【社会考】あなたは「リベラル」ですか、それとも「保守」ですか?

社会

おはようございます。今日コロちゃんはとうとう「灯油ファンヒータ」を仕舞いましたよ。

春とはいえ、朝・晩は少し「肌寒い日」がありますが、もう「エアコン暖房」で充分間に合いそうです。

昨年11月末以来、「灯油ファンヒーター」にはお世話になりましたが、ようやく「春本番」ですから、寒がりのコロちゃんでももう大丈夫でしょう。

ただ、うちのワンコなんですが、今現在も「小さなこたつ」に潜り込んで寝ています。まだまだ「こたつ」は仕舞えないですね。

コロちゃんも「足のつま先が冷たくなる」のがイヤですから、この「小さなこたつ」の中に足先を入れながらパソコンで原稿を書いていますよ。

そんな「足のつま先」の暖かいコロちゃんが、今日は「あなたはリベラルですか、それとも保守ですか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「アメリカ大学教授の左派・右派割合は8対1だってと、リベラル・保守とは何か?」

☆「日本のリベラル派と保守派の分断を見るよと、学歴と政党支持の関係を見るよ」

☆「自民党の中には二つの集団がいるよと、コロちゃんとリベラル」

1.「アメリカ大学教授の左派・右派割合は8対1だって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「米高等教育の危機/大学、思想の多様性保て」の見出しが目に入りました。

コロちゃんは、今年になってからトランプ大統領が「ハーバード大学への補助金を凍結した」などの報道を読んでいましたから、その背景にはどういうことがあるのかが気になっていたのですよ。

そこで、この「論考」をジックリ読んでみましたよ。これは「大森不二雄東北大学教授」の執筆ですね。

「大森教授」は、「日本であまり知られていない米国の大学に内在する危機的な状況」として、「教員の思想・視点の多様性が失われている」と指摘しています。

その具体的な内容として「米国大学教授の左派(リベラル)と右派(保守)の割合が2006年には8対1まで拡大している」というのです。

要するに「米・大学教員の左傾化が進行中だ」というのですよ。さらに「特に人文・社会科学の場合、左右の比率は10対1以上の偏り」だと記載していますね。

そして、その結果「米国では大卒以上の学歴の有無で支持政党や価値観の分断・二極化が進んだ」として、以下の分断を指摘しています。

◎「米国の学歴による支持政党」

➀「民主党の支持基盤」
・「過去:労働者階級の政党」⇒
・「現在:大卒以上の専門職・管理職などの高学歴エリート」

➁「共和党の支持基盤」
・「過去:富裕層」⇒
・「現在:高等教育の学位を持たない白人非エリート層」

さらに「大森教授」は、「以上のような社会的・政治的変化と高等教育の結びつきは米国だけの減少ではない」として、欧州を取り上げています。

◎「欧州の場合」

➀「高学歴エリートによるリベラルでコスモポリタン※的な政治志向」

(※コスモポリタン:国籍にはこだわらず全世界を自国と考える人・思考)

➁「白人低学歴層を支持基盤として反移民政策などを掲げるポピュリスト的な政治勢力」

「大森教授」は、上記を挙げて「米国・欧州」で深刻な国民分断が起きているとして、「大学が二極化の一方の当事者で良いのか?」を問うているのですよ。

この「論考」で「大森教授」が最終的に言いたいのは、以下の様ですね。

➀「多様な視点・思想が共存する知的多元主義の場としての大学制度の在り方は学問の自由や教育・研究の発展のために必須である」

➁「学歴による社会の分断が招く民主主義の危機への対処にもつながる」

うーむ、難しい問題ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

アメリカの大学教授の「左傾化」が、そんなに進んでいる(2006年で8対1)とはコロちゃんは初めて知りましたが、「トランプ大統領の大学補助金凍結」には、そんな背景があったんですね。

だけどこの「大森教授の論考」からは、「大学の左傾化」に否定的なニュアンスを感じますね。

「保守派を含む思想の多様性」という言葉を書いていますけれど、コロちゃんは「思想も時代で取捨選択される」と考えていますので、「多様性」という言葉はそぐわないように感じましたよ。

この「思想も時代で取捨選択される具体的例」としてコロちゃんが頭に浮かんだのは、「1991年のソ連崩壊」ですね。

歴史を振り返ると20世紀は、良くも悪くも「共産主義が大きな影響を及ぼした時代」でした。

その影響により、1917年の「ロシア革命」はもとより、ヨーロッパは「むき出しの資本主義」から「社会民主主義」へと進まざるを得なくなったと思いますね。

現在でも欧州の主要政党は「社会民主党」です。当時は「共産主義思想」はあらゆる「思想」に影響を及ぼす魅力があったのでしょう。

それが「1991年のソ連崩壊」で一変しました。「共産主義の計画経済」は「経済的な魅力がない」と結果で証明されてしまったのです。

これって「思想が時代で取捨選択された例」なのではないでしょうか? ここに「思想の多様性」という概念はあだたないようにコロちゃんは考えますよ。

もっとも、その後「1990年代に中国で鄧小平が社会主義市場経済」と名付けた新しい概念(思想)を打ち出して成功しています。

そう考えると、一度打ち捨てられた概念もバージョンアップは可能と思われますね。

話を戻すと、コロちゃんはこの「論考」を読んで、「日本の社会と大学ではどうなのか?」をすぐに思い浮かべましたよ。

コロちゃんは、「日本」ではそれほど酷い「社会の分断」は起きていないと考えていますけれど、今後は分かりませんからね。

次に「日本ではどうなのか?」を調べてみましょうね。

なお、「日経新聞」のこの「大森教授」の「米高等教育の危機/大学、思想の多様性保て」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

米高等教育の危機 大学、思想の多様性保て - 日本経済新聞
米トランプ政権の大学への圧力は目に余る。一方で大学が社会の分断を助長した面はないだろうか。高等教育論が専門の大森不二雄・東北大名誉教授に寄稿してもらった。◇米トランプ政権は常識では考えられない攻撃的な政策を矢継ぎ早に打ち出し、大学も対象の一つとなっている。科学研究予算の削減に続き、反イスラエルデモの舞台となったコロンビ...

2.「リベラル・保守とは何か?」

コロちゃんは、自分自身を「リベラルじいさん」と考えていますが、それは「現在の日本社会に満足していない」からですね。

まだまだ「政治」のやり方次第では、「日本社会はもっと良くなる」と考えていますから、現在の「政権を担当している自民党」には、いささか不満をもっています。

だからコロちゃんにとって「保守とは現状に満足していて維持する考え方」で、「リベラルとは現状に満足しないで変える考え方」と思っていますよ。

ただ「世の中のリベラルと保守の違い」は、別の定義が使われています。以下ですよ。

◎「広辞苑による保守・リベラル」

➀「保守:旧来の風習・伝統を重んじ、それを保存すること」

➁「リベラル:個人の自由、個性を重んじずるさま。自由主義者」

うーん、コロちゃんはこれを読んでも、「➀風習・伝統を重んじ保存」にはあんまり価値を感じないなー。
(´ヘ`;)ウーン

まあ「日本の伝統的建物など」は、「インバウンド」には活用できるでしょうけどね。むしろ「日本的なオールドボーイズクラブ」のイメージが頭に浮かびますよ。

それよりも「個人の自由・個性を重んじる」方が好みというか、これは認めなきゃダメでしょ!
(っ`Д´)っダメジャン

3.「日本のリベラル派と保守派の分断を見るよ」

コロちゃんはポチポチ調べましたが、「日本の大学教授の保守派とリベラル派の割合」を調べた調査は見つかりませんでした。

ただもともと「保守派は知識を保存することに重きを置く傾向があるが、学問の世界は創造的で新しい知識を生み出す先駆的な研究者に栄誉を与える傾向がある」としていましたね。

一言で言うと「学問の世界はリベラルと親和性がもともと高い」というのでしょう。そう言えば「菅元総理」と「日本学術会議」との「任命拒否騒動」なんかもありましたよね。

ただコロちゃんが読んでいる「社会学の本」なんかは、かなり「リベラルより」の内容と感じますよ。

まあこの学問では「日本社会の格差拡大」がハッキリ見えていますからね。どうしても「社会学の先生たち」は、現状の「格差拡大の進行」には憂いを感じているのでしょうね。

➀「リベラル派3割・保守派5割だよ」

それでは「日本社会」の「リベラル派と保守派の割合」を「スマートニュース・メディア価値観全国調査」から見てみましょう。

この「調査」は、2023年に「全国18~79歳の男女」を対象に行なわれています。下記でしたよ。

◎「あなたの政治的立場は?」(分からない・答えたくない・無回答除く)

➀「リベラル:29%」
➁「中間  :23%」
➂「保守  :48%」

https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2023/lm20240119.pdf
(出典:財務省:日本の分断とメディア〜新しい世論調査とメディアリテラシー教育についてより:4月28日利用)

へー、「➂保守が48%」と半分もいますね。意外と多いんだー。
( ¯ㅿ¯)へー

なるほど、これなら「自民党」が政権を長年担っているのもわかりますね。

そして「➀リベラル29%」派は、3割ですね。

コロちゃんは、もっと「➁中間層」が多いかと思っていましたよ。だって「政党支持率調査」で、いつも「政党支持なし層」が4割程度いますからね。

うん、「現在の日本国民の傾向」は「リベラル派3割:中間層2割:保守派5割」と憶えておきましょう。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

コロちゃんは「少数派のリベラル派:3割」に入っていますね。

コロちゃんって、今までの人生はいつも「少数派に所属」ばかりだったような気がしますよ。もともと「へそ曲がり」ですからね。
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ

➁「リベラル派と保守派の分断は、経済ではないよ」

次に「リベラル派と保守派の分断」について見てみましょう。

アメリカの場合は「経済問題」の分断が大きいですね。トランプ大統領の「共和党は小さな政府」で、「民主党は大きな政府」でハッキリと違っています。

「日本」の場合は下記でしたよ。

◎「景気回復のために財政出動を行なうべきだ」

➀「リベラル:73%」
➁「中間  :82%」
➂「保守  :81%」

https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2023/lm20240119.pdf
(出典:財務省:日本の分断とメディア〜新しい世論調査とメディアリテラシー教育についてより:4月28日利用)

うーむ、上記の「景気回復・財政出動支持」は「➂保守81%」の方が少し高いですね。「保守の方が大きな政府」ですよ。これはアメリカとは真逆ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

だけど上記の「経済政策」では、「リベラルと保守」の大きな違い・分断は見られないですよね。だって「①リベラルと③保守の差は8㌽」しかありませんでしたからね。

アメリカみたいな「党派別の大きな政府・小さな政府」の違いはないようですよ。

➂「リベラル派と保守派の分断は、安全保障政策だよね」

次に「安全保障政策」を見てみましょう。以下でしたよ。

◎「日本の防衛力はもっと強化すべきだ」

➀「リベラル:61%」
➁「中間  :61%」
➂「保守  :77%」

https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2023/lm20240119.pdf
(出典:財務省:日本の分断とメディア〜新しい世論調査とメディアリテラシー教育についてより:4月28日利用)

おー、これはハッキリ違いがでましたね。予想通りですよね。
(o゚Д゚)オー

「③保守」はやっぱり「軍備強化」には賛成していましたよ。「①リベラルと③保守の差は16㌽」もありましたよ。

コロちゃんは、あんまり「防衛力強化」には賛成していないのですよ。多額の予算を使いますからね。

しかし、現在ではトランプ大統領が何をやらかし出すかわからない状況ですから、ちょっと考えているところですよ。

まさか「台湾」の周辺で、「自衛隊が最前線に」なんてなるんじゃないでしょうね。ちょっと不安ですよ。まあ、その話はまた別の機会に書きましょう。

④「一番大きな分断は同性婚だよ」

コロちゃんが見た限りでは、「リベラル派と保守派」の違いが一番大きかったのは「同性婚」に対する回答でしたよ。下記ですよ。

◎「女性同士・男性同士の結婚を認めるべきだ」

➀「リベラル:81%」
➁「中間  :77%」
➂「保守  :58%」

https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2023/lm20240119.pdf
(出典:財務省:日本の分断とメディア〜新しい世論調査とメディアリテラシー教育についてより:4月28日利用)

この問いが一番「リベラルと保守」の差が大きくなっていましたよ。「①リベラルと③保守の差は23㌽」もありましたよ。

だけど「➂保守58%」とありますから、「保守派」の中でも6割は「同性婚賛成」なんですね。これじゃあ「石破総理」が「同性婚法案」の提出に歯切れば悪いのも無理もないですよね。

ざっと、上記のように「日本のリベラル派と保守派の分断状況」は、まとめると以下の様でしたよ。

◎「日本のリベラル派と保守派の分断状況」

➀「割合」
・「リベラル派3割:中間2割:保守派5割」

➁「経済政策:財政出動」
・「ほとんど分断は無い。むしろ保守派の方が大きな政府」

➂「安全保障政策:防衛力強化」
・「保守派の賛成率が高い」

④「同性婚」
・「保守派とリベラル派の分断が最も大きい」

ざっと上記の内容でしたが、この「スマートニュース・メディア価値観全国調査」では「アメリカの同種調査」と比較して、「日本の分断はアメリカよりは小さい」と強調していましたよ。

なお、この「日本の分断とメディア(スマートニュース・メディア価値観全国調査)」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2023/lm20240119.pdf

4.「学歴と政党支持の関係を見るよ」

冒頭で「アメリカ社会の学歴別の分断」を見ましたよね。もう一度下に書きますね。

➀「民主党の支持基盤」
・「現在:大卒以上の専門職・管理職などの高学歴エリート」

➁「共和党の支持基盤」
・「現在:高等教育の学位を持たない白人非エリート層」

上記の間に、まるで「ミシン目」が入ったように「アメリカ社会」は分断が進んだのですが、それでは「日本の場合」はどうなっているのでしょうか?

次に見るのは「明るい選挙推進委員会」の「第49回衆議院議員総選挙全国意識調査(2021年)」からですよ。

「政党支持」がはっきり出て来る「比例代表選挙」のデータです。下記ですよ。

◎「最終学歴別投票政党(比例代表選挙)」(小数点以下切り捨て)

➀「小学校 :中学校卒」
・「自民党   :39%」(最多)
・「立憲民主党 :18%」
・「日本維新の会:8%」
・「公明党   :11%」

➁「高校卒」
・「自民党   :37%」(最多)
・「立憲民主党 :21%」
・「日本維新の会:18%」
・「公明党   :10%」

➂「短大・高専・専修学校」
・「自民党   :38%」(最多)
・「立憲民主党 :16%」
・「日本維新の会:11%」
・「公明党     :8%」

④「大学・大学院卒」
・「自民党   :32%」(最多)
・「立憲民主党 :23%」
・「日本維新の会:16%」
・「公明党     :5%」

https://www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/49syuishikichosa.pdf
(出典:明るい選挙推進委員会:第49回衆議院議員総選挙全国意識調査:2021年より:4月28日利用)

うーむ、「自民党」は強いですね。どの「学歴層」でも第1位となっています。
( ̄へ ̄|||) ウーム

これは、この2021年衆議院選挙で「自民党」は絶対安定多数の293議席(全議員数465人)を獲得していますから、当然なのかもしれませんね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

ただ上記を見ると、「アメリカ」みたいに「高学歴者と低学歴者で支持政党が二つに割れる」という傾向は、「日本」では見られませんね。

ただ「政党別に学歴別に一番多い投票率」を見ると、それぞれの政党は下記の学歴層の支持率が一番高くなっています。

◎「政党別で一番投票率が高い学歴」

➀「自民党」
・「小学校・中学校卒39%が一番高い」

➁「立憲民主党」
・「大学・大学院卒32%が一番高い」

➂「日本維新の会」
・「高校卒18%が一番高い」

④「公明党」
・「小学校・中学校卒11%が一番高い」

おー、ちょっと驚きましたよ。
(o゚Д゚)オー

上記を見ると、「与党の自民党・公明党」は低学歴層の支持が一番高く、「野党の立憲民主党」が高学歴層の支持が一番高くなっていますね。

これって、「アメリカ」の「共和党(低学歴の白人層)と民主党(高学歴のエリート層)」の関係と同じじゃないですか。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

ということは、「日本」も「アメリカ」みたいな分断に向かっていく過程にあるのかも知れませんよ。つまり「自民・公明党(低学歴)と立憲民主党(高学歴)」への進行ですね。

いやいや、そうなるかはまだわかりませんよ。そのような傾向が伺えるとの段階ですからね。

コロちゃんは、アメリカや欧州のような「国民の分断」が、まだ日本では起きていないことにちょっとホッとしましたが、油断はできないと思いましたよ。

5.「自民党の中には二つの集団がいるよ」

コロちゃんは「日本国内の分断」を心配してしまいましたが、思っていたよりもまだ「二つの間の溝」は深くない様でしたね。

少なくとも「アメリカ・欧州」のような深い谷ではないと思えましたよ。

ただ「自民党がここまで選挙に強い理由」ですが、コロちゃんは「自民党」の中身は「2つの考え方の違う集団」で構成されていると考えていますね。

それは下記の二つですよ。

◎「自民党内の2つの集団」

➀「自民党本流」
・「清和会系(旧安倍派系)」
・「自主憲法の制定・反共対決姿勢」
・「岸信介⇒福田赳夫⇒小泉純一郎⇒安倍晋三の系譜」
・「先の戦争は正しかった(自存自衛)」
・「対米迎合」

②「保守本流」
・「宏池会系(旧岸田派系)」
・「田中派系(旧茂木派)」
・「国家独立の尊厳にこだわる」
・「吉田茂⇒池田隼人⇒田中角栄⇒宮澤喜一⇒岸田文雄の系譜」
・「先の戦争は国策の誤り」
・「対米自立」

上記の考察は、「自民党元衆議院議員だった田中秀征氏」の本で読んだものなのですが、コロちゃんも同感ですよ。

「自民党内」には、「先の戦争は正しかったとする保守」と「先の戦争は間違いだったとする保守」の2つの考え方をお持ちの集団がいらっしゃるのですよ。

コロちゃんに言わせると、上記の「①自民党本流はガチの保守」で、「②保守本流はリベラルよりの保守」ですね。

一言でいえば「自民党内リベラル派」がかなり大勢いらっしゃるのですよ。もちろん、その影響は「全国民」に及びます。

だから「日本全体でのリベラル派と保守派の溝は浅くなっている」、というのがコロちゃんの考えですよ。

少なくとも「自民党が分裂」でもしない限り、「日本」では「国民の分断」はアメリカ・欧州程には深くならないと思っていますよ。

なお、現在の「石破総理」が率いていた「石破派」は、2015年に立ち上げた「水月会」が母体ですが、その前身は「無派閥連絡会」ですから、自民党の「主要派閥の系譜」には入っていません。

6.「コロちゃんとリベラル」

さて最後の「コロちゃん話」ですが、「コロちゃんはリベラル派のおじいちゃん」と自称していますが、上記の分類を見ていると、ちょっと自信が揺らいできますね。

だって以下ですよ。

◎「リベラル政策とコロちゃんの姿勢」

➀「財政出動」
・「リベラルは大きな政府だから財政出動に積極的」
・「コロちゃんは借金を増やすバラマキに反対」

➁「防衛力強化」
・「リベラルは軍事力強化に反対」
・「コロちゃんはトランプが自衛隊を最前線に投入を懸念」

➂「同性婚」
・「リベラルは賛成」
・「コロちゃんも賛成」

今日検討した「リベラル政策」を見ていましたら、「コロちゃんってホントにリベラルなの?」と思えてきましたよ。

だって上記で確実に「リベラル」と言えるのは、「➂同性婚賛成」のポジションだけでしたからね。

そう言えばコロちゃんの「女性に対するポジション」として心がけていたことは、「妻とスーパーに行った時には必ず荷物持ちはコロちゃんが行なっていた」ことでしたよ。

この「荷物持ち」は、コロちゃんが「妻」と一緒になった50年程前からずーっと亡くなる直前まで続けていた「リベラルポジションの行動」でしたよ。

もうできなくなったことはさみしい事ですけれど、次は「子どもたちのヨメ様」とお買い物に行くことがあった時には、必ず・・・。

いやいやもう「重さでふらついたら危ないから止めて下さい」と言われちゃうかも?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

今日は「あなたはリベラルですか、それとも保守」ですか?」をテーマとして、いろいろ周辺事情を考察してみました。

コロちゃんは「リベラル派3割:中間層:保守派5割」とみましたけれど、その間の溝はさほど深くないことを知って、ちょっと安心しましたよ。

ただ「分断の芽」はあるのですから、まだまだ注意が必要だとも思いましたよ。

そして最後の「コロちゃん話」は、「亡き妻との荷物持ちリベラル自慢」を書きましたよ。どうぞ、その「小さなリベラル行動」をお笑いくださいね。

今日の「リベラル派と保守派」の考え方の違いをお読みになって、是非ご自分と比較して考察するのも、また興味深いと思われますよ。

このブログ記事を、もしご活用していただければコロちゃんは嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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