おはようございます。昨日の夜コロちゃんは、自宅の居間で「エアロバイク」で1時間ほど「運動」をしてみましたよ。
この「エアロバイク」は、先週に「次男一家家長様」からプレゼントされたもので、「自宅の居間」でも使用できる「優れモノ」ですよね。
「次男」によりますと、最近「テレワークの会社員が購入して人気となっている」と言っていましたね。
つまり、「自宅でテレワークしながら机の下でバイクをこぐことができる」ものだと言うのですよ。
コロちゃんは、「本を読みながらエアロバイクで運動が出来るところ」が気にいりましたよ。昨日の夜は、「読書しながら1時間ほど運動」をしましたよ。
これで、少しは「足の筋肉が付く」かなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
コロちゃんのような「70代の高齢者」は、まず下半身から衰えてきますからね。これで少しは「運動不足が解消」出来るかと思うと、「次男一家家長様」には感謝するばかりですよ。
なお、この「エアロバイク」を下記にご紹介しますね。「自宅でのデスクワークが多い方」には是非お勧めの1品ですよ。
そんな「スポーツマンコロちゃん」が、今日は「あなたは老衰死を望みますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「最近、老衰死が増えているようだよと、老衰死はもう直ぐ死因2位になりそうだよ」
☆「老衰死が増えた理由は、自宅介護の進展か?と、みんなの死に場所の希望は、自宅と病院で半々だったよ」
☆「女性の2人に1人、男性の4人に1人は90歳まで生きるよと、コロちゃんはもう病死で良いですよ」
☆「コロちゃんと、お葬式の鯉こく」

1.「最近、老衰死が増えているらしいよ」
コロちゃんが、いつものように「iPad」でポチポチと「ネットの世界を漂っている」と、「最近老衰死が増えている」との記述に目が止まりました。
いやいや、別に「コロちゃんが最近老衰死しそうだ」なんて考えていませんよ。まだコロちゃんは「70代前半」なのですからね。
だけど「まだ70代」とは「もう70代」とも言えますし、そろそろ周囲からはあと数年で「黄泉の旅路に出発する方」もボチボチ出始めますから、とても「他人事」とは思えないんですよね。
それで、この「老衰死が増えている」ことを調べてみようと思い立ちましたよ。最初は「死因の現状」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 主な死因の構成割合」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai24/dl/gaikyouR6.pdf
出典:厚生労働省 令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況より:11月6日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「主な死因の構成割合」です。下に書き出しますね。
◎「主な死因の構成割合:2024年」
(少数点以下切り捨て)
➀「悪性腫瘍 :23%」
②「心疾患 :14%」
③「老衰 :12%」
④「脳血管疾患:6%」
⑤「肺炎 :5%」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai24/dl/gaikyouR6.pdf
(出典:厚生労働省 令和6年人口動態統計月報年計の概況より:11月6日利用)
うーむ、「➀悪性腫瘍23%」とは「がん」ですよね。やっぱり「死因トップはがん」ですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは、「2013年に大腸がん・2015年に悪性リンパ腫」と2つの「がん」になり、その後「治癒」となり生き延びましたが、つい先日に「前立腺がん」と宣告されましたから身につまされますよ。
そして「②心疾患14%」は、「狭心症や心筋梗塞など」ですよね。その次の「3番目の死因が③老衰12%」ですよ。
ふむふむ、「死因の3番目が老衰」なんですね。
φ(゚Д゚ )フムフム…
コロちゃんは、この「老衰」を歓迎すべき死に方か、そうでない死に方なのか、ちょっと考えちゃいますよね。あとで詳しく書いてみましょう。
その前に、この「③老衰12%」は、最近急増しているらしいのですよ。次にその「老衰死因急増の現実」を詳しく見ておきましょう。

2.「老衰死はもう直ぐ死因2位になりそうだよ」
さて、ここで「長期的な死因別の死亡率の推移」を見てみましょう。「1947~2024年の88年間の死因別の死亡率の推移」が見られますよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 主な死因別にみた死亡率の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai24/dl/gaikyouR6.pdf
出典:厚生労働省 令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況より:11月6日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「主な死因別にみた構成別の割合」です。「黒色実線」が「がん」です。右肩上がりに上昇し続けています。
しかし、ちょっとよく見ると「点線の老衰」が2005年ごろから「がん」を超える勢いの急上昇となり、「2018年には脳血管疾患」を追い越して「死因第3位」になりました。
コロちゃんは上記のグラフを見ながら、ちょっと2015年と2024年の死因別割合を比較してみましたよ。下記でしたよ。
◎「2015年と2024年の死因別割合の比較」
(少数点以下切り捨て)
〇「2015年」(129.0万人)
・「第1位:悪性新生物:28%」
・「第2位:心疾患 :15%」
・「第3位:肺炎 : 9%」
・「~第5位:老衰 : 6%」(8.4万人)
●「2024年」(160.5万人)
・「第1位:悪性腫瘍 :23%」
・「第2位:心疾患 :14%」
・「第3位:老衰 :12%」(20.6万人)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai24/dl/gaikyouR6.pdf
(出典:厚生労働省 令和6年人口動態統計月報年計の概況より:11月6日利用)
おー、「10年前の2015年に5位(6%)だった老衰」が、「2024年には3位(12%)」まで上昇していますよ。
(o゚Д゚)オー
そして「老衰死の人数」も「2015年の8.4万人」から「2024年の20.6万人」に、5倍近くまで増えてきましたよ。
この「老衰死」のトレンドを見ると、来年あたりには「死亡第2位」になっても不思議ではないですよね。
しかし、どうしてこんなに「老衰死」が増えて来たんでしょうね。次に、ちょっと「老衰死が増えた理由」を探ってみましょうね。

3.「老衰死が増えた理由は、自宅介護の進展か?」
さて、まずは「老衰」の定義をみておきましょう。
何と言っても「何を老衰と定義するのか」を知らなければ、コロちゃんも「老衰死を目指すこと」などは出来ませんね。
「老衰の定義」は以下でしたよ。
◎「老衰の定義」
➀「1950年にWHOの『疾病及び関連保健問題の国際統計分類第6版(ICD6)』が導入され、『老衰および定義されていないもの』に分類された」
②「これ以降は『老衰』は診断名不明確な病態と捉えられることがあった(らしい)」
③「1995年に死亡診断書様式と診断書マニュアルが改訂され、老衰を『高齢者で他に記載すべき明確な死亡原因がない自然死』といった記載が追加された」
ふーむ、じゃあ「老衰」って以前は「病名が定義されていないものと一緒の扱い」だったけれど、1995年からは「高齢者で他に記載すべき明確な死亡原因がない自然死」となった言うわけですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム
これなら何となくわかりますよね。だけど「明確な死亡原因がない自然死」だと、「病院死」はあんまり考えにくいですよね。
だって「病院」って「何らかの病気で入院する」ものですよね。
だったら「病院で老衰死」ってあんまり考えにくいですから、そうなると後は「介護施設死か自宅死」になりますよ。
そこで最近になって「老衰死が増えた理由」として、「2000年に介護保険制度」が始まったことで、「在宅医療や介護施設の看取り体制が整備されたこと」があげられていますよ。
うんうん、これはコロちゃんにも理解できますよ。
4年前に亡くなったコロちゃんの妻は「肺がん」でしたが、最後は自宅で「家族が見守る中で逝きました」からね。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
コロちゃんがポチポチ調べたところ、「在宅医療・介護の現場では、本人や家族との対話を通じて、延命治療を控えた看取りを選択する事例が増加しているとみられる」とされていましたよ。
さてコロちゃんがどこで「死にたいか?」を書く前に、ちょっと「世の中の皆さんたち」が、どんなところで「死にたい」と考えているかを調べてみましょう。

4.「みんなの死に場所の希望は、病院と自宅で半々だったよ」
さて「世の中の皆さんがどこで死にたい」と考えているのかなんて、なかなかわからないかなと思って探して見ましたら、「厚生労働省」がちゃんと調べていましたよ。
それは「人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査」です。「一般国民2000人」と「医療・介護関係者」に質問をしています。
ここでは「一般国民の回答のみ」を書き出しますね。下記でしたよ。
◎「Q.あなたが病気で治る見込みがなく、およそ1年以内に徐々にあるいは急に死に至ると考えた
とき最後をどこで迎えたいですか?」
(少数点以下切り捨て)
➀「医療施設:41%」
②「介護施設:10%」
③「自宅 :43%」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/saisyuiryo_a_r04.pdf
(出典:厚生労働省 人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査より:11月6日利用)
うーん、見事に「➀医療施設41%」と「③「自宅43%」と半々になっていますよ。
(´ヘ`;) ウーン
それでは「実際の死に場所」は、どうなっているのでしょうか。次をご覧ください。
◎「現実の死亡場所:2023年」
(少数点以下切り捨て)
➀「医療施設:65%」
②「介護施設:15%」
③「自宅 :17%」
あらら、「人生はままならぬもの」とよく言われますが、正にその通りですよね。
(゚Д゚)アララ!
ちょっと上記の2つの「死に場所の希望と現実」を、見やすいように下に書き直してみますね。
◎「死に場所の希望と現実」
❶「自宅」
・「希望:43%」
・「現実:17%」
❷「医療施設」
・「希望:41%」
・「現実:65%」
❸「介護施設」
・「希望:10%」
・「現実:15%」
あー、「希望が一番かなえられない」のが「自宅死」ですよね。
( ¯ O¯)アー
「❶自宅で死にたいと希望する方は43%」いますが、実際に「自宅で死ねるのは17%」と、半分以下にとどまっていますよ。
それ以外の「❷医療施設と❸の介護施設希望」は、「割合だけ」を見れば希望は満点で成就しています。ただ「希望者」と「現実の死者」との行き違いはあるでしょうけれどね。
まあ、これを見ていると、「自宅死は希望しても半分もかなえられない」と分かりましたよ。
うーむ、コロちゃんの「自宅死の希望」はかなえられるかなー。
( ̄へ ̄|||) ウーム
たぶんかなえられるよね。
恐らくかなえられるよね。
かなえられたらいいなー。
m( ̄0  ̄〃)カミサマ!

5.「女性の2人に1人、男性の4人に1人は90歳まで生きるよ」
さて今日は、「あなたは老衰死を望みますか?」をテーマに考察してみましたが、この「老衰死」って「病死」ではないわけですよね。
そうすると必然的に「長生き」となりますよね。そこで「あとどのくらい生きるのか?」を考えてみましょう。下記ですよ。
◎「あとどのくらい生きるのか?:2024年」
(少数点以下切り捨て)
➀「平均寿命」
・「男性:81歳」
・「女性:87歳」
②「最大死亡年齢」(死亡者のボリュームゾーン)
・「男性:88歳」
・「女性:92歳」
はーあ、こんなに生きるのか?
(o´д`o)=3ハァーア
普通は「➀平均寿命まで生きる」と思いますよね。しかし実際には「死亡のボリュームゾーン」は、平均寿命よりはだいぶ上の「②最大死亡年齢」となるのですよ。
そうすると「最大死亡年齢の男性88歳、女性92歳」となりますが、それだけではありませんよ。
「現在65歳の男女」が、その後どのくらい生きるのかを見てみましょう。
①「現在65歳の女性」
・「70歳 :97%」
・「80歳 :84%」
・「90歳 :49%」(1/2はこの年まで生きる)
・「100歳:6%」
②「現在65歳の男性」
・「70歳:93%」
・「80歳:68%」
・「90歳:25%」(1/4はこの年まで生きる)
・「100歳:1%」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/nennkin10_3.pdf
(出典:厚生労働省 「100歳まで生きる」が当たり前の時代により:11月6日利用)
あーあ、上記を見ると「高齢者の女性の1/2、男性の1/4は90歳まで生きる」のですよねー。
( ¯ O¯)アーア
そうなると「老衰死」ってのは、「この年になるまで生きる」可能性が高いとなりませんか?
(ノД`)ハー
これって「あんまりうらやましくない」と思っちゃうのはコロちゃんだけかなー?

6.「コロちゃんはもう病死で良いですよ」
コロちゃんは、以前から「70代前半で体力を消耗して死ぬ」と考えていたのですよね。
何しろコロちゃんの60代は、「大腸がんと悪性リンパ腫の治療」の「抗がん剤」でだいぶ身体が痛めつけられていましたからね。
ところがフラフラしながらも、なんとか「70代前半」にさしかかっています。コロちゃん自身は、「よくここまで来たもんだなー」と思っていますよ。
コロちゃんが「お仕事」を退職したのは「62才の時」でしたね。ただ、最後の1年半は「病休扱い」でしたから、実質的な「退職は60歳」でしたよ。
それからもう10年以上「年金清貧ライフ」をすごしましたから、「やりたい事」や「やらなければならない事」はほとんど残っていませんね。
だから「正直なコロちゃんの気持ち」は、最後の日々に向けて「静かに退出する準備」を進めていくことですよ。
つまり現在のコロちゃんは、「死への恐怖」よりも「寝たきりで下の世話をずーっと続けられる恐怖」の方が、段々と大きくなってきているのです。
これは「偶然」ですが、先日コロちゃんは「前立腺がん」が判明しましたから、その「治療」は行ないますが「過度な延命治療」を行なう気は一切ありませんよ。
あとは、あんまり苦しまない様な「幕引き」を期待して、淡々と「日々の生活」を生きていきたいと考えていますよ。
だけど「男性は4人に1人が90歳まで生きる」のかー? コロちゃんは「選ばれたくない」と思いましたよ。
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ

7.「コロちゃんとお葬式の鯉こく」
今日のテーマは「あなたは老衰死を望みますか?」でしたが、コロちゃんの結論は「ヤダヤダ」と言う結果に終わりましたよ。
最後の「コロちゃん話」ですが、「老衰死」がテーマでしたから「コロちゃんの初めてのお葬式」を書いてみましょう。
コロちゃんが記憶する「人生で最初のお葬式」は、まだ小学校低学年の時に「祖母の母親・ひいおばあちゃん」が亡くなった時のお葬式でしたよ。
「ひいおばあちゃん」は、94歳の時に転んで「大腿骨の骨折」を起こして、それからほどなくして亡くなったのです。
コロちゃんは、小学校低学年でしたから多分「1950年代末ごろ」でしたよ。その時の「お葬式」は「自宅」で行なわれました。
近所の奥さんたちが、集まって「お葬式後の会食の準備」を進めていましたよ。その「会食」のメニューの中に「仕出し屋さん」から取り寄せた「鯉こく」が入っていたのです。
コロちゃんは、この「鯉こく」を食べた時に「世の中にこんな美味しい食べ物があったんだ」と驚いた記憶が残っているのです。
ლ(´ڡ`ლ)ウマイ!!
この「鯉こく」は、少年コロちゃんが時々遊びに行っていた「ため池」に隣接した「仕出し屋さん」から取り寄せたものと思われましたよ。
ここの「ため池の一角」には「鯉の養魚場」が囲われていたのです。
コロちゃんは、その「お葬式後」にその池(養魚場の他の池面)に釣りに行く都度に、いつも「もう一度ここの鯉こくを食べてみたい」と考えたことを思い出しますよ。
ただコロちゃんは、その後の人生で何回も「鯉こく」を食べたことがありましたが、いつもあんまり「美味くなかった」のですよね。
だからコロちゃんは、「少年コロちゃんの食べた鯉こく」は「思い出フィルター」が掛かっていたのかもしれないとも思っていますよ。
どんなに「厳しい時代」でも、今から振り返ると「美しい風景が広がっていたな」と思ったコロちゃんでしたよ。
今日の「コロちゃん話」は、「少年コロちゃんのお葬式の鯉こくの話」でしたよ。1950年代末にこんな少年もいたと、笑って読んで下されば嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。








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