【社会考】「新技能実習制度」に自民党が圧力

社会

おはようございます。コロちゃんは、少し前に草津温泉に行った時に、マットが柔らかいベッドで寝たのですが、次の朝の起床時に腰痛が軽くなっていました。

それで、その後に帰宅してから自宅でも柔らかいマットを使ってみたのですが、朝の起床時の腰痛は・・・痛みはあまり変わりませんでしたね。

どうやら、草津温泉の旅館での、朝の腰痛軽減は「温泉の効能」だったようですね。

だけど、柔らかいマットだと、寝返りをうつ時の腰の痛みが少し軽くなりますから、しばらくはこの柔らかいマットを使用してみるつもりでいますよ。

このまま「腰痛」が少しずつでも軽くなって欲しいのですけど、あまり期待はしないで起きましょう。なにしろもう「こらいまれ」ですから老化という要素がありまくりですからね。

今日は「外国人技能実習制度の新しい案が決まった」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「日本は外国人を受け入れる道しかないよ」

☆「新制度ほぼ固まると、政府は新制度方針案を自民党に示す」

☆「関係閣僚会議で、新制度・育成就労制度を決定」

☆「身の回りにも人手不足が迫っている」

1.「日本は外国人を受け入れる道しかないよ」

コロちゃんは、「少子高齢化」が進行する「日本」においては、もう「人口の減少」は防ぐことは出来ないと考えており、「外国人の移民解禁」をするべきだと考えています。

だいたい普段利用している「コンビニ」でも、外国人店員が接客することは当たり前になっているじゃないですか。

現在人員不足で話題になっている「介護職」や「建築現場」でも、既に多くの「外国人労働者」が働いています。

それに「移民はダメだ」と言っても、もうすでに多くの業界では「外国人労働者」抜きでは、事業が回らない現実があります。

コロちゃんのような高齢者は、これから「終活」に入っていくことになります。

その時に「医療・介護・看護」の業界が、人出不足で「受け入れ態勢」が取れないようになってしまっては、それこそ死活問題となってきます。

そのような観点からも、コロちゃんはこの新しい「外国人技能実習制度」の動向には興味を持ってみていたのです。

2.「新技能実習制度導入が決まった」

政府は、先日の2月5日に「技能実習制度に代わる新制度の方針案」を自民党の委員会に示したと報道されました。

そして昨日2月9日に「関係閣僚会議」を開いて「新制度・育成就労制度」の方針を決定したとも報じられています。

今の「政府の政策」は、全て「自民党の委員会」での了承が無ければ国会に提出できないことになっていますから、このような手順を踏む必要があるのです。

なにしろ「自民党と公明党の与党」は、国会で多数派を握っていますからね。

ですから、多くの政策は「政府内での専門家会議」で検討されて、そこで決められた「最終案」を、その後「自民党に回して了承を得」てから、「政府」で改めて決定されることになるのです。

今回の「技能実習制度の新しい案」については、以下の様な経緯をたどりました。

①「有識者会議で最終報告」

まずは「法務省」が、「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議」を立ち上げて、2022年11月に第1回会議を開催しました。

その後2023年11月までに計16回の「有識者会議」を開いて内容を討議・検討し、昨年2023年11月30日には「最終報告書」を取りまとめて「法務大臣」に提出しています。

これで後は法務省の官僚さんが「法案」を作成して、「国会」に提起して採択されれば「法案が成立」し、めでたしめでたしとなると思いますが、そうは進みません。

その前に、政権政党の「自民党」の了承を得なければならないのです。これが今回の「外国人技能実習生制度」の場合は高いハードルとなりました。

②「自民党から異論がでる」

実際の経過は、11月30日に「最終報告書」が法務大臣に提出されました。

その後の12月14日に「自民党政務調査会・外国人労働者等特別委員会」から、「技能実習制度・特定技能見直しについての提言」という文書が発表されました。

「自民党」から異論が上がったのです。その内容は「有識者会議の最終報告」に対して、次の「提言」をしていました。

有識者会議の「最終報告書」では、外国人労働者の「転職条件」として、今までの実習生制度の「原則3年は認めず」から、「原則1年超・経過措置として延長可能」としていました。

それを「自民党」の「提言」では、一転して「3年間は特定の企業などで就労すべきだ」としています。

この「自民党の提言」では、「転職条件を3年は認めないから原則1年にして」しまったら「地方から都市部への外国人の流出」が起きてしまうと懸念の声を取り上げていました。

そして「新たな制度の転籍の在り方は3年間の育成期間に留意しつつ少なくとも2年」することなどが「提言」されたのです。

何のことはない「自民党の提言」は、外国人労働者をこれまで通りに「安い賃金」で働かせることを念頭においているのです。

賃金を上げさえすれば、外国人労働者がわざわざ都市部へ脱走したりはしませんからね。なお、2020年の「技能実習生」の失踪者数は9000人超だったそうです。

3.「政府は新制度方針案を自民党に示す」

上記のような経緯ですが、「自民党政務調査会」をクリアできなければ、政府は「国会に法案を提出できない」慣例になっていますから、再び自民党に「新制度方針案」を提示しています。

それが先日の2月5日のことです。しかし報道されたと言う事は、この案が「落としどころ」となっているのでしょう。

それでは、「今度の新制度方針案」は、上記しました「自民党提言」にどの程度「配慮」して変更されているのでしょうか?

この「今度の新制度方針案」は、まだネットで発表されていませんから、報道による内容しかわかりませんが下記に書き出しますね。

今回の「育成就労制度」について、最大の焦点は「転籍制限の見直し」です。

もともとの「技能実習制度」では、「原則3年間」転籍を認めていません。それが待遇が悪くとも職場を変えられないことから、人権侵害や失踪に繋がっていました。

そこで「有識者会議」では「最終報告書」で「1年超」(昨年11月)とし、「自民党」は「3年」(12月)と見解が分かれていました。

それが今回2月5日の「政府」から「自民党」への「新制度案」では、以下の様に提案されていると報じられています。

「転職制限の期間を1年とすることを目標にしつつ、当分の間は最長2年まで許容、3年間は同一企業で就労することが望ましい」

「おいおい、いったい1年なのか2年なのか3年なのかどれなんだよ? これじゃわからないじゃないの?」byコロちゃん

見事な折衷案の「お役所言葉」ですね。また「転職時に求める語学能力のハードルも有識者会議の報告書より高めた」とも報じられています。

4.「関係閣僚会議で、新制度・育成就労制度を決定」

その後昨日2月9日に、首相官邸で「外国人材の受け入れ・共生に関する関係閣僚会議」を開いて、技能実習制度に変わる「育成就労制度」を決定したと報じられています。

「原則認めていない本人意向の転職に関する制限は、1年を目指しつつ当分は1年から2年で設定」と報じられています。

コロちゃんはこの報道を読んで、「有識者会議最終報告書の1年超」(昨年11月)と、「自民党提言の3年」(昨年12月)の、あいだを採用した見事な折衷案だと思いましたよ。

4.「身の回りにも人手不足が迫っている」

コロちゃんは、現在「要支援1」の介護保険認定を受けていて、毎週2回の「訪問看護」と1回の「訪問リハビリ」を受けています。

また月1回は「ケア・マネージャー」と「訪問看護師」の来宅で、身体の状態を見てもらっています。

その時には、身体の不調・好調はもちろん、様々な医療・介護の相談とともに、雑談も少し交わすのですが、誰もが「人手不足」で補充が全然出来ないと嘆いていました。

コロちゃんの住む地方都市では、もう「人手不足」が着実に迫ってきていることを、誰しもが身近に感じているのです。

コロちゃんの感覚では、「介護・医療関係」では「施設」でも「訪問」でも「人手不足」は慢性化しているように思えます。

コロちゃんは、自身の終活として「自宅での一人死」を目指すことにしていますから、「訪問医療・訪問看護・訪問介護サービス」が成立していないと困ったことになるのです。

そうした考えを持っていますから、もう「日本人」だけでは回らない業界には、どんどん積極的に外国人労働者が来ていただけることを望みますね。

「外国人労働者」を忌避する方は、自身が高齢となって身体が不自由になった時に、誰も介護・看護をしてくれない社会を想像していただきたいと、コロちゃんは思いますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

ChesnaによるPixabayからの画像

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