【社会考】女性の「生涯可処分所得」が1.6億円も違うって

社会

おはようございます。あらら、朝なの? 痛たた、今朝は足がつって痛いなー?
٩(๑´ỏ`๑)۶ふぁぁあ〜。イタタ(o><)

コロちゃんは、ついさっきまで「夢」を見ていましたよ。その夢はまだハッキリと憶えていますよ。

コロちゃんが家にいたら、玄関から「中学生の長男」が同級生4~5人と一緒にドドドと入ってきて、皆が2階の「長男の部屋」に向かいました。

そこでコロちゃんは、ちょっと近所に散歩に出かけたのです。そのコロちゃんは、どう見ても「40代の壮年」の姿でしたね。

それも当然ですよ。「長男が中学生」となると今から30年近く前の1990年代になるのですからね。

その夢では、若きコロちゃんが散歩をしていたら、途中でやはり若い妻(40代)と出会ったのですよ。コロちゃんは、一緒に歩こうと隣に近づいたのです。

そしたら「急に足が痛く」なって歩けなくなりました。

妻はトットコ先にずんずん歩いて行くものですから、コロちゃんは「痛い足」を抱えて焦っていたところで目が覚めたのですよ。

そしたら現実に「足がつって痛い」のです。これは目が覚めた後の話しですよ。コロちゃんは「足がつって痛くて目が覚めた」のですよ。

しかし、久しぶりに「亡くなった妻の夢」を見ましたよ。

最近のコロちゃんは、時々深夜に「足がつって目が覚めること」がありますね。だけど、上記のような「妻が出演する夢+足がつる」とのコンビネーションは初めてですよ。

まあ時々「妻の出てくる夢」は見ますからね。そのバリエーションの1つなのでしょうけれど、なんとも「不思議なこと」だとコロちゃんは思いましたよ。

そんな「夢見るコロちゃん」が、今日は「女性の生涯可処分所得が1.67億円も違うよ」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「今年の厚生労働白書がでたよと、女性は出産退職をすると1.6億円減収になるよ」

☆「フルタイムで働き続けるだけが幸せなのか?と、コロちゃんと妻の宝石のような時間」

1.「今年の厚生労働白書が出たよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「出産後退職なら1.6億円得られず/厚生労働白書、世帯所得巡り」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、これって「共働き世帯の女性の所得のこと」だよねと思い、じっくりとこの「記事」を読んでみましたよ。

コロちゃんは「女性の賃金が男性よりも低いこと(約70%)」を、「昭和の悪弊だ」といつも思っていたのですよ。

そうしましたら、これは今回発表された「厚生労働白書」の内容とのことでしたよ。コロちゃんは早速、この「厚生労働白書」を読んでみることにしましたよ。

まずこの「厚生労働白書」は、「副題」が「次世代の主役となる若者の皆さんへ―変化する社会における社会保障・労働施策の役割を知る」となっているのですよね。

しかし「日経新聞」の記事では、「女性の出産後の働き方の違いによる世帯の生涯可処分所得の差」しか書いていません。わずか23行の「ベタ記事」ですね。扱いが小さいです。

これについてはコロちゃんが、後からご紹介してみますね。

コロちゃんは、ネットで他の「報道機関」が、この「厚生労働白書」をどのように報道しているのかも見てみましたが、以下でしたよ。

◎「厚生労働白書の取り上げ方」

①「日経新聞」
 ・「女性の働き方の違いの生涯可処分所得」
②「朝日新聞」 
 ・「心の健康特集」
③「読売新聞」
 ・「心の健康特集」
④「毎日新聞」
 ・「全世代型社会保障に関する若者理解度」

うーむ、大分「新聞社」によって違いがありますよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

まあこの「厚生労働白書」は、「テーマ」が「次世代の主役となる若者の皆さんへ」ですから、一番「厚生労働省の意図」に寄り添って報道したのが「④毎日新聞(若者理解度)」かと思われますね。

それでは、コロちゃんも「厚生労働省」の意図を尊重して、今どきの「高校生の意識」を見ておきましょう。

この「白書」には、3000人の高校生に対して行った「若者の社会保障・労働施策に関する意識調査」が記載されていました。2項目だけご紹介しますね。以下でしたよ。

◎「高校生の社会保障制度の関心」(少数点以下切り捨て)

①「社会保障制度は社会全体の支え合いの仕組みである」
 ・「知っている:53%」
 ・「知らない :23%」

②「社会保障制度(医療、年金、介護、福祉、公衆衛生など)について、学校の授業で
習ったことがある」
 ・「習ったことがある:65%」
 ・「習ったことがない: 8%」

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/25/dl/zentai.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年厚生労働白書より:7月31日利用)

ふーむ、「①社会保障制度が支え合いの仕組みだ」と知っている高校生が「53%」って言うのは「高い」と見るのか、「低い」と見るのか?
( ̄へ ̄|||) フーム

コロちゃんは、けっこう「高い」と思いますよ。それに「学校の授業」で「65%が習っている」も高いように思えますね。

コロちゃんは、自分の若い頃を振り返ると、「若い時代」には「社会保障制度(医療、年金、介護、福祉、公衆衛生など)」の事など、ほとんど考えたことはなかったですよ。

もちろん「学校の授業」で習った記憶もありませんでしたね。

ただ「現在の社会」では「高齢世代」と「現役世代」の対立も見られますから、若い「高校生時代」に「社会保障制度の教育」をシッカリと教えておこうというのでしょう。

もともと「社会保障制度」って、「若い世代」が「高齢世代」を支えるものですから、将来の「世代対立」を防ぐための「厚生労働省の意図」はよく理解できますね。

もうコロちゃんは「年金生活者」となって「支えられる世代」となっていますから、出来れば「若い高校生」には学校の授業で「知識」をシッカリと伝えて欲しいと思いましたよ。

2.「女性は出産退職をすると1.6億円減収になるよ」

さて、冒頭の「日経新聞」が「厚生労働白書」の中から「出産後退職なら1.6億円得られず」との記事を書いていましたが、この内容をちょっとご紹介したいと思いますね。

これは「女性の出産後の働き方別世帯の生涯可処分所得」を6通りに分けて試算しているのです。そのうちの「3パターン」を下に書き出しますね。

◎「女性の出産後の働き方別世帯の生涯可処分所得※」
 (※可処分所得:所得から税金と社会保険料を引いた手取り所得)
 (前提:夫婦・こども2人世帯・29歳で第1子、32歳で第2子を出産)

①「就労継続・正社員」
 ・「給与所得 :3.48億円」
 ・「退職金所得:0.45億円」 
 ・「年金所得 :0.99億円」
 ・「合計所得 :4.92億円」

②「再就職:パート(年収の壁範囲内:100万円以内)」
 ・「給与所得 :2.52億円」
 ・「退職金所得:0.23億円」 
 ・「年金所得 :0.77億円」
 ・「合計所得 :3.52億円」
 ●「①との差:-1.14億円」

③「離職後再就職なし」
 ・「給与所得 :2.25億円」
 ・「退職金所得:0.23億円」 
 ・「年金所得 :0.76億円」
 ・「合計所得 :3.25億円」
 ●「①との差:-1.67億円」

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/25/dl/zentai.pdf
(出典:厚生労働省 令和7年厚生労働白書より:7月31日利用)

へー、これが「新聞の見出し」になった「出産後退職なら1.6億円得られず」のネタ元ですよね。
( ¯ㅿ¯)へー

だけどコロちゃんは、上記を見て「年金所得が①0.99億円~③0.67億円」も受け取るって凄いって思っちゃいましたよ。

だってこれって「年金が6700万円~9900万円」ですよ。「年金制度」は実に偉大ですよ。
o(⁎˃ᴗ˂⁎)oゴチデスk

だけど、上記を見ると「女性が正社員」を続けるのと「結婚退職」したのとを比べると、「生涯可処分所得」が「1億6700万円」も減るんですね。

確かにこれを読むと、「女性は結婚・出産後も働き続けた方がお得」ですよね。

しかし、これって「日経新聞」が「女性はフルタイムで一生働けキャンペーン」をやっているようにコロちゃんは感じましたよ。

だって他の報道機関の「毎日新聞」は、上記で見たように「厚生労働白書」のテーマの「次世代の主役となる若者の皆さんへ」にそった「全世代型社会保障に関する若者理解度」を報じています。

そして「朝日新聞と読売新聞」は、「厚生労働白書」で「特集」を組んで発表している「心の特集」を取り上げていますよ。

それが「日経新聞」だけが、上記の「女性の出産後の働き方別世帯の生涯可処分所得」を報じていましたよ。

何しろ、この「厚生労働白書」は、全部で「430ページ」もありますからね。何処を取り上げても良いのでしょうけれど、「日経新聞」はこの「女性の働き方」を特に訴えたかったのでしょう。

そこで、次にこの「女性の働き方」についてのコロちゃんの考えを書いてみますね。

なお、この「厚生労働白書」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。430ページありますよ。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/25/dl/zentai.pdf

3.「フルタイムで働き続けるだけが幸せなのか?」

コロちゃんは、もう「70代」に入った「おじいちゃん」ですから、今の若い方の「働き方」に余計なおせっかいの口出しはあまりしたくはないと思っています。

だけどコロちゃんは「昭和の時代」から「子育てをしてきた父親」でしたから、ちょっと上記の「正社員継続4.92億円と離職後就職なし3.25億円」を読んだ感想を書きたいと思いますね。

コロちゃんは、上記の「仕事優先・生涯所得が高いほど良い」との考え方には違和感を持ちましたよ。これって「最近の価値観」ですよね。

コロちゃんの若かった1970年代には、それ以前の「1960年代の高度成長の反省」から、「人間らしい生き方をしよう」という価値化が広がっていましたよ。

当時語られた「高度成長の負の部分」とは以下のことです。

◎「高度成長の負の部分」

❶「環境破壊」
❷「都市への人口集中、地方の過疎化」
❸「公害問題」

これらは「公害対策」や「環境保全」など対策が進んだところもありますし、「東京1極集中」などは未だに続いていますね。

しかし「個人の生活」と言う面では、この1970年代はそれ以前の「仕事だけの産業戦士」から大きく変わりましたよ。

「友達のような夫婦関係」や、「マイホーム志向のニューファミリー」が登場したのです。

「働くばかりが人生ではない」と「家庭生活を充実させる若者たち」が登場したのですよ。当時は「時代が変わった」と感じましたよ。

コロちゃんは、当時の感覚を未だに持っていますから、「男性も女性も高い生涯所得」を目指したら、どのような「家庭生活」となるのかと言う事を考えてしまいますよね。

コロちゃんは、つい先日に「NPO法人 放課後NPOアフタースクール 小学生の長期休みの過ごし方 実態調査2025」をこのブログで取り上げました。

その中では「年収別」の「サマースクール、キャンプ、旅行等」がなかった世帯の割合を調査していました。下記でしたよ。

◎「年収別:サマースクール、キャンプ、旅行等がなし」(小数点以下切り捨て)

①「300万円未満    :92%」
②「300~600万円未満 :80%」
③「600~1000万円未満:77%」
④「1000万円以上   :65%」

https://npoafterschool.org/wp-content/uploads/2025/06/ab79fb745d6583fa98fcb7132dff32e9.pdf
(出典:NPO法人 放課後NPOアフタースクール 小学生の長期休みの過ごし方 実態調査2025より:7月31日利用)

うーむ、「④1000万円以上でも65%」の世帯が「サマースクール、キャンプ、旅行等がなし」ですよ。
(´ヘ`;)ウーム…

コロちゃんは、上記の「①300万円未満の92%」の世帯が「サマースクール、キャンプ、旅行等がなし」なのは、「格差社会の低年収」のためだと思いますよ。

だけど「④1000万円以上でも65%」の世帯が「サマースクール、キャンプ、旅行等がなし」なのは、「休みが取れない?」からなのでしょうか、それとも「キャリアが大事?」だからなのでしょうか。
σ( ̄^ ̄)はて?

これを見ると「子どもの体験較差」は、「所得の高い世帯」でも生まれているのですよ。

この理由は分かりませんよ。「中学受験」のために子どもの時間がないのかも知れませんからね。

だけどコロちゃんは、「働く理由は家族と充実した楽しい時間を過ごすこと」だと思うのです。決して「高い生涯賃金を得るために働く」のではないと思いたいのですよ。

もちろん、どのような「仕事と家庭生活」を選ぶのかは、あくまでもそれぞれの「個人の選択」です。

しかし、コロちゃんは冒頭の「日経新聞の記事の取り上げ方」には、ちょっと違和感を感じたと書いておきますね。

4.「コロちゃんと妻の宝石のような時間」

今日のテーマは、「女性の生涯可処分所得が1.67億円も違うよ」との新聞記事から、いろいろ考察をしてみました。

これを読むと「女性が正社員で就職継続をすると、生涯可処分所得は4.92億円」と5億円近くになると知りましたよ。

そこでコロちゃんと妻の「生涯所得」はいくらぐらいだったのかなと、ちょっとざっと計算して見ましたよ。

そうしましたら、「コロちゃんは2億円程度」で「妻は5000万円」ぐらいではないかと思いましたよ。

コロちゃん夫婦は、上記の「女性正社員の5億円」に比べるとだいぶ低いですよね。

しかし「生涯所得」が低くとも、コロちゃんの「人生の生活満足度は高かった」ですよ。そして「妻」も多分高かった?・・・と思いたいですね。

最後の「コロちゃん話」は、今から35年前の「妻とお友達と子どもたち」の「鴨川市―ワールド旅行」を書きますね。

当時の妻は「専業主婦」で「2人の男の子」を育てていました。この時の妻には、2人のママ友がいました。

コロちゃんちの玄関を開けると、向こうに見える家の「ママ友」とその子どもたちが、1軒の家にいつも集まってみんなで「昼食」を食べていたのです。

子どもたちの数は、総勢で7人です。みんな3歳~7歳の「ちびっ子」たちでしたよ。

この時代の「父親」は「会社で全力で働く男ども」だったのです。「子育て」は全て「専業主婦」に任せる時代でした。

そんなある日に、「子育てママさん3人+子どもたち7人」で「海に遊びに行こう」と話が盛り上がったたみたいでしたよ。

この「総勢10人」の「ママ友グループ」が、「鴨川市―ワールド1泊旅行」を計画して出かけて行ったのです。

思えば、コロちゃんたちの「親世代」は「3世代同居」がほとんどだったのです。それがコロちゃん世代になって、初めて「核家族化」が進みました。

今の「ネットで何でも調べられる時代」と違って、当時は「子育ての悩みの相談相手」はどこにもいません。

そんな時に、気軽に相談ができる「ママ友の存在」は貴重だったと思われますよ。

下記のフォトが、その時の「子どもたち7人」です。バックが海ですが、まだ4月ですから「海水浴」はしていませんね。だけど「シーワールド」で楽しい時間を過ごして帰ってきましたよ。

コロちゃんは、その後「妻」から「あの頃が一番楽しかった」と何回も聞きましたよ。子どもたちが「3歳~5歳のひととき」は「妻」にとっては「宝石のような時間」だったと思われますよ。

だからコロちゃんは、「生涯可処分所得」を至高の目的のように語ることに違和感を持つのですよ。人生で一番大切なものは「家族の人生の満足度」ですよ。

そう言えば「コロちゃん一家」が初めて「ディズニーランド」に行ったのもこの年でしたよ。コロちゃんは楽しかったなー。

もうコロちゃんは、若い時代に戻ることは出来ませんが、「宝石のような思い出」は沢山持っていますよ。

時々振り返ってニヤニヤしていますけど、見ているのはワンコだけですよ。今のコロちゃんはこのように1人で時々ニヤニヤしている「変なおじいちゃん」ですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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