お早うございます。コロちゃんのリアルタイムは午後3時です。たった今、ブログ原稿を1本書き終えたばかりです。そこで・・・大変な事態が発生したのです。
コロちゃんが、ポチポチとパソコンに向かって原稿を書き終えて、パタンとパソコンを閉じてから外を除いたら、恐ろしいことが・・・。
∑ヾ(;゚□゚)ノギャアアーー!!
「雨が降ってるー!」byコロちゃん
そうなんですよ、コロちゃんは洗濯物を干したまま、雨が降ってくるのに気が付かなかったのですよ。
だって、ちっとも雨音が聞こえてこなかったもん。
(*´Д`)=3ハァ・・・
コロちゃんは、ため息を付きながら「洗濯物」を部屋に取り込みましたよ。
コロちゃんは、何かを始めると、もう周りが見えなくなっちゃうんですよね。
よく言えば「集中力がある」って言えないことはないのですが、今日みたいに被害が発生しちゃうと、ひょっとしたらもう「認知症」が進んでいるんじゃないかと思っちゃいますね。
うん、過ぎたことにはくよくよしない!
٩(๑•o•๑)و ファイト♡♡
「洗濯物」だって、別に干しなおせばよいんだし、無くなった訳でも汚れたわけでもないんですから、黙っていれば子どもたちにはわからないよね。
えっ、わかっちゃうって? どうして?
(。・_・?)ハテ?
あそっかー? そりゃブログで書いていればわかっちゃうね。だけど分かっても何かあったら、またそれがネタになるからいいや。
転んでもタダでは起きないと言うのがコロちゃんなのですよ。
(´罒`)ニシシ♡
今日は「人手不足が迫ってきた」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「人手不足の声があちこちから聞こえると、1980年以降で3回目の人手不足だね」
☆「人口は減ったけど就業者数は増えたと、働く高齢者は増え続けた」
☆「働く高齢者が増えた割には総実労働時間は増えていないと、人手不足に解決法はあるのか?」
☆「労働力希少社会を前提とした社会を創ろうと、最後に生産年齢人口の推移を見ておこう」
☆「コロちゃんと人(出)不足」
1.「人手不足の声があちこちから聞こえる」
今朝、コロちゃんが新聞を読んでいて、以下の記事内容に目をとめました。
「企業の設備投資意欲は強く、年度初頭には設備投資額が20%を超える増加が計画されていたが、人手不足で伸びは15㌽も低くなった」
コロちゃんは、「日本企業」は2000年頃から設備投資を減らしていて、それが「失われた20年の一因となった」との論考を以前に読んだことがあります。
「失われた30年」の後半の20年の事ですね。
なお前半の10年は、「バブル崩壊後のバランスシート不況」と言うことで、経済学者は大体見解が一致している様ですね。
そんな事で、上記の「設備投資が人手不足で執行できない」との記事内容にピピっと反応したわけです。
その内容では「九州や北海道の大型半導体工場や、大阪・関西万博のパビリオンの建設、東京などの大型再開発などが建て込み、そこに残業規制を強化する『2024年問題』が重なった」と報じています。
要するに「ヒトがいない・人手不足だ」と言っているのです。
コロちゃんは、「大手企業」ですら悲鳴を上げているのですから、「中小企業」はより人手不足が酷いのではないかと思って、ポチポチ調べてみました。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「中小企業庁 産業別従業員数過不足DIの推移」より
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/keikyo/176sokuhou.pdf
出典:中小企業庁 第176回 中小企業景況調査より(7月1日利用)
上記のグラフは、「中小企業庁」が発表している2015~2024年の「産業別従業員数過不足DIの推移」です。
この「従業員数過不足DI」とは、 従業員の状況を「過剰」 と答えた企業の割合(%) から、「不足」 と答えた企業の割合(%) を引いたものです。
ですから「人手不足」と答えた企業数が大きいほど、この「従業員過不足DI」はマイナスが大きくなります。
上記のグラフは、産業別となっていますので、どの業種が「人手不足」が酷いかが良くわかります。
上記のグラフを見ると、2021年以降は「全業種」がマイナス(人手不足)となっており、今期(2024年4~6月期)をみると、下記の通りです。
◎「従業員過不足DI」(人手不足が酷い順)
➀「建設業 :-38.3」
➁「サービス業:-23.8」
➂「卸売業 :-19.6」
➃「製造業 :-18.0」
⑤「小売業 :-13.5」
❻「全産業:-21.6」
あー、やっぱり「中小企業」は全業種で「人手不足」ですね。しかも「建設業が―38.3」と、中小企業の4割近くが「人手不足」と回答していますね。
これじゃ、いくら「予算をバラ撒いても工事が進まない」と言うのが現実化しているんじゃないでしょうか。
この様な状況を「供給制約※」って言うそうですよ。
(※供給制約:モノやサービスの需要に対し人手不足などで供給が追いつかないこと)
今からこんな状況でしたら、今後はどうなるんでしょうか?「人手不足」ですから、給料が上がりそうに思いますが、いろいろ調べてみましょう。
2.「1980年以降で3回目の人手不足だね」
コロちゃんは、過去はどうだったかなと思い起こしましたが、記憶では「バブル経済」の時には「人手不足」と言われていたぐらいしか思い出しませんでしたよ。
そこで、またポチポチ調べてみたら、あったあった、下記のグラフをごらんください。
内容は下に書き出します。
「厚生労働省 雇用人員判断DIの推移」より
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/17/dl/17-1-1-2_03.pdf
出典:厚生労働省 人手の過不足感の状況より(7月1日利用)
上記のグラフは「厚生労働省」が発表している1985~2017年の「雇用人員判断DI※」の推移です。真ん中のラインより上は「労働力が過剰」で、ラインより下が「労働力が不足」ですね。
(※雇用人員判断DI:Diffusion Index:雇用人員が「過剰」と答えた企業の割合から「不足」とした企業の割合を差し引いたもの)
コロちゃんがグラフを見て、いくつか気が付いたことがあります。以下に書きますね。
➀1985年以降に「労働力不足」は3回あった。
1回目は1991年の「バブル最終年」、2回目は2008年の「リーマンショック直前」、3回目は今回の「人手不足」ですね。
➁今回の「人手不足」は、2014年からと今から10年前から既に起きていた。
そうなんですよね。このグラフを見ると「中小企業」では、もう2014年から「人手不足」が現在まで続いていたんですよね。
その割に「給料が上がっていない」と思うんですけど、これにはどういう理由があるのでしょうか?
やっぱり「非正規雇用が多い」からかなー?
➂更にコロちゃんが気が付いたのは、「就職氷河期(1993~2005年)」の全期間に渡ってこの「雇用人員判断DI」が「プラス(人手過剰)」の時代だったということです。
そして、上記グラフの「青色メッシュ」は「景気後退期」ですから、「就職氷河期(1993~2005年)」の間には3回もの「景気後退期」があったことになりますよ。
彼らはなんと運が悪かったことか。コロちゃんは深く同情しますよ。
3.「人口は減ったけど就業者数は増えた」
上記でどうやら「大企業・中小企業」を問わず「人手不足」が拡がってきているようですが、ここで「日本の就労人口の推移」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 産業別就業者数の推移」より
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0204.html
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 早わかりグラフで見る長期労働統計より(7月1日利用)
上記のグラフは「独立行政法人:労働政策研究・研修機構」が発表している「就業者数の推移」です。
ここ10年間の「就業者数の変化」をみても、あまり減ってないんですよね。「バックデータ」から、下に書き出しますね。
◎「日本の就業者数の推移」
年 | 就業者数 |
---|---|
2013 | 6,326 |
2014 | 6,371 |
2015 | 6,402 |
2016 | 6,470 |
2017 | 6,542 |
2018 | 6,682 |
2019 | 6,750 |
2020 | 6,710 |
2021 | 6,713 |
2022 | 6,723 |
2023 | 6,747 |
(出典:独立行政法人:労働政策研究・研修機構:産業別就業者数の推移:バックデータより:7月3日利用)
上記を見ると、「就業者数」は増えているんですよね。人口はとっくに減ってきている(※)のですけどね。
(※日本の人口のピークは2008年の1億2808万人:国土交通省:人口構造の変化より)
上記の表では、10年前の2013年の「就業者数」は6326万人です。その後は、2019年の6750万人まで増加しています。
そして「コロナ禍」の2020年には6710万人に一旦減少しますが、その後は再び2023年に6747万人と増加しています。
日本の人口のピークは「2008年の1億2808万人」で、その後は減少し続けていますから、上記の「就業者数」の増加は、ひとえに「高齢者と女性」が働き始めたからと思われます。
このことを、今まで働いていなかった「高齢者と女性」が働き始めたのは、「社会参加」だとポジティブに捉える方と、将来の「老後不安」で働かざるを得なくなったと批判的に見る方に分かれますね。
コロちゃんは、もちろん後者ですよ。だって「健康寿命※」というのがあるんですよ。以下をご覧ください。
(※健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)
◎「健康寿命」
➀「男性:72.68歳」
➁「女性:75.38歳」
(2023年)
ねっ、「65歳以上の高齢者」がずっと働き続けたら、「健康寿命」を考えたら「気楽な隠居生活」をすごす期間が無くなっちゃうじゃないですか。
まさか「死ぬ直前まで働け!」っていうつもりじゃないでしょうね。ある程度の期間は「ゆったりとした老後の生活」をすごさせて下さいって、コロちゃんは思っていますよ。
4.「働く高齢者は増え続けた」
それでは、どのくらいの「高齢者」が働き始めたのかを見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「総務省統計局 高齢就業者の推移」より
https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topi138_02.pdf
出典:総務省統計局 高齢者の就業より(7月1日利用)
上記は「総務省統計局」が発表している2012~2022年の「高齢者の就業数の推移」です。
このグラフを見ると「高齢者の就業」は、2012年の596万人から2022年の912万人まで、この10年間に316万人も右肩上がりに増加しています。
この上がる勢いはいつまで続くのでしょうか?
報道では2022年以降「前期高齢者(65~74歳)」は減少となったと報じられています。どうやら「高齢者の就業数の増加」も、いよいよ頭打ちとなったて来たようですね。
5.「働く高齢者が増えた割には総実労働時間は増えていない」
上記で「日本」の就業者数が増えていて、その内容は「働く高齢者の増加」によるものだと見てきました。
ところが、「日本の就業者」の「総実労働時間」は増えていないのです。おかしいですよね。働く労働者が増加すれば、当然にして「総実労働時間」は増えていくはずですよね。
その「謎」を下記で見てみましょう。「じっちゃんの名にかけて※」
(コロちゃんのじっちゃんはもう60年以上前に死んでいます)
(※金田一少年の事件簿の決めゼリフ:1992年:原作:天樹征丸・金成陽三郎:作画:さとうふみや:少年マガジン)
➀「総実労働時間は減少の一途だよ」
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 年間実労働時間の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001194507.pdf
出典:厚生労働省 人口構造、労働時間等についてより(7月1日利用)
上記のグラフは「厚生労働省」が発表している1994~2022年の「年間実労働時間の推移」です。
右肩下がりですね。一番「労働時間が長かった年」は平成8年(1996年)です。1919時間も働いています。
直近の2022年(令和4年)は、1633時間でしかありません。1996年の1919時間と比べると286時間も短いですね。
これを見て「おかしい?」と思いませんか?
だって、上記では「就業者数」は、2013年の6326万人から2023年に6747万人と、この10年間に421万人も増えているんですよ。
この「就業者数が増えている」のに、「総労働時間が減っている」理由は簡単です。増えた就業者のほとんどが「高齢者と女性の非正規雇用」だったからですね。
「謎」は解けましたね。さすが「金田一コロちゃん※」です。
(※コロちゃんのジイちゃんは探偵ではありませんでした。苗字も金田一ではありませんでした)
➁「一般労働者の労働時間は横ばいだよ」
ここでもう一つグラフを見てみましょう。
下記をご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 年間実労働時間の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001194507.pdf
出典:厚生労働省 人口構造、労働時間等についてより(7月1日利用)
上記のグラフは「厚生労働省」が発表している1994~2022年の「年間実労働時間の推移(パートタイム労働者を含む)」です。
上の方の「エンジ色の線グラフ」が一般労働者の「年間実労働時間」です。横ばいですよね。このグラフを見ると、一般労働者の労働時間は「ほとんど減っていない」のです。
そして、減っているのは、下の方の「赤色線グラフ」のパートタイム労働者です。右下さがりに「赤色線グラフ」が伸びています。
更にこのグラフの「水色線棒グラフ」を見ると、この「パートタイム労働者」は、右肩上がりに上昇しています。
この上記の二つのグラフが意味することは、いくら「パートタイム労働者数」を増やしても、労働者全体の「実労働時間」を上昇させることは難しいということです。
このように見て行くと、現在の「パートタイム労働者(非正規雇用)」を正規雇用化して、長い時間働いてもらうことで全体の「年間実労働時間」を上向かせることができるかも知れませんね。
6.「人手不足に解決法はあるのか?」
ここまで「人手不足」の現状と背景を見てきましたが、「人手不足」を解消する方法は、より多くの雇用者を見つけるか、今いる方たちにもっと長い時間働いてもらうしかありません。
しかし、高齢者のこれ以上の動員は、2022年以降「前期高齢者(65~74歳)数」は既に減少となっていますから難しいですね。
さらに、「残業規制」も今年2024年4月から既に「強化」されています。今から「長時間労働」をと言うのは出来ないでしょう。
あと考えられるのは、「外国人労働者の招へいと活用」が一つですね。
それと「非正規雇用の短時間労働者が多い若い女性」を、「正規雇用化」して更に長時間働いてもらうという方法もありますね。
それには「税金の扶養控除や年金の3号被保険者制度」を改革して、「労働時間の制約を取り除く」ことをしなければなりません。
しかし、このような制度の改正には、日本では極めて長い時間がかかるのが常ですから、果たしてできるのかどうか、コロちゃんは首を傾げてしまいますよ。
いずれにしろ、上記のように見ていくとコロちゃんは、もう「人手不足」の解消はムリだと思っています。
したがって「いずれ給料は上がらざるを得ない」と思いますが、それでも「絶対的な労働力不足」がこれから進行すると考えています。
その後に到来するのは「労働力希少社会」だと、コロちゃんは考えていますよ。
7.「最後に生産年齢人口の推移を見ておこう」
上記でコロちゃんは、「労働力希少社会」が到来すると書きました。コロちゃんはホントに6年後に「労働人口が急減する」と考えているのです。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「財務省 生産年齢人口(15~64歳)の割合」より
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/03.pdf
出典:財務省 財政制度審議会 我が国の財政運営の進むべき方向より(7月1日利用)
上記のグラフは「財務省」が発表している、1970~2070年の「15~64歳の生産年齢人口の推移」です。
2020年以降は「予測値」ですね。
グラフの赤ラインが「日本」なのですが、今後の「生産年齢人口(15~64歳)」の推移は現在から6年後の2030年まではほぼ横ばいで推移し、その後は一気に急減するようですね。
この「6年後までは横ばい」というのが油断を招きそうですね。皆さんが「この程度ならばまだまだ大丈夫だ」と考えそうですよ。
しかし、その後の2030年からのグラフの下がり具合が凄まじいですよ。
そして「米・英・フランス・ドイツ」も同じように「生産年齢人口(15~64歳)」は減少するようですよ。移民では追い付かないのかも知れませんね。
今から6年後の2030年から「日本の生産年齢人口(15~64歳)」は急減しますよ。その時に「日本社会」では「労働力希少社会」になると、コロちゃんは考えていますよ。
8.「労働力希少社会を前提とした社会を創ろう」
さて、今日のブログでは「人手不足」があちこちで取りざたされる中で、その現状をいろいろな方面から見てきました。
その結果ですが、コロちゃんは「人手不足を解決する」ような都合の良い方法はないと思っています。
「人口問題」には「魔法の杖」はないのです。
今以上の「高齢者の動員」も、「若い女性の動員」も、前者はそもそも「前期高齢者の人口減」というハードルがありますし、後者の方も「制度改正の困難さ」が控えています。
頼りの綱は「外国人労働者」ですが、その数は到底「日本の人口減少」をカバーする人数の来日は不可能でしょう。
ですからコロちゃんは、「日本の人口減少」を前提とした、そして「労働力減少」を前提とした社会を目指して、「社会制度を新しく創り替えるべき」と主張しますね。
その具体的な内容については、また別の機会に書いてみましょう。
9.「コロちゃんと人(出)不足」
コロちゃんの育った時代は、常に多くの人間が周りにいました。「人はいっぱいいた」のです。
もちろん「お仕事」においては、「人手不足」は職種によってはあったと思いますよ。コロちゃんが言っているのは、子どもの時の周囲の状況です。
コロちゃんは、かの有名な「団塊の世代(1947~1949年生まれ)」の少し後の世代となります。
この「団塊の世代」の出生数は、1947~1949年の各年がそれぞれ260万人を越えています。昨年2023年の出生数は72万7277人ですから、なんと3倍以上となります。
コロちゃんの同年代の出生数は、「団塊の世代」の260万人オーバーには負けますが、それでも180万人台と、昨年の72万台の2倍以上もいました。
そうなると、少年コロちゃんが放課後に家の近くの空き地へ行くと、子どもたちがゴチャゴチャ遊んでいたのです。
もちろん少年コロちゃんも一緒になって遊びまくりましたよ。
このコロちゃんの周りに多くの子どもの集団がいるという状況は、コロちゃんが小学校から中学校に進学しても、その後に高校にいっても同じでしたね。
コロちゃんの年代を生きた人たちは、常に周りを多くの同年齢の人間たちに囲まれて成長してきたのです。
コロちゃんは、その後大人になってから「人口ボーナス※」と言う言葉を知りましたが、そのような時代が日本にはあったのですよ。
(※人口ボーナス:子どもと高齢者に比べ労働力人口が多い状態:若者人口が増加することにより経済成長が促進される:反対語に人口オーナスがある)
それを意識しないで、何とかかつての「人口ボーナスの高度成長期に戻ろう」と考えるのは不可能を通り越して、歴史を顧みない愚かさだとコロちゃんは考えますよ。
そもそも、コロちゃんが少年だった「1960年」の日本国民の平均年齢は「28.5歳」ですよ。それが今では「平均年齢47.2歳(2020年)」です。
ほぼ30歳ほど年を重ねた状態ですね。現在の「日本」は既に「若い時期」を過ぎ去っているのです。
既に日本は「人口減少による人口オーナス」に入っているのですよ。
(※人口オーナス:子どもと高齢者に比べ労働力人口が少ない状態。経済成長を阻害する)
そりゃコロちゃんだって、かつての「高度成長の日本」や、その後の「一億総中流の社会」には未練がありますよ。
だけど、コロちゃんだっていつまでも若いわけではありません。もう今のコロちゃんは、年相応に老いています。
「日本」も、いつまでも若々しい国と言うわけにはいきません。今後は「成熟した国・日本」を目指すべきだと、コロちゃんは思っていますよ。
しかし、子どもの時に空き地で遊んだ「馬飛び※」は楽しかったなー。
(゚_゚).。oO
(※馬飛び:1人がひざを手で押さえて前かがみに立った背の上を、他の者が手をつきながら飛び越える遊び:多人数で遊ぶと面白い)
最後に昔を思い出して、ちょっと感傷的になったコロちゃんでしたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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