おはようございます。現在のコロちゃんのリアルタイムが午後3時です。
今日はちょっと早めに原稿書きを終えてから、ワンコの散歩を歩いて来て帰宅後の「3時のおやつ」を食べているところです。
今日の「おやつ」は、「柿のタネ」と「プロティン」ですね。コロちゃんは「亀田の柿の種」が好きなんですよ。
そして「プロティン」は、「長男一家家長様」がいつも買い出ししていますので、分けてもらって飲むことにしているのですよ。
今日の午後のワンコ散歩は、「強い秋風」が吹いていましたが、雲もすっかり風に流されて「まぶしいばかりの青空」が広がっていました。
やはり「秋の空」は「青空」が似合いますよね。コロちゃんは、「天高く馬肥ゆる秋」というフレーズが頭に直ぐに浮かびましたよ。
はて? この「天高く馬肥ゆる秋」との言葉は、誰もが知っているかと思われますが、誰の言葉なのでしょうね?
コロちゃんは、ちょっと調べてみましたよ。ポチポチ調べてみたら・・・・
何と「中国唐代の詩人・杜審言の詩」でした。もともとは「雲浄くして 妖星落ち 秋高くして 塞馬肥ゆ」との詩文でしたよ。
意味は「塞馬(北方の馬)が肥えて強くなる秋には、騎馬民族が攻めてくるから警戒せよ」ですって。
いやいや、物騒な内容だったのですね。
コロちゃんはまったく知りませんでしたよ。しかし、日本では「北から攻めてくる騎馬民族」なんていないのに、どうしてこの言葉は残ったのでしょうね。
コロちゃんは、この「天高く馬肥ゆる秋」と言う言葉が、「秋の青空」を見ていると「思わず同意する」ようなピッタリの言葉だったからだと思いましたよ。
そんな「秋の空が大好きなコロちゃん」が、今日は「あなたは子どもの頃に望んだ仕事に就いていますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「子どもたちのなりたい職業は学校の先生だよと、今の小中高生は安定した職業を希望しているよ」
☆「50年前の子どもたちのなりたい職業は?と、異世界転移小説はいつごろからはやり始めたのか?」
☆「将来の選択肢を増やすことが大切だよと、コロちゃんと大学教授との大ゲンカ」

1.「子どもたちのなりたい職業は学校の先生だよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「高校生のなりたい職業『教員』10年連続首位」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、この「見出し」を見ながら自分が「高校生の時になりたい職業は何だったっけかな?」と思いましたよ。
だけど、コロちゃんが「高校生」だった時から「もう50年以上」経っていますからね。あんまり覚えていませんよね。
1970年代と言う時代は、「地方から都会」へ若者たちが大移動していた時代ですから、どんな職業があるのかもあまり知らなかったのかも知れませんね。
この「記事」では、「高校生の男子の希望」は、「教員が2015年から毎回1位」だと報じていますね。また「女子」でも「教員が3位以内」と人気があるようですよ。
コロちゃんは、これを読みながら「はて? 金八先生っていつ頃放映していたっけかな?※」と思いましたよ。
(※金八先生:TBSテレビ:1979年第1シリーズ~2011年ファイナル)
へー、「金八先生」って「1979~2011年の33年間」も続いていましたよ。コロちゃんは1度もこの「ドラマ」を見たことなかったから知りませんでしたよ。
( ¯ㅿ¯)へー
これだけの期間「ドラマ」が続いていたのなら、今の「子どもたちにも先生になって見たい」との影響は残っているかも知れませんよね。
ふーむ、どうですか皆さん、皆さんも「子どもの時に教師になりたい」とお考えになったことがありますか?
( ̄へ ̄|||) フーム
コロちゃんの少年時代(1960年代)は、「学校教師」には反発するのが一般的な風潮でしたから、当時は間違いなく「教師希望者は少数派だった」と思われますよ。
記事では、データを「東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所」が実施した「子どもの生活と学びに関する親子調査」から引用していますから、コロちゃんは早速探してみましたよ。
それでは、次に最近の「子どもたちのなりたい職業」を、見てみましょう。
なお、「日経新聞」のこの「高校生のなりたい職業『教員』10年連続首位」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「今の小中高生は安定した職業を希望しているよ」
さて、それでは上記の記事の元データである「東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所」が行なった「子どもの生活と学びに関する親子調査」の内容を見てみましょう。
最初は「小・中・高校生」の「将来なりたい職業のベスト3」を書き出しますね。
◎「なりたい職業ベスト3」(少数点以下切り捨て)
●「小4~6年生:男子」
➀「プロスポーツ選手 :25%」
②「YouTuber・VTuber:5%」
③「研究者・大学教員 :4%」
〇「小4~6年生:女子」
➀「店員(花屋・パン屋など):7%」
②「看護師 :5%」
③「パテシエ: :5%」
③「保育士・幼稚園教員 :5%」
(3位は同順位)
https://benesse.jp/berd/special/datachild/pdf/datashu08.pdf
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 子どもの生活と学びに関する親子調査より:11月11日利用)
うーむ、もう「小学生」頃から「男の子と女の子」とでは、「将来なりたい職業」がハッキリとわかれているのですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは、自分が「男性」ですから「女の子」の「①店員・➁看護師・③パテシエ・③保育士・幼稚園教員」を「可愛いこと言うなー」と思いましたよ。
それに対して「男の子」は、「➀プロスポーツ選手 ・➁YouTuber・VTuber」ですからね。「夢を追いかけてる」とも言えますが、まだまだ「幼いな」とほほ笑んでしまいましたね。
●「中学生:男子」
➀「プロスポーツ選手 :14%」
②「教員 :5%」
②「医師 :5%」
〇「中学生:女子」
➀「教員 :10%」
②「看護師 :8%」
③「保育士・幼稚園教員:6%」
https://benesse.jp/berd/special/datachild/pdf/datashu08.pdf
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 子どもの生活と学びに関する親子調査より:11月11日利用)
へー、「中学生」になると急に「女子は現実的な希望」になりましたよ。
( ¯ㅿ¯)へー
それに対して、「男子」はまだまだ「①プロスポーツ選手」ですから、「夢を追いかける子どものままだな」とコロちゃんは思いましたよ。
最後に「高校生」を見てみましょう。さすがに「高校生」ともなると、より「将来をリアル」に考えなければならなくなりますよね。下記でしたよ。
●「高校生:男子」
➀「教員 :9%」
②「SE・プログラマー:5%」
②「医師 :5%」
〇「高校生:女子」
➀「教員 :10%」
②「看護師 :9%」
③「保育士・幼稚園教員:5%」
https://benesse.jp/berd/special/datachild/pdf/datashu08.pdf
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 子どもの生活と学びに関する親子調査より:11月11日利用)
あれれ、「高校生女子」は「中学生女子と同じ」じゃないの?
(*´・д・)アレレ?
それに「小4~6生女子」もよく見てみたら「②看護師、③保育士・幼稚園教員」だったし、「女子」は「小・中・高校生」でぶれずに「将来の夢」を見ていますよ。
その反面「男子」は、「プロスポーツ選手の夢(小・中で1位)」もありますが、「小学生③研究者・大学教員、中学生➁教員、高厚生➀教員」と「リアルな教員の希望」が目立ちますね。
この「調査」では、「男女ともに多い希望の職種」として、以下を紹介していますよ。
◎「男女ともに多い職業」
➀「小4~6年生」
・「店員(花屋・パン屋など)」
・「教員」
・「医師」
②「中学生」
・「教員」
・「医師」
・「薬剤師」
③「高校生」
・「教員」
・「医師」
・「地方公務員」
https://benesse.jp/berd/special/datachild/pdf/datashu08.pdf
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 子どもの生活と学びに関する親子調査より:11月11日利用)
うーん、こうやって見ると「教員の人気が高い」ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーン
やっぱり「先生」は「身近」に見ていますし、「金八先生」の影響もあるのかなー?
ただコロちゃんの見たところでは、「小中高生の全体」に「安定した職業」への希望が強いように見えますね。
上記の「教員・医師・薬剤師・地方公務員」は、全部「安定した高い給料」が期待できる職業でしょうね。
この調査では「2015年の同じ調査との比較」も発表していましたが、その「2015年調査」でも「教員の人気は高い」ですから、それ以前から「教員人気」は高かったと思われますよ。
コロちゃんが、この「子どもの生活と学びに関する親子調査」を読んだ感想としては、「今の子どもたちは夢よりも安定した職業を目指すようになった」と感じましたよ。
さてコロちゃんが子どもだった「1960~70年代ではどうだったかなー?」と、思わず首を傾げたコロちゃんでしたよ。次に見てみましょうね。

3.「50年前の子どもたちのなりたい職業は?」
さて上記の「現在の小中高校生の目指す職業」を読んだコロちゃんは、ネットの中から今から50年以上前の「子どもたちのなりたい職業」を探してみました。
そうしましたら、「朝日新聞の1970年11月2日号」に「現代っ子のなりたい職業は・・・」との記事の内容が紹介されていましたよ。下記でしたよ。
◎「現代っ子のなりたい職業:1970年」
●「男子」
①「エンジニア」
➁「プロ野球選手」
➂「サラリーマン」
〇「女子」
➀「スチュワーデス」
➁「デザイナー」
➂「先生」
おー、上記の内容にはちょっと説明が必要ですね。
( ̄o ̄)oオー
まず「1970年という時代」は、「科学技術立国」が叫ばれた「高度経済成長」の真っただ中です。そのような「時代」では「エンジニア」は垂涎の的だったのですよ。
当時の「男の子」が「①エンジニア」になりたいと言うのは、時代背景を考えるとよくわかりますよ。
そして「女の子」が目指した「スチュワーデス」も、当時の社会では「女性の地位」が低かったのですよ。
1970年の女性は、「会社」に就職しても、仕事は「お茶くみ」などの補助作業しか与えられないのが普通でしたよ。そして「結婚」すると直ぐに「寿退社」ですよ。
そんな時代に「美人で英語も話せるスチュワーデス」は、「女性のトップの職業」として羨望の的でしたね。
上記を読むと、1970年当時の子どもたちの方は、「男子③サラリーマン」と「女子③先生」と現実的な夢もありましたが、他の「①➁位」を見ると「今より夢を目指していた」と感じますね。

4.「異世界転生小説はいつごろからはやり始めたのか?」
さて上記で「今の子どもたちは夢よりも安定した職業を目指すようになった」と感じたコロちゃんでしたが、そこで気が付いたのは「異世界転生物」の流行ですね。
コロちゃんは、ネットの世界を漂っている時に「小説家になろう」とかのサイトの「ネット小説」を読み始めました。
今でも、時々覗いて読んだりしていますが、それらの中では「主人公が異世界に転生するネタ」が全盛となっています。
最近では「コミック」にも数限りなく「異世界転転生物」は進出していますね。
コロちゃんが知る限りでは、これらの「異世界転生物」がはやり始めたのは、今から15年ほど前の「2010年代初頭から」でしたね。
コロちゃんは、この「異世界転生物の流行」を「現実世界で夢が見れなくなったからだ」と感じていますよ。
つまり現実はでかなえられそうもない「夢」を、「小説世界やコミック世界でかなえる」との代償行為ですね。
それだけ「今の社会」で、「夢をかなえられないことがハッキリしてしまった」のですよ。
だから「現実の希望」は「教師・公務員の安定職業」を望み、「夢」は「異世界転生物を読んでカタルシスを得る」となったとの見方ですよ。
そのように見ていくと、コロちゃんは「夢のない社会」となってしまったなと思いますが、これも「少子高齢化」で「縮小する社会の反映」と考えれば仕方がないとも考えていますよ。

5.「将来の選択肢を増やすことが大切だよ」
さてここでコロちゃんの考え方を、ちょっと書いてみますね。
コロちゃんは、もう「70代のおじいちゃん」ですから、このような「子どもの頃に望んだ仕事」を書いていると「孫世代の希望」を見る眼になってしまうのです。
そうすると、言いたいことや伝えたいことは、「将来の夢」とは「成長する都度に選択肢が減ってくるものだ」ということですよね。
「幼い時」には、将来は何でも選べそうに見えるのですが、「小学生・中学生・高校生」と過ごすうちに、段々と「この道は無理だ」と絞られてくるのが現実ですよね。
そんな時に「選択肢を増やす道」はありますよね。
誰か近くの大人のアドバイスで「新しい道」を教えてもらえる時もあるでしょうし、本を読んで「魅力的な職業」を知ることもあるでしょう。
ただ、よほど「意識」して探さないと、新しい「選択肢」は具体的に得られません。
人生では「決断が大事だ」と言われますが、コロちゃんはその前の段階の「選択肢を増やす」ために、いつも「眼を光らせていること」がもっと重要だと思っていますよ。
コロちゃんは、自分の人生を振り返って「若い時に早急に選択肢を絞り過ぎた」と思っていますね。
その「狭い選択肢の中では最善の道」を進んだつもりですし、時代と運に恵まれたので「現在の清貧ライフ」に無事着地出来ましたが、また「別の道」もあったかもと思っていますよ。
だから「今の子どもたち」に伝えられることは、「小・中高校生」の時だけでなく、大人になってからも「常に選択肢を増やすこと」を考えていた方が良いよと言う事ですよ。
あんまり「偉そうなこと」はとても言えないコロちゃんですが、老婆心を発揮してついつい「教訓」めいたことを書いてしまいましたよ。
どうか、笑いながらコロちゃんの「人生の教訓」をお読みくださいね。

6.「コロちゃんと大学教授との大ゲンカ」
今日のテーマは、「あなたは子どもの頃に望んだ仕事に就いていますか?」を、「子どもの生活と学びに関する親子調査」から考察してみました。
だけど「夢は夢」で、まずほとんどが「かなえられないのが現実」なのですよね。
コロちゃんだって、「小・中・高校生」だった頃には、まさか自分が「こんな人生をおくる」とは考えていなかったもーん。
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ
そこで最後の「コロちゃん話」ですが、コロちゃんが高校1年生の時に出会った「大学教授との大ゲンカ」について書きますね。
時代は「1960年代の末頃」でしたよね。当時の少年コロちゃんは「高校1年生」でした。
コロちゃんは父親のいない家庭で育ちましたが、伯父さんに「大学教授」がいたのです。
その「伯父さん(大学教授)」は、親族中の「出世頭」でしたよね。それに「本家の嫡男」でしたからいつも「偉そう」にふるまっていましたよ。
その「伯父さん」が、久々にコロちゃんちに訪れたかと思うと、いきなりコロちゃんに「説教」をし始めたのです。
彼は、当時のコロちゃんの「勉強・成績」や「生活態度」を取り上げて「改めなければろくなヤツには慣れないぞ!」と頭ごなしに強い口調で言い始めたのですよ。
多分同居していた「家の家長の祖母」から頼まれたことだと思われますよね。
しかし「説得する」のではなく「説教」をいきなり頭ごなしに言い始めるとは乱暴ですよね。当時の少年コロちゃんは猛反発しましたよね。
そもそも「説得」と言う作業は、お互いに「信頼関係」がなければ成り立ちません。
ところがコロちゃんは、その「伯父さん」とはそれまでに話したことは一回もなかったのです。
その時までに、その「伯父さん」の顔をみたのは「お葬式の時」ぐらいでしたよ。そんな「ほぼ初対面の伯父さん」からの「頭ごなしの説教」に「説得力」などは皆無ですよね。
当時のコロちゃんは、怖いもの知らずの「恐るべき子供たち※」でしたから、「ケンカ腰にはケンカ腰で対応」し、話し合いは「声を荒げた激論」で終始しましたよ。
(※恐るべき子供たち:1929年:フランスのジャン・コクトーの小説:1979年に萩尾望都によりコミック化)
今から振り返って考えると、コロちゃんはこの時に「将来は学者になる」との「夢(選択肢)」を放棄していますね。ただし後悔は一切していませんけどね。
中学生の頃のコロちゃんは、「将来の仕事」は「学者になれたらいいな」と漠然と思っていたのです。それで「高校進学も理数科の特進コース」を選んで進学していたのですよ。
だけどこの時の経験から、コロちゃんには「あれが大学教授なのか」との「幻滅と忌避感」が沸き起こっていましたね。
もちろん、たかがコロちゃん程度の頭では、「その夢(学者になる)」はかなえられない可能性の方が高かったと思いますよ。
しかし、「人生」には「良き人との出会い」で将来が開ける時もありますが、その逆に「ひどい人との出会い」で将来を狭めることもあるというのが、コロちゃんが得た教訓ですよ。
今日の「コロちゃん話」は、15歳の少年コロちゃんの実体験でしたよ。
この時からもう60年の時が過ぎているとは思えないほど、書いていて「ムカムカと怒りが沸き起こってきた」エピソードでしたよ。
コロちゃんは、「よわい70数歳」にしてまだまだ「人間が出来ていない」と笑いながら読んでいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。







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