【社会考】今の日本で「正社員共働き」は持続可能なのか?──「通勤と育児」の出口が見えないと思ったコロちゃん

社会
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「正社員共働きは通勤と育児の板挟みだって?と、今では共働き世帯は専業主婦世帯の3倍近いよ」

☆「夫婦が正社員共働きだと、通勤時間の短縮が必須だよねと、このままでは正社員共働きは持続できなくなるよ」

☆「コロちゃんと帰宅の電車で寝ちゃダメよ」

1.「正社員共働きは通勤と育児の板挟みだって?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「正社員共働きは持続可能?/研究者も疑問/通勤と育児で板挟みに」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、かつて「1980年代に長い通勤時間」で会社に通っていましたが、この時代では「妻が専業主婦」というのが当たり前の時代でした。

ですから、「夫の長時間通勤」と「妻の育児」は何の問題もありませんでしたよ。しかし、現在では「夫婦共働きの時代」です。

だから「夫婦が共に正社員」となると、「長い通勤時間」と「子育て」の両立が難しくなっているんだろうなとコロちゃんは思いながら、この記事をじっくり読んでみることにしましたよ。

記事によると、「国立研究開発法人建築研究所」で住宅・都市問題を研究する「中野卓主任研究員」は、「共働きが増えるなか、今の社会は持続可能なのか?」という疑問があると報じています。

そして「共働きの中身の劇的変化がある」として、以下の「正社員共働き世帯の増加」を指摘しているのです。

◎「正社員共働きは10年で1.5倍に」
 (数値は記事内のグラフをコロちゃんが目視)

①「2010年:110万世帯」
②「2015年:140万世帯」
③「2020年:170万世帯」

うーむ、上記を見ると「正社員共働き」の数は、「①の2010年の110万世帯」が「③の2020年には170万世帯」まで急増していますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

「中野主任研究員」は、この記事で以下のように指摘しているのですよね。

◎「中野氏の指摘」

①「これまでの共働きは、子どもが生まれると女性が仕事をやめ、子育てが一段落してからパートで復職するのが主流」

②「2015年を境に従来型は減少に転じた」

③「その結果起きたこと」
 ・「世帯収入が増え都心の住宅が買えるようになった」
 ・「育児時間の確保のため通勤時間を減らす必要が生じた」

④「課題も生じた」
 ・「狭い住宅」
 ・「学校や保育施設の不足」

⑤「解決策」
 ・「優良な賃貸住宅の充実」
 ・「8時間労働の見直し」
  (1日8時間労働は主婦がいることを前提とした制度)

うーん、上記を見ると「正社員共働き世帯の増加」が、「住宅政策」や「労働時間政策」のバージョンアップを要請するようになったようですよね。
(´ヘ`;) ウーン

コロちゃんは、この記事を読んで「郊外に住んで長時間通勤の会社員の夫」と「自宅で専業主婦の妻」の「昭和の働き方と持ち家のモデル」の変更を迫られていると感じましたよ。

そこで、次にこの「記事」の内容をちょっと調べてみようと思いましたよ。

なお、この「日経新聞」の「正社員共働きは持続可能?/研究者も疑問/通勤と育児で板挟みに」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

「正社員共働きは持続可能?」研究者も疑問 通勤と育児で板挟みに - 日本経済新聞
国立研究開発法人建築研究所で住宅・都市問題を研究する中野卓・主任研究員は、「共働きが増えるなか、今の社会は持続可能なのか」という疑問があるという。国勢調査3億8000万件のデータから、正社員共働き世帯が職場の近くに引っ越していることなどを分析。住宅支援の裾野を「もっと広げてもいい」と提案する。共働きの中身、10年で劇的...

2.「今では共働き世帯は専業主婦世帯の3倍近いよ」

まずは「専業主婦世帯」と「共働き世帯」の割合の推移を見てみましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「独立行政法人労働政策・研究機構 専業主婦世帯と共働き世帯」より

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html
出典:独立行政法人労働政策・研究機構 専業主婦世帯と共働き世帯より:4月5日利用

上記のグラフは、「独立行政法人労働政策・研究機構」が発表した「1980~2025年」の「専業主婦世帯と共働き世帯数の推移」です。

この「専業主婦世帯と共働き世帯の推移の大きな流れ」を下に書き出しますね。

◎「専業主婦世帯と共働き世帯の割合」

①「1980年」
 ・「専業主婦世帯:1114万世帯」
 ・「共働き世帯 : 614万世帯」

②「1997年」(この年に逆転)
 ・「専業主婦世帯数:921万世帯」
 ・「共働き世帯数 :949万世帯」

③「2025年」
 ・「専業主婦世帯数: 476万世帯」
 ・「共働き世帯数 :1333万世帯」

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html
(出典:独立行政法人労働政策・研究機構 専業主婦世帯と共働き世帯より:4月5日利用)

ふーむ、上記を見ると「①1980年には共働き世帯614万」は当時の「②専業主婦世帯1114万」の半分弱しかいませんでしたよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

それが「17年後の②1997年に逆転」して、「46年後の③2025年」には「共働き世帯は1333万と専業主婦世帯476万」の3倍近くまで増えてきていますね。

まあ、この辺りは既に皆さんもご存じの事かと思われますが、この「共働き世帯」が「デファクトスタンダード(※)」となったことによって、どんなことが起きているかを次でちょっと見てみましょう。

(※デファクトスタンダード:事実上の標準のこと)

3.「夫婦が正社員共働きだと、通勤時間の短縮が必須だよね」

コロちゃんが、冒頭の記事を読んで最初に思ったことは、今まで「共働き世帯」の「妻の働き方をパートと正社員」に分けて考えたことはなかったということでしたよ。

冒頭の記事の「国立研究開発法人建築研究所」の「中野主任研究員」は、「正社員共働きが10年で1.5倍に増えること」によって「深刻な住宅問題」に直面しているというのですよね。

それは「正社員共働きの夫婦」にとって、「通勤時間が短いこと」が「子育てに必須」となっているからですよね。

そう言えば、コロちゃんの「2人の息子たちのヨメ様」は現在「2人ともパート」で働いていますね。

「長男のヨメ様」は現在「小6と小2の子ども」のママさんですし、「次男のヨメ様」も現在「小1と幼稚園・保育園の子ども」のママさんです。

「2人のヨメ様」は、「週に数回のパート」で働いていると聞いています。たぶん今後「子どもたち」に手がかからなくなってきたら「正社員復帰」をするかも知れませんよね。

そこでコロちゃんは、現在の「共働きで働く多くのヨメ様たち」の「パートと正社員の割合」をポチポチ調べて見ましたよ。

データは、冒頭の記事に出ていた「国立研究開発法人建築研究所の発表」ですよ。下記でしたよ。

◎「共働き世帯の分類と定義」

①「フルタイム共働き世帯(※)」
 ・「世帯主、配偶者が共に正規の職員又は派遣社員」

(※派遣社員も含むのがフルタイム、どちらも正規雇用なのが正社員)

②「正社員共働き世帯」
 ・「世帯主、配偶者が共に正規の職員」

③「正社員、パートタイム共働き世帯」
 ・「世帯主、配偶者のいずれかが正規の職員もう一方が非正規の共働き世帯」

④「非正規雇用共働き世帯は略」

ふむふむ、冒頭の記事で取り上げたのは、上記の「②の正社員共働き世帯(世帯主、配偶者が共に正規の職員」のところですよね。
(σロ-ロ)✧ふむふむ

この「報告書」は、上記の働き方の数の推移を「2010年・2015年・2020年」の3つの年で調査しています。

ここでは「冒頭の記事」でも取り上げていた「末子が18歳未満のデータ」をご紹介しますね。以下でしたよ。

◎「末子が18歳未満の共働き世帯数の推移」
 (100世帯以下切り捨て)  

①「フルタイム共働き」(正社員+派遣)
 ・「2010年:118.5万世帯」
 ・「2015年:146.8万世帯」
 ・「2020年:180.7万世帯」

 (※派遣社員も含むのがフルタイム、どちらも正規雇用なのが正社員)

②「正社員共働き世帯」(共に正社員)
 ・「2010年:108.9万世帯」
 ・「2015年:135.6万世帯」
 ・「2020年:168.5万世帯」

③「正社員、パートタイム共働き世帯」(正社員+パート)
 ・「2010年:196.4万世帯」
 ・「2015年:221.6万世帯」
 ・「2020年:212.2万世帯」

https://www.kenken.go.jp/japanese/contents/publications/data/209/index.html
(出典:国立研究開発法人 建築研究所 共働き子育て世帯に関する全国・都道府県・市区町村別集計より:4月5日利用)

へー、「2020年に一番多い共働き世帯」は「③奥さんがパートの212万世帯」ですよ。
( ¯ㅿ¯)へー

やっぱり「子育て」をしていると「奥さんがパート」という世帯は多いようですよね。

しかし、この「データ」に記載されている文章では、「増加率の推移」に注目していますね。下記でしたよ。

「『フルタイム共働き(※)』及びその内数に占める『正社員共働き世帯』は、10年間で急増し、2010年/2020年比で『フルタイム共働き世帯』は1.52倍、『正社員共働き世帯』は1.55倍に伸びている」

(※派遣社員も含むのがフルタイム、どちらも正規雇用なのが正社員)

「『正社員・パートタイム共働き世帯』は微増で、2010年/2020年比で1.08倍にとどまった」

上記のような「集計結果を踏まえた考察」として、以下のように記載していますよ。

「共働き世帯は、大前提として、夫婦ともに就業・通勤に時間を要することから、家事・育児に必要な時間を確保する為には、就業時間か通勤時間のいずれかを短くするよう工夫しなければならない」

「特に正社員の場合は、短時間勤務制度こそあれ比較的長時間の勤務を求められるところであり、居住地選定に当たっては、通勤時間の短縮化の観点をある程度重視せざるを得ない」

うーむ、「2020年の正社員共働き」は10年前の1.55倍にも増えているんですね。
(´ヘ`;)ウーム…

そうなると、この方たちは「子育て」のためには、「長時間の通勤時間は無理」となるようですよね。

都市部での「マンション・戸建て住宅の高騰」には、このような事情も背景にあるとコロちゃんは思いましたよ。

しかし、現在「都市部で高騰する住宅価格」に、これらの「正社員共働きの夫婦の皆さん」の手が届くのでしょうか?

コロちゃんは、「東京都の23区内」ではもう「無理です」となっていると思いましたよ。

4.「このままだと正社員共働きは持続できなくなるよ」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

まずは、下記のグラフをご覧ください。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「経済産業省 新築分譲マンションの平均価格推移」より

https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20241212hitokoto.html
出典:経済産業省 高騰するマンション市場より:4月5日利用

上記のグラフは、「経済産業省」が発表した2010年~2023年の「首都圏」の「新築分譲マンションの価格の推移」です。

「青色ライン」が「東京23区内の新築分譲マンション」ですが、「2022年までは8500万円だった」のですよね。

それが「2022年からインフレ時代」に突入して、「2023年には1.1億円」にまで急騰しています。昨年の2025年は「1.3億円」まで上昇していますね。

コロちゃんは、いくら何でも「高すぎるだろう」と思っていますよ。だってこれでは「夫婦の世帯収入が2500万円のパワーカップルでも手が出ない」とされていますよ。

コロちゃんは、「東京23区内のマンション価格」は、「2022年以前」のせいぜい「7000~8000万円」がまともな価格だと思っていますよ。

つまり、この「マンション価格高騰」は「政治の無策が招いた」と考えているのですよね。

冒頭から見てきた「正社員共働きの世帯」では、「通勤時間」と「子育て時間」の相克に悩んでいるかと思われますよね。

「夫婦が正社員」で働き続けている限りは、「子育て時間」を確保する為には「短い通勤時間」が必須となります。

ところが、その「短い通勤時間内のエリア」には「手が届く住宅がない」という「出口のないトンネル」が続いています。

このままだと、「正社員共働きの働き方」と「子育て」は「両立しない」となることは目に見えていますよね。

近いうちには、「正社員共働き」の働き方は「持続不可能」という考え方が世の中に広がるだろうとコロちゃんは考えていますよ。

一言追加すると、コロちゃんは「土地価格を下げること」はさほど難しくはないと考えていますよ。なに、「金利」を上げれば良いのですよね。

これは「1980年代後半から金利を上げて日銀がバブル抑制のための金融引き締め」を行なって「土地価格を下げた実績」があります。下記でしたよ。

◎「日銀の金融政策の推移」

①「1989年」
 ・「5月 :2.50%⇒3.25%」
  「10月:3.25%⇒3.75%」
  「12月:3.75%⇒4.25%」
②「1990年」
  「3月:4.25%⇒5.25%」
  「8月:5.25%⇒6.00%」

おー、当時の「日銀」はすごい勢いで「金利を上げて」いますね。
(o゚Д゚)オー

その結果「東京23区内の商業地では最大で80~90%、住宅地で50~60%程度の土地価格の下落が起こった」とされていますね。

コロちゃんは、ここまでやれとは言いませんけど、そろそろ「金利」を上げて「不動産価格」を下げることを考えても良いと思っていますよ。

5.「コロちゃんと帰宅の電車で寝ちゃダメよ」

さて今日は、「今の日本で正社員共働きは持続可能なのか?」を考察してみましたよ。コロちゃんの考えは単純ですよ。このままでは「持続不可能になる」と思っていますね。

だから早いうちに「手を打った方」が、「政策コスト」は安くなりますし、何よりも「正社員共働きの夫婦と子どもたち」が幸せになりますよね。

最後の「コロちゃん話」は、「長い通勤時間と子育ての話」でしたから、「コロちゃんの長い通勤時間で起きたエピソード」を書きますね。

時代は「1980年代」でしたよ。コロちゃんはまだ「30代の青年」でしたね。もちろん当時のスタンダードである「会社員と専業主婦」の夫婦でしたよ。

この時代では、周囲の誰もが「子育ては専業主婦の妻」が担い、「会社員の夫は会社まで長時間の通勤」をしていたのです。

当時のコロちゃんの会社への通勤は、「ドアツードアで1時間40分ほど」かかっていました。その中の「電車内の時間はちょうど1時間」でしたね。

ある日のことです。「夜勤勤務」を終えたコロちゃんが、早朝に自宅に帰ろうとすると、同じ夜勤勤務だった同僚が「コロちゃん、ちょっと軽く一杯飲みに行こうよ」と声を掛けてきたのです。

こんな朝早くから「飲み屋さん」が開いているわけはないと、皆さんはお思いになるでしょうね。しかし「あるのです」よ。

その「同僚」は、駅の近くのまだシャッターが閉まっている「大衆食堂」に行くと「勝手口」をトントンと叩くと、ドアを開けて中に入っていきました。

この「大衆食堂」は、正規の開店時間は午前11時からなのですが、早朝からもう「仕込み」をしていますから、裏口からお願いをすると早朝から「飲み屋さん」に早変わりしていたのですよ。

そこでひとしきり「同僚」とお酒を飲んだコロちゃんは、その後電車に乗り込みましたよ。

いつもならば、この「通勤時間」は「読書時間」だったコロちゃんも、「夜勤後のお酒」が全身に回っています。

ここまで書くと、もう後の「風景」はだいたい想像がつきますよね。

酔っぱらったコロちゃんは、すっかり寝込んでしまいましたよ。降りるべき駅を通り過ぎて、終点まで直行ですよ。

ここで、いつもの「終点駅」でしたならば、すぐに乗り換えて帰れたのですが、この時のコロちゃんが「寝込んだ電車」というのが、「快速急行」という一番遠くの駅まで行く電車だったのですよね。

そして、その「終点」で目が覚めたコロちゃんは「あー、ヤバイ!」とあわてて「ホームの反対側の電車」に飛び乗ったのですよね。
(╯°□°)╯ヤ.ヤバイ

コロちゃんは、「ホームの反対側」で停車していた電車は、てっきり「上りの電車」と思い込んで飛び乗ったのですが、実はそれは「秩父線の電車」だったのですよね。

この「電車の終点はお花畑駅という埼玉県の秩父市にある駅」です。「ハイキングと観光」でよく知られた駅ですよね。

「酔いが覚めたコロちゃん」が周囲の乗客を見渡すと、「リュックやナップザック」をしょったり、ハイキングシューズや登山靴の「若者や家族連れ」がたくさん乗っていましたよ。

そんな「健康的な家族連れの中」で、「赤い顔をしたコロちゃん」は、恥ずかしくて居場所がない思いを感じていましたね。

あわてて次の駅で降りましたが、「秩父線」って単線なのですよね。だからコロちゃんが下りた駅では、隣のホームから次の電車が入れ違いに出発していましたよ。

コロちゃんは、まぶしい朝の陽ざしの中を「1時間後の次の電車」を一人ホームで待つことになりましたよ。

あー、皆さん「お酒を飲んだら電車内で寝ちゃダメ」ですよ。そして「終点で目が覚めても、あわてて「ホームの反対側の電車に飛び乗っちゃダメ」ですからね。

コロちゃんは、身をもってその事を知りましたよ。今から40年ほども前の、青年コロちゃんの失敗談を今日は書いてみましたよ。

どうか、笑いながら読み流していただければコロちゃんは嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです
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