おはようございます。昨夜のことですが、夕食を食べ終えた後のワンコの💦も終わり、のんびりと読書をしていたコロちゃんが、そろそろ寝ようかと立ち上がった時のことです。
ふと窓のガラスを見てみますと、黒いガラスに写った「背中を丸めた年より」がトコトコと小幅な足取りで歩いている姿が目に入りました。
いうまでもなく、今のコロちゃんの姿ですよね。
よくコミックなどでも「年寄が歩く姿」を、背中を丸めてトコトコと表現する絵面を見ましたが、まさしく今のコロちゃんの姿なのですよ。
コロちゃんが驚いたのは、「読書中」は本の世界に入り切っていますから、感覚的には若い時と同じなのです。
だからコロちゃんの「脳細胞」は、「読書中」は若い時代と同じような感覚に浸りきっているのです。
それが立ち上がってガラスに写った「背筋を丸めたコロちゃんの姿」を眼にした時に、改めてその落差を痛感したというわけです。
まあ「当たり前」のことですが、コロちゃんも歳をとりましたね。なにしろ「こらいまれ」ですからね。
ただ、いずれは「落差を感じない」くらい「感覚の方」も「年寄りの姿」を受け入れていくのでしょう。
そう考えれば、まだコロちゃんの「脳細胞」は、読書中だけでも若い時の感覚を保持しているのですから、むしろ喜ばしい事だと思いましたよ。
このブログを書けるうちは、まだまだコロちゃんの「脳細胞と感覚は若い」と思いましょうね。
今日は「アニマルセラピーをご存じですか」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「アニマルセラピーって何?と、アニマルセラピーって犬だけなの?」
☆「ア二マルセラピーの効果は?と、うつ病について見てよう」
☆「孤独な高齢者は増え続けると、人はどのような時に孤独を感じるのか?」
☆「コロちゃんの記憶とアニマルセラピー」
1.「アニマルセラピーって何?」
皆さん「アニマルセラピー」って言う言葉を聞いたことがありますか?
「動物」との触れ合いで心を癒すのが「アニマルセラピー」だと言われています。コロちゃんは、今ワンコとともに暮らしていますので、1年中24時間常に「アニマルセラピー状態」ですね。
最近では「介護施設」や「医療機関」「児童施設」などでも、この「アニマルセラピー」を活用してる事業所も増えているということですけど、衛生面で苦労しているでしょうね。
コロちゃんは、この同居するワンコを毎月1回シャンプーしていますが、「アニマルセラピー犬」じゃもっと清潔にするでしょうし、世話するのが大変だろうなとコロちゃんは思いましたよ。
2.「アニマルセラピーって犬だけなの?」
この「アニマルセラピー」ですが、犬しかいないの?と思いますよね。
そこでポチポチ調べてみると、いやいや、やはり多数の動物が「アニマルセラピー」に役立てられています。
見ていると「犬」以外にも、「猫・イルカ・馬」等が例としてあげられていましたね。しかし「猫」ならわかりますが、「イルカや馬※」ってどうやって飼うの?
(※古代ローマでは負傷した兵士のリハビリに馬を用いたアニマルセラピーの記録があります)
まあ現在の日本では「犬を使ったアニマルセラピー」がほとんどでしょうね。ワンコは頭もよく(※)、言葉も聞き分けますし(※)、従順で(※)、懐きやすい(※)ですからね。
(※犬によります)
それでは、この「アニマルセラピー」にはどんな効果があるのでしょうか。
3.「アニマルセラピーの効果は?」
コロちゃんがネットをポチポチ調べてみると、「アニマルセラピー」は、「ストレス解消や精神を安定させる効果」が期待できるようですね。
動物と触れ合うことで、脳内の伝達物質「ドーパミン」や「オキシトシン」の分泌が増え、落ち着きや癒しを感じリラックスした状態になるとされています。
ですから「うつ病の改善など」に役に立つようです。
コロちゃんは、3年前に妻を亡くして一人暮らしですけど、毎日「読書とブログ作成」で忙しく過ごしていますので、今のところ「うつ病」のような精神の落ち込みには進まないで済んでいます。
ただ、何もすることが無いと「過去の思い出」に浸りこむことも考えられますから、多くの一人暮らしの高齢者の方が「うつ病」を発症する理由は分からないでもないですよ。
そして「アニマルセラピーの話し」に戻りますが、犬の散歩や世話をすることで、規則正しい生活をおくり易くなるというメリットもあるとされていますね。
確かにコロちゃんも、どんな天気の時でもワンコの散歩はしなければなりませんから、生活のリズムにメリハリがつきますね。そのような効果はあると思いますよ。
4.「うつ病について見てよう」
この「アニマルセラピー」が効果があると言われている「うつ病」ですが、どんな病気なのかを少し見ておきましょう。
「うつ病」の判定方法を下に書き出しますね。
◎「うつ病の判定方法」
➀「気分が落ち込む」
➁「興味がわかない/喜べない」
➂「著しい体重減少または増加、もしくは食欲の減退または増加」
④「不眠または睡眠過多」
⑤「焦って落ち着かないじっとしていられない、または逆に身動きが取れない」
⑥「疲れやすい、気力がでない」
⑦「自分に価値がない、自分が悪いと思う」
⑧「物事に集中できない、決められない」
⑨「死について繰り返し考えてしまう」
上記の➀~⑨の症状のうち、合わせて5つ以上の項目に当てはまれば、「うつ病」の可能性を考えるとありましたね。
ちなみにコロちゃんは、上記を真剣に読んで考えてチェックをしてみたら、一つも当てはまりませんでした。
むしろコロちゃんは、今朝などは5時に一度起きたのに、二度寝して次に目が覚めたらもう6時になっていましたよ。睡眠不足じゃなく、睡眠過多ですよ・・・あ、睡眠過多もヤバイのか?
ヽ(´д゚`ll)ヤバィ
また、日本における「うつ病」の生涯有病率は6.7%で、およそ15人に1人が「うつ病」を経験している計算になりますから、けっして珍しい病気ではないとされています。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 気分障害など」より
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/18/dl/all.pdf
出典:厚生労働省 平成30年版厚生労働白書より(7月27日利用)
上記のグラフは「厚生労働省」が発表している「気分障害の年代別円グラフ」です。
「気分障害」とは「うつ病+躁うつ病」です。このグラフを見ると、全体の31.7%が「65歳以上」となっています。
「高齢者」は「うつ病」を発症しやすいのです。
長年連れ添った配偶者を亡くしたりする「急激で強烈な喪失体験」をした際に、自分一人で抱え込んでしまったり、発散できる場がなかったりすると、「うつ病」の発症リスクは高まるとされています。
コロちゃんの場合だったら、3年前の「妻の死」ですね。
コロちゃんは、3年前に20代前半からの半世紀近くをともに生きて来た「妻」を亡くしましたから、大きなショックを受けましたね。
しかし、コロちゃんは寂しさはありましたが、その後は「孤独感」はあまり感じていません。
「読書」をしながら「新しい知識と著者の知性」を知ることができた時には、コロちゃんは社会とは繋がっているように感じるのですよ。
コロちゃんは、今後自分のコントロールがどこまで出来るのかはわかりませんが、現状を維持できるようにし続けたいと考えていますよ。
5.「孤独な高齢者は増え続ける」
コロちゃんのように高齢になって一人住まいとなれば、孤独な生活になることは当たり前のことです。今どき昔の「大家族制度」の家はごく少数なのですからね。
しかし「単身高齢者」の数は、今後増え続ける見通しとなっていますから、孤独な高齢者のうつ病患者も増え続ける可能性が高いですね。
「国立社会保障・人口問題研究所」は、今年2024年の4月に「日本の世帯数の将来推計」を発表しています。
それによると「2020年に737.8万人」だった「65歳以上の単身高齢者」が、「2050年には1838.9万人」と約1.5倍に増加すると予測しています。
そして注目すべきは「単身高齢者に占める未婚者の比率の急上昇」です。「高齢の未婚者」は子どもがいない方がほとんどだと思われますから、その分「孤独な高齢者」になりやすいでしょうね。
➀「未婚高齢男性は2050年には3倍に増えるよ」
下記で「配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。最初は「男性」からです。
「国立社会保障・人口問題研究所 配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合(男性)」より
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/hprj2024_gaiyo_20240412.pdf
出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の世帯数の将来推計(全国推計)より(7月27日利用)
上記のグラフは「国立社会保障・人口問題研究所」が、発表した「配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合」です。男性の方ですね。
このグラフの一番下の「黒い部分の棒グラフ」が「65歳以上の未婚男性」です。
2020年の33.7%(863万世帯)から、2050年には59.7%(2688万世帯)と、「世帯割合」では2倍近く増え「世帯数」では3倍増になります。
➁「未婚高齢女性は2050年には4倍近く増えるよ」
そして次に「65歳以上の未婚女性」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。こちらは「女性」です。
「国立社会保障・人口問題研究所 配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合(男性)」より
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/hprj2024_gaiyo_20240412.pdf
出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の世帯数の将来推計(全国推計)より(7月27日利用)
上記のグラフは「国立社会保障・人口問題研究所」が、発表した「配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合」です。女性の方ですね。
このグラフの一番下の「黒い部分の棒グラフ」が「65歳以上の未婚女性」です。
2020年の11.9%(573万世帯)から、2050年には30.2%(1910万世帯)と、こちらは「世帯割合」では3倍で「世帯数」では4倍近くまで増えますね。
コロちゃんは、未婚で子どもがいない男女の高齢者が、必ず「孤独」に陥るとは考えてはいませんが、それでも「孤独感」を憶える率は高いのではないかと思いますね。
この様な「未来予測」を見ると、今後の「日本」では「孤独な高齢者」への対策が必要になると思いますよ。
6.「人はどのような時に孤独を感じるのか?」
そもそも人間はどのような時に「孤独感」を憶えるのでしょうか。「体調を崩した時」や、「困った時」などに「孤独感を感じる」ことが多いのではないでしょうか。
「高齢者」になると、困ることが多いのですよね。
病気になった時の入院でも「保証人」を求められることがほとんどですし、「介護施設の入居でも同じでしょう。
「日本の多くの諸制度」は、「家族がいること」を前提として制度設計されていますから、今後激増する「未婚の高齢者」には使いづらいものなのです。
そして困った時に起きる反応が「孤独感」ではないでしょうか。
コロちゃんは、このような「未婚の高齢者の増加」へ対応した「社会システムの変更」を、今後出来るだけ早く進める必要があると考えていますよ。
そして多くの高齢者が将来に困らないように「社会制度を整備」していただきたいと思っていますよ。
7.「コロちゃんの記憶とアニマルセラピー」
今日は「アニマルセラピー」から、その効果が「うつ病に効果的」と見てきました。
しかし、コロちゃんは今のワンコを触っている「癒し効果」よりも、この「ワンコと家族の記憶」が今も大きな「アニマルセラピー効果」となっていると思っています。
このワンコが産まれたのは、コロちゃんちの居間のこたつの中でした。その時には4人家族の全員がいました。
そして、このワンコと一緒に「ウオーキングラリー」に参加した時もありました。確か「10㌔コース」でしたね。その時も家族が一緒でした。
妻とコロちゃんと近くの丘陵地帯をハイキングに歩いたこともありました。ワンコも一緒でしたね。
それらの記憶は、今も鮮明に思い出すことが出来ます。そして思い出すと心がホンワリと暖かくなります。これも「アニマルセラピー」でしょう。
それに、コロちゃんは過去に「悔いがない」のですよ。
人生の様々な選択肢を振り返っても、その局面局面で全力で取り組んできましたから、たとえ結果が悪かったとしても「力を尽くしたという満足感」は残っています。
ですからコロちゃんの場合は、今後困ったことがあったとしても、むしろ「全力で取り組み課題」が出来たと考えるかもしれませんね。
このコロちゃんの考え方が、このブログをお読みの皆さんの参考になるかはわかりません。しかし、こんなおじいさんも居るんだと、優しく受け止めていただければ幸いですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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