【経済考】いつまで続くの「ガソリン補助金」

経済

おはようございます。昨日コロちゃんは、とうとう「ジム」へ行ってきましたよ。

この「ジム」は「市営の健康増進センター」というところですから、「入館料が¥100円」とお安くなっています。

コロちゃんは、最初ですから「ウオーキングマシン:20分」+「エアロバイク:20分」+「筋トレマシーン(おもりなし)10回×5種類」を軽く取り組んでみましたよ。

これらの「運動」の後には、お風呂に入ってから帰宅しましたが、「所要時間」は「館内時間1時間半」+「通勤時間:40分」=「合計2時間強」でしたね。

今朝になってからの「筋肉痛」は出ませんでしたよ。ただ「ふくらはぎ」の筋肉がちょっと「ハリ」があるかなー?

久々の「トレーニングジム」での「運動」でしたね。

コロちゃんだって、行けばそれなりに「心地よい」のですよ。ただ「いざ出かける」までが億劫なだけですよね。

さて、次の「ジム通い」ですが今度は「3日後」になりますね。「3日後」には、「週に1回の太極拳のスクール」を開催していますから、今度はこれに参加してきますね。

コロちゃんは、「5年前」のコロナ禍以前には、この「太極拳スクール」に参加していたのですよ。その後は「コロナ禍と妻の介護」のためにやめちゃいましたけどね。

だから「5年ぶりの太極拳」ですよ。

コロちゃんはもうすっかり動きを忘れちゃっていますから、「初心者コース」から教えてもらい直すつもりですよ。

そんな「太極拳のコロちゃん」が、今日は「いつまで続くのガソリン補助金」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「ガソリン補助金に追加措置を発表したよと、今までのガソリン補助金にさらに上積みだよ」

☆「ガソリン旧暫定税率はいつ廃止になるの?と、ガソリン補助金は脱炭素に逆行しているよ」

☆「コロちゃんとスズキ・バンバン125㏄」

1.「ガソリン補助金に追加措置を発表したよ」

コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「ガソリン価格に上限/7~8月は175円」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、「あれっ? 先月からガソリン補助金を行なっていたよね」と思いながら、この記事を読んで見ましたら「さらに追加補助金を加える内容」でしたよ。

記事の内容を読むと、「7~8月の間、足元で1㍑あたり175円から超過した部分を補助する」と書いてありますね。

現在の「ガソリン価格は6月16日現在で171.2円」となっていますから、今後「中東情勢の悪化」で「ガソリン価格が上昇すること」を見込んだ「激変緩和措置」なのでしょう。

だけど、コロちゃんは「7月20日に予定されている参議院選挙向け」の「ガソリン補助金」ではないかと疑っちゃいましたよ。だって「タイミングがピッタリ」なんですものね。

2.「今までのガソリン補助金にさらに上積みだよ」

この「ガソリン補助金」については、先月の5月22日から「1㍑あたり10円のガソリン補助金」が既に出されています。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「資源エネルギー庁 レギュラーガソリン・全国平均価格」より

https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/
出典:資源エネルギー庁 燃料油価格定額引下げ措置より:6月20日利用

上記のグラフは、「資源エネルギー庁」が発表した「レギュラーガソリン全国平均価格の推移」です。

普通「乗用車」にガソリンを入れている方は、その「ガソリン」にどのくらいの「補助金」が入っているのかは、なかなかわかりにくいですよね。

だけどシッカリと「補助金」は注入されているんですよね。

上記のグラフの、上の方の「黒色ライン」が「補助なし価格」で、下の方の「青色ライン」が「補助後の価格」です。

「黒色ライン」の「3つの山」が1㍑200円台を超えていますが、「補助金」が注入された「青色ライン」は「170~185円程度」を推移しています。

この2つのラインの差が「注入された補助金額」です。グラフの一番右側の直近の数字を、下に書き出しますね。

◎「2025年6月16日時点:ガソリン価格」

➀「補助なし価格:181.2円」
②「小売価格  :171.2円」

https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/
(出典:資源エネルギー庁 燃料油価格定額引下げ措置より:6月20日利用)

上記の「①補助なし価格:181.2円」と「②小売価格:171.2円」の差の「10円」が、ここで注入されている「補助金」です。

ちょうど「補助金の上限の10円」が注入されています。

上記のグラフの2023~2024年を見ると、「補助なし価格(黒色ライン)」の「1㍑200円越えの山」が4つ見られますね。

今後「中東情勢次第」では、「補助なし価格」が再び「1㍑200円台」を超えてくる可能性が高いですね。

それで現在の「補助金1㍑10円」に加えた「補助金」を発表したものと思われます。

今回発表された「新しい補助金」は、「1㍑175円を超えた分すべて」になります。「上限額」が指定されていません。

このような「補助金」では「予算」がいくらまで膨れ上がるかわかりませんよね。

コロちゃんがちょっと調べてみたところ「このガソリン補助金」は、「2022年1月」から開始されていました。

既に「3年半」にわたって続けられているのです。当初の理由だった「激変緩和措置」がいつまでたっても終わらない「バラマキ」となってしまっています。

一度始めた「バラマキ」は、終えるのが難しいという良い例ですよね。何しろ「既得権」になってしまいますからね。

今回まで「発動条件」や「補助上限」などが11回変更されて続けられてきましたから、今回が12回目の変更となりますね。

既に「補助金の合計総額は8兆円」を超えています。

今回「青天井で175円を力づくで抑える補助金」が発表されましたから、今後「予算総額は10兆円」を超えて来るかも知れませんね。

現在の「補助金」は「ガソリン」ばかりではありません。他にもやっているのです。以下ですよ。

◎「現在の燃料油価格定額引下げ措置」

➀「レギュラーガソリン:1㍑:10円」
②「灯油・重油     :1㍑:5円」
③「航空機燃料     :1㍑:4円」

https://nenryo-teigakuhikisage.go.jp/
(出典:資源エネルギー庁 燃料油価格定額引下げ措置より:6月20日利用)

上記の「②灯油・重油:1㍑:5円」と「③航空機燃料:1㍑:4円」は、明らかに「生活支援」ではないですよね。

これらの「補助金」の行き先は「運輸・航空業界」でしょう。

それに「➀レギュラーガソリン:1㍑:10円」だって「家庭用ガソリンが70%で、企業用ガソリンが30%」と言われています。

コロちゃんの目には、こんな「一部の業界」だけを支援をする「ガソリン補助金」は無駄な「バラマキ」としか写らないですよ。

当初の「短期間の激変緩和措置」には意味があったと思いますが、その後いつまでもダラダラと続けることは「参議院選挙対策のバラマキ」と言われても仕方がないとコロちゃんは考えますよ。

3.「ガソリン旧暫定税率はいつ廃止になるの?」

上記の「ガソリン補助金」がいつまで続けられるのかというと、「ガソリン税」などの「旧暫定税率の扱い」が決まるまで続けるとなっている模様なのですよ。

上記の「資源エネルギー庁」のサイトには、「燃料油価格の定額引下げ措置の期間」として以下の記載が書かれていました。

「いわゆる『ガソリンの暫定税率』の扱いについて結論が得られて、それが実施されるまでの間」

へー、一応ちゃんと「期限はある」んじゃないの。
( ¯ㅿ¯)へー

だけど、だったらいつ「ガソリン暫定税率の扱い」が決まるのかなー?
(*´・д・)はて?

そうしましたら、ちょうど今朝の6月22日になって、「ガソリン税の旧暫定税率を廃止する法案」が国会で廃案となったと報道されていましたよ。

うーむ、これじゃあ「ガソリン補助金はいつ廃止されるか」は見通せませんね。
(´ヘ`;)ウーム…

早くとも「次の国会」ですよね。まだ先になりそうですよね。「通常国会」は来年1月ですが、今秋には「臨時国会」が開かれるかも知れません。

ここでちょっと「ガソリン税の旧暫定税率の内容」を知らない方もいらっしゃるでしょうから、ちょっと詳しく書いておきますね。

この「旧暫定税率」は、1974年に「一時的な措置」として導入された「ガソリン税の増税」なのですよ。だから「暫定」と付いているのですよ。

だいたい「政府」が「一時的な措置」という場合には「その後ずっと続く」ことが多いですよね。

この「1974年」といえば、「第4次中東戦争(1973年)」による「石油ショック」があった年でしたよね。「日本経済」が戦後初めて「マイナス成長」になった年ですよ。

それで「緊急事態」の「一時的な措置」として「暫定税率」が導入されたのですが、それから50年たってもまだ続けられているのですよ。

そしてその後、1989年に「消費税」が導入されることになりました。

その時に「ガソリン税」+「暫定税率」+「消費税」の「2重課税」となってしまったのです。

コロちゃんは、だったら「その時に暫定税率を廃止しとけばよかったじゃないの」と思いましたよ。そもそも「暫定」だったはずだし。

ところが何故か、そのまま「2重課税」は続けられてしまったという訳らしいですよ。まあ理由は単純に「財源がなくなるのがイヤ」だったのでしょうね。

それで、この「暫定税率」を廃止すれば「税の上乗せ分の1㍑あたり25.1円」の分の「ガソリン価格」は下がります。

その分「家計は助かります」が、その代わり「地方の収入となる軽油取引税」もなくなります。

この「暫定税率」は「ガソリン分は国の収入」となるのですが、「軽油分は地方の収入」となるそうなのですよ。

報道では、「暫定税率を廃止」した場合の「地方の減収分」を以下のように報じていましたよ。

◎「旧暫定税率廃止の地方の減収が多い県」

➀「愛知県:330億円」
②「北海道:318億円」
③「埼玉県:287億円」

うーむ、コロちゃんの住んでいる「③埼玉県:287億円」が入っていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

そして「➀愛知県:330億円」の「旧暫定税率」が多いのは、トラックが多い県なのかも知れませんね。

だいたい、こういった財源は「道路整備」などのインフラに使われることが多いのですよね。コロちゃんちの周囲の「道路」がデコボコになるのはイヤだなー。

もし「暫定税率を廃止」する時には、その「地方の減収分の財源」をシッカリ国で手当てしていただきたいと思ったコロちゃんでしたよ。

これが「ガソリン暫定税率の現在位置」ですよ。いい加減にそろそろ「結論出してよ」とコロちゃんは言いたいですよ。

4.「ガソリン補助金は脱炭素に逆行しているよ」

今日は「いつまで続くのガソリン補助金」をテーマに、その周辺事情を書いて見ました。コロちゃんの考え方は「すぐに止めた方が良い」ですよ。

上記で見た来たように、すでに「投入された予算」は「10兆円近く」にも迫っていますし、「政府の表看板」である「脱炭素政策」に反しています。

こんな「バラマキ」をいつまでも続けていることを、コロちゃんは「無駄遣い」だと思っていますよ。

また「ガソリン補助金」を多く受け取っている方は「富裕層」です。

「所得が最も高い第Ⅴ階級(年間収入1207万円)と所得が最も低い第Ⅰ階級(年間収入259万円)では(受け取るガソリン補助金に)2倍以上の開きがある※」との調査結果もありましたよ。

(※ニッセイ基礎研究所:経済研究部 経済調査部長 齋藤太郎氏のレポートより)

つまり「ガソリン補助金」は「格差の拡大」を進めることにもなるのですよ。

さらに今年2025年の2月に「日本政府」は、「国連気NDC(国が決定する貢献)」を提出しています。その主要な内容は以下でしたよ。

◎「2050年ネット・ゼロの実現に向けた目標」

➀「2035年度に温室効果ガスを2013年度から60%削減する」
②「2040年度に温室効果ガスを2013年度から73%削減する」

(出典:環境庁:地球温暖化対策より)

「ガソリン」の値段が上がれば、消費が減少するは当たり前のことですし、「企業」は「電気自動車」への転換を考えるでしょう。

一方で「脱炭素」を言いながら、同時に「ガソリン値段を下げる事」は、正に「矛盾」ですよね。二つの「正反対を向いた政策」を、同時に実行しているとコロちゃんは思いましたよ。

そして「政府がガソリン1㍑175円を守る」などと言ってしまっては、「資本主義市場」の「自由な価格形成」が歪められてしまいますよ。

コロちゃんが「ガソリン補助金」に反対するのは、上記の3つの理由からですよ。下にもう一度書き出しますね。

◎「コロちゃんがガソリン補助金に反対する理由」

➀「10兆円に迫るバラマキ」
②「富裕層へのプレゼント」
③「脱炭素と矛盾」

いかがでしょうか、皆さんはどうお考えになりますか? コロちゃんは、この「ガソリン補助金」は直ぐにでも止めた方が良いと思っていますよ。

5.「コロちゃんとスズキ・バンバン125㏄」

さて今日の「コロちゃん話」は、「ガソリン」繫がりで「かつてのコロちゃん愛用のスズキ・バンバン125㏄の話」を書いてみますね。

時代はコロちゃんがまだ「20代」でバリバリだった1976年でしたよ。

当時のコロちゃんは、オートバイに魅せられて、次々にいろんな種類のオートバイに手を出していたのですよ。

そしてこの1976年に載っていたオートバイは、「スズキ・バンバン125cc」でした。「ぶっといタイヤ」と大きな「ダブルシート」で有名でしたね。

上記のフォトの「オートバイ」ですよ。

フォトの2人はまだ20代の若者ですよ。コロちゃん「いい男」でしょう? 誉めてくれて良いですよ。
( *´・ᴗ・)/(._.`)ヨシヨシ

コロちゃんと妻は、この年の夏に「北海道の道東一周のバイクツーリング」を計画したのですよ。「北海道」といえば、「地平線まで真っすぐ続く国道の風景」で知られていましたね。

その「大自然の真ん中」を、コロちゃんと妻は2人でこの「バンバン125㏄」で走ったのですよ。

しかし、問題が一つありました。この「初期のバンバン125cc」は「ガソリンタンクの容量」が、なんと「4.5㍑」しかないのですよ。

いくら「オートバイ」で「ガソリンの燃費は良い」といっても、当時の「バンバン125cc」はリッター「20km~25km程度」とされていました。

そこから計算すると「満タン」でも100km~125km程度しか走れません。

町と町の間に距離のある「北海道」では、次の町のガソリンスタンドまで「ガソリン」が持つのかの不安がありましたね。

そこでコロちゃんは、「バンバン125㏄」の左後ろに「予備タンク」を購入して取り付けたのです。この「予備タンク」は、ちゃんとオプションの純正品でしたよ。

上記のフォトの「オートバイ」の後部座席横にある「茶色カバーのタンク」が「予備タンク」で、容量は確か「2㍑」じゃなかったかなー?

この「予備タンク」のおかげで、コロちゃんたち2人は「北海道の大自然」の中で「ガス欠」せずに無事「ツーリング」を楽しんできましたよ。

このフォトを撮った場所は、たぶん「美幌の馬の牧場」でしょう。今では名前もわかりませんね。

この時から、もう50年近くが過ぎ去りましたよ。コロちゃんの「セピア色の青年時代の思い出」ですよ。

今日の「コロちゃん話」は、「オートバイはガソリンが無ければ走りません」という教訓で締めますよ。
(・_・)ヾ(^o^;) オイオイ

はい、当たり前のことでしたよ。皆さん、若い時には「思い出」をたくさん作っておけば、「高齢」なってからも振り返って楽しめますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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