おはようございます。昨日コロちゃんは「長男一家の面々」と一緒に「さいたまトラックファミリーフェア2024」と言う行事へ参加してきました。
この「トラックフェア2024」と言うのは、「さいたまトラック協会」が主催している行事で、「トラック・白バイ・パトカー」などの「車両展示」を行なっていましたよ。
子どもや家族が楽しめるように、白バイやトラックの運転席に乗れるイベントや、多くの「ガラガラ抽選器を使ったくじ引き」も開催されていましたよ。
場所は「深谷市のどこか?」です。コロちゃんは、「長男一家家長様」の運転する車に乗っていただけでしたから詳しくは知りません。
しかし「関東の空っ風」と言いますけれど、この日は風が強かったですね。幸い日差しは強かったですけど、これで曇りだったらコロちゃんは震えあがっていたでしょうね。
コロちゃんは、久しぶりにこの様な「大勢人が集まるイベント」に来ましたよ。
帰りはみんなで「美味しいラーメン」を食べてから帰宅しましたよ。ごちそうさまー!
(*゚∀゚)=オナカイッパイ
今日は「賃金・所得増は必要だけれど・・・」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「賃金・所得増になるのかな?と、財源は補正予算と特別会計からだよ」
☆「現金バラマキは良い事なのか?と、コロちゃんとお金の価値観」
1.「賃金・所得増になるのかな?」
コロちゃんが、コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると1面にデカデカと「経済対策、補正支出13.9兆円/首相『賃金・所得増が必要』」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは「清貧ライフ」をおくっていますからね。この記事をじっくりと読んでみましたよ。
最初は「石破総理」の発言を見ておきましょう。総理発言は「経済対策の一番の目玉」を語りますからね。以下ですよ。
「国民の暮らしが豊かになったと感じてもらうためには現在と将来の賃金・所得が増えることが必要だ」
ふーん、「増やすのは賃金・所得」なのね。
(`ヘ´) フーン!
「年金」は言っていないですよね。じゃコロちゃんとこには「恩恵」はないのか・・・。
( ̄、 ̄)チェ!
コロちゃんが新聞記事を読んでの「経済対策のポイント」は以下でしたよ。
◎「経済対策のポイント」
➀「住民税非課税世帯:3万円支支給」
➁「住民税非課税世帯:子ども1人あたり2万円」
➂「2025年1~3月:電気・ガス料金補助」
④「ガソリン補助金継続」
⑤「103万円の壁引き上げ」
そしてコロちゃんが気になったのは、上記の「経済対策の財源」ですよ。すべて「2024年度補正予算から13.9兆円」と書いてありましたよ。
はてさて、どっから突っ込もうかなー?
いろいろコロちゃんが言いたいところが満載ですよ、これは!
➀「住民税非課税世帯への3万円支給はありだよ」
最初は「住民税非課税世帯」に対する「3万円給付」についてです。
報道によると「内閣府の試算では平均年収168万円(月14万円)以下の世帯層は年収に占める消費支出の割合が23年に99%に達した」と報じられています。
これは「月14万円以下の世帯」では、「物価の上昇」によって既にまったく余裕がない状態に追い込まれているということですよね。
だけど「石破政権」としては、現在「物価上昇を止める政策」よりも「デフレ脱却」を優先して「物価を上げる政策」を進めています。
それで「低所得層」にはガマンしてもらおうと「給付金」を配ることにしたのでしょう。
下記の表記をご覧ください。内容は下に書き出します。
「内閣府 低所得世帯支援枠」より
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2024/1122_taisaku_file.pdf
出典:内閣府:国⺠の安⼼・安全と持続的な成⻑に向けた総合経済対策より(11月24日利用)
上記の表記は、「内閣府」が発表した「総合経済対策の低所得世帯支援枠」です。「住民税非課税世帯」には「3万円」、子育て世帯には「子ども1人あたり2万円」の給付となっています。
なお、コロちゃんはギリギリのところで「住民税非課税世帯」に入りませんから、「物価上昇の痛み」を感じるままで放置されましたね。
〇「お金のある高齢者にまで配る必要があるの?」
この「住民税非課税世帯」と言う「給付金区分」ですが、コロちゃんは「お金のある高齢者世帯」には配る必要がないと考えています。
現在「住民税非課税世帯数」は1300万世帯と言われていますが、そのうちの7割の「高齢者世帯」では「所得はゼロか少額」でも「資産をたっぷりお持ちの方」もいらっしゃいます。
報道では「65歳以上の高齢者世帯の半数は1500万円以上の資産を持つ」と報じられています。計算すると「455万の高齢世帯が資産1500万円以上」となりますね。
もちろん、その逆に「資産がゼロの高齢者世帯」も2~3割いるとされていますから、一緒くたにあつかう事にコロちゃんは疑問を感じますよ。
コロちゃんは、「世帯資産の把握」をキチンと行なうようにして「貧困者と富裕者」を切り分けて、給付金が本当に必要な「貧しい世帯」に限り給付する仕組みを導入するべきだと考えていますよ。
後でも取り上げますが、この「給付金の財源」は「赤字国債」からになります。
これは「未来の世代が返済する」ようになるわけですから、貴重な「未来世代からの贈り物」ですからね。
「給付(バラマキ)」は慎重に厳密に行うべきだと思いますよ。
➁「いつまで続けるの電気・ガス補助金?」
今回の「経済対策」では「電気・ガス料金補助金」も復活しています。
下記の表記をご覧ください。内容は下に書き出します。
「内閣府 電気・ガス料金の負担軽減」より
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2024/1122_taisaku_file.pdf
出典:内閣府:国⺠の安⼼・安全と持続的な成⻑に向けた総合経済対策より(11月24日利用)
上記の表記は、「内閣府」が発表した「電気・ガス料金負担軽減策」です。「電気・ガス料金合計で1世帯あたり月1300円の軽減」が予定されています。
今回の「電気・ガス補助金」は、来年2025年の1~3月ですが、皆さんこの「電気・ガス補助金」はいつから始まったのか覚えていらっしゃいますか?
もう忘れるくらい以前から続けられていますよね。それに今回の「電気・ガス料金補助金」は、目的が「物価高対策」となっていますが、過去の理由はそれぞれ違っていましたよ。
下に書き出してみますね。
◎「電気・ガス料金補助金経過」
➀「2023年1~8月:(電気・ガス価格激変緩和対策)」
➁「2023年9~2024年5月:(電気・ガス価格激変緩和対策)」
➂「2024年8~10月:(酷暑乗り切り緊急支援)」
④「今回:2025年1~3月:(物価高対策)」
うーむ、始まりは2022年のウクライナ戦争による原油高騰の影響を受けた「電気・ガス料金の高騰」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
そして「コロナ禍」の影響もあって「激変緩和措置」として導入された政策ですが、「激変緩和」が1年間以上続くってのは違和感がありますね。
その後も続けられた理由が「酷暑乗り切り緊急支援」って、もう理由は何でもよかったんじゃないの?
ここまでで「予算は11兆円」とされていますね。
今回は「物価高対策4.6兆円」ってなっていますが、そのうちの数兆円はこの「電気・ガス料金補助金」に充当されるのでしょうね。
しかし「対策の理由が物価高対策」だったら、物価高が治まらなかったら永遠に続けるのでしょうか?
コロちゃんは、お金持ちほど「電気・ガス使用量も、ガソリン消費量も多い」のですから、このような形の「補助金」には反対ですよ。
大事な「国家の予算」をバラまくならば、「貧困層」に対象を絞るべきで「お金持ち」は対象から外すのが「原則」でしょう。
この様な「バラマキ政策」は、自分の利益しか考えない「ポピュリズム」の悪弊が拡がるばかりだとコロちゃんは考えていますよ。
➂「岸田総理の置き土産を回収だよ」
コロちゃんは、この「閣議決定された経済対策」の文書をパラパラ読みしていて、思わずウププと笑ってしまったことがありますよ。
(´艸`)ウププ
それは、コロちゃんが以前「岸田総理の置き土産」を指摘していたことがあったのですが、今回の「経済対策」でちゃんと「置き土産」の一部を回収していたのですよ。
まずは、以前指摘した「岸田前総理の置き土産」を見てみましょう。下記ですよ。
❶「少子化対策:年3.6兆円を確保し現金給付や保育サービスの拡充にあてる。その内の1兆円は医療保険に上乗せして集める支援金」
❷「防衛予算の拡充:2027年度までに総額43兆円確保。必要な追加財源は14.6兆円(税外収入で4.6~5兆円、決算剰余金で3.5兆円、歳出改革で3兆円、残りは所得・法人・たばこ税の引き上げ)」
❸「GX:20兆円規模の経済移行債計画、財源はこれから」
➍「半導体:補助金依存からの脱却を目指し政府保証を付ける案を検討」
上記の❶~➍のうちの、❸GX(グリーントランスフォーメー)は、「経済対策文書」のあちこちに24ヶ所ほど書き込まれています。
また、➍「半導体」も「AI・半導体産業基盤強化フレーム」として別紙でまとめて書き込んでいますね。
素人のコロちゃんでは、その深い内容までは分かりませんが、今回の「補正予算13.9兆円+特別会計等21.9兆円=39兆円」の大盤振る舞いの中に滑り込ませたのかな、とコロちゃんは思いましたよ。
なお、この「石破総理の経済対策」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。全部で67ページありますよ。
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2024/1122_taisaku.pdf
2.「財源は補正予算と特別会計からだよ」
上記で今回の「経済対策」が、合計で「補正予算13.9兆円+特別会計等21.9兆円=39兆円」と巨額に上っていますが、その財源はどこから調達するのでしょう?
もちろん「国家予算」からですが、ちょっとその「構造」を見てみましょうね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「財務省 一般会計歳出等の推移」より
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/subof_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241016/01.pdf
出典:財務省:財政総論より(11月24日利用)
上記のグラフは、「財務省」が発表した平成20年度(2008年)~令和6年度(2024年)の「一般会計歳出等の推移」です。
この中から「補正予算」のみを書き出してみますね。。下記ですよ。
◎「補正予算額」(兆円未満切り捨て)
➀「2019年度: 3兆円」
➁「2020年度:73兆円」(コロナ禍)
➂「2021年度:36兆円」
➂「2022年度:31兆円」
④「2023年度:13兆円」(コロナ5類移行)
⑤「2024年度:13兆円」(今回の経済対策に支出)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241016/01.pdf
(出典:財務省:財政総論より:11月24日利用)
上記の「補正予算」の推移を見ると、「➀2019年度: 3兆円」が「平時の補正予算」です。それが「コロナ禍」で「戦時予算」となり「補正予算額」を増やしています。
ここまでは仕方がないでしょう、「パンデミック」ですからね。
しかし、その後の「コロナが5類移行した年」の「④2023年度の補正予算13兆円」も平時の「補正予算額の数兆円」に比べると多い予算額です。
ましてや、もう「コロナ禍」が終了した2024年度に「13兆円の補正予算」を組む理由は何があるのでしょうか?
「日本経済」は今後「デフレから完全脱却して成長する経済(物価が上がる経済)」を目指すのですよね。
だったら永遠に「物価高対策」に補正予算を投入しなければならなくなりますよ。
繰り返しますが、「平時の補正予算規模は数兆円」です。「石破総理」は、いつになったら「コロナ前の平常運転」に戻ると言うのでしょうか。
どう見てもこれは「財政規律の弛緩」ですね。「借金」がいつまでも続けられると考えているとしたら、コロちゃんは「甘い!」と思いますよ。
3.「現金バラマキは良い事なのか?」
コロちゃんは、最近の「お国の政策」がやたら「現金をバラまく内容」に変わって来たように感じています。
もともとの「政権政党:自民党の政策」は、「自助努力」をもって様々な福祉政策も厳しい姿勢を崩さないものでした。
「貧しい方たち」には、決して「やさしい政治」ではありませんでしたよね。
それが、コロちゃんのイメージでは2012年の「安倍第2次政権」の「子ども・子育て支援策」の頃から、積極的に現金給付に踏み出すようになってきました。
コロナ禍の時の「一人10万円の給付金(2020年)」は、まだ記憶にあるかと思われます。
そして「岸田前総理」は、2024年6月に「住民税非課税世帯に10万円の給付金」と「1人4万円の減税」などを実施しています。
また、それ以外にも「子育て世帯への家庭支援」も頻繁に実施されています。
これらの支援策全体を眺めると、現在の政府の「支援策」は「低所得層」だけではなく、むしろ「中高所得層」への支援額が大きくなっている様にコロちゃんには思えるのです。
その結果が「財源の借金頼み」です。こんな「借金の財源での現金バラマキ」などは、長期的に「持続できる政策」とは到底思えませんね。
コロちゃんは「赤字国債」は、未来の子どもたちからの収奪と考えていますので、基本的には「借金はなくす方向」で進むべきだと考えていますよ。す。
今後は「給付」をするとするならば、「物価上昇が生活困窮に直結する層」に限定をすべきだと考えますよ。
コロちゃんは、「石破総理」の「将来の賃金・所得が増えることが必要」には賛同しますよ。しかし、今回のバラマキが「将来の賃金・所得増」に繋がるとは到底思えませんよ。
4.「コロちゃんとお金の価値観」
コロちゃんも「お金は大切だ」と思いますよ。毎日の生活に足りなくなれば「貧窮」しますからね。しかし、必要以上にはない方が「心穏やかに暮らせる」とコロちゃんは考えています。
本来の「人間の欲望」とは、食欲・睡眠欲などを見ても「限度」があるものだと思うのです。仲間を得たい、友人を持ちたいと考えても「人数に限度」はあるでしょう。
しかし「お金」は違います。どんなに沢山所有しても、更に増やしたいとの欲望が出て来るでしょう。
コロちゃんは、この「お金の所有欲」こそが、「資本主義経済」を成長に進ませるインセンティブになっていると考えています。
「経済成長」は、みんなが豊かになる道ですから、この「インセンティブ」も決して悪い事ではありません。
しかし、行き過ぎた「限度のないお金への欲望」は、どこまで行っても「満足できない道」と裏腹です。
コロちゃんの生活の目的は「心穏やかな生活」ですから、「お金への欲望」も「清貧ライフで暮らせる程度」で充分満足できていますよ。
コロちゃんは、過度な欲望を持つと「目が曇る」と考えていますから、時々「お金持ちの話」を見聞きしても「ああいう生き方はコロちゃんには似合わないなあ」と考えるようにしていますよ。
今日は「賃金・所得増は必要だけど・・・」とのテーマで、今回の石破総理の「経済対策」を見てみましたよ。
「住民税非課税世帯」への現金給付や「電気・ガス料金の補助金」などですが、どれをとってもコロちゃんがもろ手を挙げて賛成できるものはありませんでした。
コロちゃんの懸念事項や意見を書いてみましたが、皆さんはどうお考えだったでしょうか。
そして「財源」となった、「補正予算」と「本予算からの支出」の全体像をご紹介しましたが、到底持続可能とは思えませんでしたね。
最後のコロちゃんのお金の価値観は、普段から考えていたことをちょっと書いてみました。このような「価値観」は人によっていろいろあると思いますから、賛同していただくことは考えていません。
ただコロちゃんのような見方をしている人もいると、暖かく見ていただければ幸せですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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