おはようございます。昨日の午後にコロちゃんは、1ヶ月に1回と決めている「ワンコのシャンプー」をしてあげましたよ。
昨日は、午後の早い時間に「ブログの原稿」を書き終わったものですから、「ちょうどいいや、今月のワンコのシャンプーをしてやろう」と思い立ったのです。
今回は「足裏の毛のカット」はしない予定でしたから、作業はサッサと進みましたよ。
まずはいつもワンコと一緒に寝ているベッドに「新聞紙」を拡げて、その上に「ワンコ用バスタオル」を広げました。
真夏の場合は、「シャンプーした後のびしょ濡れのワンコ」を外の太陽のあたる所にポイっと出しとけば、直ぐに乾いてしまうのですが、冬の日差しではそうはいきません。
「びしょ濡れのワンコ」は、ドライヤーでガーガー乾燥させなければなりませんよね。
そこまで準備をすると、後は「お風呂場」でワンコをジャージャー洗うと・・・おっと2度洗いを忘れちゃダメですよね。
洗い終わったら、直ぐにバスタオル2枚でくるんで、ベッドの上でガーガーと乾燥させますよ。ざっと20分間の「雑なワンコシャンプー」ですが、これで暫くは「キレイなワンコ」ですよ。
今月も無事「ワンコシャンプー」をやり遂げたコロちゃんは、達成感で気持ちいい―!
ヾ(≧∇≦*)/ヤッタ~
そんな「ワンコシャンプーを終えて気分の良いコロちゃん」が、今日は「ふるさと納税制度は、もうそろそろやめてもいいんじゃないの?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「ふるさと納税制度のゆがみが酷いらしいよと、ふるさと納税の現状を見てみよう」
☆「ふるさと納税制度は、メリットよりデメリットの方が多くなったよと、コロちゃんとふるさと」

1.「ふるさと納税制度のゆがみが酷いらしいよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「ふるさと納税、控除に上限/高所得者優遇を是正」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、税金はちょっとしか払っていませんので「ふるさと納税制度」は利用したことがありません。
だけど、この記事の見出しの「高所得者優遇を是正」に、思わず「うらやまけしからん!」と義憤を感じてジックリと内容を読んでみましたよ。
(・・∂) アレ?
だって、この記事では「高級スーツの仕立て券を寄付額3700万円で提供する事例があった」と書いているんですよ。
また、他の報道では「寄付額530万円の純金製小判(30㌘)」なども書いてありましたよ。
こんなの絶対に「生まれ故郷や応援したい地域などの力になれるから」じゃないですよね。ただ単に「税金を取り戻すための高額納税者の欲望」ですよ。
この現状に「政府」も、さすがに「このままではマズイ」と思ったのでしょうね。
今回の「改正点」は、まだ決まってはいませんが「控除額の上限を仮に所得税・住民税合わせて210万円程度とした場合、年収5000万円以上の人に制限が掛かる」と報じられています。
だけど「年収5000万円以上が対象」だとしたら、ごく一部の「富裕層」の制限に止まりますよね。
コロちゃんは、もう「ふるさと納税制度」は、当初の「生まれ故郷を応援する」との趣旨から遠く離れてしまったから、終了しても良いと考えていますよ。
それでは、次に「現在のふるさと納税制度の現状」をちょっと調べてみますね。
なお、この「日経新聞」の「ふるさと納税、控除に上限/高所得者優遇を是正」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「ふるさと納税の現状を見てみよう」
この「ふるさと納税」については、以下の説明がされています。
「自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度」
しかし、この制度は「2000円を支払えば、それを超える金額の全額の控除(減税)がある」ので、実態としては「2000円で高額商品を購入できる」ことになっていますね。
これはみんな殺到するのもわかりますね。高所得者ほど税金は高いですから、その分「高額商品」がたった2000円で手に入るのが「ふるさと納税」のようですよ。

➀「とうとう1兆円を超えたよ」
それでは、最初に「ふるさと納税の受領額の推移」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「総務省 ふるさと納税の受領額及び受け入れ件数の推移」より
https://www.soumu.go.jp/main_content/000960670.pdf
出典:総務省 ふるさと納税に関する現況調査結果より:12月7日利用
上記のグラフは、「総務省」が発表した2008年度~2024年度の「ふるさと納税受け入れ額」です。下に一部を書き出しますね。
◎「ふるさと納税受け入れ額」
(1000万円以下切り捨て)
➀「2008年度: 81億円」
②「2013年度: 145億円」
③「2018年度: 5176億円」
④「2023年度:1兆1175億円」
⑤「2024年度:1兆2727億円」
https://www.soumu.go.jp/main_content/001022815.crdownload
(出典:総務省 ふるさと納税に関する現況調査結果より:12月7日利用)
ふーむ、この制度は2008年から始まったんですよね。その最初の年からは「150倍以上」に膨れ上がりましたね。
( ̄へ ̄|||) フーム
一昨年の2023年度には、とうとう「1兆円」を超えましたよ。ただ昨年2024年には「微増」でしたから、そろそろ「天井」に近づいたのかも知れませんよね。
何しろこの制度は、「ふるさと支援」が名目でしたが、実際には「個人の欲望を刺激する制度設計」でしたからね。
うまく「制度が機能した」という意味では、「大成功した政策」と言えるとコロちゃんは思いましたよ。
もっとも「多額の税金」が控除された(減税)のですから、「所得税(国)と住民税(地方自治体)」は多額の税収減となっていますけどね。
このうちの「住民税の控除額(税収流出額)」は、2024年度で7682億円と発表されています。
しかし、この内の「75%は地方交付税の増加によって補填されていますから、残りの25%が地方自治体の税収減となっています。
だけど「補填額」も、結局は「国の税金」ですよね。それと「所得税の控除額(税収流出額)」は公表されていません。
だから「真水の税金流出額」は公表されていないのですよ。
いずれにしろ、この「ふるさと納税制度」には「多額の税金が投入されている」ことは間違いがありませんよね。
コロちゃんは、それだけの「税金投入に見合う成果があるのかな?」と疑問に思っていますよ。

➁「ふるさと納税受け入れ額の半分近くは経費で消えるよ」
この「ふるさと納税制度」は、「地方の自治体の町おこしを応援しよう」という趣旨から、今では大分「離れている」のではないかと思うのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「総務省 ふるさと納税の募集に要した費用」より
https://www.soumu.go.jp/main_content/001022815.crdownload
出典:総務省 ふるさと納税に関する現況調査結果より:12月7日利用
上記のグラフは、「総務省」が発表した2024年度の「ふるさと納税の受け入れ実績と募集に要した費用」です。下に書き出しますね。
◎「ふるさと納税の受け入れ実績と募集に要した費用」
(小数点以下切り捨て:10億円以下切り捨て)
➀「自治体財源 :53%:2800億円」
②「返礼品 :25%:3200億円」
③「事務費等 :13%:1600億円」
④「送付・公布・決済:8%:1000億円」
https://www.soumu.go.jp/main_content/001022815.crdownload
(出典:総務省 ふるさと納税に関する現況調査結果より:12月7日利用)
なーんだ、「自治体」に入るのは、半分だけなんですね。
( ・∇・)ナーンダ
それに、上記の「②~④の経費」の合計は「5900億円」になりますが、この内の「1656億円はポータルサイトに支払っている」との記載がありますよ。
「ポータルサイト」って、「楽天とかふるナビ」などでしょうけど、ここに「1656億円」も流れているのですよ。これは全て「税金が原資」ですよね。
これじゃ「地方自治体(ふるさと)を応援する」んじゃなくて「ポータルサイト企業を応援する」ですよね。
コロちゃんには「税金の無駄遣い」に見えてきましたよ。

3.「ふるさと納税制度は、メリットよりデメリットの方が多くなったよ」
ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
コロちゃんは、「ふるさと納税制度」は当初あった田舎から出てきて「都市部で働いてきた人たち」が、それぞれの「田舎を応援したいという心」があるうちは「意義があった」と考えていますよ。
しかし、もう今では「合法的な節税・脱税手段」となっていますよ。
この「ふるさと納税制度」の「制度設計自体」が、「納税者の税額控除が増える(減税になる)」という「お金が儲かる制度」となっているのですよね。
この「制度」って、コロちゃんには「資本主義の精神の競争原理」を発揮させた「新自由主義的政策」に見えるのですよ。
つまり「全国の地方自治体間で『売れる品物』の仁義なき市場競争を繰り広げさせた」のですよね。当初は「地元の名産品の紹介」だったと思われます。
しかし、現在では冒頭の記事でもありましたように「高級仕立て券(3700万円)や純金の小判(530万円」まで出てきています。こんなものは「地元の名産品」ではありませんよね。
この「ふるさと納税制度」の結末は、「一握りの地方自治体の勝者」と「大多数の地方自治体の敗者」を生み出した結果となっています。
これって「巨額の税金」を投入して、「喜んだのは税金が減った富裕層」と「一握りの地方自治体」と「一部の企業」だけですよ。
その他の「大多数の税額が低い納税者」と「大多数の敗者の地方自治体」には何の恩恵もありませんでしたよ。
コロちゃんは、「2000年代の小泉元総理の時代の新自由主義政策」を思い出しますよ。
その結果は、「日本は経済成長が出来なかった」ですし、「非正規雇用者が増えて皆貧しくなった」ことも見てきましたね。トリクルダウンもなかったですしね。
この「2000年年代以降の日本の歴史」を見ても、「新自由主義的」な「激烈な市場競争」では「経済成長が出来なかったこと」と「国民生活が貧しくなったこと」は明らかですよ。
むしろ「社会には格差の拡大」をもたらしたのが「新自由主義」だとコロちゃんは思っていますよ。
もう「世界」を見渡しても「新自由主義」を標榜する政治家は見当たりません。今では「国民の生活を豊かにすることを目指した社会民主主義」が、世界の主流になっていますよ。
だから「地方自治体間」での市場競争を煽る制度である「ふるさと納税制度」は、もう止めた方が良いとコロちゃんは考えていますよ。

4.「コロちゃんとふるさと」
さて今日は、「ふるさと納税制度は、もうそろそろやめていいんじゃないの?」と「ド直球」の提言をしてみましたよ。
だけどコロちゃんの「2人の息子」も、この「ふるさと納税制度」を利用しているんですよね。まあコロちゃんは、「独立した息子たち」にはあれこれ指図するつもりは一切ありません。
ただコロちゃん自身は、絶対に「ふるさと納税制度」を利用するつもりはありませんよ。
もっともコロちゃんが納めている「所得税・住民税」は、あまりにも少額なのでメリットはほとんどありませんけどね。
最後の「コロちゃん話」は、「ふるさと」ということで「1950年代の少年コロちゃんのふるさとの話」を書きますね。
コロちゃんが、生まれた育ったのは「東北地方の田舎町」でしたよ。少年時代に遊んでいたのは、少年コロちゃんちから近くにあった「広大な公園の周辺」でしたね。
コロちゃんちから歩いて10分の距離に「市民会館・公会堂・図書館・児童館・グラウンド・プール・公園」が広がっていたのです。
まだ「小学校低学年」だった少年コロちゃんには、幼馴染の遊び相手として2軒隣の「ラーメン屋のゆうじ君」と、裏の「うどん製造業の家のよっちゃん」がいましたね。
この3人で、いつも上記の「広い公園のあちこち」を走り回っていたのです。
「春」には、そこのグラウンドで「手作りの模型飛行機やグライダーのキット」を組み立てて、飛ばして走りまわしましたね。
「夏」には、いつも市民プールでジャブジャブ遊んでいましたよ。このプールは周囲に柵がなく、タダで誰でも入れたのです。
少年コロちゃんたちは、「夏休み」になると3人で毎日のようにプールに通いましたよ。
「秋」には、児童館の裏山の頂上にあった「神社」の横にあった「土俵」で「奉納相撲大会」が開かれていました。
ここでは「力自慢の大人たち」が、ちゃんと「まわし」を付けて「奉納相撲大会」で覇を争ったのです。
この時代は「NHKテレビの相撲で若乃花(先代)」が人気絶頂でしたね。
コロちゃんたちは、その「大人たちの相撲の前座」として、「こども相撲」をとり「景品」に「鉛筆やノート」が貰えたことを憶えていますよ。
「冬」には、「グラウンドの観客席(草っぱら)の斜面」で雪が降ると「そり遊び」をしましたよ。このグラウンドの周りには柵なんてありませんでしたね。
当時の子どもたちの遊びに「大人がつきそうこと」は、ほとんどありませんでした。
だから、「小学生低学年頃」になると、みんな「子どもたちが集まって遊ぶこと」が普段の生活でしたよ。
今でも覚えている「悪い遊び」は、ここの「公園」の裏山の斜面の崖から「大きな土管が口を開けている場所」があったのです。
少年コロちゃんが、ちょっと腰をかがめただけで入ることが出来ましたから、土管の大きさは「直径1.5メートル」はありましたよね。
ここを「悪ガキども」が、「入って探検しよう」としたのです。
ところが、みな「先頭に立つのは怖いからイヤ」なのですよね。そこで、みんなで「ジャンケンポン」ですよ。
コロちゃんは、幸い(?)2番目となりましたよ。そして、「悪ガキ」どもが数珠つなぎになって「暗い穴の土管の中」を1列になって進行したところ・・・。
なんと「行き止まり」でしたよ。「下がれ、下がれ!」とバックしたコロちゃんは、思わず「ホッ」としたことが記憶に残っていますね。
しかし、土管の中に「悪いガス」などが溜まっていなくて良かったですよね。それに、穴の中で天井が崩れたりしなくて良かったですよ。
今日の「コロちゃん話」は、いろいろやらかしていた「1950年代の少年コロちゃんの世界」でしたよ。当時の雰囲気を味わっていただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。








コメント