【社会考】「高市自民党総裁誕生」の理由は「最低賃金と物価高」か?

社会

おはようございます。
(っ ̯ -。)ネムイ…

今朝のコロちゃんは「眠い」のです。

何故「眠い」のかというと、今朝コロちゃんが5時の起床後に、いつものようにシャワーを浴びてから、ワンコとの散歩に出たら「周囲が真っ暗」だったのですよ。

コロちゃんは、「あれれ? 急に日の出が遅くなったな?」と思いスマホを出してみると、まだ「午前4時30分」ではありませんか!

これって、ひょっとして「タイムスリップ??」。

そんなことないですよね、ただ単にコロちゃんが「起床の時間を間違えただけ」ですよ。

今朝のコロちゃんは、もう「朝5時」かと思って間違えて「4時」に起床してしまったのですよ。

コロちゃんは、昨夜はいつも通りに夜9時に寝ていますから、「睡眠時間は7時間」は確保しているはずなのですが、何しろいつもは「8時間の睡眠時間」ですから、今日は眠いのですよ。

だけど、今からもう寝れないもんなー。まったくコロちゃんって「ドジっ子」ですよねー。時計の文字盤も満足に読めないのですからね。

ちょっと「軽度認知症(MCI)」を心配になったコロちゃんでしたよ。

そんな「ドジっ子コロちゃん」が、今日は「高市自民党総裁誕生の理由は最低賃金と物価高か?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「自民党総裁に高市早苗氏が選出されたよと、自民党の党員・党友の世論が大きく動いたよ」

☆「地方経済は日本のラストベルトか?と、物価の上昇と低い県民所得から危機感を強めたよ」

☆「最低賃金2020年代中に1500円への反発は大きかったと、コロちゃんと小泉郵政解散」

1.「自民党総裁に高市早苗氏が選出されたよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「自民党総裁に高市氏」との1面トップの大見出しが目に入りましたよ。

いやいや、コロちゃんだって昨日の午後の「自民党総裁選挙」のニュースは、もう聞いていましたよ。

そりゃ「自民党総裁」は「次の総理大臣」になることがほぼ間違いがないのですから、コロちゃんも興味はありますよね。

ただコロちゃんはこの結果を聞いてビックリしたのですよ。

このコロちゃんが驚いた理由なのですが、コロちゃんは「小泉進次郎氏が勝つだろう」と予想していたのですよ。

ところが「蓋を開けたら」、予想外の「高市氏の当選」となっていたからビックリしたと言う訳ですよね。

まあこんなことは「コロちゃんも見る眼がなかった」と言う事なのですが、後で新聞を読むと「政界・マスコミの方たち」も軒並み予想外だったみたいですよね。

今朝になってから「新聞で投票の内訳」を詳しく読んでいるうちに、ちょっと感じたことがありましたので、今日はコロちゃんの考えを大胆に書いてみようと思いますね。

2.「自民党の党員・党友の世論が大きく動いたよ」

コロちゃんが、今回の「自民党総裁選挙」で注目したのは「党員・党友票」です。その注目の理由は「全国の自民党員の世論」が反映されていると見るからです。

全国の「自民党員」って、それぞれの地域の「リーダーや会社の社長さんたち」が加入しているのですよ。

コロちゃんは、今回の「高市氏の勝利」を見て、「全国の自民党員の世論が昨年から一変した」のではないかと考えたのです。

上記で「コロちゃんは小泉氏が当選するだろうと予想していた」と書きましたが、その理由は別に難しい内容ではありません。

コロちゃんには特別な「政界情報」なんて入ってきませんからね。

その「小泉勝利の予想のネタ」は、昨年に「石破総理」が当選した時の「党員・党友票」が今回は「小泉氏」に流れるだろうと考えていたからなのですよ。

わずか1年間では、そうは変わらないだろうと思ったのですよ。それが、今回は一転して「高市候補」に雪崩を打って流れているんですよ。

一体「全国の自民党の党員の皆さん」に、何があって「昨年の投票行動と違った選択」をさせたのでしょうか。

なお「議員票」については「派閥の縛り」がありますので、ここでは扱いません。

ただ「議員さん」も、全国の地元が基盤ですから「地元の意見」が変われば、一定の影響はあったかと思われますね。

下記に「昨年2024年の総裁選挙」と「今回2025年の総裁選挙」の「全国の自民党の党員・党友票」を見てみましょう。

◎「2024年と2025年の自民党総裁選挙:党員・党友票&都道府県票」
(※〇1回目投票は比例案分、●決選投票は都道府県連単位で票数が多かった候補に1票)

①「2024年」
 〇「1回目投票」
 ・「高市早苗 109票」
 ・「石破茂  108票」
 ・「小泉進次郎61票」
  (高市氏が石破氏を1票リード)
 ●「決選投票」
 ・「高市早苗 21票」
 ・「石破茂  26票」
  (石破氏が5票リード)

②「2025年」
 〇「1回目投票」
 ・「高市早苗 119票」
 ・「小泉進次郎84票」
  (高市氏が35票リード)
 ●「決戦投票」
 ・「高市早苗 36票」
 ・「小泉進次郎11票」)
  (高市氏が25票リード)

上記はコロちゃんが新聞で読んだ内容から抜き書きしたものですが、これを見てコロちゃんは以下の2点を感じましたよ。

◎「2024・2025年の自民党総裁選挙の全国の自民党員の世論」

①「2024年の石破氏と小泉氏は合わせて169票だったが、今回の2025年はその多くが高市氏に流れた」
②「今年2025年は、全国の自民党員の支持が高市氏に雪崩を打って流れている」

(繰り返しますがこれには「国会議員票」は入っていません。皆「党員・党友票のみ」の話です)

上記の2024年の「1回目投票では高市氏が石破氏を1票リード」していましたが、「決選投票では石破氏が5票リード」と逆転しています。

これは「1回目投票では党員・党友票を比例案分」しているのに対し、「決選投票では都道府県単位で多い方に1票」としているからですよね。

つまり「昨年2024年の投票では、高市氏は自民党員の多い県(都市部)の支持が多かった」と言う事なのでしょう。逆に言えば「石破氏は自民党員の少ない県(地方)の票が多かった」となりますね。

しかしそれが「2025年」では、全国の自民党員の支持票の多くが「高市氏」に流れています。コロちゃんは、この結果を「全国の自民党員の世論が大きく動いた」と見ましたよ。

冒頭で「コロちゃんは予想外」と書きましたよね。また報道でも多くの方たちが「予想外・想定外」と叫んでいます。

このような「専門家も予想外の事態」と言う時には、「何かが大きく動いた時」に起きるとコロちゃんは考えていますよ。

つまりコロちゃんを始めマスコミや多くの専門家の方々は、「この1年間の全国の自民党員の意識の変化」を読めなかったのですよ。

それでは、どんな変化が「全国の自民党員・党友の皆さん」にあったのでしょうか。

コロちゃんは、「物価高による地方経済の疲弊と最低賃金の上昇による危機感」があったという「仮説」を考えましたよ。

つまり「高市自民党新総裁」を生み出したのは、「物価高と最低賃金2020年代中に1500円だ」とコロちゃんは考えたのですよ。

3.「地方経済は日本のラストベルトか?」

さて上記でコロちゃんは、「全国の自民党員の世論が大きく動いた」と書きました。

コロちゃんが、この背景にあるのは「物価高だ」と考えた理由は、「アメリカのトランプ大統領」の「ラストベルト政策」のことが頭にあったからです。

「トランプ大統領」は、世界を相手に「関税政策」を発動した理由を「ラストベルトに製造業を再び取り戻す」としています。

これって「繁栄するIT産業のトップ層と衰退したラストベルトの格差の拡大」を是正しようとする試みですよね。

現在「経済」で好調なアメリカは、「国内の格差拡大」による「国内分断の危機」の真っただ中です。

この「格差の拡大と国内の分断」は、世界中の先進国で共通に起きています。ちょっと下記をご覧ください。

◎「世界の先進国の国内の分断」

①「アメリカ」
 ・「共和党のトランプ大統領と民主党の対立」
②「イギリス」
 ・「右派ポピュリスト政党のリフォームUKが大幅に躍進」
③「フランス」
 ・「ルペン氏が率いる極右政党の国民連合が欧州議会選挙で躍進」
④「イタリア」
 ・「極右政党のイタリアの同胞のメロー二氏が総理に就任」

うーむ、あらためて見ると「格差が拡大した国内の分断から右の勢力が伸びる」のは確かに欧米ではデフォルトですよね。
(´ヘ`;)ウーム…

まだ「日本」では、欧米ほど「格差の拡大」は進んでいないと言われています。しかしコロちゃんは思うのですよ。

年々続く「物価上昇」で「地方経済が悲鳴を上げている」のではないかと。

東京などの「都市部」の経済は、それなりに「好調」ですよね。また「輸出企業の大企業」も「最高益」を更新してる企業も多いですね。

しかし「地方の内需型経済」は「物価高で疲弊」して、「日本のラストベルト」となりつつあるのではないでしょうか。

それが、今回の「自民党総裁選挙」の「積極財政派の高市氏の躍進に繋がった」というのがコロちゃんの見方ですよ。

そう言えば「高市氏」も「自民党内で強硬な右派」だと言われていますね。欧州の「右派政党の伸長」とこの風景はまったく同じですよ。

4.「物価の上昇と低い県民所得から危機感を強めたよ」

まずは、ここ数年の「物価上昇の実態」を見ておきましょう。「実質賃金」の算定に使う「帰属家賃を除く総合の物価上昇率」を書き出しますね。

◎「物価上昇率(帰属家賃を除く総合)」

①「2022年:3.0%」
②「2023年:3.2%」
③「2024年:3.8%」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r07/2507r/dl/pdf2507r.pdf
(出典:厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和7年7月分結果確報より:10月5日利用)

うーん、丸3年間の「物価上昇率」がすべて「3%」を超えていますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーン

だけど「所得」が高けりゃ、少々「物価」が上がったって大丈夫なのですよね。しかし「日本の都道府県」の「所得」は、「都市部」では高く「地方」では低いのですよね。

下記でしたよ。

◎「都道府県県民所得」(2020年度)

①「1人当たり500万円台」
 ・「東京都のみ:521万円」
②「1人当たり400万円台」
 ・「なし」
③「1人当たり300万円台」
 ・「茨木、栃木、富山、福井、静岡、愛知、滋賀、徳島県(8県)」
④「1人当たり200万円台」
 ・「残り38県:最下位は沖縄県の216万円」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%8C%E6%B0%91%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%A8%88%E7%AE%97
(出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「県民経済計算」最終更新  2025年9月16日 (火) 06:09 より)

ほらほら、なんと言っても「東京都」は全国一の「1人当たり所得(唯一500万円台の521万円)」を誇っています。最下位の「沖縄県の2倍以上(216万円)」なんですからね。
(  ̄O ̄)ホラホラ

もちろん「都市部は物価も高い」でしょうけど、その分「所得も高い」ですから、「物価高への耐性」は高いと思われます。

それと比較すると「全国の47都道府県中」の38県は「平均県民所得が200万円台」です。

これらの県の「自民党の党員・党友(地域のリーダー・ボス)」の方々が「4年間続いた物価の上昇」に「地方経済の疲弊・地方での生活者の危機感」を強めても不思議ではありません。

「全国の地方の会社経営者の皆さん」には、これへの「反発」は大きいと思われますね。

それで、「改革派の小泉候補」より「積極財政派の高市候補」に投票が流れたというのがコロちゃんの考えですよ。

5.「最低賃金2020年代中に1500円への反発は大きかった」

もう1つ「地方の企業経営者たち」が「石破政権の経済政策」に反発している理由に「最低賃金2020年代中に1500円」があります。

先の「岸田元総理」の時代から、毎年「最低賃金」は過去最高を更新中です。この「経済対策」に対して、「経済団体」は以下の反応をしています。

◎「最低賃金を巡る経済界の発言」

➀「2024年10月22日:経団連:十倉会長」(現在は新会長に交代)
・『あまり乱暴な議論はすべきではない』

➁「2024年10月4日:日本商工会議所:小林会頭」
・『支払い能力以上の最低賃金が設定された場合、中には支払えなくて人を手放し、事業が続けられずに倒産する事態が起きかねない』

➂「2024年10月18日:経済同友会:新浪代表幹事」(現在は辞職)
・『上がらないと駄目でそれを払わない経営者は失格だ。できない企業は退出し、払える企業に移る方が人々の生活も上がる』

「③の経済同友会代表幹事」の新浪氏は「サプリメント疑惑で辞職」していますね。また「➀の経団連会長の十倉氏」も今年の2025年4月に筒井新会長に交代しています。

これらの「経済3団体」は、「自民党の強固な支持基盤」です。所属する「企業数」も「社員数」も多く影響力も強い団体です。

その内の2つが「石破総理の2020年代中の最低賃金1500円」に「慎重・反対」していたのです。特に「地方経済の代表」である「日本商工会議所の反対」は強硬でしたね。

これらの「全国の地方の企業経営者の方々」は、ほとんどが「自民党員・党友」だと思われますね。

そこでこれらの方々が、「改革派の小泉候補」よりも「積極財政派の高市候補」に投票が流れたというのがコロちゃんの考えですよ。

6.「コロちゃんと小泉郵政解散」

コロちゃんは、今回の「自民党総裁選挙」を見ていて「小泉進次郎氏」は「選挙戦略を誤った」と思いましたね。

今回「小泉氏」は、前回「総裁選挙時」の「改革派」の主張を取り下げて「党内融和」を訴えていました。

しかしコロちゃんは、「2005年に行なわれた郵政選挙(衆議院選挙)」を憶えていますよ。

当時の「小泉純一郎総理(新次郎氏の父)」は、「郵政民営化に反対する自民党議員」を全て「非公認」とするだけではなく、わざわざ「刺客(落下傘候補)」を立てたのです。

まったく「自民党内で妥協する」ことをせずに、「ワイドショーのネタ」を提供し、この時の「衆議院選挙」は「小泉劇場」と呼ばれました。

もちろん「小泉純一郎氏(自民党)の大勝利」でしたよ。「小泉進次郎氏」は、この父親の歴史を教訓にして学ぶべきでしたね。

「党内融和」などと言う「生ぬるい戦略」を選んだところは、まだまだ「甘いお坊ちゃんだ」とコロちゃんは思いましたよ。

「政治の世界」は、顔で笑いながら下で相手をズブっと刺すような「苛烈な世界」ですからね。

「小泉進次郎氏(44歳)」は、もう少し修行を重ねてから「捲土重来」していただきたいとコロちゃんは思いましたよ。

おっと、最後の「コロちゃん話」ですが、この「小泉純一郎氏の郵政選挙時」の2005年時に、コロちゃんは「ボーイスカウト隊」の「ボランティアリーダー」を務めていました。

コロちゃんは「ボーイ隊(小5~中3)」の「隊長さん」として、この当時は毎月「キャンプ」を子どもたちと共に楽しんでいましたよ。

下記のフォトの一番奥がコロちゃんです。手前の大勢の赤い帽子が「ボーイ隊の隊員たち(小5~中3)」ですね。

懐かしいなー、この場所は「キャンプ場」なんですよね。ここで「訓練キャンプ」した後の解散時の「ボーイ隊長の挨拶」をしていますね。

もう20年も前になりますよ。この時の「少年たち」も、もう30代ですよね。どんな「青年」になっているのかなー。

時は過ぎ去ってしまいましたが、このフォトをみるだけで、コロちゃんは「当時の楽しさ」が心に浮かんできましたよ。

最後の「コロちゃん話」は、「自民党総裁選挙」とは全く関係がありませんが、「小泉進次郎氏」のパパさんの「2005年の郵政解散」頃のコロちゃん隊長の「楽しいキャンプ話」でしたよ。

いつも好き勝手なことを書き散らしているコロちゃんですが、どうか暖かい目で見守って下さることをお願いいたします。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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