おはようございます。今日のコロちゃんは、「長男一家宅」へまた「留守番」に来ています。今夜はそのままここで「お泊り」して、明日からの「夏休み」に出発する予定なんですよ。
先日に引き続き、また「なーちゃん(小5)とたーくん(小1)」は、近くの「大学の水泳部」で行なっている「ボランティア・スイミングスクール」に泳ぎに行きます。
そこでコロちゃんの「付き添いの任務」が生じてきましたよ。
コロちゃんは、全力を振り絞って最後まで「付き添い」をしようと考えていますが、2人とも「プールまで付いてくんな」というのですよ。途中の「大学の入り口」までで充分だと。
傷つくなー、コロちゃんは泣いちゃうぞ。
えぇーん 。゚゚(´□`。)°゚。
そんな冗談はさておいて、今日の「子どもたちのとのお昼」はどうしようかなー?
( ̄へ ̄|||) ウーム
前回は「焼き肉レストラン」にしましたから、今度は「ラーメン」がいいかなー?
(´ヘ`;)ウーム…
ママさんが「お昼」を準備している時もありますからね。まあ、子どもたちの「リクエスト」を聞いてから決めましょう。
そんな「子守のコロちゃん」が、今日は「アメリカのベッセント財務長官も日銀利上げがいいって言ってるよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「アメリカベッセント財務長官が日本の日銀の金利に言及したよと、1年後の物価は12%上がるって?」
☆「国民の不満が大爆発だよと、コロちゃんと清貧の哲学」

1.「アメリカベッセント財務長官が日本の日銀の金利に言及したよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると、「米財務長官、『1.5~1.75%』利下げ余地示唆 日本は利上げ遅れと言及」と見出しが目に入りました。
いえね、コロちゃんは「アメリカの金利」なんかどうでも良いのですよ。ただこの「見出しの後半」の「日本は利上げ遅れと言及」にピピっと目が留まりましたよ。
だって「アメリカの財務長官」が、「よその国の中央銀行の金利水準」に対して「利上げ遅れ」って批判するなんて、今まで聞いたことが無かったですよ。
コロちゃんは、「日本銀行」が利上げをすれば「物価が沈静化する」って思っていますから、このブログでも「早く利上げしろよ」と書いていますが、まさか「アメリカ」が言うとは思わなかったですよ。
そこでこの記事を、ジックリ読んでみることにしましたよ。「ベッセント財務長官」のインタビューでの発言は、下記でしたよ。
「(日銀の植田総裁と話をしたと明らかにした上で)彼ではなく私の見解だが、彼らは後手に回っている。したがって利上げを実施するだろう。彼らはインフレ問題と制御する必要がある」
うーむ、この「日銀が後手に回っている」「インフレ問題(物価上昇)を制御する必要がある」というのはコロちゃんと同じ見解ですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは「物価の上昇」がイヤだから「日銀が利上げしろ」って言っているのですけど、まさか「アメリカのベッセント財務長官」が「日本の物価上昇がイヤ」ってわけではありませんよね。
これは、おそらく「ベッセント財務長官」は「円高ドル安」を望んでいるのでしょう。
「日銀が利上げする」と「アメリカとの政策金利との差」が縮小して「ドル安要因」となりますからね。
そして「円高ドル安」になると「アメリカの貿易赤字の縮小」が望めますから、「トランプ関税政策」での狙いの実現が望めると言うわけですよね。
コロちゃんは、別に「ベッセント財務長官」の肩を持つわけではありませんが、「日本銀行」が「利上げ」をして「インフレ問題を制御(物価上昇をコントロール)する」ことには大賛成しますよ。
なお、この「日経新聞」の「米財務長官、『1.5~1.75%』利下げ余地示唆 日本は利上げ遅れと言及」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「1年後の物価は12%上がるって?」
「日本銀行」は、毎年4回「生活意識に関するアンケート調査」を行なっています。最新の調査は7月14日に発表されていますね。
その中のいくつかを、下記にご紹介しますね。最初は「1年後の物価予想」からです。
◎「Q.1年後の物価は現在と比べ何%程度変化すると思うか?」(平均値:小数点以下切り捨て)
①「2024年12月:11%」
②「2025年3月 :12%」
③「2025年6月 :12%」
https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2507.pdf
(出典:日本銀行 生活意識に関するアンケート調査より:8月14日利用)
ふーむ、コロちゃんはいくら何でも12%も物価が上がるとは思えませんが、スーパーで買い物している実感からすると「値札」はそのぐらい上がっている商品も多いですね。
( ̄へ ̄|||) フーム
この「③2025年6月 の12%」は、正確には「12.8%」なんですけど、この数値は(現行方式になった)2006年9月以降で「最大」だそうですよ。
もう一つ見ておきましょうね。下記ですよ。
◎「Q.支出について:現在を1年前と比べると?」(小数点以下切り捨て)
①「2024年12月」
・「増えた:59%」
・「減った:12%」
②「2025年3月 」
・「増えた:61%」
・「減った:10%」
③「2025年6月」
・「増えた:61%」
・「減った:11%」
https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2507.pdf
(出典:日本銀行 生活意識に関するアンケート調査より:8月14日利用)
あー、「支出」は順調に増えていますね。だけど「減った人」は微妙に減少していますよ。
( ¯ O¯)アー
この上記の数値から「増えたー減った=支出D・I」を見ると、以下になるそうです。
◎「支出D・I推移」(小数点以下切り捨て)
①「2022年9月:32」
②「2023年9月:47」
③「2024年9月:44」
④「2025年6月:50」(ピーク)
https://www.boj.or.jp/research/o_survey/data/ishiki2507.pdf
(出典:日本銀行 生活意識に関するアンケート調査より:8月14日利用)
うーむ、大分「支出D.I」が増えていますよね。6月にはピークを付けていますよ。
(´ヘ`;)ウーム…
上記の「支出D.I」とは、「支出が増えた」という回答から、「支出が減った」との回答を差し引いた数値です。
ですから、上記のように「④2025年6月:50」が「ピーク」となったことは、それだけ「支出が増えた」と回答した方が増えている事を表しますよね。
コロちゃんの、昨年の「2024年6月」と「2025年6月」の「1ヶ月の生活費」を、今比べてみたら「2.6万円」増えていましたよ。
コロちゃんには、「物価の上昇」で「生活支出額」が増えている中で、来年の「国民の物価予想」が上がって来たように見えますよ。
コロちゃんは、「高い物価上昇率」の中で「日本銀行」が低金利を維持してることが「円安」から「輸入物価の上昇」をもたらしていると思っていますよ。
そして、その「物価の上昇」は「貨幣価値の下落」とも言えるのですよ。
これは、なかなか実感できない事なんですが、「物価が上がる」ということは「貨幣の価値が下がる」と言う事なんですよ。
だから「物価が2倍」になった場合は、「貨幣価値が1/2」になったと同じ事なのです。
そして「日本円の価値が下がること」は、「外国」から見れば「円の価値が下がる(円安)」なのです。
この様に見ていくと「物価上昇と円安の悪循環」が始まるかも知れないのです。いやいや、もう始まっているのかも?
σ( ̄^ ̄)はて?
「日本銀行」の賢い方々は、そんなことなど当然ご承知のことと思いますが、コロちゃんは早く「金利を上げて物価を下げて欲しい」と考えていますよ。

3.「国民の不満が大爆発だよ」
コロちゃんは、先の「参議院選挙」の「与党の自民・公明両党」の「歴史的大敗北」は、上記の「物価上昇」への「国民の不満の大爆発」が主因だと思っています。
その中でも目立ったのは「現役世代の不満」が、「国民民主党・参政党への支持」に流れたことですね。
コロちゃんは、その「現役世代の不満の主因」であった「増えない手取り」について、興味深い指摘を読みましたよ。以下でしたよ。
◎「増えない手取りのデータ:2025年6月」
①「所定内給与:前年同月比3.1%増」
・「1.2万円増」
②「可処分所得:前年同月比ー5.2%」
・「5.3万円減」
(出典:日経新聞 7月24日 大機小機より)
上記の「②可処分所得」とは、「社会保険料と税金」を抜いた「手取り額」です。これを見ると、2025年6月の「所定内給与」は上がっているのですよ。
ただ「手取り額」だと、「社会保険料と税金」が差し引かれますから、マイナスに落ちてしまうのです。まさに「手取りを増やせ」と言いたくなる結果ですよね。
更に、「昨年の2024年6月には定額減税」がありました。これは「岸田前政権」の時でしたね。
この時の「定額減税」は、その時点での「岸田総理」への支持率は上がったかも知れませんね。しかし、その「定額減税」はその年限りで翌年はありません。
しかも「その年の給与が上がること」により、翌年の「手取り額は大幅に減る」ことになりました。
まさか「翌年の参議院選挙」直前に「賃金の手取り額が減る」ことに、誰も気が付かなかったのでしょうか。その結果が「参議院選挙」での「現役世代の反乱」に繋がりましたね。
これを見ても、「一時的な給付金や減税」は「一時の喜び」でしかなく、翌年にはその反動が返って来ると考えた方が良いとコロちゃんは思いましたよ。

4.「コロちゃんと清貧の哲学」
今日のテーマは、「アメリカのベッセント財務長官も日銀利上げがいいって言ってるよ」を切り口に、よもやま話を書いてみましたね。
最後のコロちゃん話は、ちょっと「コロちゃんの清貧生活」についての感想を書いてみますね。小見出しでは「哲学」と書きましたが、そんな「大層なもの」ではありません。
コロちゃんは、1970年代初頭に20代の青年でした。
この時代は、それまでの「高度成長のゆがみ」が社会のあちこちで噴き出していて「アンチ・文明論」が盛んに語られていました。
この「高度成長のゆがみ」とは、象徴的に語られるのは「公害問題や、都市への人口集中による過密問題、交通事故の激増など」がありましたね。
その中で「経済成長が良いものである」というそれまでの「価値観」が、一番揺らいだ時代が1970年代だったのです。
この時代では「給料が多いこと」が良い事ばかりではないと言う価値観や、「金持ちは胡散臭い」との価値感が社会に拡がっていたのですよ。
その時代に「青春」をすごしたコロちゃんには、その「経済成長への懐疑」と「豊かになることへの疑念」が根強く刷り込まれました。
今でもその「価値観」はコロちゃんのベースで眠っていますよ。
だから本来ならば、コロちゃんのその後の人生はもっと「貧しい生活」でも良かったのですよ。それがコロちゃんの本質だったのです。
しかしそこを一変させたのが、「コロちゃんの妻と子どもたち」でした。
時代は「昭和」ですから、コロちゃんは「専業主婦の妻」と「2人の子どもが居る生活」を背負わなければなりません。
やがて「25年の住宅ローン」を抱えれば、その分「頑張って働いて」収入を持ち帰らなければなりません。
コロちゃんは、「必要に迫られて」豊かを目指さざるを得なかったのです。
現在の「コロちゃんの清貧ライフ」は、その長い間の「会社員生活」の結果「得られた年金」により維持されているのです。
これって、コロちゃんは「妻と2人の子どもに感謝すべき」なんでしょうね。
しかし、今でもコロちゃんの「根っこの価値観」には、20代の時の「貧しいなかにこそ心豊かな生活がある」が生きていますよ。
今から振り返ってみると、「アンチ・文明論」が衰えていったのは「1970年代の後半」からです。そして「爛熟の一億総中流社会の1980年代」に流れ込んでいきました。
ちょっと、下記の「経済成長の歴史」をご覧ください。
◎「実質GDP成長率推移」
➀「1956~1973年度:平均9.1%」
(18年間)
➁「1974~1990年度:平均4.2%」
(17年間)
➂「1991~2023年度:平均0.8%」
(33年間)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0001.html
(出典:労働政策研究・研修機構:早わかり グラフでみる長期労働統計:バックデータより:8月14日利用)
ほらほら、「①1956~1973年度:平均9.1%」の高度経済成長の末期に、「アンチ・文明論」が盛んになったのですよ。
(  ̄O ̄)ホラホラ
そして時代は「➁1974~1990年度:平均4.2%」の「ジャパン・アズ・ナンバー1」に流れ込んでいます。「一億総中流の時代」の完成ですよね。
その後の現在までの「➂1991~2023年度:平均0.8%」は、どんなに「成長したくとも出来ない世界」です。
やっと「時代」は、コロちゃんの青春時代の「経済成長がなくとも豊かな心で生きる社会」に戻ってきたのかも知れませんね。
コロちゃんは「成長したくとも出来ない社会」が、今後どこへ向かうのをか興味深々に見つめていますよ。
今日は、ちょっと気恥しい「コロちゃんの清貧ライフの内面」を書いてみましたよ。どうぞ、笑いながら読んで下されば嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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