0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「生産者への2兆円の直接支払いで、コメの小売価格が5㎏当たり269円に下がるんだって」
②「5兆円規模で食料品の消費税減税をするよりも、2兆円でコメ価格が5㎏当たり269円に下がった方が良いよ」
③「令和の米騒動は農政の失敗だからそろそろ転換をした方が良いよと、新聞はやっぱり紙で読むのがいいよね」
④「コロちゃんと、縁故米の農家の変転」

1.「生産者への2兆円の直接支払いで、コメの小売価格が5㎏当たり269円に下がるんだって」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「消費税減税よりコメ改革を」との見出しが目に入りましたよ。
この「見出し」は、「日経新聞」の「経済教室」の「作山巧明治大学教授」の「論考」ですよね。コロちゃんは、この「経済教室」をいつも「勉強になるなー」と目を通すことにしているのですよね。
しかし、この「論考」は「食卓の安全保障」を扱ったもので「コメ政策の改革の提言」なのですよね。
コロちゃんは、「農政の専門家」ではありませんし、以前の「コメ価格高騰」の時には興味を持ちましたが、最近の「コメ価格の低下」の中では、さほど関心はありませんでしたよ。
それで、この「論考」をサラッと斜め読みをしていたら、以下の記載に目が留まったのですよね。
「(生産者への)直接支払いに2兆円をあてるなら・・・小売価格は269円に下がる。令和の米騒動前の5㎏当たり約2000円と比べて7分の1以下だ」by作山教授の論考
へっ、なになに「小売価格は269円」って「5㎏当たり」だよね。
(、°へ°、)ヘッ
コロちゃんは、近くのスーパーの「コメ価格」が、最近やっと「5㎏で3000円を割ってきた」ことを見ていますよ。
その約11分の1に「コメ価格」が下がるとする「(生産者への)直接支払いに2兆円」とは、どんな「農政なのか?」をコロちゃんは知りたくなりましたよね。
そこでコロちゃんは、「斜め読み」していた「論考」を、もう一度初めからじっくり読んでみましたよ。次にざっとご紹介しますね。
なお、この「日経新聞」の「消費税減税よりコメ改革を」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

2.「5兆円規模で食料品の消費税減税をするよりも、2兆円でコメ価格が5㎏当たり269円に下がった方が良いよ」
コロちゃんは、前記したように「農政の素人」ですから、おおざっぱになることはご了承お願いします。
まず「作山教授」は、「現行のコメ政策は、主食用米の生産過剰を前提としている。麦・大豆・飼料用米などの転作物に補助金を支払うことで、生産量を減らして価格を引き上げようとするものだ」と書いています。
ここでコロちゃんが、最初に驚いたのは「10アール当たりの所得は25年産の主食用米で約20万円だが、小麦・大豆・飼料用では約5万円にすぎない」と書いているのですよね。
うーむ、「コメが約20万円で、小麦等が約5万円」じゃ、そりゃ「みんな米を作りたい」だろうなー。
( ̄へ ̄|||) ウーム
こんなに差があるなんて、コロちゃんは知りませんでしたよ。ここで「石破農相(当時)が09年に公表した計量経済モデルによる試算」を紹介していました。
この「試算」は、「転作を継続した場合」と、「転作を廃止して米価下落による損失を生産者に直接補填する『直接支払い』に転換した場合の10年後の得失」を示したものです。下記でしたよ。
◎「転作継続と直接支払いの10年後の得失」
①「転作継続」
・「60㎏当たり生産者価格」
(1万4078円から1万3114円に低下:米消費量の減少による)
・「財政負担:2780億円に増える」
(転作面積の拡大により増える)
②「転作廃止」
・「60㎏当たり生産者価格」
(1万4078円から8251円に低下)
(主食用のみが生産されるため低下)
・「財政負担:3303億円に増える」
(農家の手取りを増やすために生産者価格を約1万1600円として直接支払いを行うため)
https://sekihin-life.site/wp-admin/post.php?post=70317&action=edit
(出典:日経新聞 2026年9月28日 消費税減税よりコメ改革を より:9月28日利用)
ふむふむ、上記を見ると「転作を継続した場合と廃止した場合」とでは、「生産者価格は1万3114円から8251円まで「約4800円下がる(※)」となっていますよ。
φ(゚Д゚ )フムフム…
(※主食用のみが生産されるためとなっていますから、おそらく供給量が増えるためでしょう)
ただ、この「生産者価格の低下」は「生産者の手取り収入」を減らしますから、「生産者に直接支払い(補填)」をすると「財政負担が2780億円⇒3303億円」に「523億円増える」となりますよね。
この「財政負担が523億円増える」ことが、「政府」が上記の「①転作継続と②転作廃止」の選択で「①転作継続」を続ける理由だと「作山教授」は書いているのですよね。
しかし、ここで「作山教授」は、この上記の「転作の継続・廃止の選択」に「消費者の損失」を計算しています。下記ですよ。
◎「転作継続と廃止の消費者と財政負担の得失」
①「転作継続」
・「60㎏当たり卸売価格は1万5075円から1万5351円に上昇」
・「消費者の損失:1669億円増加」
②「転作廃止で直接支払い」
・「60㎏当たり卸売価格9729円に低下」
・「消費者の利益は9288億円増加」
③「財政負担と消費者の得失を合計」
・「転作の継続 :ー4449億円」
・「直接支払いへの転換:+5985億円」
https://sekihin-life.site/wp-admin/post.php?post=70317&action=edit
(出典:日経新聞 2026年9月28日 消費税減税よりコメ改革を より:9月28日利用)
うーん、ややこしいですが「転作廃止(直接支払い:補填)」にすると「財政負担は3303億円」に増えるのですが、「消費者の利益は9288億円増加する」のですよね。
(´ヘ`;) ウーン
上記は、「作山教授の論考」に沿ってコロちゃんが抜粋したものですが、何となく内容がわかるでしょうか。
ここで「作山教授」は、「27年4月に予定されている食料品の消費税減税には約5兆円の財源が要る。消費税減税と直接支払いを比較するとどうなるか(※)」と続けています。
(※作山教授の論考の記載です)
コロちゃんが驚いたのは、「作山教授の試算」では、「直接支払い」による便益の取り分は、「生産者が約4割、消費者が約6割」となるというのですよね。
さらに、以下の驚くべき計算が示されています。
◎「直接支払い(生産者へ補填)の効果」
①「直接支払いに1兆円」
・「生産者価格:1万0639円」(60㎏)
・「卸売価格 : 5456円」(60㎏)
・「小売価格 : 764円」(精米5㎏)
②「直接支払いに2兆円」
・「生産者価格:1万2617円」(60㎏)
・「卸売価格 : 1918円」(60㎏)
・「小売価格 : 269円」(精米5㎏)
https://sekihin-life.site/wp-admin/post.php?post=70317&action=edit
(出典:日経新聞 2026年9月28日 消費税減税よりコメ改革を より:9月28日利用)
はー、やっとここまで来ましたよ。
(ノД`)ハー
コロちゃんが「注目した」のは、上記の「②直接支払いに2兆円」の「小売価格が269円(精米5㎏)」になるという点ですよね。
これって、コロちゃんちの近くの「スーパーの現在の精米5㎏3000円弱」の「約11分の1という計算になりますよ。
「論考」の「作山教授の試算」では、「直接支払いに2兆円を充てると、小売価格が精米5kg当たり269円になる」とシミュレーションをしています。
もしこの「試算」が実現できるならば、コロちゃんは「食料品の消費税8%⇒1%への引き下げなどで、年間約5兆円規模とされる財源」を、「こっちに回した方が良いよね」と感じたのですよね。
冒頭でも書きましたが、コロちゃんは「農業政策」はちっとも知りませんでした。
しかし調べてみると、一般に「転作奨励金」などと呼ばれる制度は、2025年度予算では「水田活用の直接支払交付金等」として「2870億円」が計上されているんですよね。
このような「大きな財源」を使って、「水田農業の転換を進めている」のですから、もう少し「賢い使い方」をしていただきたいと、コロちゃんは冒頭からの「論考」を読んで感じましたよ。
もちろん、「食料品全体の消費税減税」と、コメだけを対象とした「直接支払い」では政策の対象が違いますから、単純に「金額」だけで比較できるものではないのかも知れません。
だけど、これで「一つお利口になった」と、知識が増えたことを喜んでいるコロちゃんでしたよ。

3.「令和の米騒動は農政の失敗だからそろそろ転換をした方が良いよと、新聞はやっぱり紙で読むのがいいよね」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。2つありますよ。
まず第1には、いわゆる「令和の米騒動」は、「2024年の夏頃」から本格化しました。「東京都区部のコシヒカリの小売価格」は「2025年11月に5kg当たり5448円」まで上昇しています。
そして、現在はその「記録的な高値」から一転して、「新米の流通や過剰在庫」により、「コメ価格が大幅に下落する事態」となっています。
直近の「全国のスーパー等」における「コメの平均店頭価格」は、「5㎏あたり約2971円(9月7〜13日時点、農林水産省発表)」ですよ。
コロちゃんは、この経過を見ていて「農水省の需給見通しや対応に問題があったのではないか」と思いましたね。
つまりコロちゃんは「農水省の失政だった」と感じたのですよね。
そこでちょっと「農水省や農水大臣」が公式に「失政(※)を認めて謝罪」しているのかを調べてみましたよ。以下でしたね。
(※コロちゃんの考えです)
◎「コメ問題の農水省と農水大臣の謝罪」
①「2025年8月の自民党会合において、農水省の渡辺毅事務次官が『コメは足りているという誤った前提で行政を進めていた。誤っていた』幹部らとともに頭を下げて謝罪」
②「2025年8月に小泉進次郎農水相(当時)が、閣議後の会見で『令和の米騒動ともいわれる状況を作ってしまった一端は農水省にある』と発言」
③「2026年5月に公表された『令和7年度 食料・農業・農村白書』において農水省が『需給見通しを誤り、流通実態の把握や情報発信が不十分だった(流通実態把握の不備)』と総括」
ふーむ、上記の「①の事務次官が自民党会合で謝罪」は、「国民に謝罪すべき」じゃないのかなー。
( ̄へ ̄|||) フーム
それに「②の小泉農相(当時)の発言」は、「一端は農水省にある」ですけど、「農水省なんだから責任を全部持って欲しい」ですよね。
だけど「農林水産省の責任として、私、大臣含めお詫びをしなければならない(※)」とも発言しているみたいですから「許してやっても良い」ですよ。
https://www.maff.go.jp/j/press-conf/250808.html
(出典:農林水産省 小泉農林水産大臣記者会見概要より:9月29日利用)
(おいおい、コロちゃんは何様なんだよ)
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
最後の「③令和7年度 食料・農業・農村白書」では、「政府の公式報告書」としては極めて異例な「反省の弁」や「判断ミスの自認」が特集ページに盛り込まれたみたいですね。
ただ、これは「コロちゃんの考え」なのですが、「令和の米騒動」は単に「農水省の官僚の間違い」や「将来予測の失敗」だけではなく、「コメの転作政策の限界が来た」のではないかと感じたのですよね。
「米の生産調整(いわゆる減反・転作)政策」は、「1970年から始まった」とされていますから、もう「56年」ほどが過ぎています。
その長い年数により「米」だけに「賞味期限が切れた」のではないでしょうか。
バシバシバシꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ワハハ!
上手く「落ちました」よね。
ただコロちゃんは「2兆円」を使っても、「作山教授の試算」通り「コメの小売価格が5㎏当たり269円」になるならば「コメの減反・転作政策」の転換を支持しますよ。
やはりコロちゃんは、「失政(※)」はきちんと認めて「再発防止」をしていただきたいと思っていますよ。
(※コロちゃんの考えです)
まあ今回の「令和の米騒動」は「歴史に残る」出来事になるかもしれませんから、「農水省」も今回の「検証結果を公表せざるを得なかったのかな」とコロちゃんは思っていますよ。
そして第2にですが、コロちゃんは現在「新聞」を「紙」と「電子版」の両方に目を通していますが、冒頭の「論考」は、最初は「斜め読み」で軽く流そうと思っていたのですよね。
だって「コメの農政」にはそんなに興味はないですからね。しかし「紙」を斜め読みしている時に、後半にあった以下の記載に目が留まったのです。
「(生産者への)直接支払いに2兆円をあてるなら・・・小売価格は269円に下がる。令和の米騒動前の5㎏当たり約2000円と比べて7分の1以下だ」by作山教授の論考
しかも「食料品の消費税減税の1年間に約5兆円規模の財源」と「コメの生産者への直接支払いの2兆円」のシミュレーションを比較しているのですよね。
そこで「ピピッ」と感じたコロちゃんは、「論考」の最初からじっくり読み直してみたのですよね。
ここで思ったことは、コロちゃんは「電子版」では「ピピッ」と感じた後半まで読み続けていなかっただろうということですよね。
確かに「新聞の電子版」は、読みやすいところもありますが「紙」と違って「スクロール」になりますから「斜め読み」がしにくいのですよね。
そうなると、「電子版の記事」を開いても、途中で飛ばして次の記事に移ることが多いのですよね。
ただコロちゃんと違い「電子版でも斜め読み」に習熟している方もいらっしゃるかもしれません。
ですから、この「紙」の方が斜め読みしやすく、「気になった多くの記事を読むことができる」のはコロちゃんに限ったことかもしれません。
しかし、冒頭の「論考」を読んだコロちゃんは、「新聞はやっぱり紙で読むのがいいよね」と思いましたよ。
おっとこれでは、多くの「電子版で十分だ」と思っている方に失礼ですよね。「新聞はやっぱり紙で読むのもいいよね」に変えますよ。
「が」と「も」が変わるだけで、ずいぶん印象が変わりますよね。
だけど「新聞を読まない人」も多いからなー、コロちゃんは自分が「世の中の少数派」になってきたように心配していますよ。

4.「コロちゃんと、縁故米の農家の変転」
今日のテーマは、「食料品の消費税減税よりコメ改革?── 2兆円でコメ5㎏当たり269円という驚きの試算を読んでみた」を考えてみましたよ。
だけど「コメの減反・転作政策」って「関係者が多い」のですよね。それは「政策を転換する」には「利害調整が難しい」ことを意味します。
誰だって面倒な「利害調整」をするよりは、今までの「政策」を続ける方が楽ですから、なかなか「政策転換」は行われないのですよね。
それが「現在の日本の宿痾かも知れない」と思っているコロちゃんでしたよ。
どっかから「正義の味方」か「越後のちりめん問屋の隠居」でも出てきて「印籠」を出してくれないかなー。
(*¯о¯)アホー
さて、いつもの「コロちゃん話」ですが、今日は「コロちゃんちがコメを買っていた縁故米の農家の話」を書きますね。
コロちゃんちでは、もう「20年以上も前」から「知り合いの農家から縁故米」を買っていたのですよね。
この「農家の奥さん」と、コロちゃんの亡き妻は「パート先で知り合った方」なんですよね。
その「奥さん」の縁で、コロちゃんと長男一家は「その農家から30㎏の玄米を5000円(5㎏約830円)」で譲ってもらっていたのです。
それが、昨年2025年の「夏のコメ価格高騰の時期」に「もうコメがなくなった」と言われたのですよね。その時の「農家の奥さん」は、以下のように言っていましたよ。
「秋の新米が取れたら連絡しますね」by農家の奥さん
・・・、それが「秋」になっても「冬」になっても「連絡」が来ない!
(;゜Д゜)ナンダナンダ
そうなるとコロちゃんとしては、今までの農家は「もう縁故米を売る気がなくなった」と考えるしかないですよね。
昨年の秋は「コメ価格が高騰」していましたから、「農協などに売った方が高くなった」のかも知れません。
仕方がないですからコロちゃんは、「コメ」をスーパーで買いましたよ。コロちゃんちの近くのスーパーでは「4㎏が1袋で約3000円」でした。
しかし、この「ちょっと高いコメ」を購入している内に、「長男ヨメ様」の実家の知り合いから「縁故米」を購入できるようになりました。
「捨てる神あれば拾う神あり(※)」とはよく言ったものですよね。
(※自分を見放す人がいる一方で、親切に助けてくれる人もいるという、世の中の巡り合わせを表すことわざ)
こちらは「30㎏の玄米で1.3万円(5㎏約2200円)」でしたね。
以前の農家の「縁故米」よりは、少し「お高く」なりましたが、「市販のコメ価格」よりはだいぶ「お安く」手に入れられるようになりましたよ。
コロちゃんって「運が良い」ですよね。「縁故米」と言っても「大した縁」ではありませんが、それでも「次がある」ことは良いことだと「人生をポジティブ」に考えているコロちゃんでしたよ。
今日の「コロちゃん話」は、「コメの古い縁故」がなくなったと思ったら、次の「新しい縁故」が繋がって喜んでいるコロちゃんを書いてみましたよ。
「小さな喜び」を、大げさに騒いでいる「人間のスケールが小さいコロちゃん」を笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。


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