【社会考】「トランプのアメリカ」は次の大統領になっても変わらないよって

社会

おはようございます。昨日にコロちゃんは、ワンコと午後の散歩に出たら、隣の家から小さな子どもが舌足らずの言葉で「ワンワン、ワンワン」と言いながら出てきました。

もちろん、後からすぐに「ママさんとパパさん」も出てきましたよ。この「ママさん」が隣の家の娘さんですね。

久しぶりに「実家」に、親子連れで帰ってきたのでしょう。子どもは「まだ2歳にならないぐらいの小さな女の子」でしたよ。

コロちゃんの「次男」ちには「2歳の女の子のゆーちゃん」がいますから、頭の中で比べてみると「この子の方が少し小さい」ような感じを受けましたね。

ただワンコを小さい指で指しながら「ワンワン、ワンワン」とぎこちなくしゃべる様子は、何とも「可愛いなー」と思ったコロちゃんでしたよ。

おー、そう言えば「次男一家のゆーちゃん(もうすぐ2歳)」は、そろそろ「誕生日」ですよ。「誕生プレゼントは何がいいかな?」と、連想したコロちゃんでしたよ。

そんな「2歳児の可愛さに参ったコロちゃん」が、今日は「トランプのアメリカは次の大統領になっても変わらないよって」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「自由貿易の30年の転換期が来たって?と、成長の果実が片寄っているのは日本も同じだよ」

☆「対外直接投資残高は25年間で10倍増だよと、経済合理性の神が変わったよ」

☆「コロちゃんと時代の転換点」

1.「自由貿易の30年の転換期が来たって?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながらiPadで「日経電子版」をポチポチ読んでいると「行き過ぎた自由貿易の30年、転換期に/米識者『次期政権でも関税続く」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、最近の報道を読む中で「トランプ大統領の任期が終わっても、アメリカの関税政策は続くのではないか?」と感じていましたので、この記事をジックリ読んでみることにしましたよ。

この記事は、「アメリカのコンサルティング会社のオブザバトリー・グループ」の「斉藤ジン氏」のインタビュー記事ですね。

コロちゃんは、この方のことを初めて知ったので、ポチポチ調べてみたら「2012年にジョージ・ソロスに10億ドルも大儲けさせたという逸話」を持つ「伝説のコンサルタント」と言われた方でしたよ。

「日本人の女性」ですが、アメリカの「ジョンズ・ホプキンス大学」で「修士号」を取得したトップエリートの方です。

コロちゃんがこの記事を読んで、ショックを感じたのは「斉藤ジン氏」は、以下のことを言っているのです。

◎「斉藤ジン氏の主張」

➀「トランプ大統領の関税政策は、アメリカの次期政権にも受け継がれる」
②「この30年間の自由貿易は歴史的には特殊な環境だった」
③「今後は時代の枠組みが変わるパラダイム転換に備えるべき」

ね、興味深いでしょう。
(⁎•ᴗ‹。)ネッ*

コロちゃんは、普段から「日本は原油・食料を海外から輸入するしかない点で戦前と何ら変わらない」から「自由貿易こそ日本の生命線」と考えていました。

だから「世界経済の自由貿易体制の追求」は「所与の条件」であり、「変わることなく続くものだ」が前提となっていたのですよ。

それがこの記事の「斉藤ジン氏」は、「30年の自由貿易は特殊」で今後は「時代の枠組みが変わる」とインタビューで語っているのです。

そのショックな内容は、コロちゃんの理解では以下でしたよ。

◎「この30年が特殊だった(斉藤ジン氏)」

➀「(第2次世界大戦後の)米国は東側(旧ソ連陣営)への対抗として自らの市場を開放して西側の同盟国の製造業を拡大させた」

②「中国は世界貿易機構に加盟した2001年以降、米国との貿易摩擦を経験しなかった・・・当初は中国も自由貿易に最適化するという理想があった」

③「これほどの自由貿易は歴史上余り存在していない」

④「米国では製造業に従事する人のメンテナンスが全くできてなかった」

⑤「『泳げないなら沈んでください』という新自由主義の価値観・・・ラストベルトを中心にこの「システムを壊して欲しい』と言う考えが広が(った)」

⑥「国内の雇用をメンテナンスせず、経済合理性や企業収益を最大の正義とするのは新自由主義が陥った自己矛盾だ」

うーむ、この「斉藤ジン氏」の主張を読むと、もう「新自由主義は終焉した」というのですよね。そして「トランプ関税」は「アメリカの国民感情」からは「正しい政策」となりますよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

だけど「日本」でも、200年代初頭には「新自由主義」がもてはやされて「小泉内閣」の下で「非正規雇用の拡大」に進んだ歴史があるんですよね。

これを読むと、やっぱり「アメリカ」でも「日本」でも「新自由主義の実験は失敗だった」となるのでしょうね。

ただ、同時に「斉藤ジン氏」は「日本の今後」についても言及していますよ。以下ですよ。

◎「日本は共存可能な道の模索を」

➀「自由貿易そのものを追求することが正しいという時代は終わった」
②「生産性が低いものも塩漬けにした日本のバブル崩壊後のような社会構造が良かったのかと言えばそうではない。答えはその中間にある」
③「日本は米国と一緒に共存可能な修正点を見つけるプレイヤーになるしかない」

あややー、「③日本は米国と一緒に共存可能な修正点を見つけるプレイヤー」だって。今後も「乱暴なジャイアン」と付き合わなけりゃならないって言ってますよ。
(o´д`o)=3ハァーア

まあ、「アメリカ大統領」とお付き合いするのは「日本の総理」ですからね。コロちゃんじゃないから、まあガマンしましょう。
コロちゃんは何様だよ!)

あと「斉藤ジン氏」」は、ちょっと怖い事も行っていますよ。以下ですよ。

「経済合理性が第一と言う自由貿易の巻き戻しがどこまで許されるのか。その状況を軟着陸させることに人類の英知がかかっている。失敗すれば大恐慌だ」by斉藤ジン氏

コロちゃんは、「大恐慌」なんて「歴史」でしか知らなかった経済事象が現実になることは恐ろしいですから、是非「軟着陸」を目指していただきたいと心から願っていますよ。

だけど、コロちゃんには「アメリカに製造業が戻ってきてラストベルト地帯が栄えること」は、ちょっと考えられないんだよねー。

だから「アメリカの無茶と傲慢な主張」は、今後も長く続きそうだと「斉藤ジン氏のインタビュー記事」を読みながらため息をつきましたよ。

なお、この「日経新聞」の「行き過ぎた自由貿易の30年、転換期に/米識者『次期政権でも関税続く』」の見出しの記事をお読みなりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

行き過ぎた自由貿易の30年、転換期に 米識者「次期政権でも関税続く」 - 日本経済新聞
トランプ米大統領が打ち出した関税政策は、次の政権にも引き継がれるのか。米首都ワシントンで幅広いネットワークを持つ米コンサルティング会社、オブザバトリー・グループの共同設立者、齋藤ジン氏の答えはイエスだ。この30年間の徹底した自由貿易は歴史的には特殊な環境だったとして、今は時代の枠組みが変わる「パラダイム転換」に備えるべ...

2.「成長の果実が片寄っているのは日本も同じだよ」

上記の「斉藤ジン氏」のインタビュー記事の中には、「アメリカ国民の興味ぶかい国民性について」語った内容もありました。以下でしたよ。

「共和党の支持者には所得の低い白人のブルーカラーが多いが、彼らは政府からの支給を嫌う。日本や欧州と違う米国のユニークな点だし、すごさだと思う。『そうではなくて職を戻してくれ』と。」by斉藤ジン氏

コロちゃんが知っている「アメリカ経済」は、「全世界」からドルを集めて「世界中に」投資して、その「金融収益」が「年間約6292億ドル(約94兆円:2023年)」とされています。

更に現在の「アメリカの経済成長率」も「2.8%」と高い成長率を続けています。

ただコロちゃんが見るところでは、「アメリカ」で問題なのはこの「成長の果実」が「金融業界やIT企業のトップの層」に片寄っていて「ラストベルトと呼ばれる地域」には一切落ちてこない事ですよね。

だから「経済学的には国内配分の問題」なのですけれど、上記の「斉藤ジン氏」は「彼ら(所得の低い白人のブルーカラー)は、政府からの支給は嫌う」様ですから「配分」ではダメとなるのでしょう。

コロちゃんは、ここを読んで「日本でも同じだよ」と思いましたよ。それは、下記の「新聞記事」を読んでいたのですよ。

◎「邦銀の海外投融資、最高の5.4兆円㌦」

「日銀が24日発表・・・2025年6月末時点の邦銀の国際与信残高は5兆4800億㌦(約800兆円)となった。統計開始の1998年6月末以降で最高となった」

(出典:日経新聞 9月24日付 邦銀の海外投融資、最高の5.4兆円㌦より:9月29日利用)

ふーむ、これって「日本の銀行」が「日本国内に投資をしない」で「よその国に投資している」ってことですよね。それが過去最高になったと書いていますね。
( ̄へ ̄|||) フーム

まあ「収益の果実」はあるのでしょうけれど、それは全部「投資した銀行」に入るだけで「日本国民」にはほとんど滴り落ちてきませんよね。

これって、上記の「アメリカのラストベルトと金融業界やIT企業の話」と似ていませんか?

コロちゃんは、「日本人ならば銀行も日本の成長に繋がる国内投資をして欲しい」と考えていますよ。「日本国内に投資」すれば、「国内」に工場や事業所が増えて「雇用」も増えますからね。

そうすれば「地方の衰退」や「市町村の消滅」も無くなるかも知れませんよ。「市町村の消滅」などは「日本のラストベルト」と言ってもおかしくないですよ。

この「国内投資をせずに海外投資をする」のは、「銀行」だけでなく「日本の大企業」も同じですよ。次は、「日本企業の海外投資」を見ておきましょう。

3.「対外直接投資残高は25年間で10倍増だよ」

次に「日本企業」の「対外直接投資残高」の推移を見てみましょう。

以下のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣府 日本の対外直接投資残高」より

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je19/h06_hz030109.html
出典:内閣府 令和元年度 財政経済報告より:9月29日利用

上記のグラフは、「内閣府」が発表している「日本の対外直接投資残高」です。グラフに添付されている内容は以下でしたよ。

◎「日本の対外直接投資残高」

①「2000年:約 32兆円」
②「2018年:約182兆円」
③「2024年:約331兆円」(ジェトロ発表)

コロちゃんが、あちこちを探してみると「内閣府」や「ジェトロ」が「日本の対外直接投資金額」を発表していましたよ。

その中の「対外直接投資残高」は、直近の「2024年は331兆円(ジェトロ発表)」とありましたね。

ですから、上記の「①2000年の32兆円(内閣府発表)」から25年間で「10倍」に膨れ上がっていましたよ。

また「毎年の海外投資額」は、「2010年代には年間平均16兆円台」でしたが、「2024年までの3年間は年平均27兆円」まで膨れあがっていましたよ。

さらに「財務省」によると「24年度の対外直接投資は、実行から回収を差し引いたネットで32兆円と過去最大だった」とされています。

もちろん、これらの「海外投資」には「リターン」もありますよ。しかしこれらのリターンは国内に半分しか戻ってきていません。あとは「海外拠点で留保」されていますよ。

そして、帰ってきた「リターン」も、あまり「賃上げ」には使われていないようですよ。

コロちゃんは、そんな「海外投資」をするぐらいならば「国内投資」をして、「日本人のふところにお金を落としてくれ」と言いたいですよ。

そして「日本」の「衰退する地方」の「ラストベルト化」は、何とか止めていただきたいと思いましたよ。

4.「経済合理性の神が変わったよ」

ここでちょっとコロちゃんの考え方を書きますね。

コロちゃんは、冒頭の記事の「斉藤ジン氏」の「時代の枠組みが変わるパラダイム転換」と言う言葉に、ちょっとショックを感じたのですよ。

それは今までの「経済合理性こそすべてとの価値観」が変わると感じたからです。

コロちゃんは、今まで「トランプ大統領の関税政策」を、「経済学的には百害あって一利なし」と見てきました。

しかし、冒頭の「斉藤ジン氏」のインタビューによると「アメリカ」は「ラストベルトに職を取り戻す」と本気で考えていることがわかりました。

ホントに出来るのかは、別問題ですよ。コロちゃんはたぶんできないだろうと思っていますけどね。

コロちゃんの理解では、「アメリカ」は「自由貿易体制とドルの基軸通貨体制」の下で、大きな「経済的利益」を得ていると思われます。

しかし、その「大きな経済的利益」は、国内の一部の「金融・IT企業の上層」に落ちていて、「ラストベルト」は錆びつくばかりだったのでしょう。

「経済学的」には、このような問題は「国内配分で解決するべき」となるのでしょうけれど、「アメリカの国民性」は、「政府からの支給ではなく職を戻してくれ」となるみたいですよ。

これって「時代の価値観(神)」が、「経済合理性」から「国民の生活・社会の安定」に変ったと言う事なのではないでしょうか。

これを「日本」に当てはめて考えてみましょう。

「日本」では「非正規雇用」の「雇用者に占める割合が36.4%※」と3人に1人以上が「非正規雇用」です。

(※総務省 労働力調査 2025年7月分より)

これらの方々は、ここ「3年間の物価上昇」に苦しんでいる方が多いのですよ。この「非正規雇用」って、2000年代以前にはこんなに多くなかったのですよね。

「非正規雇用」が増えてきたのは「2000年代初頭の小泉内閣の新自由主義的政策」が始まってからですよ。

確かに「企業にとっては安い労働力」ですから、「非正規雇用」はありがたい存在ですよね。「社会保険料の企業負担分」もないですしね。

だけど、今となってはその結果が「格差社会日本」ですよ。それでは、これを「再配分で解決」出来るでしょうか?

「日本」では、上記の「アメリカ」と違って「ラストベルトの失業」ではなく「非正規・低賃金の正社員が問題」なのですよ。

しかしコロちゃんは、「日本でも再配分で問題解決は難しい」と考えていますよ。

それは、以下のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣府 所得階層別の世帯数の割合(2023年)」より

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/1101/shiryo_01.pdf
出典:内閣府:経済財政諮問会議:足下の経済状況と今後の課題より:9月29日利用

上記のグラフは、「内閣府」が発表した「所得階層別の世帯数の割合」です。下に書き出しますね。

◎「所得階層別の世帯数の割合」(小数点以下切り捨て)

➀「950万円以上 :15%」(富裕層)
➁「550~950万円:21%」(中流層)
➂「300~550万円:27%」(中流層)
④「300万円未満 :35%」(貧困層)※
(※カッコ内はコロちゃんが勝手に書きました)

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/1101/shiryo_01.pdf
(出典:出典:内閣府:経済財政諮問会議:足下の経済状況と今後の課題より:9月29日利用)

おー、わかりやすいですね。
(o゚Д゚)オー

上記はコロちゃんが勝手に「富裕層・中流層・貧困層」を分けたものですが、もし「再配分を強化する」となると、上記の「構造」からどのようになるでしょうか。

もちろん「再配分を受け取る層」は最下層の「貧困層の④300万円未満:35%」となるでしょう。

そして「その分を負担するのは残りの➀~③の合計63%(富裕層+中流層)」になります。

この構造を見ると「自分から進んで他の方を助ける」ことを「富裕層+中流層の63%」の方たちは賛成するでしょうか?

コロちゃんはたぶん「反対多数」となると思っていますよ。「再配分を出す方の富裕層+中流層の方が63%」と「多数派」なのですよ。

こう見ると「再配分政策」は、「民主主義に向かない政策」だとコロちゃんは考えていますよ。

だからコロちゃんは、「トランプ大統領」が「関税政策」で「ラストベルトに製造業を戻そう」とするように、「日本」でも「非正規雇用者の待遇を全て正社員並みにする政策」をお勧めしますよ。

「同一労働同一賃金」や「働く者は全て厚生年金加入」なども考えられますね。

言わば「新自由主義的政策の巻き戻し」ですよね。

そして「大企業」には、「海外投資」よりも「国内投資」を増やして「地方に就職先と高い賃金」を落としてくださいとお願いしたいですね。

もう「時代」は、「経済合理性」から「国民の生活・社会の安定」に変ったのですよ。

そう言えば先日に、「ある有名な大企業(三菱電機)」が「3期連続で最高益を見込む中、53歳以上の正社員などを対象に希望退職を募集する」と言う新聞記事が出ていましたよね。

コロちゃんは、この会社こそ未だに「経済合理性」を信じていると思いましたよ。

もし「社員の生活・社員の働く職場の安定」を重視していたならば、こんな「最高益なのに人減らしの希望退職プラン」は最初から出てこなかったとコロちゃんは思いましたよ。

「時代は変わった」とコロちゃんも感じましたが、これも「トランプ大統領」に教えられたのかと思うと、ちょっとしゃくに障ったコロちゃんでしたよ。

だってコロちゃんは、「ドラえもん」は好きですが「ジャイアン」が現実に居たら間違いなく「キライ」ですからね。

5.「コロちゃんと時代の転換点」

さて今日は「トランプのアメリカは次の大統領になっても変わらないよって」をテーマに、「斉藤ジン氏」のインタビュー記事を読んでコロちゃんが感じたことを書き連ねてみましたよ。

上記したように「経済合理性という神が変わった?」かどうかは、皆さんのご判断にお任せしますが、コロちゃんの本音でしたよ。

最後の「コロちゃん話」は、「時代の転換点」と言われた「1991年のバブル崩壊時」について書きますね。

「時代の転嫁点」と言うと、まるで「世の中全部が急激に変わった」ように思えますが、実際は違っていました。

まず「1991年のバブル崩壊」は、「経済史」では大きく書かれる出来事でしたが、実際に体験したコロちゃんにとっては「ほとんど何も変わらない日々」でしたよ。

それは「バブル崩壊の被害者」は、「株式投資をした人」と「土地投資をした企業」に限られていたからですよ。

普通の「株を買っていない一般国民」にとっては、「土地投資をしていた会社」に勤めていた運の悪い人以外には、関係がないものでしたよ。

ですから「1991年のバブル崩壊時」には、当時30代だったコロちゃんにはさほど「被害の記憶」は残っていません。

ただこの前後で「東京の繁華街で遊ぶ人の数」が激減しましたね。

コロちゃんは、あまり「繁華街で酒を飲むこと」は少なかったのですが、それでも月に数回は仕事後に友人と飲む機会はありました。

「バブルの1980年代末ごろ」に、東京の新橋のガード下の店で飲んだ時には、座る席がほとんどないほど混雑していましたし、深夜でも都会の雑踏が見られていましたね。

この時にも「帰りのタクシー」も掴まらなかった記憶が残っていますよ。コロちゃんはどうやって帰ったんだったかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

しかし、その後の「バブル崩壊後の1990年代初頭」に、新宿西口の通称「ション便横丁」で飲んだ時には、深夜には人が歩いていないほどに閑散としていましたよ。

なお、この「通称:ション便横丁」は、現在では名称が「思い出横丁」と変わっているようですね。コロちゃんは、いつ名称が変わったのか調べてみましたが分かりませんでした。

コロちゃんが飲みに行った1990年年代初頭には確かに「ション便横丁」でしたよ。如何にもレトロな「戦後闇市の雰囲気」がそこはかとなく感じる飲み屋街でしたよ。

コロちゃんは、ここの店で「深夜まで友人と酒を飲み交わした事」を思い出しますよ。お値段は「新宿」にしてはとても安かったですね。

話がちょっとそれちゃいましたが、コロちゃんの実感としては「時代の転換点」とは「リアルタイムでは分からない」のがほとんどだと思いますよ。

コロちゃんは、リアルタイムに経験してきましたが「バブル経済」も「バブル崩壊」も、その実態が分かるようになったのは、数年後どころか10年以上経った後でしたよ。

そのように「時代の転換点をリアルタイムに知ることは難しい」と、今のコロちゃんは感じていますよ。

だから今日の「経済合理性の神が変わったこと」が、誰の目に見えるようになるのは、今後大分時が経ってからになるとコロちゃんは確信していますよ。

今日の最後の「コロちゃん話」は、「時代の転換点」でしたが「ション便横丁の話」が目立ってましたね。

「経済史」と言うよりは「風俗史」と言えるかもしれませんが、これもまた面白いとお感じになっていただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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