お早うございます。昨日にコロちゃんに、このブログの「編集長&株主様」から☎で新しい指示がありました。
編集長&株主様
おーい、コロ。
ブログが長すぎるぞ!
あんまり長いと、途中で読む気が無くなるから、もっとスッキリまとめとけ!
そんなこと言ったって、書いてるうちにいつの間にか長くなっちゃうんだから、しょうがないんじゃん!
…( ̄。 ̄;)ブツブツ
そう言えば、昨日のブログ記事の「【社会考】格差社会「日本」の現実」は、1万2397文字か、ちょっと長すぎたかなー?
この1万2000字の原稿をカキコキするのに、コロちゃんは一昨日に6時間ぐらいかかったよね。うーん、やっぱり字数が多すぎたかなー?
( ̄へ ̄|||) ウーン
うん、そうだ。今日から原稿を少し短くまとめましょう。そうすれば「編集長&株主様」のご意向にも沿いますし、コロちゃんの負担も軽くなるもんね。
良し、決めましたよ。
(`•︵•´) キッパリ!!
コロちゃんは、今日のブログから少し原稿量を短縮して、スッキリとした読みやすく面白くためになるブログ記事を書きますからね。
皆さん、お楽しみにしてお読みくださいね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「外国人受け入れ:育成就労制度を創設と、難民や亡命の世界的潮流」
☆「保守とリベラルの外国人労働者の流入への対応と、時代はリベラルへと動いている」
☆「自民党もリベラルに寄ってきていると、コロちゃんとリベラル」
1.「外国人受け入れ:育成就労制度を創設」
先日の6月14日に、参議院本会議で外国人材受け入れのための「育成就労制度」を創設することが決められました。
この「外国人受け入れ」には、今までは「技能実習制度」がありました。
しかし「転職が出来ない」ことなどから、年間数千件の「失踪事件」が起きたり、海外から「現代の奴隷制度」と言われるなどの問題点が各方面から指摘されていました。
その問題点とは、以下が指摘されています。
◎「技能実習制度の問題点」
❶「低賃金・残業代の未払い」
❷「長時間労働」
❸「労働災害の多発」
➍「失踪問題」
ほか
まったく、酷いですよね。今の日本でこんなことが行なわれていたとは「国辱」ものですよ。これに関与した経営者は「恥を知れ」と、コロちゃんは言いたいですよ。
そこで今回の「新制度・育成就労制度」の創設となったわけです。その特徴を以下にかいてみますね。
◎「新制度:育成就労制度」
➀「在留資格:技能実習を廃止、育成就労制度を創設」
新制度の創設は当然のことですね。上記の「問題点」を読んでも、今までの「技能実習制度」が酷すぎたの一言ですよ。
➁「目的:人材育成と人材確保」
これは、今までの「技能実習制度の目的」が、「技能、技術又は知識の開発途上国等への移転・・・開発途上国等の経済発展を担う人づくりに協力」ですよ。
「建前」が立派過ぎて、「本音・現実」との乖離が大きすぎましたよ。
これでやっと、「本音と建て前が一致」と言いたいですけど、まだ「人材育成」と言っていますね。「本音」の「労働力確保」に1本化すれば良かったと思いますよ。
③「目的:3年間。特定技能の水準まで育成」
「特定技能」には1号・2号があります。1号では転職が可能になりますし、2号になると「家族帯同」も出来るようになるようですね。
➃「本人意向による転職」
1~2年の制限期間があるとなっています。
これは当初の案では「1年の制限期間」となっていましたが、自民党の「外国人労働者等特別委員会」がいちゃも・・・ゲフンゲフン・・提言をしています。
(( ;*д*))o=3 ゲフンゲフン
その「自民党案」では「3年間の転職制限」という案でしたね。その結果、中をとって2年となった模様ですね。
⑤「転職に係われるのはハローワーク、管理支援機関。民間は認めない」
これは「日本」に来るために多額の借金をして来日する外国人労働者への対策ですね。これも当然の策で、コロちゃんは遅すぎると思いましたよ。
ざっと、上記の内容が今回の「育成就労制度」の概略かと思われますよ。コロちゃんは一歩前進だと読みましたよ。
2.「難民や亡命の世界的潮流」
コロちゃんは、普段から世界に於いての「難民や亡命」には注視していました。
私たちの「日本」では、平和で緊張感の無い生活をおくることができますが、ちょっとニュースを読むだけでも、世界では数多くの人たちが自国から脱出することを強いられています。
「難民」とは「人種、宗教、国籍、特定の社会的集団の構成員、政治的意見を理由に迫害を受ける恐れがあり自国の保護を受けられない人、または自国の保護を望まない人」と定義されています。
昨年2023年は、世界中で1億1730万人が、紛争や迫害などが原因で家を追われたとされています(※)。
(※国連UNHCR協会より)
何と2023年の「世界の難民の数が1億人以上」ですって。ほとんど「日本の人口規模」の難民が生まれているのですよ。
その「難民の発生国」の上位3ヶ国を下記に書いておきますね。
◎「難民発生国」
❶「アフガニスタン:640万人」
❷「シリア :640万人」
❸「ベネズエラ :610万人」
この「難民」は、ほとんど隣国へ流入している場合が多いようですね。次に「亡命希望者を数多く受け入れている国」を見ておきましょう。
◎「世界の亡命希望者の流入が多い国」
➀「アメリカ:220万人」
➁「ペルー :54万人」
③「ドイツ :35万人」
やはり「移民の国:アメリカは「亡命希望者」も多いですね。
しかし2023年の「日本の難民申請」は、約1万4000人でその内で「難民と認定」された人は300人となっています。
この数を見ると「日本の難民認定」は厳しすぎでしょう。世界各国と比べると「難民を拒否」している姿勢が露わだと、コロちゃんは考えていますよ。
「日本」は、世界の中でも「難民・亡命希望者」の受け入れが、極めて少ない国となっていますね。
3.「保守とリベラルの外国人労働者の流入への対応」
世界を見渡すと、上記で「難民希望者」を世界で一番受け入れている国のアメリカは、今年2023年の11月の大統領選挙に向けて「難民問題」が政治の争点となっています。
「保守(コンサバ)・共和党のトランプ候補」が「難民制限」を主張しています。
そして「リベラル・民主党のバイデン大統領」は、米国民と結婚した不法移民や幼少時に不法入国した若者らの救済策を発表していますね。
一方ヨーロッパを見ますと、「難民受け入れ厳格化」の右派ポピュリスト政党が躍進し、現政権の中道派が退潮の様子です。
世界のどこの国でも「保守(コンサバ)・右派ポピュリスト勢力」は外国人の流入に厳しく、「リベラル・革新勢力」は外国人の流入を支持しているのです。
ところが、今回の「自民党・公明党の連立政権」は、「保守党」にもかかわらず新しい外国人労働者の「育成就労制度の成立」を進めました。
この点をどう見るのかについての、コロちゃんの考えを次にか書いてみますね。
4.「時代はリベラルへと動いている」
「自民党」は国民政党ですから、その議員の構成は「ガチの保守思想の持主」ばかりではありません。そして、その支持層も同じく「現在の利益のみ」を優先する層を多く含んでいます。
このように見ると、「自民党」が外国人労働者を受け入れる「育成就労制度」を創設した理由もわかるのではないでしょうか。
コロちゃんは、この「育成就労制度」の導入を最も推進し歓迎した層は、現在人手不足が顕在化している「地方の中小・零細企業の経営者の皆さん」だと考えていますよ。
いうまでもなく、この「地方の中小・零細企業の経営者の皆さん」は、強固な「自民党支持」の金城湯池です。
本来は「保守思想の塊」のはずの「地方の中小・零細企業の経営者の皆さん」が、外国人受け入れを自ら「自民党」に要請せざるを得ないのは、ひとえに「人手不足のため」でしょうね。
言ってみれば「背に腹は代えられない」のです。「苦肉の策」ですね。
➀「転職制限2年の生まれた経過を見る」
上記の証明は、今回の「育成就労制度」で導入された「1~2年の転職制限の経過」です。
当初の「法務省」が「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議」で決めた案(転職条件)は、以下の条件でした。
◎「転職条件」
①「同一業務区分」
②「就労1年以上」
③「技能検定基礎級合格」
④「日本語能力試験A1以上合格(いちばんやさしいレベル)」
上記のように転職条件は「②就労1年以上」だったのです。
これに対して、「自民党」の「外国人労働者等特別委員会」は以下の「提言」を突き付けてきたのです。
「地方から都市部への外国人材の流出による地方経済の停滞、人手不足による企業倒産の増加等の深い憂慮が示された」
そして、「検討を要請」として以下の点を挙げました。
「新たな制度での転籍の在り方については・・・3年間の育成機関に留意しつつ・・・少なくとも2年とすることを可能とするなど・・・配慮すること」
上記のように「転職条件」を「有識者会議は原則1年」とし「自民党特別委員会では3年間少なくも2年」と主張して、その結果ちょうど真ん中の「1~2年の制限期間」で決着したとなっていますね。
「足して2で割る」という極めて日本的な決着だと、コロちゃんは思いましたよ。
➁「思想・理念ではなく現実がリベラルに向かっている」
この今回の「育成就労制度の創設」の経過を知って、コロちゃんが感じたことがありました。
それは「地方のガチの自民党支持の経営者の方たち」が、本来「リベラル政策」であるはずの「外国人労働力受け入れ政策」に積極的に動いていることです。
それは「自民党の外国人労働者等特別委員会」の「提言」を読んでも明らかです。
もちろんこれは「地方のガチの自民党支持の経営者の方たち」が、転向したわけではありません。
あくまでも、自らの「経済的思考」や「経営的思考」の結果、一番現実的な利益の出る道が、結果的に「リベラル的な政策」に着地したということだと思われます。
この実態を、別の表現で言えば「リベラル政策でないと利益が出ない・一番マシな道がリベラル政策しかない」ということになります。
これは「時代がリベラルへと動いている」と言っても良いのではないでしょうか。
5.「自民党もリベラルに寄ってきている」
これはコロちゃんの視点なのですが、もともとの「保守・自民党」は、「三世代家族」を推奨し、福祉は「自助・共助・公助※」だったはずなのです。
(※「自助・共助・公助、そして絆」は2020年の菅内閣時の閣議決定事項)
この「自助・共助・公助」は、生活に困った人に対し、「まずは自分で、その次は家族で、その上でどうしようもなくなったら生活保護」という理念が感じられるものでした。
そして、この「共助」と結びついた「三世代家族」の主張は古い「家長制」の雰囲気が漂う主張でした。
わかりやすく言えば「高齢者の介護は嫁が行なう」ですね。
それが今の「自民党の政策」を見ていると、ほとんど「リベラル政党」の政策と変わりません。「保守」の神髄である「自助・共助」がなくなっているのです。
今では両者の違いと言えば「結婚時の夫婦別姓」や「同性婚」ぐらいにまで、「保守・リベラルの政策」は近くなっています。
「保守・自民党」が「リベラル」に近づいてきているのですよ。
6.「コロちゃんとリベラル」
コロちゃんは、1960年代に少年時代を過ごし、1970年代に青年時代をおくったバリバリの「戦後世代」です。
この時代の人間の特徴は、戦後の「戦争キライの時代」の息吹を全身で浴びて過ごしてきたのです。
少年時代は「太平洋戦争時の苦しい生活」を聞かされながら育ち、1970年代には「ベトナム戦争に反対の心情を抱えた社会」を見ながら青年時代をおくりました。
ですから、今の「団塊の世代を含めた高齢者」の皆さんは「ウクライナ戦争やパレスチナガザでの戦争」に、反戦の心情を覚える方が多いと思いますよ。
あらためて世界を見渡すと、1945年の敗戦以来、日本は大きな戦争に係わることがない平和な時代を過ごしてきました。
これは凄い事で素晴らしい事だと思いますが、当たり前のことではないですよね。現に今も「ウクライナとガザ」では戦争が戦われているのですからね。
最近の世界では、コロちゃんが「まさか!」と思ったことが3回あります。それは以下のことです。
◎「コロちゃんがまさかとびっくりしたこと」
❶「ブレグジット:2016年:イギリスのEUからの離脱」
❷「トランプ大統領誕生:2016年」
❸「ウクライナ戦争勃発:2022年」
この上記の三つは、コロちゃんが「絶対にないだろう」と考えていたことでした。しかし、現実世界はそんなコロちゃんの考えなどは、簡単に吹き飛ばしてくれましたね。
だから、コロちゃんは今は「世の中に絶対起こらないなどということはないんだ」と考えていますよ。
確かに「歴史」を振り返って見れば、「第1次世界大戦の開戦時の予測(数週間で終わるだろう)」も外れていますし、他にも「予想が外れた例」などいくらでもありますね。
ですからコロちゃんは、今でも毎日「新聞をバサバサ読みながら、日本と世界の動きを見続けたいとおもっていますよ。
たとえ「リベラル」だろうが「保守(コンサバ)」であろうが、もし「日本の近くで戦争があったら「みんなが被害者」になってしまいますからね。
これがコロちゃんの「リベラル意識」ですよ。皆さんは、どうお考えでしょうか。時々は「ニュース」を見ながらいろいろ「思考の翼を拡げてみるのもなかなか面白いものですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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