おはようございます。コロちゃんの今日の予定は「ジムへ行って太極拳教室に参加する」ことですよ。
ついさっき、ナップザックに「スポーツウェア・シューズ」と「麦茶ボトル」を入れて準備を終わりました。
あとは・・・おっと「ジムの会員証」と「入館回数券」も忘れずに持って行かなきゃダメですよね。
コロちゃんは、以前に「シューズ」を忘れたことが2回と、「ジムの会員証」を忘れたことが1回あったのですよ。
ホント「忘れん坊」なんですからね、コロちゃんは!
えっ、「忘れん坊じゃなくて認知症じゃないの?」ですか?
(´・д・)エ
・・・うーむ、コロちゃんは「忘れん坊」と言われるのはまだガマンできますけど、「認知症」って言われると、ちょっとイヤだなー。
( ̄へ ̄|||) ウーム
うんうん、そうだ。もう「コロちゃんは忘れん坊」ということにしておいてくださいね。それがみんなが幸せになる道ですよ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
そうですね、「忘れん坊のコロちゃん」ですから、これからは「ワスコロ」とお呼びくださってよいですよ。
取り敢えず今日の「ジム」に行くのは「ワスコロ」じゃありませんからね。
ちゃんと「必要なものは全部持って」今から、行ってきまーす。
三( ˙꒳˙ )ノイッテキマース
そんな「ワスコロのコロちゃん」が、今日は「介護サービス保険料が上がるそうだよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「大変だ―! 介護サービス利用料が2割に上がる(かも知れない)よと、所得基準を引き下げる(1割負担⇒2割負担)んだって」
☆「圧縮幅があまりにも小さすぎるよね、これじゃ足りないよと、若者たちが声を上げ始めたよ」
☆「サービス利用者の金融資産の把握をしようと、コロちゃんと母の叫び」

1.「大変だ―! 介護サービス利用料が2割に上がる(かも知れない)よ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「介護保険料40~120億円圧縮/2割負担拡大巡り厚労省4案」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは思わず「大変だ―!」と叫びたくなりましたよ。
だって、コロちゃんは、現在「介護保険の要支援1の認定」をされていて、「訪問リハビリ」と「訪問介護(掃除・洗濯等)」のサービスを受けているんですからね。
この「介護サービスの利用料」は、「清貧コロちゃん」ですから「当然1割負担の月5000円」ですよ。
これがもし「2割負担」に上がってしまったら、コロちゃんは「月1万円負担」と「2倍の値上げ」になってしまうのですよ。
そこでコロちゃんは、この記事を「眼を皿のようにして」自分にも該当するのかをジックリと読んでみることにしましたよ。

2.「所得基準を引き下げる(1割負担⇒2割負担)んだって」
コロちゃんが、この記事をポチポチ読んでみるとどうやら「現行の介護サービス負担率は1割・2割・3割」と「介護保険利用者の所得金額」によって変わることになっています。
その「1割負担(現行所得280万円以下〈月23万円以下〉)の「所得基準」を下げることによって「2割負担者を増やす」というものでしたよ。
ちょっと詳しく見てみましょうね。現状の「介護保険利用者の介護サービス負担率」は、以下の通りとなっています。
◎「現在の介護サービスの負担率と所得基準:単身者」
(小数点以下切り捨て)
➀「1割負担:280万円以下」(コロちゃんはココ)
②「2割負担:280万円以上」
③「3割負担:340万円以上」(現役並み所得)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20251111/syaho.pdf
(出典:財務省 財政制度分科会 社会保障より:11月30日利用)
うーん、上記を見ると現状では、「高齢者の91%が➀年金所得280万円以下で1割負担」なんですよね。当然「清貧コロちゃん」もココに入っていますよ。
(´ヘ`;) ウーン
この「1割負担者」の「所得の基準を280万円以下」から下記の4例に変えようというプランが、今回記事で報道された内容なんですよ。
◎「今回の介護サービスが1割負担になる所得基準の改革案」
(1000円以下切り捨て)
〇「現行 :所得280万円以下」(月23万円)
➀「プラン1:所得260万円以下」(月21万円)
②「プラン2:所得250万円以下」(月20万円)
③「プラン3:所得240万円以下」(月20万円)
④「プラン4:所得230万円以下」(月19万円)
ふーむ、コロちゃんはちょっと前の11月14日の「日経新聞の介護保険4度目の正直」という記事で、「所得190万円以上に引き下げると新たに75万人・・・が2割負担」と書いてあったのを読んでいたのですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム
だから上記の新プランは、以前の記事の「所得190万円(月15万円)に引き下げ」よりは、穏やかな「引き下げプラン」だと思いましたが、それでも「該当する高齢者」にはダメージでしょうね。
記事では、上記の「4案のうち下げ幅が最大の230万円以下なら2割負担の対象は33万人ほど拡大する。介護給付費をおよそ240億円、保険料を70億円、国費を60億円圧縮できる」と書いていますね。
うーむ、「所得190万円に引き下げると2割負担が75万人」と報じていましたが、この新プランでは「最大の下げ幅でも所得230万円への引き下げで33万人」ですから、大分後退しましたね。
(´ヘ`;)ウーム…
うーん、だけどコロちゃんは思うんですよね。上記の「④プラン4」の「圧縮額は合計で370億円」ですよね。これぐらいで足りるのかなー。
(´ヘ`;) ウーン
この「コロちゃんの疑問」を次に書いてみますね。
なお、この「日経新聞」の「介護保険料40~120億円圧縮/2割負担拡大巡り厚労省4案」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


3.「圧縮幅があまりにも小さすぎるよね、これじゃ足りないよ」
コロちゃんが、上記の「介護サービス2割負担の拡大の新プラン」を読んだ時に、こんなわずかな「圧縮額で足りるのかな?」と思ったのですよ。
だって、「介護保険の費用の増加」って以下のように激増しているのですよ。
◎「介護保険の費用の推移」
➀「2000年度: 3.6兆円」
②「2025年度:14.3兆円」
③「2040年度:27.6兆円」(予測)
上記は「厚生労働省のサイト」から抜き書きしたものですが、「介護保険発足の➀2000年度の3.6兆円」から「②2025年度の14.3兆円」まで「4倍」に増えています。
そして、今後「③2040年度の27.6兆円」までの「15年間に13兆円」増えると予測されています。15年間を均等割りすれば、毎年「9000億円近く」が増え続ける計算になりますよね。
これを考えると、上記の「介護サービス2割負担」の「④プラン4の所得230万円以下の新基準」でひねり出す「圧縮幅370億円」って、あまりにも小さすぎると思いませんか。
記事では、「自民党と日本維新の会の連立合意書は現役世代の不安軽減を掲げた。高齢者の負担増には反発も強く、基準引き上げの調整は難航が予想される」と書いていますよ。
コロちゃんは、もう「高齢者のある程度の負担増はやむを得ない」と考えていますね。その理由を次に書きますね。

4.「若者たちが声を上げ始めたよ」
コロちゃんが、気になったことは「新聞記事」で「今年の7月の参議院選挙」での「若者の投票率が急激に上昇していた」ことを読んだことでした。
これって「若者たちの不満の爆発」なのではないかと考えたのですよ。そこで、ちょっと調べてみましたよ。下記でしたね。
◎「2022年と2027年の参議院選挙の年代別投票率」
(小数点以下切り捨て)
➀「20~24歳」
・「2022年:30%」
・「2025年:42%」
〇「12㌽上昇」
②「25~29歳」
・「2022年:37%」
・「2025年:51%」
〇「14㌽上昇」
③「70~74歳」(コロちゃんはココ)
・「2022年:66%」
・「2025年:69%」
〇「3㌽上昇」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000646950.pdf
(出典:総務省 国政選挙の年代別投票率の推移についてより:11月30日利用)
ふーん、上記を見ると普段はあんまり「投票率」が高くない「20代の投票率」が、「➀20~24歳は12㌽」、「②25~29歳は14㌽」も急上昇していますね。
( ̄へ ̄|||) フーン
それに対して「③70~74歳のコロちゃん世代は3㌽の上昇」にとどまっていますよ。
前回の「参議院選挙」は、「国民民主党」と「参政党」が躍進しましたが、上記の「20代の投票率の増加」がその背景にありますよね。
これって「若者たちのシルバー民主主義への反乱」じゃないでしょうか。
もう1つ「スマートニュース研究所」の「スマートニュース・メディア価値観全国調査2025」の結果から見ておきましょう。。
これは「日本国内の政治的・社会的分断」をアンケート調査しているのですよね。以下でしたよ。
◎「対立があると感じた項目」
(強い対立がある+やや対立があるの合計値」
➀「労使の対立」
・「76%」
②「豊かな人と貧しい人の対立」
・「68%」
③「保守とリベラルの人の対立」
・「65%」
④「現役世代と高齢者の対立」
・「55%」
https://about.smartnews.com/ja/news/2408.html
(出典:スマートニュース・メディア価値観全国調査2025より:11月30日利用)
おー、どうやら「現在の日本の分断」はいろんなところで進んでいる様ですよね。
(o゚Д゚)オー
コロちゃんは、「④の現役世代と高齢者の対立の55%」に注目しましたよ。コロちゃんが読んだ新聞記事でも「世代間の対立の存在感が増している」と書いていましたよ。
コロちゃんは、このような「世代間の対立」や「豊かな人と貧しい人の対立」は、結局は「みんなを不幸にする」と考えていますから、「まずいよなー」と思っていますよ。
だから、なんとしても「対立が深化しない道」に進みましょうよ。

5.「サービス利用者の金融資産の把握をしよう」
ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
今日のテーマの「介護サービス利用料の2割負担者を増やす新プラン」の導入は、もう仕方ないと思うのですよね。
「介護保険」は、「➀税金」「②保険料」「③利用料(自己負担)」の3つを財源として運営されています。この全体の「介護保険の費用」の増加が避けられない以上は、どこかを増やさざるを得ませんよね。
今後「②現役世代の負担である保険料」をこれ以上増やすのは難しいとなると、「➀税金」か「③利用料(自己負担)」を増やさざるを得ないとなりますよ。
コロちゃんは、「消費税を増税」して「抜本改革」が良いと考えていますが、それはまず「実現可能性がないプラン」です。
そうなると「コロちゃんの頭程度」で考えられるのは、「利用者の金融資産の提出を義務付けること」ですね。
たとえ「所得」が少なくとも、巨額の「金融資産」をお持ちの「介護サービス利用者の方」には、それなりの「負担」をお願いするというプランです。
どうやら、今回の「介護サービス利用料を1割から2割に上げる新プラン」に「厚生労働省の審議会」は、以下の「2つの選択肢」を提示しているようですね。
◎「介護サービスの2割負担対象者を広げる案の配慮措置」
(以下の➀と②を激変緩和措置として示す)
➀「当分の間、新たに負担増になる者に、負担増加の上限(月7,000円)を設定」
②「預貯金が一定額以下の者は申請により1割負担に戻す」
(以下の3つのケースを例示)
・「単身世帯:700万円」
・「単身世帯:500万円」
・「単身世帯:300万円」
上記のように、今回の「介護サービス利用料の新プラン」では、「預貯金の申請」が出てきていますね。
コロちゃんは、もっと「全利用者の金融資産を把握する」のが良いと思っていますよ。だって、上記の「申請により」ってイヤでしょう。絶対「スティグマ(烙印)」になりますよ。
どうせやるなら「全員の金融資産をマイナンバー」で把握が良いと思いますね。
もちろん、そうなると「高齢者にだけ負担をお願いする」のでは、また「別の分断」を作ってしまいますから、「全国民の金融資産の把握」や「法人税の増税」なども視野に入れたいですよね。
とにかく、出来るだけ多くの「国民」と「社会の各層」で「痛みを分かち合う政策の立案」をコロちゃんは望んでいますよ。

6.「コロちゃんと母の叫び」
今日のテーマは、「介護サービス利用料が上がるそうだよ」を取り上げて考察してみましたよ。
この「介護保険」は若い方には「あまり関係がない」と思われるかも知れませんが、「介護保険料は40歳になると徴収が始まります」から、直ぐに関係が出てくるのですよね。
今「現役世代の社会保険料の負担が重すぎる」と言われていますから、今日の内容には是非関心を持っていただきたいと思いますよ。
最後の「コロちゃん話」ですが、10年以上前に亡くなった「コロちゃんの母」の「介護施設への入居後にあった話」を書きますね。
コロちゃんの母は、晩年の80代になると「療養型介護施設」に入居していました。
母は、「血液のがん」である「多発性骨髄腫」に罹患していましたので、毎月の「大学病院」への通院にはコロちゃんと姉がつきそっていましたね。
それ以外にもコロちゃんと姉は、毎週の仕事休みには「お見舞いと様子見」で必ず顔を出していたのですが、ある日母はコロちゃんに次のように言ったのです。
「着るものがない」byコロちゃんの母
「うーん、そうなの? じゃあ、次に来る時に部屋から探して持ってくるね」byコロちゃん
そこで、コロちゃんは「母の部屋」を漁って「衣類を何枚か」選んで、次週に持って行ったのですよ。
「これじゃない!」byコロちゃんの母
さらに、次の週にまた持って行っても「あー、ダメだわ」と心から嘆くのですよね。
そこでコロちゃんは、「介護施設」に外出届を出して、母と一緒に車で「しまむら」に行ったのです。
そうしましたら「母」は杖を突きながら、「しまむら」の店内を1時間以上もグルグル回り、何枚かの衣類を購入していました。
これで「問題は解決」とコロちゃんが思ったら、次週に訪ねるとまた「着るものがない!」と言うのですよ。これが何回か繰り返されたのですよね。
はて? 母はこんなに「着るもの」にこだわる人じゃなかったよなー?
(。・_・?)ハテ?
だいたい「普段は1日中介護施設の中」に居るのですからね。しょっちゅう外出するわけでもありませんしね。
コロちゃんは、姉と2人で首を傾げましたよ。
ひょっとすると「認知症?」とも考えましたが、コロちゃんが読んだ「認知症の本」には、そんな「着るものがないという症状」はどこにも出てきません。
例えば「食事を食べていない」とか「誰かがお金を盗んだ」」とかの話は、よく読むのですよね。だけど「着るものがない」とは、「認知症の症状」では見かけませんでしたよ。
コロちゃんは、この頃に母と「しまむら」に3回ほど出かけましたね。
その内に、母は歩けなくなって「車いすの移動」となってしまいましたから、その後は「着るものがない」とは言わなくなりましたが、後から振り返っても理由は分かりませんでしたよ。
ひょっとして、母は10代後半に「戦争」を経験していましたから、その青春時代に「おしゃれが出来なくて悔しかった記憶」が80歳を超えてから蘇ったのかも知れませんね。
「戦争中の母」は、「日立の軍需工場で女学生の勤労動員」で働き、「機関銃の弾作り」をしていたと言っていたのですよ。
その後「母」は「多発性骨髄腫」で亡くなりましたが、コロちゃんには「母の着るものがない」との「叫び」は今でも印象深く残っていますよ。
母が亡くなった時にコロちゃんは、母が「一番お気に入りだった服」を着せてあげましたよ。
今日の「コロちゃん話」は、「介護保険」つながりで「介護施設」に入居していた「母の着るものがないとの叫び」を書いてみましたよ。
コロちゃん母子の雰囲気を感じていただければ、嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。






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