【社会考】トランプ大統領の「内在的論理」を探る

社会

おはようございます。昨夜のことですがコロちゃんの携帯に「長男一家家長様」からの☎がありました。

コロちゃんは「おー、久しぶりだな」と「どしたの?」と☎に出たところ、以下のご意見が飛び出しましたよ。

by<br>長男一家家長様
by
長男一家家長様

コロちゃん

このままじゃ、来年は寝たきりになっちゃうよ!

ちゃんとジムへ行ってトレーニングしろ!

もう二度と言わないからね。最後の忠告だよ!

あらら、言われちゃったよ。
(;゚д゚)..アララ!

「長男一家家長様」は、先週にコロちゃんちに来て「城山の神社」まで一緒に散歩したんだけど、あんまりコロちゃんが「ヨボヨボ」なんで危機感を持ったんだろうなー?

今のコロちゃんを見ていると、来年にも「寝たきりになりかねない」と感じたみたいですよ。

だけどコロちゃんは、現在「1日3回の毎日ワンコ散歩」と「1日2回の筋トレ」をちょっとだけやっているんだけど、それを言っても「それっぽっちじゃダメ!」って言うのですよ。

はー、仕方ないよね。コロちゃんは「ジム」に行くことにしますよ。
(o´д`o)ハァ…

コロちゃんの住む自治体の施設に「健康増進センター」ってところがありますからね。ここへ「週2回のジムトレーニング」へ出かけることにしましょう。

取り敢えず「準備」で、今日「トレーニングシューズ」を購入に行くことにしますね。

なお、このブログですが「毎日更新」はちょっと難しくなるかも知れませんね。取り敢えず様子を見ながら投稿しますけど、ひょっとしたら「週に2回はお休み」となるかも知れませんよ。

そんな「トレーニング小僧のコロちゃん」が、今日は「トランプ大統領の内在的論理を探る」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「トランプ大統領の内在的論理は何か?と、米・新保守派の参謀が語るよ」

☆「ドグマは4年間では終わらないかもと、米国に好意的が50%割れだって」

☆「背景には格差の拡大があるよと、コロちゃんと権威のある呼び方」

1.「トランプ大統領の内在的論理は何か?」

コロちゃんは、毎朝新聞を読むのが「趣味」みたいになっていますが、最近では「トランプ大統領の記事」が載らない日はないくらいに「話題」を提供してくれています。

コロちゃんは「トランプ関税」を最初に読んだ時には「ショック」を憶えましたね。あんな「時代錯誤の重商主義(※)の人が今どきいるのか?」とビックリしましたよ。

(※貿易赤字は悪との考え方:経済学では間違いだとされている)

だけど「トランプ大統領」自身は、「感情と本能のまま」に行動をしているのかも知れませんが、その背景には必ず「内在的論理」があるのではないかとコロちゃんは考えていたのです。

この「内在的論理を理解する」とは、相手の独自の考え方を相手の立場から考えて理解しよう という試みです。

この「内在的論理」という考え方を、コロちゃんは「佐藤優氏」の著書から知りました。

彼は「ウクライナ戦争」を「プーチン大統領の狂気」などと考えずに、「ロシアの歴史と文化」から「プーチンの内在的論理」を実に「論理的に考察」していたのです。

つまり「ウクライナ戦争」は、「プーチンの野望や狂気」ではなく「ロシアの歴史・文化が背景にある」という考え方ですね。

この「内在的論理」という考え方からは、「トランプ大統領」の「感情的・直接的行動」に惑わされずに、その「本質」を知ることが出来ると思っていたのですよ。

ただコロちゃんごときが、そんな「深い考察」が自分で出来るはずもありませんから、誰かそんな「論理を発表してくれないかなー?」とキョロキョロしていたところ、興味深い考察を読みましたよ。

それでは、次にそれをご紹介しますね。

2.「米・新保守派の参謀が語るよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「米・新保守派の参謀に聞く/トランプ氏は過渡期の人」という見出しが目に入りました。

この記事は、「米・新保守派の参謀約のレオン・キャス氏」のインタビュー記事でしたよ。

ここで彼が強調したのは「我々の出発点」とした以下の概念です。下記ですよ。

◎「新保守派の出発点」

➀「強い家族」
②「強い共同体」
③「強い国内産業」

上記は「アメリカの新・保守派の考え方」ですが、これは「日本の保守」にも通じる概念ですよね。

「強い父親を頂点とした家族と共同体」は、「保守」が「保守たる基盤」です。

ただ「日本」では、その「①強い家族」も「➁強い共同体」も、既に過去のものとなっていますよね。

「日本」では、「サザエさんの磯野家」のような「親父を頂点とする3世代家族」は、もう「圧倒的少数派」となっています。

しかし、アメリカではまだ「追い求める現実的目標」として生きているのでしょう。

最後の「③強い国内産業」は、「①②」を成りたたせるための「経済基盤」です。この「①~③は古き良きアメリカ」そのものだと、コロちゃんは感じましたよ。

だけど、この「オレン・キャス氏」は、この①~③を「過去のノスタルジー」ではなく、本気で取り戻そうとしているのですよ。

その視点は、「冷戦後(1991年以降)の時代に成長し、政治が約束したことが実現せず、全て失敗したことを目撃した世代」という見方に集約されています。

コロちゃんの考えでは、「ソ連崩壊(1991年)」以後の世界は、「アメリカ1強体制」の「パックス・アメリカーナ」の風景が続いたと思っていますが、そうではなかったというのですよ。

つまり彼は「1991年以降の世界の自由貿易体制」を否定しているのですよ。記事では以下のように書いていますよ。

「中国を含めた全ての国が、いずれ市場民主主義に移行するとするという前提は既に崩れ、不均衡が拡大し、米国は現体制から利益を得ていないと見る」

この「現体制」とは「現在の世界の自由貿易体制」を指すのでしょう。

コロちゃんには、「GAFA(Google、Apple、Facebook 、Amazon)」が世界を支配しているように見えていますよが、彼はそうではなく「製造業の海外移転のラストベルトの衰退」を重視していますね。

この「オレン・キャス氏」の持論は、以下の2つだと言います。

◎「オレン・キャス氏の持論」

①「米国国内産業の再興」
②「中国の分離」

この上記の「①米国国内産業の再興」が、上で見てきた「➀強い家族」と「②強い共同体」を成立させるための基盤でしょう。

また「②中国の分離」は、「製造業大国」を「中国に取られたこと」からの解放と復活のための手段と考えているのでしょう。

コロちゃんは、おそらく1年前だったら、こんな「言説」は「ヨタ話」として聞き流したと思いますが、現在では違いますよ。

こう考えていますよ、「アメリカは本気だ!」と。

この「オレン・キャス氏」は次のように語ったと書いています。

「(この先の世界について)ほぼ確実に2極構造になる。米国と中国が軍事・経済の両面で2大勢力の支配的な大国であり続ける」

「最良の結末は米国と中国がそれぞれの影響圏を認め尊重し合う事だ」

うーむ、こうなった時に「日本」はどうするのでしょうね?
( ̄へ ̄|||) ウーム

「政治」はアメリカで、「経済」は中国なんて、都合の良いことが許されるのかなー?
(。・_・?)ハテ?

なお、上記の「米・新保守派の参謀に聞く」という見出しの「米・新保守派の参謀約のレオン・キャス氏」のインタビュー記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

米・新保守派の参謀「トランプ氏は過渡期の人」、関税で描く二極化世界 - 日本経済新聞
米保守系シンクタンク「アメリカン・コンパス」の創設者で、新世代の米保守派の参謀役オレン・キャス氏(42)は日本経済新聞のインタビューに答え、トランプ大統領(79)を「過渡期の人物」と位置づけた。市場原理主義に傾いた従来の保守思想と決別し、関税政策を使って国内産業の再興に向けて市場を再設計すると主張した。トランプ政権を支...

3.「ドグマは4年間では終わらないかも」

さて「日本の保守派」は今では「3世代同居」にこだわったりしていませんよね。・・・多分。

現在でも「選択的別姓制度」には強い拒否反応を示す「日本の保守派の方々」でも、さすがに今では「①強い家族」「➁強い共同体」とは言わないでしょうね。

だって「日本」では「ダンナ1人の給料」で「家族全部を養うこと」なんかできなくなっていますからね。

そう考えると「アメリカの新・保守派」は、「理念に忠実」というか「経済合理性」を越えた主張をお持ちのように思えてきましたよ。

コロちゃんは、「資本主義の社会」では「経済合理性」が、「新たな神」となっていると考えていましたよ。

現在の「日本の社会」では、生活の隅々まで「生産性向上」や「タイムパフォーマンス」が溶け込んでいて、みんながどうやったら「資産構築」が出来るかを追求しているじゃないですか。

これって、みなが「経済合理性」を信じ切っていての行動ですよね。コロちゃんだって、その「価値観」にある程度は染まっていますよ。

それが、上記の「アメリカの新保守派」は、今どき「古いノスタルジー」へ回帰しようとしているのですよ。

コロちゃんは、この考え方は「ドグマ(教義)だ」と思いましたよ。

「ドグマ(教義)」は利益とか経済合理性とは別次元の考え方です。つまり「成功しそうだから」とか「失敗したら」とかは考慮の外なのですよ。

「ドグマ(教義)」とは「新しい神」なのですよ。

コロちゃんは、この「新・保守派」の考え方を読んで、「アメリカのトランプ大統領の4年」は将来も続くのではないかと考えましたね。

たとえ、彼が「4年の任期を終了」しても、次の「新・トランプ」が出て来るのではないかと思いましたよ。つまり「アメリカはもう過去には戻らない」のではないでしょうか。

4.「米国に好意的が50%割れだって」

コロちゃんは、1970年代の「アメリカ」の「ベトナム戦争の時代」をリアルタイムに見てきましたから、「覇権国家アメリカ」はキライでしたよ。

だけど、それでも「自由と民主主義の国アメリカ」は魅力が溢れていましたよね。

しかし、最近ではだいぶ風景が変わってしまいました。「米国の国際的なイメージが悪化している」との記事を読みましたよ。

以下は「日経新聞」の「米国に好意的50%割れ/24ヶ国世論調査」という見出しの記事です。

◎「米ビュー・リサーチ・センターが発表した24ヶ国対象の世論調査」
・「米国に好意的な印象を持つと回答した成人の割合は49%と半数を割った」

◎「米国に好意的とする諸国の成人の割合:前回24年調査比」

➀「メキシコ  :32%減」
②「カナダ   :20%減」
➂「日本    :15%減」
④「オランダ:10㌽以上減」
⑤「スペイン:10㌽以上減」
⑥「ドイツ :10㌽以上減」
⑦「フランス:10㌽以上減」

上記のように、この記事では「世界の諸国のアメリカへの評価」が、この1年間で一変したことがわかります。

もちろん、その理由は「トランプ大統領」にあることは間違いがありません。だから、今後も「アメリカ」は世界から嫌われ続けるでしょうね。

コロちゃんだって「トランプ大統領」はキライですよ。だってエラそうなんだもん!
(`д´) ケッ!

なお、この「米国に好意的50%割れ/24ヶ国世論調査」の新聞記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

米国の印象「好意的」50%割れ 24カ国調査、日欧で低下 - 日本経済新聞
【ワシントン=赤木俊介】米国の国際的なイメージが悪化している。米ピュー・リサーチ・センターが11日発表した24カ国対象の世論調査によると、米国へ「好意的な印象を持つ」と回答した成人の割合(中央値)は49%と、半数を割った。これまで米国と友好的な関係を築いていた国々で米国の印象が著しく悪化した影響が大きい。調査は25年1...

5.「背景には格差の拡大があるよ」

コロちゃんは、上記の「アメリカの新・保守主派のオレン・キャス氏」のインタビュー記事を読んで、「トランプ大統領」の「言動・行動の内在的論理」がわかったような気がしましたよ。

つまり以下ですよね。

◎「新保守派の出発点」

①「強い家族」
②「強い共同体」
③「強い国内産業」

この「失われた古き良きアメリカ」を再び取り戻そうとするのでしょう。その背景にあるのは「アメリカ社会の格差の拡大」でしょう。

この「アメリカの格差の拡大」は、今後も進行し続けると思われます。そうなると「新保守派の理念」は今後の「トランプ以降」も長く生き続けると思われますよ。

この「格差の拡大」は、「世界のどの資本主義国」でも進行していますし「中国」ですら例外ではありません。「欧州」も「日本」でも同じです。

なにしろ「権威主義大国・共産党1党独裁の中国」でも「格差の拡大」を止めることは出来ていないのですから、「民主主義国」ではなおさらできませんよね。

コロちゃんは、どっかの国が「格差を縮小する良い手法」を実験してくれたらなー、と考えていますが、今のところどこを見ても上手く対処できている国はありませんね。

コロちゃんは、どんな時でも「平和的な変化」であって欲しいと願うだけですよ。

「世界を巻き込む戦争」よりは、まだ「米中デカップリング」の方がマシだと思っていますよ。ただ、その時の「日本の立ち位置」がどこにあるべきかという問題は残りますけどね。

6.「コロちゃんと権威主義の呼び方」

さて最後の「コロちゃん話」ですが、今日は「権威主義の呼び方について」書いてみますね。みなさん、あなたが「結婚している方」でしたら、奥さんにどのように呼びかけていますか?

また「奥さん」からどのように「呼びかけ」られていますか?

「夫」から「奥さん」への呼びかけ方には、「○○さん」「おい、○○」「ママ」「母さんや」などなど、いろいろな呼びかけ方がありますよね。

コロちゃんは「昭和の亭主」でしたから、妻を「おい、○○」と呼んでも不思議はなかったのですが、「権威のないコロちゃん」は、「○○子~」と微妙な余韻を残す呼び方をしていましたね。

そして「妻」がコロちゃんを呼ぶ時なのですが、「○○!」とコロちゃんの名前を呼び捨てしていて、しかも語尾に強いアクセントがあったのですよ。

知らない方は「呼びかけているというよりも怒鳴っているようだ」と感じたようですね。

これは1980年代にコロちゃん夫婦が30代だった頃の話なのですが、コロちゃんの妻が「ママ友」たちと子どもたちが一緒にいる場所で、コロちゃんを呼んだ時がありました。

その時も、妻はいつものように「○○!」とコロちゃんの名前を呼んだのです。

そうしましたところ、周りの「ママ友」たちがみんな「ギョ!」とした顔でコロちゃんを見たのですよ。

この「ママ友」さんたちは、コロちゃんがそんな「呼び方を妻に許しているのか」と感じたようなのですよ。

この1980年代という時代は、まだまだ「男性優位社会」が根強く残っていましたね。

だから、この時代の「亭主の呼び方」は、名前呼びならば「○○さん」、それ以外では「おとうさん、パパ、あなた」が普通でしたね。

「サザエさん」でも、「マスオさん」は「サザエさん」から、「おとうさん、あなた」と呼ばれていましたよ。

ところがコロちゃん夫婦では、妻のコロちゃんの呼びかけ方は、目下の人間を呼ぶような「○○!」だったものですから、周りの「ママ友」がドン引きしたわけですよ。

さて、この場合「権威があった」のは妻とコロちゃんとどちらでしょうか?

お分かりですよね。コロちゃん夫婦には「妻」の方に権威があったんですよ。

ただコロちゃんは、そんな妻との関係が「居心地が良い」と感じていたのですから、「割れ鍋に綴じ蓋※」とはよく言ったものでしたよ。

(※割れ鍋に綴じ蓋:壊れた鍋にも合う蓋はある:どんな人にもふさわしい伴侶がいる)

妻は3年前に亡くなりましたが、上記したように今でも「コロちゃんの心の中」には元気に生きていますよ。

「おーい、コロ!」「はい」
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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