おはようございます。今朝のコロちゃんが朝目を覚ましたら、「背中が痛い」のです。
(;×_×)アイタタ・・・
この原因に思い当たるのは・・・昨日の午後に「訪問リハビリのお兄さん」に、背中をゴリゴリとマッサージしてもらった場所が痛んでいますから、ちょっと力を入れ過ぎたのかも知れませんね。
今朝のコロちゃんは、「背中の痛み」以外にも「腰の痛み」と「全身のだるさ」がありますから、もともと「体調が悪い」のかも知れませんね。
そこで問題なのは、今日は「ジム」へ行く予定日なのですよ。
どうしようかなー? さぼっちゃったら不味いよね。
(。-`ω´-).。oO(ウーム)
まあ、まだ時間がありますから、それまでは「悩めるコロちゃん」でいきましょう。
そんな「ハムレットのコロちゃん」が、今日は「内部留保が過去最高、これって守銭奴?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「利益が増えても賃金に回っていないよと、日本企業の自社株買いを見てみよう」
☆「日本企業の株式配当を見てみようと、日本企業の株式配当を見てみよう」
☆「コロちゃんとヨッチャンとの別れ」

1.「利益が増えても賃金に回っていないよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「利益増でも賃金に回らず」との記事が目に入りました。
コロちゃんが、興味を持って読んでみると「財務省」が発表した「法人企業統計」から「労働分配率」を計算したところ、「1973年度以来51年ぶりの低水準」だったと報じています。
そこで、この記事の内容をちょっとご紹介してみますね。

①「労働分配率は51年ぶりの低水準」
この「労働分配率」とは「企業が給料やボーナスを社員にどれだけ分配したか」を表す数字です。これが以下でしたよ。
◎「2024年度労働分配率」
①「資本金10億円以上の大企業」
・「36.8%」(前年度から1.3㌽減)
②「資本金1~10億円未満の中堅企業」
・「59.9%」(前年度0.7㌽減)
③「1000万~1億円未満の中小企業」
・「70.2%」(前年度から0.1㌽上昇)
うーむ、「③1000万~1億円未満の中小企業」は「前年度から0.1㌽上昇」ですから「けなげ]ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
それに比べて「①資本金10億円以上の大企業」は「前年度から1.3㌽減」だし、「②「資本金1~10億円未満の中堅企業」も「前年度0.7㌽減」って、減ってるじゃん!
これらの「大企業・中堅企業の経営者」って「守銭奴※」じゃないの?
(※守銭奴:1688年:フランスのモリエールの戯曲から)
この「守銭奴」って言葉は、最初にコロちゃんが使ったんじゃないですよ。
現在「自民党最高顧問」の「麻生太郎氏」が、2015年1月5日の「生命保険協会新年賀詞交換会」で下記のように言っていたんですよ。
「守銭奴みたいなものだ」(By 麻生太郎)
(企業が稼いだ利益を内部にため込むことを優先する姿勢を指摘して)
だから、この「強欲な経営者」をコロちゃんが「守銭奴」と言っても「セーフ」ですよね。
⊂(・∀・)つセーフ!!

②「内部留保がまた増えた」
次は「企業の内部留保」です。冒頭の記事では「企業が蓄積した内部留保は増え続けている」とし、「利益剰余金(内部留保)は24年度末時点で636兆円」で過去最高となったと報じています。
コロちゃんは、ちょっと過去の「利益剰余金の推移」をポチポチ探してみましたよ。下記でしたよ。
◎「利益剰余金の推移(内部留保金)」(1000億円以下切り捨て:カッコ内は前年比)
①「2019年:475兆円」
②「2020年:483兆円」(8兆円増)
③「2021年:516兆円」(33兆円増)
④「2022年:554兆円」(38兆円増)
⑤「2023年:600兆円」(46兆円増)
➅「2024年:636兆円」(36兆円増)
https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/r5.pdf
(出典:財務省 年次別法人企業統計調査(令和5年度)結果の概要より:7月17日利用)
(➅は冒頭の新聞記事から引用)
おー、「日本企業」は儲かってまんな!
(屮´エ`)屮
毎年30兆円台も「内部留保」を増やしていますし、一昨年の「⑤2023年」なんかは「600兆円」と、前年よりも「50兆円近く」も増やしていますよ。
だけど「岸田前総理」や「石破総理」が、全力を挙げて「物価と賃金の好循環」に進もうとしている時に、「溜め込んで社員に還元しない経営者」ってどうなんでしょうね?
もっと「社員ファースト」で「企業経営」をしなきゃダメだよと、コロちゃんは思いますよ。
この「記事」では、「企業のグローバル化が分配率を引き下げている側面もある」としていますね。
つまり、「日本企業の海外子会社から受け取る配当金などの直接投資収益が25.9兆円の黒字だった」が、その分は「国内の社員」の稼ぎじゃないから、その分「労働分配率を下げる」というのですよ。
コロちゃんは、「日本の国民に還元出来ない企業」は「日本」から出ていけばよいと思いますよ。
そもそも「日本の会社」って、「日本の国民や日本のインフラなど」を基盤として成長してきたんですよね。
それがちょっと「海外事業所が増えた」からって、海外での儲けは「国内とは関係がない」なんて自分勝手過ぎるとコロちゃんは考えますよ。
「日本の企業」は、「日本の国民の経済の厚生(経済的な幸せ)」のためにあるのですよ。
ちょっとだけ「グローバル化」が進んだからと言って、もともとの「出発点」を忘れるのは「非国民」だとコロちゃんは思いますよ。
なお、この「日経新聞」の「利益増でも賃金に回らず」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「日本企業の自社株買いを見てみよう」
さてここでコロちゃんは、ちょっと前に「企業の自社株買いが過去最高になった」との報道を思い出しましたよ。
この「企業の自社株買い」って、「市場に流通している自社の株式数の減少」になりますから「株高要因」となるのですよね。
これで「利益」を得るのは「富裕層の株主たち」ですよ。全国民の中で「保有者は14.1%※」しか居ません。
(※日本証券業協会:証券投資に関する全国調査より)
コロちゃんは、「企業の儲けを富裕層の株主たち」に贈るよりも、その前に「社員」に報いるべきだと思いますよ。
そこでポチポチと「企業の自社株買い」がどのように推移しているのかを調べてみましたが、なかなか「公式の統計」はみつかりませんでしたよ。
その中でもいくつかの年は分かりましたから、下記に書いてみますね。
◎「日本企業の自社株買い」
①「2002年:2.1兆円」
②「2003年:1.8兆円」
③「2004年:1.7兆円」
④「2005年:2.0兆円」
⑤「2017年: 4兆円強」
➅「2018年: 6兆円強」
⑦「2019年:8兆円程度」
⑧「2020年:5兆円程度」(コロナ禍)
⑨「2021年:8兆円程度」
⑩「2022年: 9兆円超」
⑪「2023年: 10兆円超」
⑫「2024年: 17兆円超」
あー、大分増えていますね。こりゃ「賃上げ」と比べると、比べるのが恥ずかしいぐらいに大盤振る舞いしていますよ。
( ̄Д ̄*)アー
上記はコロちゃんがポチポチとあちこちから調べたものですが、「日本企業の自社株買い」は2000年代前半は「①2002年2.1兆円~④2005年2.0兆円」程度の規模だったんですよ。
それが「⑨2021年:8兆円程度から⑫2024年:17兆円超」になると、毎年最高額を更新し続けています。「200年代前半期」と比べると、なんと8倍増ですよ。
コロちゃんは、「日本企業」はこんな「自社株買い」に大盤振る舞いをするよりも、「賃上げ」して「社員」に払えって思いますよ。

3.「日本企業の株式配当を見てみよう」
「企業」、自社の株主に対して、上記の「自社株買い」以外にも「株式配当」を行なっています。これを受け取っているのは、上記で書いたように「国民の一部」ですよね。下記でしたね。
全国民の中で「保有者は14.1%※」しか居ません。
(※日本証券業協会:証券投資に関する全国調査より)
この「14%の方々」のほとんどは「富裕層」でしょう。この方たちへの「株式配当」はいくらぐらいあるのでしょうか。下記をご覧ください。
◎「剰余金の配当の推移」(1000億円以下切り捨て:カッコ内は前年比)
①「2019年:24.3兆円」
②「2020年:26.2兆円」(1.9兆円増)
③「2021年:29.8兆円」(3.6兆円増)
④「2022年:32.5兆円」(2.7兆円増)
⑤「2023年:35.7兆円」(3.2兆円増)
https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/r5.pdf
(出典:財務省 年次別法人企業統計調査(令和5年度)結果の概要より:7月17日利用)
おー、こちらも増えていますね。
(o゚Д゚)オー
「①2019年の24.3兆円」から「⑤2023年:35.7兆円」では、10兆円以上も増えていますよ。これらのほとんどは「富裕層のふところ」に向かいますから、「日本の格差」は広がるばかりですよ。

4.「大企業は50%の賃上げをしよう」
さて、ここでコロちゃんの考え方を書いてみますね。なに、難しい事は考えていませんよ。
「日本企業」は、どの企業でも「日本の国内」で生まれて大きく育ってきたんですから、「日本社会」は、言ってみれば「企業の母親」みたいなものでしょう。
だったら「日本企業」は、「経済の好循環」という「物価と賃上げの好循環」の「国策」にもっと協力するべきだと思うのですよ。
どの「企業」でも「わが身が一番」と思うかもしれませんが、それも「日本社会があっての話」ですよね。
「日本社会」があってこそ「日本企業」があるのであって、その逆ではありませんよね。
コロちゃんは、ここ2年間の「春闘の賃上げ」を見て来て「5%の賃上げ」ぐらいでは「経済の好循環」は絶対起きないと思いましたよ。
「日本の賃上げ構造」は、良くも悪くも「大企業の春闘賃上げ額」が「全企業の賃上げ額のベンチマーク」となっています。
しかも、「大企業の賃上げ額」を上限として、その下に「中小企業・零細企業」がズラリと序列をつくるようになっています。
そのような「賃上げ水準の決定構造」が既に確立しているのです。
その中で「消費支出を増やす」ような全体の「賃上げ水準」を得ようとするならば、トップランナーの「大企業の賃上げが5%」ではとても足りません。
これでは一番下にランクする「中小・零細企業」や「非正規雇用者」の「賃上げ」はどう頑張っても「5%以下」となっていることは間違いがありません。
コロちゃんは、「連合傘下の組合」には「50%賃上げ」ぐらいは勝ち取ってもらいたいと思っていますよ。
この「50%賃上げ」には理由があります。「日本」は1990年代からの30年間に「賃金上昇率」はほとんどゼロ」でした。
その30年間に「アメリカの賃金は3倍」に、「ドイツの賃金は2倍」になっています。
そのように見ていくと、コロちゃんは「日本の賃金は50%アップ」でも決して高くはないと思っていますよ。
だいたい皆さん、「日本」に「インバウンド」で「外国人」がどんどんやってくることを不思議に思いませんか?
あれは「安いニッポン」だから来るんですよ。
かつて「日本」が海外の「発展途上国」に行って、何を買っても安いと感動したことと同じことを、今「海外のインバウンド客」は「日本」で感じているのですよ。
だけど「今の日本」は「発展途上国」ではないですよね。これって「明らかにおかしい」んですよ。
すべては「大企業がまともな賃上げを30年間しなかったこと」によって引き起こされたというのがコロちゃんの考えですよ。
これが「日本の失われた30年」の原因ですよ。それを「覆そう」とするのなら「大企業は賃上げ50%」ぐらいはしなきゃダメですよ。
なにしろ「30年分の賃上げ」ですからね。思い切ってやってみれば良いとコロちゃんは思っていますよ。

5.「コロちゃんとヨッチャンとの別れ」
さて今日は「内部留保が過去最高、これって守銭奴?」という、ちょっと刺激的な言葉のテーマを考察してみました。
最後に「コロちゃん話」を書こうと思ったのですが、コロちゃんの人生で「内部留保」や「株式配当」て・・・縁がなかったよなー。
そこでコロちゃんが少年時代に経験した「父親が事業に失敗して引っ越ししていった友達との別れ」を書きますね。
「事業に失敗」という「経済案件」ですから、「関係がない話ではない」ということでお願いしますね。
時代は「1960年頃」のことだったと思われます。
当時のコロちゃんは、小学校の低学年でしたね。少年コロちゃんには、同い年の友達に「ヨッチャン」という男の子がいました。
この「ヨッチャン」は、少年コロちゃんのすぐ裏手の家に住んでいたのです。コロちゃんと「ヨッチャン」は仲良しで、いつも「漫画の本」の貸し借りをしていました。
まだ「週刊漫画」は発売されていませんでした。(※)
コロちゃんは、毎月1回発行される「少年※」という漫画雑誌を毎月買って読んでいました。そして「ヨッチャン」は、同じ月刊誌の「少年画報」を買っていたのです。
(※少年 :1946~1968年:人気マンガ:鉄人18号:光文社)
(※少年画報:1948~1971年:人気マンガ:赤堂鈴之助:少年画報社)
そして、お互いに毎月「本を交換」して1人で2冊が読めるお得な「お友達関係」だったのです。
この「ヨッチャンち」に遊びに行くと、いつも「お菓子」が出てきました。やさしい母親でしたよ。そして、あきらかにコロちゃんちよりも「裕福な暮らし」をしていたのです。
そして「ヨッチャンち」では「父親をパパ」と呼んでいたのにも驚きましたね。この時代には「父親」を呼ぶのに「パパ」という言葉はまだあまり使われていませんでした。
えっ、「コロちゃんちは何て呼んでいたの?」ですか?
(´・д・)エッ
フーンだ、コロちゃんちは「父親がいない家庭」だったんですよ。
( *¯ ^¯*)フンッ
だけど少年コロちゃんは、そんなことを気にしないで元気に走り回っていましたよ。
コロちゃんは、「ヨッチャンち」に遊びに行った時に、「ヨッチャンのパパ」が家の中で「1人用のサウナ風呂」に入っていた光景を憶えていますよ。
こんな「1人用のサウナ風呂」なんて、その時に初めて見ましたよ。コロちゃんはビックリしたのを憶えていますね。
また「ヨッチャン」は、「おもちゃ」もいっぱい持っていて、コロちゃんがうらやましく思ったのは「大きな戦車のプラモデル」でした。
当時の子どもたちは、いろんな「プラモデル」をつくって遊んでいましたが、その大部分は「小さな安いプラモデル」でした。
高い値段の「高級プラモデル」には手が出なかったのです。
ところが「ヨッチャン」が持っていた「大きな戦車のプラモデル」は、「砲塔からタマが連射される機構」が付いていたのです。
その機構はモーターで動くものでした。とても「男の子」の夢をくすぐる「プラモデル」だったのです。
その時にコロちゃんは、「ヨッチャン」がうらやましかったですね。
コロちゃんの持っていた「プラモデル」は、「ゼロ戦」や「比叡」などの「動く機構」がない飾って置くだけのものだったのです。
そんな「豊かな家庭のヨッチャン」でしたが、コロちゃんはある日突然に「引っ越した」と聞いて驚きました。
その後に「ヨッチャンちは事業に失敗して父親が夜逃げした」とも、「母親とヨッチャンは実家に帰った」とも聞きました。
コロちゃんは、仲の良かった同い年の友人との別れを突然に経験したのです。
「ヨッチャンのパパ」は、「うどん製造会社」を経営していました。そして「洋服の仕立てのテーラー」の店舗を開いて「事業拡大」していたようですね。
「ヨッチャンのパパ」は、「事業の拡大」と「資金繰り」の「事業計画」が、どこかで失敗・破綻したのだと思われますね。
まだ幼かった少年コロちゃんには、どんな事情があったのか分かりませんでしたが、幼馴染の「ヨッチャン」との突然の別れは悲しかったことを憶えていますよ。
コロちゃんは、その後2度と「ヨッチャン」に会うことはありませんでしたよ。
まだこの時代には「高度成長の果実」は「コロちゃんの周辺」には届いていませんでした。そんな時代の「東北地方の田舎町」の出来事でしたよ。
「ヨッチャン」は、その後どんな「人生」を歩んだのでしょうね?
まだ子どもでしたから、辛い思いをしたでしょうね。出来ればその後は「幸せな人生を歩き続けた」と思いたいコロちゃんでしたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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