おはようございます。今朝コロちゃんが朝の散歩に出ましたら、寒いのですよ。
(((寒゚Д゚寒)))カタカタ
今朝の気温は3℃と、今季2度目の低い気温でしたよ。日中は日差しが強いので昼前後は「エアコン暖房」のスイッチを切るまでに暖かくなるのですが、朝晩は冷え込みますね。
いよいよ、もうすぐ12月です。だんだん「厳寒の季節」が近づいてきましたよ。
コロちゃんは「寒いのが苦手」ですから、しっかり冬支度をしてワンコとの散歩を歩こうと考えていますよ
今日は「最低賃金の目標が努力に変ったよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「最低賃金の目標が努力に変っちゃったよと、最低賃金とはどんなものなの?」
☆「最低賃金の長期推移を見るよと、石破総理の弱い足下を見るよ」
☆「経済団体はどう考えているのかな?と、コロちゃんと他者の痛み」
1.「最低賃金の目標が努力に変っちゃったよ」
コロちゃんが、ポチポチとニュースを読んでいたら「石破総理」の「最低賃金の目標が努力に変った」と言う報道を聞きました。
どういう内容かと調べてみたら、「最低賃金の目標」を「最低賃金の努力」に変えたということでした。そこでコロちゃんはポチポチと調べてみましたよ。
この「最低賃金の目標設定」は、最初は昨年の「岸田前総理」の公約から始まっているのですよ。
「岸田前総理」は、昨年2023年の8月に「2030年代半ばまでに全国加重平均が1500円となることを目指す」と表明していたのです。
この時点の「全国最低賃金加重平均は961円」でした。しかもこの年2023年の「最低賃金アップ額は過去最大の43円」でした。
もしこの時点から12年後の2035年に「最低賃金1500円」を達成するためには、2023年の「過去最大の43円」を超える「最低賃金アップ」を毎年し続けなければなりません。
この「2030年代半ばに最低賃金1500円」と言うのは、過去の推移を見ると、相当「野心的な目標設定」だったのですよ。
ところが、「岸田前総理」が今年2024年の10月に退陣して「石破政権」が発足しました。
その「石破総理」は、就任前の「自民党総裁選挙出馬の公約」の中で「2020年代に最低賃金を1500円に引き上げる」と表明したのです。
「岸田前総理は2030年代半ばに1500円」で、この時の「石破自民党総裁候補は2020年代に1500円」ですから、少なくとも「5年ほど前倒しした公約」となりました。
この「石破総裁候補」の発言は、「政治家」のしかも「総理大臣」になる方の言葉ですから、当然「重み」があります。
総裁選挙の前に「これをやります」と言って立候補し、総理に就任した後で「やはり止めました」では、その後の言葉を信頼して良いのか分からなくなりますよね。
その「公約」を、「石破総理」は先日の10月4日に国会の所信表明演説で、「2020年代に全国平均1500円という高い目標に向かってたゆまぬ努力を続ける」と変えてしまったのですよ。
ここで「いったいどこが違うんだよ?」、と思われる方もいらっしゃるかと思われます。下記で比べてみましょう。
◎「石破総理の最低賃金の目標発言」
➀「2020年代に最低賃金を1500円に引き上げる」
(2024年10月1日:総理就任記者会見発言)
➁「2020年代に全国平均1500円という高い目標に向かってたゆまぬ努力を続ける」
(2024年10月4日:国会所信表明演説)
上記を比べてみると、「引き上げる」と「たゆまぬ努力を続ける」とでは、その内容に「天と地」ほどの違いがあります。
コロちゃんも、「努力する」だけならたくさんしていますよ。
例えば、家計で「赤字」が無いように生活したいし、ブログ読者を100人獲得したいし、毎月20冊は本を読みたいし、ほか盛りだくさんに「たゆまぬ努力」はしていますよ。
だけど、その結果は・・・、聞かないでください。
( ̄≠ ̄)クチチャック♪
2.「最低賃金とはどんなものなの?」
皆さん「最低賃金」についてご存じでしょうか?
ほとんどの方は「最低賃金」とは関係がないお仕事についているでしょうし、コロちゃんのような「年金老人」はお仕事をしていない限り縁がありません。
だけど多くの「主婦パートの方」や「学生アルバイト」「非正規雇用の方」は、この最低賃金ギリギリで働いている方が、数多くいらっしゃいますね。
コロちゃんは、この「最低賃金で働いている人」が全国で何人ぐらいいらっしゃるのかを調べてみましたが、わかりませんでした。
全国各都道府県の、「影響率※」と「未満率※」と言う数値はわかりますが、人数が出ていないのです。
(※最低賃金未満率:最低賃金額を改正する前に、最低賃金額を下回っている労働者割合)
(最低賃金影響率:最低賃金額を改正した後に、改正後の最低賃金額を下回ることとなる労働者割合)
うーん、「未満率」っていうのは「改正する前」に、それを下回っているって「ダメじゃん!」。それは「違法」にならないのかなー?
( ̄へ ̄|||) ウーン
そして「影響率」ってのは、「改正した後」に、下回ることになる人のことですよね。
はて? どのくらいの人数がいるのでしょうね。
(。・_・?)ハテ?
「厚生労働省」の発表では、「未満率」と「影響率」を平成26年度と令和5年度で比較した数字が記載されていました。下記です。
◎「平成26年度(2014年)⇒令和5年度(2023年):全国」
➀「未満率:2.0%⇒ 1.9%」
➁「影響率:7.3%⇒21.6%」
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001273093.pdf
(出典:厚生労働省:地域別最低賃金額、未満率及び影響率より:11月26日利用)
ふーむ「未満率(改正前に下回っている)」は、ほぼ2%で安定していますね。
しかし「影響率(改正後に下回る」が、「➁影響率:7.3%⇒21.6%」で激増しているということは、それだけ「最低賃金アップの雇用者数」が多く、経営者への影響も大きいとなっていますね。
しかし、凄いな「影響率20%台」ということは「雇用者数」の5人に1人ですよ。
なるほど「中小企業」のほとんどが影響を受けて、急激な「人件費増」に慌てふためいて「自民党の中小企業族」を通して「石破総理」に泣きついたという構図が見えるような気がしましたよ。
だけど、それは今まで「安く人を使ってきた」と言うことですからね。
「人手不足」が今後更に進むのですから、「中小企業の経営者の皆さん」も「賃金上昇」は受け入れなければならないとコロちゃんは考えますよ。
3.「最低賃金の長期推移を見るよ」
コロちゃんは、日本の企業の「賃金」が2000年代から横ばいとなり、上がらなくなってきていたことを知っていますから、この「最低賃金」の長期推移を見てみることにしました。
下記をご覧ください。
◎「最低賃金の全国加重平均額とアップ金額」
➀「2000年:659円: +5円」
➁「2001年:664円: +5円」
③「2002年:663円: -1円」(最低アップ額)
④「2003年:664円: +1円」
⑤「2004年:665円: +1円」
⑥「2005年:668円: +3円」
⑦「2006年:673円: +5円」
⑧「2007年:687円: +14円」
⑨「2008年:703円:+16円」
⑩「2009年:713円:+10円」
⑪「2010年:730円:+17円」
⑫「2011年:737円: +7円」
⑬「2012年:749円: +12円」
⑭「2013年:764円:+15円」
⑮「2014年:780円:+16円」
⑯「2015年:798円:+18円」
⑰「2016年:823円:+25円」
⑱「2017年:848円: +25円」
⑲「2018年:874円:+26円」
⑳「2019年:901円: +27円」
㉑「2020年:902円: +1円」
㉒「2021年:930円: +28円」
㉓「2022年:961円: +31円」
㉔「2023年:1004円:+43円」
㉕「2024年:1055円:+51円」(最高アップ額)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
(出典:厚生労働省:地域別最低賃金の全国一覧より他:11月26日利用)
いやいや、疲れたー。やっと書き終わったよ。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
それでは、次に上記の内容を考察してみましょう。
➀「2000年代の10年間が一番アップ額が低かったよ」
上記の「最低賃金全国加重平均額」と「アップ金額」を、10年ごとに分けてみました。以下ですよ。
➀「2000~2009年:平均額:675円:平均アップ額:平均5.9円」
➁「2010~2019年:平均額:800円:平均アップ額:平均18.8円」
➂「2020~2024年:平均額:970円:平均アップ額:平均30.8円」
コロちゃんは、上記の「平均アップ額」に注目しますね。
「①2000年代は平均5.9円」でしかありません。その後の「2010年代の平均18.8円」「2020年代の平均30.8円」と比べると、あまりにも低いアップ額ですね。
➁「2002年ってなんかあったよね?」
その「あまりにも低いアップ額の「③2002年: -1円」は、2000年以降の24年間で一番低い「アップ額」です。
(マイナスですからアップ額と言うのはおかしいよね)
最低賃金が「マイナス改定」されるなんてあったんだなー。
はて、この2002年って、なんかありましたよね。コロちゃんの記憶だとなんかあったような・・・?
(。・_・?)ハテ?
思い出した!
( ゚д゚)ハッ!
1991年の「バブル崩壊」以降の経済低迷に耐えかねた「経団連」は、2002年の春闘で労組側に「ベアゼロ」を要求しています。
日本の春闘で「ベアゼロ」が広がったのは、2002年の「トヨタの春闘」がきっかけでした。
2002年の「日経連(のちに経団連と統合)の奥田会長(当時トヨタの会長でもあった)」が、「雇用維持」のため「ベア見送り、定期昇給の凍結にも踏み込む」姿勢を表明したのです。
当時1兆円の利益を計上していたトヨタが、奥田会長の「まだ100円玉を積み上げる交渉をしているのか!」との一喝で、「ベアゼロ」となりました。
当時はこれを「トヨタショック」と呼んで、たちまち世の中に拡がりました。この時の「トヨタ」は営業利益が1兆円あったとされています。
「あのトヨタさんがベアゼロなのに、うちなんかがベアアップできるわけない」と、それ以来の「ベアゼロ」は多くの企業で2013年まで12年間も続きました。
コロちゃんが、「最低賃金がマイナス1円の改定となった2002年になんかあったね?」と思い出したことが、上記の「2002年春闘の奥田経団連会長のベアゼロ発言」です。
へー、「奥田経団連会長」の「ベアゼロ発言」の影響は、「2002年最低賃金マイナス1円改定」にまで影響が及んでいたんだー。
(゜Д゜ )ヘー
➂「春闘賃上げも2002~2013年は1%台だったよ」
上記で「2000年代(2000~2009年)」の「最低賃金アップ率」が、「平均5.9円」と、その後の「➁「2010~2019年:18.8円」「➂「2020~2024年:30.8円」と比べても低い事を見てきました。
しかし、2000年代に低かったのは「最低賃金アップ率」だけではありません。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 主要企業春季賃上げ率」より
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0402.html
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 早わかり グラフでみる長期労働統計より(11月26日利用)
上記のグラフは、「独立行政法人:労働政策研究・研修機構」が発表した1956~2023年の「主要企業春季賃上げ率の推移」です。
上記のグラフのバックデータを確認すると、以下の通りとなっていました。
◎「主要企業春季賃上げ率:2%を下回った年は➁~⑬です」
➀「2001年:2.01%」
➁「2002年:1.66%」この年より1%台
③「2003年:1.63%」
➃「2004年:1.67%」
⑤「2005年:1.71%」
⑥「2006年:1.79%」
⑦「2007年:1.87%」
⑧「2008年:1.99%」
⑨「2009年:1.83%」
⑩「2010年:1.82%」
⑪「2011年:1.83%」
⑫「2012年:1.78%」
⑬「2013年:1.80%」この年まで1%台
⑭「2014年:2.19%」
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0402.html
(出典:独立行政法人:労働政策研究・研修機構:早わかり グラフでみる長期労働統計より:11月22日利用)
上記の「春闘賃上げ率」は、「定期昇給」+「ベースアップ」で構成されます。このうちの「定期昇給は約2%」程度だと言われています。
ですから、上記の「➁2002年:1.66%」から「⑬2013年:1.80%」の間の12年間は、「定昇の2%」を引くと「ベアゼロ」どころか「実質的にはベアゼロ以下のマイナス賃下げ」となっていました。
これをみると、どうやら「2000年代(2000~2009年)」は、「日本企業の経済史」の中でも「最低賃金も春闘賃上げも極めて低い(マイナスもあった)時代」だったと言えますね。
4.「石破総理の弱い足下を見るよ」
現在の「石破総理大臣」は、過去にも「自民党総裁選挙」に出馬しています。合わせてなんと5回目のチャレンジで、見事「総理の椅子」を仕留めたのですよ。
◎「自民党総裁選挙:勝者(総裁・総理)」
➀「2008年9月:麻生太郎」
➁「2012年9月:安倍晋三」
➂「2018年9月:安倍晋三」
④「2020年9月: 菅義偉」
⑤「2024年9月: 石破茂」
上記が、「石破茂氏」が「自民党総裁選挙」に出馬した5回の記録です。
このうちの「2012年」は、一回目の投票でトップとなり、2位の「安倍晋三氏」と「決選投票」となりましたが20票ほどの差で敗れていますね。
この時が、過去に「石破茂氏」が、一番「総理・総裁の椅子」に近づいた時でした。
しかし、その後は「安倍総理」に徹底して干されていますね。
そりゃ、2012年の「自民党総裁選挙」の1回目の投票で2位となった「安倍晋三氏」はドキドキしたでしょうからね。
その後「自民党内」の派閥だった「石破派」は2021年に解散をしています。「派閥解散時」の議員数は、衆議院議員5名・参議院議員1名の計6名となっていました。
「自民党の旧安倍派」は、衆議院選挙前までは100名を数えていましたから、「石破派」はまごうかたなき「弱小派閥」でしたね。
「派閥解散後」は、「他派閥と掛け持ち可能な議員グループ」の「石破グループ」は残しましたが、「自民党内改革派」として知られた「石破茂氏」の勢力の低下は隠しようもなかったですね。
この経過をリアルタイムで見ていたコロちゃんは、「ウラ金事件」が無ければ「石破総理の誕生は無かった」と思ってみていましたよ。
何よりも「自民党」には、過去に同じようなことがあったのです。
それは「1974年」のことでしたよ。「文芸春秋」が当時の「田中角栄総理大臣」の特集を組んだのです。
その題名は「田中角栄研究ーその金脈と人脈」。執筆者は、のちに「知の巨人」と呼ばれた「立花隆氏」ですね。
その発売後「政界・世の中」が大騒ぎとなり、「田中総理」は退陣することとなりました。
そして、その後の「総理大臣」となったのは「弱小派閥の長だった三木武夫氏」でした。当時の主流派だった福田派と大平派の争いにより、漁夫の利を得たと言われていますね。
この様な「自民党の歴史」を、リアルタイムに見ていたコロちゃんは、「自民党ウラ金事件」の後には「比較的クリーンな政治家」が出るだろうと考えていましたよ。
「クリーンな政治家」とは、それまでに「利権にありつけなかった冷や飯食いの政治家」と紙一重ですよ。
いやいや、コロちゃんは「石破総理」が「冷や飯食いの政治家」だとは思っていないですよ。ただ、「党内支持基盤が小さい政治家」だとは思っていましたけれどね。
5.「経済団体はどう考えているのかな?」
次に、今回の「最低賃金の2020年代に1500円の目標」を巡る「経済団体」の発言を見てみしょう。なんと言っても「最低賃金の雇用者」を採用するのは「企業」ですからね。
以下で「代表的な経済3団体」の発言をみてみましょう。
◎「最低賃金を巡る経済界の発言」
➀「10月22日:経団連:十倉会長」
・『あまり乱暴な議論はすべきではない』
➁「10月4日:日本商工会議所:小林会頭」
・『支払い能力以上の最低賃金が設定された場合、中には支払えなくて人を手放し、事業が続けられずに倒産する事態が起きかねない』
➂「10月18日:経済同友会:新浪代表幹事」
・『上がらないと駄目でそれを払わない経営者は失格だ。できない企業は退出し、払える企業に移る方が人々の生活も上がる』
あらら、「➂経済同友会の新浪代表幹事」だけ、なんか「色合いが違い」ますね。
(゚Д゚)アララ
この「経済同友会」と、他の「経団連」や「日本商工会議所」との大きな違いは「参加資格」だとコロちゃんは聞いたことがありますよ。
「経団連」は「企業」が加入しますが、「日本商工会議所」は「法人・団体・個人事業主」で、「経済同友会」は「個人の資格」で加入するようですね。
その分「経済同友会」」は尖った意見が出やすいとコロちゃんは考えていますよ。
これらの「経済3団体」は、「自民党の強固な支持基盤」です。所属する「企業数」も「社員数」も多く影響力も強い団体です。
だから「石破総理」としては「最低賃金2020年代に1500円」はやりとげたい政治課題だと思われますが、どこまで初志貫徹ができるかどうかは不明ですね。
コロちゃんは「貧しい人たちの視点」から見ていますから、「石破総理」には是非頑張っていただきたいと考えていますよ。
(*ノ´□`)ノガンバレェェェェ
なお、「厚生労働省」の調査では、「最低賃金近くで働く人の割合」は以下となっていましたよ。
◎「最低賃金近くで働く人の企業規模別割合」
➀「従業員数:1000人以上:12.6%」
➁「従業員数:10~99人 :17.5%」
➂「従業員数:5~9人 :20.1%」
上記を見ると、「従業員数が少ない方が高い」ですけれど、意外と「➀従業員数:1000人以上:12.6%」と大企業でも多いのですよ。
コロちゃんは、「イオン」は非正規雇用者数が40万人と聞いていましたから、「大企業」でも「最低賃金のパート労働者」が結構多いのかも知れないと思いましたよ。
6.「コロちゃんと他者の痛み」
コロちゃんは、現在「年金所得で清貧ぐらし」で生活していますから、「最低賃金」とは関係はありません。
また、働いていた「現役時代」は「会社員」でしたから、これも「最低賃金」とは縁がないといえます。
強いて言えば、かつての「妻のパート勤務」は「時給」でしたから、「最低賃金スレスレ」だったでしょうけど、その時も「家計の補助」でしたから関心は無かったですね。
そのコロちゃんが、上記のように「最低賃金に関心を持つ理由」と言うと、コロちゃんは「他者の痛み」がイヤなんだろうと思いましたね。
もちろん「経済学的」に、「最低賃金が上がれば、消費も増えて、経済成長に繋がる」との見方もあるとは思いますが、なかなかそれだけでは「強い関心」は持ちにくいでしょう。
やはりコロちゃんは、「自分が痛いのはイヤ」ですけれど、「どこかの誰かが痛いのもイヤ」なんだろうと思いますよ。
誰しもが目の前に「痛い!」と叫んでいる人が居れば、「同情」か「関心」かはわかりませんが、何らかの「感情」を抱くでしょう。
だけど「目に見えない」けれど、世の中のあちこちに居ると思われる「痛みを感じる他者」には、なかなか共感しにくいかも知れません。
そのように考えていくと、コロちゃんは多分「想像力が旺盛」なのでしょう。
そしてもう一つあるのは、コロちゃんが過去の選択次第では、「痛みを感じる他者」になっても不思議ではなかったと思っていることにあると思いますよ。
今でこそ「年金生活」で「清貧ライフ」の毎日のコロちゃんですが、若い時分はもうもう・・・。
スッ、スゲー!!Σ(゚Д゚ )
ついコロちゃんは、上記の「最低賃金の話題」に、「そうなってもおかしくはなかった昔のコロちゃんの姿」を思い浮かべてしまうのですよ。
そういえばコロちゃんは、わが身の「発熱や痛み」にはいつも「大騒ぎ」をしていた「ヘタレ」でしたよ。
だけどコロちゃんは、「他者の痛みを全く感じない強者」よりも、「自分も他者も痛いのはイヤとする弱者のコロちゃん」の方が自分には合っていると感じていますよ。
今日は「最低賃金2020年代に1500円」との話題から、その周辺事情をいろいろ探ってみました。
そして「政界」と「経済界」の風景も触れて、最後は「コロちゃんと他者の痛み」の考察でしたが、いかがだったでしょうか。
どれか一つでも、お読みの皆さんの興味がある所があったなら、コロちゃんは満足ですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
コメント