おはようございます。昨日は、「草津のスキー場」で「長男一家」の面々とスキーとそりを十分に堪能した後に、ホテルでの「温泉三昧」をすごして1日が終わりました。
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さて今日は、午前には「草津温泉」周辺を探索する予定のようです。何をするのかな?
トラベルプランナーは「長男一家家長様」です。
朝ごはんの「バイキング」をちょっと食べ過ぎたコロちゃんは、膨れたお腹をなでながら「長男一家家長様」に尋ねます。
コロちゃん
今日は何をするの?
長男一家家長様
今日は、草津温泉のガイド付き散策に行こうよ。
草津温泉のあちこちをガイドさんがいろいろ教えてくれるそうだよ。
そして午後は、温水プールorスノーシューのどちらかを子どもが行きたい方にしようかな。
ふむふむ、これはホテルの宿泊サービスの「遊び放題リゾートパスポート」に入っているのか、へーこんなサービスもあるんだね。
草津温泉街の「湯畑周辺」は、今までにも何回も家族で散策しているけど、ガイド付きは考えていなかったよね。
今までは雰囲気を味わうだけでも十分だったけれど、この「散策」ではどんなガイドをしてくれるのかおもしろそうだよね。
さて、それではそろそろ「草津温泉郷ガイド付き散策」の集合場所のホテル玄関前」に、みんなで向かいますか。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「草津温泉郷ガイド付き散策」
☆「古いさびれた温泉旅館と、若者の行列」
☆「思い出の無料温泉から、地元民以外は締め出し」
☆「午後はボーリングとスノーシューで遊ぶ」
☆「ロビーに響き渡るたーくん(4歳)の声」
☆「あと何回来れるかな?、コロちゃんと一期一会」
1.「草津温泉郷ガイド付き散策」
このホテル玄関を出発点とする「ガイド付き散策」を引率してくれるガイドさんは、コロちゃんと同年代かと思しきおばあ・・・げふんげふん‥ご婦人でした。
╭( ๐_๐)╮ゴメンナサーィ
すらっとした体形の、見るからに足腰が強そうなジモッティーの方の様でしたね。おそらくホテルと契約している方なのでしょう。
さすがガイドさんです、草津温泉について詳しい詳しい。
「ここの元旅館にはおばあちゃんが1人で住んでる」とか、「ここには以前にはもう長い間住んでいなかった家が3軒あったけど、町が買い取った」とか、よく知っていましたよ。
由緒あるお寺さんの言い伝えとか、いつごろにこの本堂が建ったとか。
えッ、この銅像は弘法大師なの? それはさすがに「伝説」ですよね?
まあ「弘法大師様」ご本人から「ここには来ていないよ」との苦情は来ないからいいかな?
だけど、立派な銅像が建っていると、まるで「歴史的事実」のようですね。
また、「湯畑」を設計した岡本太郎画伯と、当時の町長とのやり取りも良く知っていましたよ。
そして普通のガイドさんが話すような内容はもちろん、それ以外にもジモッティーしか知らないようなお話しも語られていましたね。
コロちゃんが最後にこの草津温泉に来たのは、もう10年以上前ですが、その時の散策では湯畑周辺をちょっと離れると、さびれた温泉街に廃墟のような古い建物が林立していた記憶がありました。
しかし、今回案内された経路では、ところどころのエリアが広く新しく整地されて、今風の建物が建っているところもあるのです。
ガイドさんが話すには、町が「ふるさと納税」で得た資金で、古い旅館跡を買い取って新しい建物を建てたりして、だいぶ町が変わったと言っていましたね。
どうやら現在の町長さんが「やり手」で、新しい施策をどんどん導入している模様でした。
ガイドさんの論調も「やりて町長」を語る時には、何か含みを感じましたから、反対派も多いのかもしれませんね。
ひょっとしたら、ガイドさんも「やりて町長」の反対派だったのかも。
新しい施策には、必ず旧来の「古き良き温泉郷」の伝統維持を訴える方がつきものだと、コロちゃんは思いましたよ。
2.「古いさびれた温泉旅館と、若者の行列」
コロちゃんたち一行は「ガイドさん」の説明を受けながら、草津温泉の湯畑を中心として「ウラ草津」なども回って歩きました。
コロちゃんは、東京の原宿にある「ウラ原宿(ウラハラ)」は知っていましたけど、「ウラ草津」は初めて聞きましたよ。
最近になって、呼ばれるようになったのかもしれませんね。
そしてこの草津の「湯畑」を見たコロちゃんは、亡くなった妻が健在だった頃に家族4人でこの場でフォトを撮ったことを思い出しましたよ。
あの頃は楽しかったなー。
(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)
そうやって周辺を歩いていますと、やはり裏側の路地を入るとさびれた「旅館跡」のような廃墟が目につきます。
ガイドさん曰く「草津の旅館は江戸の昔から、お金持ちの方の保養地として、旅館ごとにお得意さんを持っていて長く栄えてきていた」というのです。
それが、温泉保養も含めた観光地の大衆化の流れの中で、昔ながらの旅館のやり方は「繁栄の道」から外れてしまったのでしょうね。
コロちゃんは、職場や地域の集まりが全国の温泉地に団体旅行でどんどん出発していた1970~1980年代を知っていますから、当時を思い起こすと今は昔の時代の流れを痛感します。
皆さんは、今では信じられないかもしれないですが、当時の多くの会社では毎年1回は「社員旅行」で観光地や温泉に宿泊する行事が行なわれていたのですよ。
それらの行事は、「会社」にとどまらず、「町内会」や「青年団」や様々な多くのグループも団体で温泉旅行に出かけていましたね。
更に会社ぐるみで「運動会」などを主宰していた会社も多かったです。
当時の日本社会には、「会社」をはじめ多くの場所で「パターナリズム(父権主義)」が生きていたのです。
それが無くなってきたのは2000年頃からでしょうか。その頃から「日本社会」はハッキリと変貌してきましたね。
その変化の中で「団体旅行」の需要が消滅し、全国の旧来の温泉旅館は斜陽化していったのです。
コロちゃんは、全国の温泉の宿泊数の推移を調べてみました。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「環境省 温泉利用施設における宿泊数の推移」より
https://www.env.go.jp/content/900509753.pdf
出典:環境省 温泉地に関する参考資料より (1月30日利用)
上記のグラフは、環境省が発表している「全国の温泉利用施設における宿泊者数の推移」です。
「温泉宿泊者」のピークは、1992年(平成4年)の1億4324万6千人です。
直近の数字を探してみましたら、環境省の「令和3年度温泉利用状況」には、「年度延べ宿泊人員:7千803万8804人」の記載がありました。
同じ基準のデータかはわかりませんでしたが、この数字は「温泉宿泊者数」が、ピーク時の半分程度にまで減少したことを表しています。
1990年代に大きく膨れ上がった温泉旅館の利用者数が、その後現在に至るまで減少し続けたことが推測できますね。
「草津温泉街」の裏側のさびれた旧旅館も、その温泉旅行者数の減少の中でひっそりと閉館していったのでしょう。
その温泉旅館の衰退過程が、ガイドさんの説明を聞きながら想像できましたね。
また、湯畑から土産物店が林立する「湯滝通り」を歩いていると、若者たちが行列を作っている店が何軒もありました。
そうなんです、草津温泉郷の中には、「さびれた旅館の建物」と「新しいこじゃれた店」が隣り合わせに並んでいるのです。
おそらく若者たちは、日帰りのお客さんなのでしょうね。「インスタ映え」というのですか? そのような店をSNSで探索してむかうのでしょうね。
コロちゃんが、お店の看板を見てみるとラーメンや釜飯などの飲食店でしたね。
それらの新旧が並び立つ温泉街を、ガイドさんの案内の下でコロちゃんたちの一行は回遊してまわり、ガイドさんとは現地解散となりました。
3.「思い出の無料温泉から、地元民以外は締め出し」
コロちゃんの家族は、この草津温泉には思い出があります。以前の草津温泉郷には、無料で入湯できる温泉が沢山あったのです。
コロちゃんの家族で、この「草津温泉」に一番数多く通っていたのは「長男一家家長様」でしたね。
彼は学生時代に、仲間たちと車でこの「草津温泉郷」の無料温泉を何軒も梯子をして回り、そのまま深夜に帰宅することをよく行なっていました。
なにしろお金がない学生たちです。「日帰り温泉旅行」のこのイベントは、安上がりで遊べて、しかも往復の車の中で友人たちとのコミュニケーションも充分楽しめると好評だったようです。
そして、その頃にはコロちゃんたち家族も、何回も「日帰り温泉」を楽しんでいましたね。もう20年近く前の事でした。
このいわば「コロちゃんの思い出の温泉」は、草津温泉郷のあちこちに20ヶ所ほど点在しています。
ところが、この日に「ガイド付き散策」で、見て回ったところ「無料温泉」は全て「地元民以外入湯お断り」となっていました。
後で調べたところ、「全19か所の温泉の内、観光客が利用できるのは3ヶ所のみ」となっていましたね。
コロちゃんには深い事情は分かりませんが、コロナ禍を理由とした「草津温泉組合」あたりの方針変更かもしれません。
しかし、長い伝統であった「誰でも気軽に入れる温泉」が、地元民以外は禁止とされることは、なんとも寂しい事だと、コロちゃんは思いましたね。
4.「午後はボーリングとスノーシューで遊ぶ」
さてはて、コロちゃん家族の思い出の地の「草津温泉郷散策」を終えると、午後の部は再びホテルに帰り、子どもたちのリクエストに応えて「ボーリング」と「スノーシュー」で遊びました。
コロちゃんは、もう温泉で充分堪能しましたから、見ているだけで精いっぱいですよ。
今朝のコロちゃんは、朝5時30分に起きてからとその後にもう一度と、2回も温泉に入ってきたのです。
(早起きでみんなを起こしてしまってゴメンナサイ)
d(>∇<;)ゆるちて♪
コロちゃんの「温泉入湯」は、昨日に2回+今朝2回=合計4回です。この温泉の効能のためか、昨日と今日とコロちゃんの腰痛は大分軽減しています。
やはり、コロちゃんの腰痛には「温泉」は効きますね。だけど、毎日入れないしなー。
また「長男一家」や「次男一家」からのお誘いを待つことにしましょう。
多分初めての経験である子どもたちの「ボーリング」は、ガーターとならないように柵を出してボールを投げていました。
まあスコアはともかく「パパさん」は上手ですね。学生時代にでもボーリングに通ったことでもあるのかもしれませんね。
「なーちゃん(9歳)」は、ボールを放るようにして投げていて、「たーくん(4歳)」は、補助の象さんのような台を使っていました。
「家族全員」で楽しめるならば、どの様な遊びでも良いのですが、みんなでワーワー騒ぎながらの風景を見られることは、コロちゃんには心躍ることでしたね。
最後のイベントは、ホテル敷地内にある「スノーシュー」で「そり遊び」をひとしきり行なって、子どもたちも大満足して、今回の「スキー&温泉旅行」が終わりました。
5.「ロビーに響き渡るたーくん(4歳)の声」
さてこれで今回の「スキー&温泉旅行」は終了とばかりに、コロちゃんはホテルのロビーの椅子に座って、みんなが荷物をまとめているのを待っていました。
その時にホテルのロビーに、大きな声が響き渡ります。
「○○○○○のじいじ、シャベルカー買って!」by「たーくん(4歳)」
「○○○○○のじいじ、○○○○○のじいじ!買って買って!」
上記の○○にはコロちゃんの苗字が入ります。
また「たーくん(4歳)」の声は、幼い子どもですからかん高くて響くのです。ほとんど「衝撃波」の様いロビー全域に轟いています。
「お願いたーくん(4歳)、恥ずかしいから大声で名前を呼ばないで」byコロちゃん
「たーくん(4歳)」は、ロビーの隣にある「みやげもの売り場」を歩いて回っていて、興味のあるおもちゃを見つけたみたいです。
「パパさんとママさん」は、せっかく草津に来たのだから、どこでも買えるようなオモチャは止めなさいと言っていましたが、「たーくん(4歳)」はもうテンション爆上げで声を上げます。
「じいじシャベルカー買って!買って!買って」by「たーくん(4歳)」
困ったコロちゃんは、パパさんとママさんに目配せをして、「いいかい?」と聞きます。
「仕方ないな」との「パパさん+ママさん」です。ついに初志を貫徹した「たーくん(4歳)の勝利」となりました。
大満足した「たーくん(4歳)」の言う事には、「ここでもう1泊したい!」。
それは、さすがにかなえられませんでしたよ。楽しい「スキー&温泉旅行」でしたね。みんな大満足していましたよ。
6.「あと何回来れるかな? コロちゃんと一期一会」
コロちゃん向けには「温泉」で、「なーちゃん(9歳)」にはスキーで、「たーくん(4歳)」にはそりとなった今回の「スキー&温泉旅行」は終わりました。
来年は「たーくん(4歳)」も、初めてのスキー体験となるでしょう。もうしばらくはコロちゃんも誘ってもらえるかと思います。
しかし、年を重ねるごとに、子どもたちは大きくなるでしょうし、コロちゃんは年々衰えていくのでしょう。
「あと何回来れるかなー?」byコロちゃん
「健康寿命」という概念があります。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 健康寿命と平均寿命の差」より
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット より(1月30日利用)
上記のグラフの「薄青色」が「平均寿命」で、「黄色」が「健康寿命」です。
①「平均寿命」とは、「0歳における平均余命」のことになります。
②「健康寿命」とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことになります。
「高齢者」にとって、上記の「①平均寿命」と「②健康寿命」のどちらを意識すべきかというと、やはり「健康寿命」の方だと、コロちゃんは思うのです。
上記のグラフは2019年のデータですが、男性の「①平均寿命は81.84歳」ですが、「②健康寿命は72.68歳」です。
この間の「差の8.73年」は、「健康上の問題でに日常生活が制限される」期間です。
いわば「不健康寿命(そのような言葉はありません)」です。
コロちゃんは、もう「こらいまれ」年代となっていますから、「②健康寿命72.68歳」まではあといくらも年月はありません。
そう考えると、コロちゃんにとっては遊びも活動も全てが「一期一会」の貴重なものとなってきますね。
この「一期一会」という言葉は、「人との出会いや物事を行なう機会は生涯で一度切りしかないから大切にしなさい」という意味で使われます。
語源は、千利休の弟子が「山上宗二記」に利休の言葉として伝えられています。
コロちゃんは、昔の偉い方の様な覚悟もありませんし、皆さんの心に残るような「名言」を残したりも出来ませんが、残り少ない人生を「一期一会」の覚悟を持って生き続けたいと思っていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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