【経済考】大企業は値上げしたから景気が良い──企業は儲かっているのに、なぜコロちゃんは貧しいの?

【経済考】
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「景気が良いのは値上げ(価格転嫁)できたからじゃあ、ちっとも嬉しくないよ」

②「価格転嫁を、喜ぶべきか悲しむべきか、どちらなんだろう?」

③「消費が減るのは国民が貧しくなることだよ。大企業製造業の儲けは適正なの?」

④「コロちゃんの消費支出の現在地」

1.「景気が良いのは値上げ(価格転嫁)できたからじゃあ、ちっとも嬉しくないよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら日経新聞をバサバサ読んでいると「製造業『連鎖値上げ』の恩恵/家計や中小には逆風」との見出しが目に入りましたよ。

これって記事を読むと「大企業製造業の話」なんですよね。コロちゃんは、じゃあ「コロちゃん(庶民)の生活には関係ないよね」と思いながら、この記事をざっと斜め読みしましたよ。

そうしましたら、途中の以下の記載に目が留まったのですよ。

「日銀の担当者は業況判断の改善要因として『価格転嫁の進展は多く聞かれた』と説明した」by日経新聞記事より

ん? この「価格転嫁の進展」って「値上げ」ってことだよね。
(・・。)ン?

ここで「ピン」と来たコロちゃんは、この記事の下の方に「値上げの波は素材から店頭にならぶ製品まで連鎖的に続く」と書いてあるのをみつけましたよ。

これってコロちゃんの生活にも「関係」あるじゃん!
( ゚Д゚)b ソダソダ

だからこの記事の「小見出し」に「家計や中小には逆風」と書いているのですよね。

「大企業製造業の景況感なんてコロちゃんには関係ないよね」と思っていたなんて無知でしたよね。

さらに「価格転嫁できた企業の景況感が改善する反面、負担は最終的に家計に及ぶ」と報じていますよ。

続いて「今回の短観では小売りなどの非製造業の業況判断が5四半期ぶりに悪化した」と書いていますから、こちらの「小売りなどの非製造業」は「価格転嫁(値上げ)」をしきれなかったのでしょうね。

これについて「日銀担当者は非製造業の景況感の悪化要因に『価格上昇による需要減』もあげた」と報じていますよ。

コロちゃんは、これまで「物価上昇」と「企業の最高益」が同時に進行しているとみてきました。

しかし冒頭の記事を読む限り、「大企業製造業と非製造業の景況感」には違いが見られ、コロちゃんには「大企業製造業」と「小売りなどの非製造業」の「2極化」が進んでいるように見えますよ。

それは、分かりやすく単純化するならば「価格転嫁を進めやすい大企業製造業」と、「価格上昇による需要減などから景況感が悪化した非製造業(価格転嫁ができない)」に分かれたようにコロちゃんには見えていますよ。

もちろん「日本全体の経済情勢」は、「大企業製造業」がけん引するものですから、一見すると「日本の景気が良い」と見えますが、その内容は「2極化」になるのではないでしょうか。

コロちゃんは「庶民の立場」ですから、「大企業製造業の価格転嫁(値上げ)が進んで景気が良い」のは、同時に「値上げによる物価の上昇が進む」のでしょうから、まったく歓迎できないと思いましたね。

次に、この「価格転嫁(値上げ)の実態」と「消費の実態」を見てみようと思いますね。

なお、この「日経新聞」の「製造業『連鎖値上げ』の恩恵/家計や中小には逆風」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

日銀短観、製造業に「連鎖値上げ」の恩恵 家計や中小には逆風 – 日本経済新聞
日銀が1日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)は大企業製造業の景況感が6四半期連続で改善した。人工知能(AI)関連需要の拡大のほか、原油高などの販売価格への転嫁が進んだためだ。相次ぐ値上げは家計に逆風で小売業などには重荷となる。業…

2.「価格転嫁を、喜ぶべきか悲しむべきか、どちらなんだろう?」

冒頭の記事を読んで、コロちゃんはこの「価格転嫁(値上げ)を喜ぶべきか、悲しむべきか、どちらなんだろう?」と頭を抱えましたよ。

だって「庶民で一消費者であるコロちゃん」は「値上げはイヤの立場」ですよね。

しかし「小売りなどの非製造業」は、「川上(大企業)の値上げ」がある中で、「価格転嫁」ができなければ「事業継続」が危ぶまれてしまいます。

そこで、まずは「わからないまま判断」をする前に、「価格転嫁の実態」を見てから、次に「消費の実態」を見てみようと思いましたよ。下記でしたよ。

◎「価格転嫁率の推移」
 (2025年10月~2026年3月)
 (中小企業30万社調査)
 (小数点以下切り捨て)

①「2022年3月:41%」
②「2023年3月:47%」
③「2024年3月:46%」
④「2025年3月:52%」
⑤「2026年3月:54%」

https://www.cas.go.jp/jp/seisakukaigi/katsuryoku_kojyo/payrise/dai4/shiryo1.pdf
(出典:中小企業庁 価格転嫁・取引適正化の取組の状況についてより:10月3日利用)

うーむ、なんだよ「中小企業」は「コスト上昇分の平均で約54%しか価格に転嫁できていない」んじゃないの。
( ̄へ ̄|||) ウーム

上記を見ると、「中小企業の価格転嫁率」は「①2022年3月の41.7%」から「⑤2026年3月の54.2%」と徐々に上昇していますが、それでも「半分程度」にとどまっていますね。

今回の「物価上昇が始まったのは2022年から」ですから、「中小企業」はこれでもまだ「価格転嫁(値上げ)を抑えている」みたいですよ。

コロちゃんは、これらの「中小企業の価格転嫁率(値上げ)が100%近く」まで進めば、これまで「価格」に転嫁されてこなかった「コスト上昇分」も「販売価格」に反映されると思いましたよ。

もしそうなれば「物価への上昇圧力」が強まる可能性がありますよね。

それでは、この「中小企業が価格転嫁を進めにくい背景」を考える材料として、「消費の実態」を見ておきましょう。下記でしたよ。

◎「家計の消費支出」

①「2023年:-2.6%」
②「2024年:-1.1%」
③「2025年: +0.9%」

④「2026年4月:-0.5%」
⑤「2026年5月:-0.4%」
⑥「2026年6月:-3.3%」
⑦「2026年7月:-3.6%」
(※2025年12月から8か月連続の実質減少)

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/recent_trends.pdf
(出典:総務省統計局 家計調査7月より:10月3日利用)

うーん、上記を見ると「消費支出の推移」は、「①2023年-2.6%から②2024年-1.1%」、そして「③2025年+0.9%」へとここまでは改善していますよね。
(´ヘ`;) ウーン

そして、その後「④2026年4月-0.5%」以降の「⑦2026年7月-3.6%(直近の発表)」まで再びマイナスとなっていますよね。

この「④2026年4月:-0.5%~⑦2026年7月:-3.6%」の悪化(マイナス)の進行が、ひょっとしたら上記の「中小企業の価格転嫁の4~5割」の一因となっているのかもしれませんよね。

つまり「価格転嫁(値上げ)したら買ってもらえない」との不安ですよね。コロちゃんが考えた構図は以下ですよね。

◎「企業の景況感と価格転嫁(値上げ)と消費支出の関係のコロちゃんの見方」

①「大企業製造業では価格転嫁の進展の中、景況感は6四半期(1年半)連続で改善」
 (小売りなどの大企業非製造業の業況判断は5四半期ぶりに悪化)

②「中小企業の価格転嫁(値上げ)は4割~5割台」
 (2022年3月:41%~2026年3月:54%)

③「消費支出は2026年には4月:-0.5%~7月:-3.6%と減少幅が拡大」

④「中小企業は、大企業などの価格転嫁のコスト上昇圧力を受けながら、価格転嫁を進めると需要が落ち込むことへの懸念も抱えている」

ふーむ、上記はあくまでも「コロちゃんの見方」ですからね。
( ̄へ ̄|||) フーム

だけど、上記の風景を見ていると「②真ん中の中小企業が悩んでいる」と思いますよね。だって「価格転嫁(値上げ」したい」けど、これ以上値上げをすると「売れない(消費減少)」んですからね。

だけど、これって一番上の「大企業製造業が値上げしなきゃあいいんじゃないの?」、次にこの点を書いてみますね。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

3.「消費が減るのは国民が貧しくなることだよ。大企業製造業の儲けは適正なの?」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。2つありますよ。

まず第1には、コロちゃんは「政治の役割」は「国利民福(※)」だと思っているのですよね。つまり「国民の経済厚生(※)の最大化」が、政治の役目の1つだと思うのです。

(※国利民福:国家の利益と国民の幸福のこと。竹越与三郎「政海之新潮」〔1887年〕に用例があります)

(※経済厚生:経済活動を通じて人々がどれだけ満足感や幸福を得られているかの概念)

しかし前項を見ると「2022年からのインフレ時代の開始(※)」以来、「実質消費支出」は減少する年が多くなっています。

(※コロちゃんの考えです)

もう一度、下記に書き出しますね。

◎「家計の消費支出の推移」

①「2023年:-2.6%」
②「2024年:-1.1%」
③「2025年: +0.9%」

④「2026年4月:-0.5%」
⑤「2026年5月:-0.4%」
⑥「2026年6月:-3.3%」
⑦「2026年7月:-3.6%」
 (8ヶ月連続減少)

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/recent_trends.pdf
(出典:総務省統計局 家計調査7月より:10月3日利用)

コロちゃんは、上記の「消費支出のマイナス」を、「国民を貧しくさせる要因の一つ(※)」と見ていますよ。

(※コロちゃんの考えです)

だから、この「消費支出」を上向かせることが、現在の「政治」が「最優先で取り組まなければならない課題」なのではないでしょうか。コロちゃんはそう思うのですよね。

もう一度強調しますよ。「消費支出が減ったことは国民を貧しくさせる要因の一つ(※)」ですよ。では、どうしたら良いのかを次に書きますね。

(※コロちゃんの考えです)

第2には、コロちゃんは前項の「大企業製造業の価格転嫁」と「中小企業の価格転嫁が4~5割」、さらに「消費支出の減少」の構造を見ていて、一番上の「大企業の儲けが多すぎる」のではないかと思ったのですよね。

だって「消費者は価格転嫁(値上げ)」をして欲しくはないし、「中小企業は4~5割しか価格転嫁」していないのですよね。

コロちゃんだって「海外の資源価格の上昇による値上げ」は許容しますよ。それに「企業の適正な利潤」も当然だと認めますよ。

しかし「適正な利益以上は強欲(※)」でしょうね。

(※コロちゃんの考えです)

ちょっと「企業の内部留保金の経緯」を見てみましょう。以下でしたよ。

◎「利益剰余金(内部留保金)の推移」
 (1000億円未満切り捨て)

 ①「2021年度:516兆円」(6.6%増)
 ②「2022年度:554兆円」(7.4%増)
 ③「2023年度:600兆円」(8.3%増)
 ④「2024年度:637兆円」(6.1%増)
 ⑤「2025年度:654兆円」(2.7%増)

https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/r7.pdf
(出典:財務省 年次別法人企業統計調査 令和7年度より:9月3日利用)

上記は「全産業の利益剰余金(内部留保金)」ですから、「大企業製造業」だけの数字ではありません。

また、「利益剰余金」はそのまま「企業が現金で保有している金額」でもありません。

それでも、「利益剰余金(内部留保金)」が長期的に増加していることを見ると、「企業部門」には「相応の利益」が蓄積されていることは分かりますよね。

コロちゃんは「これだけ利益が蓄積されている」のなら、「価格転嫁や賃上げ」について、もう少し「企業側にも抑えることができる余裕があるのでは?」と思ってしまいましたよ。

これでは、ちょっと「貯めすぎ」でしょう。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

4.「コロちゃんの消費支出の現在地」

今日のテーマは、「大企業は値上げしたから景気が良い──企業は儲かっているのに、なぜコロちゃんは貧しいの?」を考察してみましたよ。

コロちゃんは、「企業努力で利益が上がること」に反対しているわけではないのですよね。

ただ「過剰な値上げ」などにより得た「適正な利益以上の分を溜め込むこと」は良くないことだと、至極真っ当なことを言っているつもりですよ。

ちょっと書きすぎたかもしれませんが、これも「最近のスーパーでの値上げ」で「ストレスが溜まっているコロちゃんの八つ当たり」として見逃していただきたいと思っていますよ。

さて、最後の「コロちゃん話」ですが、上記で「消費支出が減っている」ことを見てきましたが、それでは「最近のコロちゃんの消費支出の現状」をちょっと計算しながら書いてみますね。

これはコロちゃんも「把握していなかった」ものですから、ちょっと興味がありますよね。以下でしたよ。

◎「コロちゃんのインフレ時代が始まった2022年以降の消費支出の推移」

①「2022年:約108万円(月約 9万円)」
②「2023年:約134万円(月約11万円)」
③「2024年:約118万円(月約 9万円)」
④「2025年:約154万円(月約13万円)」

うーん、上記の「消費支出」って「税金と社会保険料など」は入らないのですよね。それは「消費支出」じゃなく「非消費支出」になるのですよ。
(´ヘ`;) ウーン

しかし、コロちゃんの「消費支出」は、「③2024年の月約9万円」から「④2025年の月約13万円」まで、いきなり「約月4万円もアップ」していますよ。

この理由を調べてみると「食費」が「年間10万円近く」上がっていました。最大の「生活費の上昇の理由は食費の値上がり」でしたね。

この「恥ずかしながらのコロちゃんの消費支出」は、これでも「清貧」なのですよ。参考までに「65歳以上の家計調査」を下にご紹介しますね。

◎「65歳以上の単身無職世帯の家計収支」
 (2025年)

①「消費支出 :月14万8445円」
②「非消費支出:月 1万2290円」(税・社会保険料)

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2025.pdf
(出典:総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2025年平均結果の概要より)

ほらほら、上記の世の中の「65歳以上の単身無職世帯」の「月の消費支出は約15万円」です。
(  ̄O ̄)ホラホラ

これと比べるとコロちゃんの「月の消費支出は2万円ほど低い」ですよ。別に「偉くはない」ですよ、ただ「貧しいだけ」ですからね。

コロちゃんは「貧しくもちっとも恥ずかしくないもーん!」。
(゚⊿゚)チェッ‼

今日の「コロちゃん話」は、「コロちゃんの消費支出の現在地」を正直に・赤裸々に書いてみましたよ。

コロちゃんが「貧乏自慢」の「負け惜しみ」を書いていると、どうか笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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