は、「増税」を否定していません。それは「増税」すると「格差は縮小」するからです。その理由と内容を、本書でわかり易く書いています。
本書ではイラストで説明していますが、ここでは下記に書いてみますね。
イラストのテーマは「ベーシックサービスによる再配分のモデル図」です。
◎「Aさん」
①「当初所得 200万円」
②「税率25% -50万円」
③「税引き後 150万円」
④「みんなにサービスを現物給付 +150万円」
⑤「最終的な暮らしの水準 300万円」
◎「Bさん」
①「当初所得 600万円」
②「税率25% -150万円」
③「税引き後 450万円」
④「みんなにサービスを現物給付 +150万円」
⑤「最終的な暮らしの水準 600万円」
◎「Cさん」
①「当初所得 1000万円」
②「税率25% -250万円」
③「税引き後 750万円」
④「みんなにサービスを現物給付 +150万円」
⑤「最終的な暮らしの水準 900万円」
●上記の「Aさん当初所得200万円」と「Bさん当初所得 600万円」を比較すると、3倍の格差があります。
この3倍の格差が「Aさん最終的な暮らしの水準300万円」と「Bさん最終的な暮らしの水準600万円」と、2倍にまで縮小します。
●次に「Cさん当初所得1000万円」と「Aさん当初所得200万円」を比較すると、5倍の格差があります。
この5倍の格差が「Cさん最終的な暮らしの水準900万円」と「Aさん最終的な暮らしの水準300万円」と、3倍にまで縮小します。
イラストじゃないとわかりにくいかもしれませんが、このポイントは「貧しいAさん」は、払った税金「税率25%-50万円」よりも、多くの受益「みんなにサービスの現物給付+150万円」があるのです。
「税率は同じ」でも、「税の負担額」が違ってくることで、「貧しい人の税額は少なく」、「お金持ちの人の税額が大きくなる」のですから、「格差」が縮小するのは当然だと主張するのです。
この誰もが嫌がり反対する「増税」が、社会の「格差を縮小する」と言う事は、「消費税の税率が高い」ヨーロッパ諸国での格差が小さいことからも実証されています。
本書では、ニューヨーク大学のモニカ・プラウドの言葉を引用しています。
「貧困と不平等の削減にもっとも成功した国々では、富裕層に課税し貧困層にそれを与えることでやり遂げたのではない」と。
そうなんですよね、ヨーロッパ諸国ではだいたいどの国も20%程度の「付加価値税(消費税)」を導入していますが、「社会格差」は日本よりもはるかに小さいのですよね。
この「井出教授を本を読んだ感想を、コロちゃんがこのブログで書いていますから、ぜひ下記のリンクからお読み下さい。
6.「介護保険サービスのありがたさ」
コロちゃんは、3年前に「妻」を「肺がん」で亡くしましたが、その「最後の日々」を過ごす期間を助けてくれたのが「介護保険の訪問介護サービス」でした。
「妻」は、3年前の3月末の桜の花が満開の日に、「肺がんの治療」が終わり「緩和ケア」となって自宅へ帰って来ました。
この日から最後の日まで「妻」は少しずつ全身のマヒが進行していきました。その介護は主にコロちゃんが担いましたが、到底一人では支えきることは出来なかったでしょう。
「長男・次男」は、仕事を休んで駆け付けてくれました。
「訪問介護のヘルパーさん」による家事支援は、いつも助かりました。
「訪問リハビリテーションの理学療法士さん」とは、「妻」も楽しそうに会話をしていました。
「訪問入浴介護の業者の方」には、狭い居間でも大きな浴槽を斜めにセットして、「妻」をお風呂に入れてくださいました。
この時の「妻」は、普段使っていたシシャンプーとリンスで髪を洗ってもらい、にこにこと笑っていましたね。
これらの利用料金の自己負担が「1割負担」でなければ、なかなか簡単には利用出来なかったかも知れませんよね。
この「妻の最後の日々」を支えてくれたひとつが「介護保険」だと、コロちゃんは思っていますよ。
実際に利用してよくわかりましたが、とても「素晴らしい制度」です。
このような制度を「借金(国債)」で維持するのではなく、為政者は正面からどうしても必要だと「増税」を語ればいいんですよ。
必ずその必要性は「国民の皆さん」には分かっていただけると、コロちゃんは考えていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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