0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「単身世帯は夫婦世帯と比べて税と社会保険料の負担率が3ポイント高いって?」
②「単身者と夫婦世帯の税と社会保険料は、不公平ではなく歪みだよ」
③「子育てはお金がかかるよと、コロちゃんは何を残したのか?」
④「コロちゃんと介護保険の担当者会議の風景」

1.「単身世帯は夫婦世帯と比べて税と社会保険料の負担率が3ポイント高いって?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「独身スルー/税や社会保障で疎外感/単身の負担率、夫婦より3ポイント高く」との見出しが目に入りましたよ。
この記事は「日経新聞」の「独身スルー/標準世帯の限界」と題した「連載記事」ですよね。これまで以下の連載を掲載していました。
◎「独身スルー/標準世帯の限界の連載記事」
①「転勤や残業、単身者に片寄り」
②「家族手当ない単身者、老後まで収入格差」
③「税や社会保障で疎外感」
コロちゃんは、毎日上記の「連載」を興味深く読んでいたのですが、「③税や社会保障で疎外感」を読んで、これを取り上げて考察してみようと思いましたよ。
記事では、「『減税対象にもならないし、子ども・子育て支援金もとられる。取られるものばかり』・・・都内で38平方メートルの中古マンションを購入した30代の単身女性は嘆く」と書き出しています。
ここで「単身者と夫婦世帯の不公平の実例」として取り上げているのは以下でしたよ。
◎「単身者と夫婦世帯の不公平の実例」
①「住宅ローン減税」
・「床面積40平方メートル以上が対象・・単身者は40平方メートルに達しない場合が多い(※)」
(※記事の記載です)
②「所得税・住民税」
・「家族持ちの優遇措置がある」
・「配偶者控除は配偶者の収入が一定の基準を下回ると受けられ、納税者本人の所得税や住民税の負担を軽減できる」
③「年金の第3号被保険者制度」
・「会社員が扶養する専業主婦・主夫らが保険料を納めていなくとも(年金を)受け取れる(※)」
・「負担は同じだが、独身者が受け取る年金額は毎月7万608円少ない(※)」
(※記事の記載です)
うーむ、なるほど「記事」の冒頭で「38平方メートルの中古マンションを購入した30代の単身女性」と、やたら「細かいことを書くな」と感じたのですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
しかしこれは、「住宅ローン減税が床面積40平方メートル以上が対象」で、「単身者はそれ以下の広さの住居が多い」ことから「夫婦世帯優遇だ」と言いたいことの導線だったのですね。
さらに記事は、「世帯別の経常収入に対する負担額(直接税と社会保険料)の比率を計算した」と、下記の比較を書いています。
◎「世帯別の収入と税と社会保険料の比率」
(年収500~550万円の世帯の負担率)
①「夫婦のみの世帯 :14.6%」
②「夫婦と未婚の子供が1人の世帯:15.6%」
(子供が小中学生の場合)
③「単身世帯 :17.5%」
うーん、記事の見出しの「単身世帯は夫婦世帯と比べて負担率が3ポイント高い」とは、上記の「①夫婦のみ:14.6%」と「③単身世帯17.5%」の差のことですね。
( ̄へ ̄|||) ウーン
確かに「①夫婦のみ14.6%と③単身世帯17.5%」の差は「2.9ポイント差」ありますよね。しかし、これは「不公平」と見て良いものなのでしょうか。
記事では、2人の「有識者の意見」のみを書いて、記事としての結論は何も記載されていません。下記の2人の意見をご紹介しますね。
「単身者は家族関連の軽減・給付を受けにくく住宅費などの固定費も1人で負担するため同じ負担でも生活の余裕が小さくなりやすい」by谷口智明第1ライフ資産運用経済研究所
「(子育て)支援策を通じて少子化が改善されれば広い意味で誰もが『受益者』となる」by永井啓夫ニッセイ基礎研究所
うーん、この記事って「税や社会保障で疎外感」って見出しで書いていますけど、それで「不公平だ」と書いているわけではないのですよね。
(´ヘ`;) ウーン
ただ「縦見出し」で「単身の負担率、夫婦より3ポイント高く」と「事実の提起」にとどまって「不公平かどうかの判断は読者に任せる」との立場のようにコロちゃんは読みましたよ。
だけど、何か突っ込みが足りない記事のように、コロちゃんはモヤモヤしましたよ。
はて、皆さん「現在の日本の税と社会保険料」は「夫婦世帯と単身世帯」で不公平だと思いますか?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
次に、ちょっといろいろ考えてみたいと思いますね。
なお、この「日経新聞」の「独身スルー/税や社会保障で疎外感/単身の負担率、夫婦より3ポイント高く」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

2.「単身者と夫婦世帯の税と社会保険料は、不公平ではなく歪みだよ」
さて冒頭の記事では、「現在の日本の税と社会保険料」が「夫婦世帯と単身世帯」では、どう見ても「不公平な現状」を書いていましたよね。
しかしコロちゃんの見方は、「不公平」ではなく「歪みだ」と思うのです。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「社会保障国民会議 家計の税・社会保険料負担率の推移」より
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokuminkaigi/contents/20260325/07_siryou7.pdf
出典:社会保障国民会議 「給付付き税額控除」導入の前提となる家計における税・社会保障の負担と給付の構造についてより:9月11日利用
上記のグラフは、「社会保障国民会議」で「是枝構成員」が提出した1988~2023年の「家計(二人以上の勤労者世帯・全国平均)の税・社会保険料負担率の推移」です。
下に伸びている「紺色棒グラフが直接税の負担率(所得税など)」で、上に伸びている「黄土色棒グラフが社会保険料」です。
一番上の「白色棒グラフは間接税(消費税など)」ですね。
このグラフは「1988年比の変化幅」になっています。数値の記載がないので、目視した内容を下に書き出しますね。
◎「家計の税・社会保険料負担率の推移」
(1988年比)
①「直接税(所得税など:紺色棒グラフ)の負担率の推移は、1990年代以降、1988年を下回る水準で推移している」
②「社会保険料負担率(黄土色棒グラフ)は、1990年代から増え始めその後の2000年代に増え方が加速している」
③「間接税(消費税など:白色棒グラフ)の負担率は、消費税率が8%に引き上げられた2014年以降、大きく上昇している」
(2014年は消費税が5%から8%に上がった)
うーむ、上記を見ると「②の社会保険料は1990年代から上昇し、2000年代以降も負担増が続いています」が、「①の所得税は逆に2000年代に減っている」のですよね。
(´ヘ`;) ウー
これって「税・社会保険料の負担率の割合の歪み」ですよね。
本来ならば、「社会保険料負担を上げないで(あるいは上げ幅を小さくして)、税を上げる選択肢」もとれたはずなのですよね。
コロちゃんは、この「税を上げる選択肢」の方が、「格差是正には効果があった」と思いますよね。
コロちゃんは、上記のグラフの「税金の負担率」よりも「社会保険料負担率」の方が大きいのを見て、2000年代初めに「小泉元首相」が、「私の在任中は消費税を引き上げない(※)」と述べていたことを思い出しましたよ。
(※「私の(小泉元首相)在任中は(消費税を)引き上げない」と言明したのは2003年6月、その後の2003年の自民党総裁選や2005年の衆議院選挙などにおいても、「在任中は消費税を上げない」という公約を繰り返し主張)
「2000年代」には、「社会保障給付の増加」に対応する中で「社会保険料負担」の上昇が続いています。
これは、「社会保障費の増加」を「増税」をせずにあれこれ工夫した結果だと、後からコロちゃんは思いましたよ。
しかし、本来は「政治家」がきっちりと説明をして「増税」で対処するべきだったところを、国民から見えにくい「社会保険料の増加」で済ませたことは罪が重いとコロちゃんは思いましたよ。
そして上記のグラフを見ると、一度上げた「社会保険料」は、その後の「2010年代」以降は上昇ペースが鈍化しつつ、高い水準で推移しています。「高止まり」ですよね。
これが「現在の社会保険料が高いという不満の根源」ですよね。
上記のグラフを見て、コロちゃんは、本来もっと「税財源」で広く薄く負担すべきだった部分まで、現役世代の「社会保険料負担」に依存してきたことが、現在の歪みにつながったと考えていますよ。
つまり、ここでコロちゃんが言いたいことは、「現在の日本の税と社会保険料」は「夫婦世帯と単身世帯で不公平」かどうかではなく、「税と社会保険料の割合の歪みを是正することだ」と思うのです。
具体的には、コロちゃんは「法人税・所得税・消費税」を増税して、その「財源」で「夫婦世帯と単身世帯の間に生じている社会保険料負担の歪みを是正する」ことをお勧めしますよ。

3.「子育てはお金がかかるよと、コロちゃんは何を残したのか?」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。2つありますよ。
まず第1には、コロちゃんの「体験と実感」として「子育てにはお金がかかる」というものがあります。ちょうど昨日のブログ記事で「子ども1人を大学卒業まで育てる費用」を書いていました。
この「子ども1人を大学卒業まで育てる費用」の一部を下に書き出しますね。
◎「公立・私立別の子育てにかかる費用」
(2009年度の養育費調査や2021年度の教育費調査などを組み合わせた試算)
(100円以下切り捨て)
❶「小学校~大学まで、すべて公立に通った場合」
・「2918.3万円」
❷「小学校~高校まで公立、大学(私立文系)に通った場合」
・「3112.3万円」
❸「小学校~高校まで公立、大学(私立理系)に通った場合(※)」
・「3237.0万円」
❹「小学校~高校~大学(私立理系)まで、すべて私立に通った場合」
・「4457.5万円」
(※※❹は山梨県公式サイトに掲載されていないケースのため、①~③のデータをもとにコロちゃんが独自に試算したものです)
(※この試算は「2009年度の養育費調査」や、「2021年度の教育費調査」などを組み合わせたもので、2026年現在の実際の費用をそのまま示したものではありません。あくまで「子育てにかかる費用の目安」としてご覧ください)
https://hq.pref.yamanashi.jp/article/a01422/#%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8B%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%81%AF%E7%B5%90%E5%B1%80%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%89%EF%BC%9F
(出典:HIGH QUALITY YAMANASHI 子育てにかかる費用はいくら?より:9月11日利用)
うーん、上記を見ると「子ども1人を生まれてから大学卒業まで育てる費用」はずいぶん掛かりますね。
(´ヘ`;) ウーン
だいたい「子ども1人に約2900~4500万円」かかっていますよ。もし「子ども2人」だったら2倍ですよ。
ふーう、もうコロちゃんはため息しかでませんよ。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
これを見てコロちゃんが感じたことは、「子どもが生まれてから大学卒業までの20年余りの夫婦の人生」は「子育てに夫婦のリソースのほとんどすべてを投入しなければならない(※)」ということですよね。
(※コロちゃんが自分の人生を振り返っての感想です)
この場合の「夫婦のリソース」とは、上記の「子育て費用」だけではないですよ。「使える時間・持てる能力・持てる気力のすべて」ですよ。
このような風景を見ていくと「社会として子育て支援に優遇をする」のは当然だと思いませんか。
何と言っても「社会の次の世代」を「夫婦それぞれの人生のかなりの部分を投入して育てている」のですからね。
そして第2には、コロちゃんは「70代のおじいちゃん」ですけれど、ここまで「生きてきて何を残したのか?」を時々考えるのですよね。
まず「巨額の財産」や「地位や名誉」は、まるで残せませんですよ。そして「周囲から尊敬されるような実績」もあるはずがない。
それでは「何も残さなかったか」というと、そんなことはないですよね。唯一「独立・自立した2人の子どもたち」は残せましたよ。
コロちゃんが好きでよく聞いている楽曲があります。下記ですよ。
「♬死んだ男の残したものは、ひとりの妻とひとりの子ども、他には何も残さなかった♪(※)」
(※1965年、作詞:谷川俊太郎、作曲:武満徹、歌:友竹正則ほか)
この曲は、ベトナム戦争のさなかの1965年に「ベトナムの平和を願う市民の集会」のためにつくられた「反戦歌」で、その後多くの歌手に歌われ、広く知られるようになりました。
コロちゃんが20歳前後だった、1960年代末から1970年代初めごろには、よく耳にした曲でしたね。すごく、哀愁に満ちた時代を背負ったような曲でしたね。
コロちゃんは、この曲を聞くと心が落ち着くのですよね。所詮人間の人生なんて、大したものを残すことはできないんだと、自分自身を慰められるのです。
ただ上記で書いているように「コロちゃんは2人の子どもだけは残した」のですから、振り返っても「誰に恥じることもない人生」だったと考えていますよ。

4.「コロちゃんと介護保険の担当者会議の風景」
今日のテーマは、「独身者は本当に損をしているの?── コロちゃんが考える税と社会保障の歪み」を考察してみましたよ。
誰しも「白か黒か」と、「問題を単純化」することが好きですよね。それは「わかりやすい」ですからね。しかし、「現実の社会」では「割り切れないこと」が多いのですよね。
コロちゃんは、冒頭の記事の「現在の日本の税と社会保険料」が「夫婦世帯と単身世帯」では、どう見ても「不公平な現状」がその例だと思いますよ。
「夫婦世帯と単身世帯」の負担の「ゼロサムゲーム」ではないのですよ。コロちゃんは「制度の歪み」は罪深いと考えていますよ。
さて、ここからはいつもの「コロちゃん話」です。ついさっきまで行われていた「コロちゃんの介護保険の担当者会議」のことを書きますね。
「介護保険の担当者会議」とは、正しくは「サービス担当者会議」と呼ばれるものです。
それは「ケアマネジャー」が中心となり、利用者に関わる「専門職や家族」を集めて「ケアプラン(介護サービス計画)」の内容を検討・共有する会議なのです。
コロちゃんは、現在「介護保険の要支援1の認定」を受けているのですが、先日「ケアマネージャー」が交代することになり、今日は「前任者と新任者と関係者」が集まったのです。
出席者は、コロちゃんを含めて「前ケアマネジャー、新ケアマネジャー、社会福祉協議会の担当者、訪問リハビリのお兄さん」の計5名でした。
コロちゃんちの「狭い居間」に、久しぶりにこんな大勢が集まりましたよ。
コロちゃんが注目したのは、これまで担当していただいた「30代の女性のケアマネージャー」の次に新しく「ケアマネージャーとなる方」ですよね。
先日☎で「男性の方です」とは聞いていましたが、今日訪ねて来られた「新任の方」は「65歳の男性」でしたよ。細面で「ロマンスグレー」のしっかりした方でしたね。
今のコロちゃんって、「介護関係者」以外で「話す相手」がほとんどいないのですよね。
だから、今日「自分の身体の状況と、これまでの病歴を話す」だけでも、結構時間がかかり「担当者会議は1時間ほど」続きましたよ。
だけど、この「ケアマネージャーの引継ぎ」で、コロちゃんの「介護予防サービス・支援計画書」を「前任者から新任者」に渡していましたが、この内容は実に精緻なものでしたね。
コロちゃんが受け取った「計画書」には、「本人・家族の意欲・意向」から「アセスメント領域と現在の状況」など、20項目以上が書かれていたのですよ。
いわば、これを読めば「コロちゃんの丸裸の姿が分かる」ようなものですよね。ここまで「介護の担当者は担当した高齢者に真剣に向き合っている」ということですよね。
コロちゃんは、「ありがたい」やら「申し訳ない」やら、頭が下がりましたよ。
コロちゃんちの居間には、「テーブルを囲む椅子が4脚」しかなかったのですが、今日は「全部で5名が集合する」ということで「キャンプ用の組み立て椅子」を持ち出しましたよ。
最後に到着した「訪問リハビリのお兄さん」が、大きな体を縮めて小さなキャンプ用の椅子に座ってくれましたね。
コロちゃんは、思わず「今日もリハビリをしていただきたかったなー」と、無い物ねだりをしたくなりましたよ。
なお、来月から「コロちゃんのケアマネージャー」は、今までの「30代のお姉さん」から「65歳のロマンスグレーの男性」に変わります。
しかし、コロちゃんは「若い女性の代わりにロマンスグレーのおじいさんが来た」なんて失礼なことは考えませんでしたよ。
・・・いやちょっとぐらいは・・ほんのちょっとだけですよ。
「ちょっとは考えたんかーい!」
(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんの「介護保険の担当者会議の風景」を書いてみましたよ。
最後は「一言お笑い」を入れなきゃ終わらない「コロちゃん」話を、笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
なお、今日のブログは「7436文字」、サイト上の表示では「読了時間39分」となっていますよ。目標とする「5000文字台」には、まだ多すぎたと思っているコロちゃんでしたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。



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