0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「通勤時間2時間以内で家を買えないのは社会の悪だ」
②「政府はインフレで潤っているよ」
③「政府は2%の物価上昇で9年間で90兆円のインフレ税を手に入れるよ」
④「令和の鬼平は登場しないものか?」
⑤「コロちゃんと妻の河童お化け」

1.「通勤時間2時間以内で家を買えないのは社会の悪だ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「今思い出す三重野康氏の決意」との見出しが目に入りましたよ。
コロちゃんは、この見出しの「三重野氏」を読んですぐに「元日本銀行総裁の三重野氏」を頭に浮かべましたよ。
この方は「1989~1994年の日銀総裁」を務めた方で、「バブルの絶頂期に就任」し「利上げによるバブル潰し」を進めて当時「平成の鬼平(※)」とマスコミで取り上げられた方です。
(※鬼平犯科帳:1967年:著・池波正太郎:文春文庫:テレビ時代劇・映画・舞台など多数)
その後は「バブル崩壊の戦犯」と呼ばれたこともありましたが、コロちゃんは「当時のバブルの土地・株価の急騰」を「まともではない」と感じていましたので高く評価していましたよ。
この署名記事は、「Opinion欄」の「イェスパー・コール マネックスグループ グローバルアンバサダー」の署名記事ですよね。
この方は、著名なドイツ出身の日本ウォッチャー・エコノミストです。
記事では「日銀総裁に就任する数ヶ月前の、三重野氏との対話を思い出した」と、以下の三重野氏の言葉を紹介していますよ。
「いまの日本では、最高学府を出て有名企業に入っても、通勤2時間圏内では都内に家を買えない。これは社会にとっての悪であり、バブルだ。私はそれを潰すつもりだ」byコール氏による三重野氏との会話の発言
うーむ、この言葉はまだ「日銀総裁に就任する前の言葉」なのですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
やはり三重野氏の「バブル潰しは確信犯(※)」ですよね。「信念」と言っても良いですよね。
(※自分の信念に基づいて正しいと思って行う行為)
さらにこの署名記事では、「中央銀行のお仕事」として以下の内容を書いています。
「彼の最大の功績は、最高のセントラルバンカーだけができること、すなわちパーティーが盛り上がっている最中に(酒の入った)パンチボウル(※)を片付けるという行為にある(ウィリアム・マーティン元FRB議長)」
(※パンチボウル:アルコールやジュースにフルーツ、氷を浮かべて大勢でシェアする容器)
日本のパーティでは、「パンチボウル」はあまりお目にかかりませんから、比喩としてわかりにくいですよね。
要するに「中央銀行の役目」は、「バブルで狂奔している最中の人々に水をぶっかけるように金利を上げてバブル潰しをすることだ」と書いているのですよね。
その上で、署名記事では「では、現在の不動産市場における価格上昇は、マイホーム所有の夢を遠ざけているだろうか」と書き続けて、以下の例を挙げていますよ。
◎「現在の不動産市場の例」
①「いま、大手企業の社員は都内の70平方メートル(2LDK~3LDK:2~3人家族用)のマンションを年収の23年分で購入できる」
②「(年収の23年分)は1990年のバブル最盛期と同じ(バブル前は5~7年分)」
③「このマンションを15年ローン、融資比率8割で購入した場合、返済額は年収の47%。(5年前の20%程度からは倍以上)」
うーん、わかりにくいなー、あんまりよい例の提示じゃないよねー。
(´ヘ`;) ウーン
ただ1980年代の後半にコロちゃんが家を購入した時代では「年収の5倍まで」と言われていましたよ。つまり「年収600万円だと上限が3000万円」でしたね。
それが「大手企業の新卒社員で年収の23年分」って、年齢がまだ20代前半だということを割り引いても、とても「普通では手が出ない金額だ」とコロちゃんは感じましたよ。
署名記事では、筆者の理解として「若年層がマイホームが買えないと不満を募らせ、社会の調和が乱されるならばパンチボウルは片づけられるだろう」とバブル潰しに向かう道を書いていますよ。
さらに最後に、以下のように続けていますよ。
「私の見立てでは、日銀は円安を防ぐために金利を上げることはしたくないだろうが、首相が、若い世代がマイホームを持つという夢を実現できるよう政策を転換した際は、その限りではない」
「それは今ではないかも知れないが、遠くない将来に訪れるかも知れない」
ふーむ、コロちゃんはこの「意見」とは正反対の考えですね。
( ̄へ ̄|||) フーム
コロちゃんは、現在の首相は「バブル潰し」には進まないと思っていますよ。だって「政府はインフレで株価・土地価格が高騰する」ことを歓迎していると考えていますからね。
そのあたりは、次に書いてみますね。
なお、この「日経新聞」の「今思い出す三重野康氏の決意」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

2.「政府はインフレで潤っているよ」
コロちゃんは、以前から「2022年から日本はインフレ時代に入った」と主張していますが、この「インフレ時代」って、政府には「良いことの方が多い」のですよね。
だって「税収が増える」のですよ。だから「経済学」では、このような政府の利益を「インフレ税」と呼ぶことがあります。
「政府」にとって、わざわざ「人気のない増税」をしなくとも「目立たずにインフレ税」を手中にすることができるのですよね。
その風景をちょっと見ておきましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「財務省 一般会計税収の推移」より
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a03.htm
出典:財務省 税収に関する資料より:7月3日利用
上記のグラフは、「財務省」が発表した「一般会計税収の推移」です。下に書き出しますね。
◎「税収の推移」
①「2021年度:67.0兆円」
②「2022年度:71.1兆円」4.1兆円増
③「2023年度:72.1兆円」1.0兆円増
④「2024年度:75.2兆円」3.1兆円増
⑤「2025年度:84.2兆円」9.0兆円増
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a03.htm
(出典:財務省 税収に関する資料より:7月3日利用)https://www.nikkei.com/article/DGKKZO97324580T00C26A7MM8000/
(⑤の出典:日経新聞 2026年7月3日記事より:7月3日利用)
うーむ、昨年の「⑤2025年度:84.2兆円の前年比9.0兆円増」は凄まじいですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
これなら「食料品の消費税減税の財源」はかなり賄えますよね。
つまり「インフレ経済」では、「株価・土地価格の高騰」で喜ぶ「富裕層」よりも、「政府」が最大の「勝ち組」なのですよね。
その反面の「負け組」は、冒頭の署名記事にあるような「これから家を購入する若者世代」と、「株価・土地価格の高騰」とは縁がない「コロちゃんのような貧しい庶民」です。
それにしても「前年比9兆円増」かー、その内訳も見ておきましょうね。下記でしたよ。
◎「主な税収の内訳」
(2025年度)
①「消費税:26.0兆円」(前年比 4.0%増)
②「所得税:25.3兆円」(前年比19.3%増)
③「法人税:21.7兆円」(前年比21.2%増)
うーん、「③法人税:21.7兆円の前年比21.2%増」の伸び率は凄いですよね。
(´ヘ`;) ウーン
それに「②所得税:25.3兆円の前年比19.3%増」も凄まじいですよ。
世の中の「企業は最高益で、一部の個人も所得増」なのに、コロちゃんの生活は一向に楽になりませんよね。げせぬ。
(;`皿´)グヌヌ

3.「政府は2%の物価上昇で9年間で90兆円のインフレ税を手に入れるよ」
コロちゃんは以前に、「東大名誉教授の渡辺努氏」が「2%の物価上昇が続いた場合のインフレ税額」を発表していたのをブログでご紹介したことがありました。
その内容は、以下でしたよ。
「これまでの0%から2%のインフレへ移行する中で、日本最大の債務者である政府は180兆円の利得を手にする」
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0310/shiryo_05.pdf
(内閣府:第2回経済財政諮問会議:資料5:賃金・物価・金利の正常化より:7月3日利用)
上記は「昨年2025年3月」の「政府の財政諮問会議」で発表された「資料」です。ここで「渡辺名誉教授」は、以下のように言ったと報じられています。
「急いで付け加えると、180兆円が手に入るのだから財政は大盤振る舞いしてもよいと申し上げたいわけではない」by渡辺名誉教授
コロちゃんは、この「渡辺名誉教授」の「2%インフレで政府は180兆円の利得を得る」との試算の詳しい内容を探して読んでみましたよ。
これは、「東京大学金融情報研究センター」から「賃金・物価・金利の正常化: 2040 年までの展望」と題名の「レポート」が公表されていました。
下記の文章ですよね。
https://www.carf.e.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2025/01/J120.pdf
(出典:賃金・物価・金利の正常化: 2040年までの展望より:7月3日利用)
コロちゃんは興味深く読んでみましたよ。
しかし、全体ではなかなか難しい内容で、素人のコロちゃんではわかりにくい内容なのですが、どうやら「政府債務が1100兆円で国債の残存期間が9年間」と言う前提の試算のようでした。
そして「政府が180兆円のインフレ税を得る一方、日銀はその半額である90兆円の損失を被る」とありましたよ。
ですから「統合政府」がそのまま180兆円(9年間)を得る訳ではなく、半分は「日銀の損失」ですから「統合政府の得る真水」は、コロちゃんの理解では半分の「90兆円(※)」となるようですね。
(※これはコロちゃんの理解です)
そうなると「政府は2%の物価上昇で政府は年10兆円のインフレ税を手に入れる(※)」となりますよね。
(※これもコロちゃんの理解です)
前項での「2025年度の税収は84.2兆円」と「前年比9.0兆円増」でしたね。
コロちゃんは、この「2025年度の9.0兆円増」を読んだ時に、すぐに上記の「渡辺名誉教授のご主張」が頭に浮かびましたよ。
やっぱり「政府」は、「インフレ(物価上昇)」で大きな利益を得ることができると思ったコロちゃんでしたよ。
こうなると、現在の政府が「インフレ退治」をするインセンティブはなさそうだと思ったコロちゃんでしたよ。

4.「令和の鬼平は登場しないものか?」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
コロちゃんは、今後の「日本の針路」として「2つの道」があると考えています。
まず一つは、「物価と株価と土地価格が上がり続けるインフレ経済の道」です。
コロちゃんは、「1986~1991年頃のバブル経済」をリアルタイムに見てきましたから、だいたい想像がつきますよね。
この道だと、既に「家を購入している人」は良いですが、これから「家庭を築いて家を購入する人」の多くが困る道ですよね。
そこでコロちゃんは、もう1つの道として「利上げをして土地価格を抑える道」もあると思いますよね。
つまり「平成の鬼平の三重野日銀元総裁」のような、「令和の鬼平」が登場してくる道ですよ。
かつてコロちゃんが見てきた「バブル経済期」では、「株価と土地価格」は高騰したのですが、「物価の上昇率」はさほど上がらなかったのですよね。下記でしたよ。
◎「バブル期の物価上昇率の推移」(総合)
①「1986年:0.6%」
②「1987年:0.1%」
③「1988年:0.7%」
④「1989年:2.3%」年末に株価最高値
⑤「1990年:3.1%」年初から株価暴落
⑥「1991年:3.3%」全国地価のピーク
⑦「1992年:1.6%」地価暴落
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je25/pdf/p040004.pdf
(出典:内閣府 令和7年度 年次経済財政報告 消費者物価指数より:7月3日利用)
上記の物価上昇率でも、「土地価格の暴騰」で「国民の不満」が高まり、「三重野日銀総裁(当時)の利上げの決断に「国民が喝采を上げた」のですよね。
それと比べると、現在の物価上昇率は以下となっていますよ。
◎「最近の物価上昇率の推移」
(総合)
①「2021年:-0.2%」
②「2022年:+2.5%」インフレ時代開始
③「2023年: +3.2%」
④「2024年:+2.7%」
⑤「2025年: +3.2%」
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局 消費者物価指数 全国2026年5月分より:7月3日利用)
ふむふむ、上記の「バブル経済期」と「最近の物価上昇率」を比べるとそろそろ「利上げ」して「土地価格」を抑える方向に転換してもよさそうなものですよね。
(σロ-ロ)✧フムフム…
ただ現在の「日本銀行」の「植田総裁」は、見るからに「学者さん」という感じの風貌ですよね。
そう言えば「植田日銀総裁」は、「6月の利上げの金融政策決定会合」の時に「病気で入院して欠席」していましたよね。
「入院の理由」は「肝嚢胞感染症の治療」だったそうですが、コロちゃんは「リモートワーク」で出席して投票することもできないほど「重症だったのか?」と首を傾げましたよね。
「利上げの決定」は、「総裁・副総裁・審議委員9名」の多数決で決められるそうですから、「不在者投票(※)」をしても良かったでしょうしね。
(※利上げ決定の投票に「不在者投票制度」があるかどうかコロちゃんは知りません)
それが、報道では「植田総裁」は「2週間程度の入院治療が必要」と報じられましたが、まさか「利上げ」への「政治のプレッシャー」から急遽・・・ゲフンゲフン。
いやいやコロちゃんは、・・・だなんて言っていませんよ。これは「冗談半分の表現」ですが、もちろん根拠はありません。
ただ「植田総裁」は「鬼平」になるには「迫力不足」だと失礼なことをちょっとだけ考えちゃいましたよ。
c(・。・)チョッチダケヨ
そして、やはりコロちゃんは、「令和の鬼平」が登場してきて「若い世代でも家が持てる世の中」にしていただきたいと願っていますよ。

5.「コロちゃんと妻の河童お化け」
今日のテーマは、「通勤2時間以内で家が買えないのは社会の悪、三重野元日銀総裁の言葉が今よみがえる──令和の鬼平を待ち望むコロちゃん」を考察してみましたよ。
現在では「バブル潰し」は「早急過ぎて失敗だった」と考える方が多いと思いますよね。
しかし、コロちゃんは「三重野元日銀総裁」の「最高学府を出て有名企業に入っても通勤2時間圏内では都内に家を買えないのは、社会にとっての悪(だ)」との言葉は順当で正しかったと思いますよ。
だって、現在の「日本の年金制度」は、いずれ「単身高齢者になった時に持ち家ならば生活ができる金額」に制度設計されているのですからね(※)。
(※コロちゃんの理解です)
コロちゃんは、その「年金制度」に身をもって「感謝の気持ち」を持っています。
だから「誰でも真面目に働いていれば、結婚・家族・持ち家が持てる社会」であって欲しいと願っていますよ。
最後の「コロちゃん話」は、1980年代に青年コロちゃんが「家を購入した時」の「妻と2人の子どもたちのエピソード」を書いてみますね。
当時の青年コロちゃんは、2歳と4歳の息子をかかえた30代の若者でしたが、かなり無理をして「東京都」からだいぶ離れた「埼玉県の地方都市」に「住宅を購入した」のですよね。
当時のコロちゃんの年収の5倍強でしたよ。それでも手が届いた物件は「駅からバスで15分」の近くに川が流れている住宅地でした。
当時のコロちゃんの妻が、一番心配していたのは「子どもたちの川の事故」でした。その家から「歩いて5分」のところに「川と土手」が走っていたのです。
コロちゃんの「2人の息子たち」は、「わんぱく・やんちゃ」を絵にかいたような子どもたちでしたね。
「長男」はなんでも興味を持つと、周囲が見えなくなり突撃をする性格でしたし、「次男」は兄の後ろをいつもトコトコついていく習性を持っていました。
そこで妻が心配したのは、ちょっと目を離したすきに、近くの川の土手から勝手に降りて行き「川に落ちたり」したらたちまち「命の危機」となってしまいます。
そこで妻は、子どもたちに「川に1人で行ったりすると『かっぱお化け』が出てきてさらわれるよ。それでもいいの?」と言い聞かせていました。
それも、何度も何度も「いいの?いいの?、もうお母ちゃんやお父ちゃんと会えなくなっちゃうよ」と追及するように、子どもたちが「やだ!」と答えるまで、しつこく繰り返し言い聞かせていたのです。
コロちゃんは、この妻の「河童お化けの話」はずいぶん何度も聞きましたね。その効果があったのか、幸いその後「息子たちには川の事故」はありませんでしたね。
その頃の妻と息子たちのフォトは下記ですよ。

この頃はよかったなー。なにがあっても「家族4人」がそろってさえいれば、「怖いものは何もない」と思っていた時代でしたよ。
コロちゃんはこの頃の「子育て時代」を思い起こすと、すぐにこの「河童お化けの話」が頭に浮かぶのですよね。
そして、その「河童お化けの脅し」に「本気で震えあがっていた息子たちの姿」も頭に浮かびますよ。可愛かったなー。
(・_・;).。oO
今日のコロちゃん話は、家族4人の「妻の河童お化けのエピソード」を書いてみましたよ。1980年代に子育てをしていた「1組の家族の風景」を、笑いながら読んでいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。



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