【社会考】出生数が70万人、出生率が1.15だよ。いよいよ分水嶺を越えたのかな?

社会
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おはようございます。今朝コロちゃんが新聞を読んでいたら、2面の下の方の「書籍欄」に「若者はLINEに『。』をつけない」との本の紹介が載っていました。

コロちゃんは、以前ちょっとこのLINEの文章に「。をつけない事」を耳にしたことがあったので、この本の紹介を見て「やっぱりホントだったんだー」と驚きましたよ。

だって、文章の末尾に「。」をつけないと、コロちゃんは「なんか下がスースーするような気がする」のですよね。

コロちゃんは、この「ブログ」を最初に書いた時には、「文章の頭を1文字下げることをしない書き方」に戸惑いましたよ。

だって、以前は原稿も本も「文章の書き出しは1文字下げて、最後は『。』で締める」のが普通だったんですよ。

それに「文章を短く切る」のも、最初は戸惑いましたよね。

これはスマホで読むと、だいたい5行程度で改行して、1行の「空き空間」をつくらないと読みにくいからだと思われますよね。

それ以前は、文章は一塊に書いていたのですが、今ではせいぜい90字ぐらいですよ。変われば変わるものでしたよ。

だけど、上記の「LINEに『。』をつけない」は、ブログは対象外なんでしょうね。

コロちゃんは、このブログで文末に何もつけないと、ただでさえ「締まらない文章がますます締まらなくなる」ようになると思いましたよ。

そんな「シマリのない事」を考えたコロちゃんが、今日は「出生数が70万人、出生率が1.15だよ。いよいよ分水嶺を越えたのかな?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「縮む日本、揺らぐ経済基盤だってと、ワーストシナリオが現実味を増してきたよ」

☆「縮む日本を覚悟しようよと、なぜ結婚数が減少したのか?」

☆「結婚数の減少は、見合い結婚と職場結婚が減ったからだよと、人口減少は歴史の必然ではないのか?」

☆「コロちゃんと結婚への道」

1.「縮む日本、揺らぐ経済基盤だって」

コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると1面のトップで「出生数初の70万人割れ/縮む日本、揺らぐ経済基盤」という見出しが目に入りました。

コロちゃんは、先月の5月26日に「昨年2024年の赤ちゃん出生率が過去最低を更新だよ」との表題のブログを書いていましたので、この見出しには驚きはしませんでしたよ。

ただこの見出しでは「揺らぐ経済基盤」とありましたので、記事内容をジックリと読んでみることにしましたよ。

読んでみると、この記事では「少子化を憂うる」のではなく、「国の想定よりも15年早くなった」ために、「経済基盤が揺らぐこと」を示唆していましたよ。下記ですよ。

◎「厚生労働省の人口動態統計の結果」

①「2024年の日本人の子どもの数」
・「68万6061人」
・「前年比5.7%減」
・「1899年以降初めて70万人割れ」

②「合計特殊出生率」
・「1.15」
・「前年より0.05㌽減」
・「3年連続過去最低」

上記が、今回発表された内容なのですが、問題なのは「これらの数値が前年に発表された予測と乖離していたこと」なのですよ。

「国立社会保障人口問題研究所」は、5年に1回「将来推計人口」を発表しています。昨年の2024年5月に最新の発表がされています。この中で予測された「2024年の出生率」は以下でした。

◎「2024年の合計特殊出生率の予測値」

①「出生率:高位:1.43」
②「出生率:中位:1.27」
③「出生率:低位:1.12」

https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp2023_gaiyou.pdf
(出典:国立社会保障人口問題研究所:日本の将来推計人口(令和5年推計)結果の概要より:6月6日利用)

冒頭の昨年2024年の「合計特殊出生率は1.15」でした。上記の「②出生率:中位:1.27」の予測を大きく下回っており、「③出生率:低位:1.12」の近くまで下がっています。

これを新聞記事では「国の想定よりも15年早かった」と記載しています。その結果生じることになったのが以下です。

◎「出生率の低下が15年早かったことによって生じること」

❶「生産年齢人口(15~64歳)の減少により、労働力不足は深刻さを増す」

❷「社会保障制度の持続可能性も揺らぐ」
・「今の給付水準を維持するなら現役・将来世代の負担の増加は避けられない」
・「若い世代の負担軽減のためには給付やサービスの水準を下げざるを得ない」

❸「親となる世代が減少すれば出生数の回復は一層難しくなる」

ざっと、上記のような内容でしたよ。コロちゃんは「坂道を転げ落ちるような」というイメージを持ちましたよ。

そしてコロちゃんが「国立社会保障人口問題研究所」の「出生率予測」を見てみると、将来の日本の「合計特殊出生率の中位推計」が「2029年以降には1.30台に回復する」となっているのですよね。

こんなの「あまあま予測」でしょう。とても実現するとは思えませんよ。

コロちゃんは、上記の「新聞記事」を読んで「将来の年金減額は避けられない」と覚悟を決めましたよ。

もちろん「増税で財源を確保」出来れば、「年金等の社会保障の現状維持」は可能でしょうけど、今の社会状況を見ると難しそうですよ。

今後は「現役世代の負担を増やす」か、「年金世代の給付を削減するか」の2者択一に進まざるを得ない可能性が高まって来たと、コロちゃんは感じていますよ。

なお、この「日経新聞」の「出生数初の70万人割れ/縮む日本、揺らぐ経済基盤」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

2024年の出生数が初の70万人割れ 出生率最低1.15、揺らぐ経済基盤 - 日本経済新聞
加速する少子化が経済成長や社会保障制度の維持の重荷になりつつある。厚生労働省が4日、2024年の人口動態統計を発表した。日本で生まれた日本人の子どもの数は前年比5.7%減の68万6061人で、統計のある1899年以降初めて70万人を割った。国の想定より15年早い。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1...

2.「ワーストシナリオが現実味を増してきたよ」

コロちゃんが、上記の記事を読んでからバサッと新聞の次のページを開いたら、今度は「人口『低位』の未来図現実味」との見出しが目に入りました。

この3面の記事は、1ページの半分を占めていましたから、おそらく事前に準備していたのでしょうね。

この内容は、冒頭の「出生率が1.15と低位推計(1.12)」近くまで下がっていたことから、その大きな影響を伝えていたのですよ。

今後の日本が「低位推計」で推移した場合の影響は以下ですよ。

◎「低位推計の日本の未来」

①「2070年の生産年齢人口(15~64歳)」
・「3473万人」
・「現状から4~5割減」

②「現在の実質経済成長目標は1%成長」
・「実現には出生率が1.64まで回復が必要」
・「出生率が1.36%に回復しても0.2%成長の見込み」
・「現状の出生率ではマイナス成長が続きかねない」

③「年金給付水準」
・「0%成長で出生率が1.13だと基礎年金の給付水準は65年度に4割弱下がる」
・「現役世代1人で複数を支える『てんびん棒型』が現実味を増す」

うーむ、「現役世代1人で複数を支えるてんびん棒型の社会」って、若者が「こんなのイヤだ!」って棒を放り投げたりしないでしょうかね。
0(>д<)0ヤダヨー

それに「現状の出生率ではマイナス成長が続きかねない」ですか。なんか「暗い未来」が待っているような気がしますよ。

上記は、あくまで「出生率が低位推計」で推移した場合の仮定の内容ですが、コロちゃんはもうこれが現実になると思っていた方が良いと思いましたよ。

この記事でも「稲葉東京学芸大学教授」の「政策側にとってのワーストシナリオでも機能するように制度設計をするべきではないか」との言葉を最後に紹介していますよ。

なお、この「日経新聞」の「人口『低位』の未来図現実味」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

人口「低位」の未来図、現実味 出生率1.15で最低更新 生産年齢層は5割減 基礎年金4割弱減額 - 日本経済新聞
4日に公表された人口動態統計で、2024年の日本人の出生数は初めて70万人を割り、出生率は過去最低を更新した。人口や経済成長、社会保障の予想が前提としていた出生「中位」のシナリオが揺らぎ「低位」の未来図が現実味を帯びる。(1面参照)林芳正官房長官は4日の記者会見で、経済的な不安や仕事と育児の両立の難しさなどが少子化を招...

3.「縮む日本を覚悟しようよ」

コロちゃんが、上記の二つの記事を読んだ感想は、「やっぱりもう無理だよ」という事でしたよ。もちろん、これは「少子化対策はいくらやってもダメ」という事ではありませんよ。

しかし、どう考えても現在の「日本の出生率:1.15」が、「高位推計:1.43」に上昇するとは思えませんよ。

それに、現在国会で審議中の「年金改革法案」も、「出生率が長期的に1.36で推移する」という前提で制度設計がされているのですよね。

これから5年後の次の「年金改革」では、大幅な改革が強いられるでしょうね。

コロちゃんは、冒頭からの記事を読んで「覚悟が足りない」と思いましたよ。もう「縮む日本は避けられない」のですよ。

だから「人口減少を前提とした社会に作り替えること」を考えた方が良いと思いましたよ。

4.「なぜ結婚数が減少したのか?」

さて、上記で「少子化の流れはとどめることが出来ない」と書いたコロちゃんでしたが、ここで「なぜ結婚数が減っているのか?」をちょっと考えてみますね。

現在の「日本」では、「婚外の出生率は3%」とされています。

ほとんどの「子どもの出生は婚姻したカップルから生まれているのですから、「少子化」は「結婚数の減少」と同義なのですよ。

下記の表をご覧ください。内容は下に書き出します。

「財務省 独身でいる理由」より

https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2020/jinkou202103_05.pdf
出典:財務省 なぜ未婚者が増えているのか―その背景分析ーより:6月6日利用

上記の表は、「財務省」が発表している「独身でいる理由」です。

はて? なぜ「財務省」がこんな「発表」をしているんだろうなー?
σ( ̄^ ̄)はて?

なるべく「結婚」してもらって、沢山子どもをつくり「税金」を沢山納めてもらいたいのかな?
( ̄へ ̄|||) ウーム

それはともかく、上記を見ると下記のようになっていました。

◎「あなたが現在独身でいる理由は?」
 (最大の理由)

➀「男性」
・「18~24歳:まだ結婚するには若すぎる」
・「25~39歳:適当な相手に巡り合えない」

②「女性」
・「18~24歳:まだ結婚するには若すぎる」
・「25~39歳:適当な相手に巡り合えない」

https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2020/jinkou202103_05.pdf
(出典:財務省 なぜ未婚者が増えているのか―その背景分析ーより:6月6日利用)

上記の「なぜ独身でいるのかの理由」は、男女ともに同じですね。

「18~24歳の若者は、まだ結婚するには若すぎる」ですし、「25~39歳の結婚適齢期の方たちは、適当な相手に巡り合えない」です。

これは「独身でいる最大の理由」ですが、2番目の理由が男女で異なっています。

2番目の理由は、「25~39歳の結婚適齢期の男性」が「結婚する必要性をまだ感じない」で、「同年の女性」は「独身の自由や気楽さを失いたくないというところが、ちょっと興味深いですね。

まあ、それは置いておいて、上記の「適当な相手に巡り合えない」をちょっと深堀りしてみましょう。
\(-\)(/-)/ ソレハコッチニオイトイテ…

ではなぜ、現在では「結婚する適当な相手に巡り合えなくなった」のでしょうか?

それを次に見てみましょう。

5.「結婚数の減少は、見合い結婚と職場結婚が減ったからだよ」

上記で「独身でいる理由」として「結婚する適当な相手に巡り合えない」と答える男女が多いようですが、コロちゃんが若者だった1970年代を思うと隔世の感がありますよ。

なにしろ「1970年の生涯未婚率は男性1.7%、女性3.3%の皆婚社会」でしたからね。

そこでコロちゃんは、なぜ「男女が結婚する相手に巡り合えなくなったのか?」をちょっと調べてみましたよ。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 結婚年次別、夫婦の出合いの切っ掛けの構成比」より

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2005/01/pdf/016-028.pdf
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 職縁結婚の盛衰と未婚化の進展より:6月6日利用

上記のグラフは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」が発表した「結婚年次別、夫婦の出会いの切っ掛けの構成比」です。

一言で言うと、「夫婦となったカップルの出合いの場」です。下に書き出しますね。

◎「夫婦の出会いの切っ掛け:結婚年時別」

➀「お見合い」
・「1954年以前 :58%」(最多)
・「1955~59年:51%」
・「1960~64年:44%」
・「1965~69年:41%」
・「1970~74年:32%」
・「1975~79年:30%」
・「1980~84年:25%」
・「1985~89年:19%」
・「1990~94年:13%」
・「1995~99年 : 7%」
・「2000年代以降:6%」(最小)

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2005/01/pdf/016-028.pdf
(出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 職縁結婚の盛衰と未婚化の進展より:6月6日利用)

上記はもう納得ですよね。「お見合い婚」は、「1954年以前 :58%」⇒「2000年代以降:6%」まで52㌽も減少しています。

この「減少分」を埋めてきたのが、次の「2つの出合い」なんですよ。

②「友人・きょうだいを通じて」
・「1954年以前 :10%」(最小)
・「1955~59年 :10%」
・「1960~64年 :12%」
・「1965~69年 :13%」
・「1970~74年 :15%」
・「1975~79年 :18%」
・「1980~84年 :20%」
・「1985~89年 :21%」
・「1990~94年 :22%」
・「1995~99年 :28%」
・「2000年代以降:31%」(最多)

③「職場や仕事で」
・「1954年以前 : 8%」(最小)
・「1955~59年 :14%」
・「1960~64年 :23%」
・「1965~69年 :28%」
・「1970~74年 :33%」
・「1975~79年 :30%」
・「1980~84年 :28%」
・「1985~89年 :32%」
・「1990~94年 :36%」(最多)
・「1995~99年 :33%」
・「2000年代以降:30%」

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2005/01/pdf/016-028.pdf
(出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 職縁結婚の盛衰と未婚化の進展より:6月6日利用)

上記のように「➀お見合い婚」の減少を、「②友人・きょうだいを通じて婚」+「③職場や仕事で婚」が埋めて来た歴史がありました。

ところが、よく「③職場や仕事で婚」を見ると、「1990~94年:36%(最多)」から低下してきています。

データで「出会いの切っ掛けの全体」を見た限りでは、この「③職場婚」の減少が「婚姻数の減少の理由」となっているのですよ。

この上記のデータが記載されていた「論考」では、以下のようにまとめていました。

「1970 年代以降の初婚率の低下は、 ほぼ5割が見合い結婚の減少によって。 そして4割近くが職縁結婚の減少によって説明できることが示された」

これを読む限りは「日本の婚姻率の低下」は、その9割が「見合い婚の減少と職場結婚の減少」だと言うのですよ。

要するに「①見合い婚」の減少を、1990年頃までは「➁友人・きょうだいの紹介」+「③職場結婚」で埋めて来たというのですよ。

ところが、その埋めて来た「③職場結婚」が増加から減少に転じたから、全体の減少を埋めきれなくなったのですよ。

だけど、今さら「①見合い婚」の復活は出来ませんし、「③職場結婚」を増やすすべも思いつかないですよね。

せめて「②友人・きょうだいを通じて」の婚姻を増やせればよいなーと思ったコロちゃんでしたよ。

6.「人口減少は歴史の必然なのではないのか?」

ここまで「昨年2024年の出生数が70万人、出生率が1.15。いよいよ分水嶺が来たのかな?」という風景と、「なぜ結婚数が減ったのか?」を見てきました。

コロちゃんは、市井のおじいちゃんですから、無責任に「今後の日本では人口を増やすことは無理だ」とハッキリ断言していいと思いますよ。

これは長くなりますから、また別の機会に書こうと思いますが、今の世界を見ても「先進国」は「アメリカ」を除いて、全ての国で「人口減少」が進んでいます。

その「アメリカ」も2080年代には「人口のピーク」を迎えて減少に転じるとされています。また「国連」でも「2080年代に世界人口はピークを迎える」との発表をしていますね。

それを見ると、「日本」は世界に先駆けて「人口減少の世界」に足を踏み入れているわけですから、この道は後戻りはできませんよね。

せめて「世界に先駆けて走る国」として、立派に「社会がソフトランディングする姿」を示して欲しいと思っています。

7.「コロちゃんと結婚への道」

今日は「人口減少」というあまり景気の良くない話の考察を書いてみました。そこで調べた「結婚数の減少のデータ」で、「男女カップルの出会いの場」を見てきました。

そこで、今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんと今は亡き妻との「初めての出会いの話」を書きますね。

時代は1970年代初頭の東京です。当時のコロちゃんは20歳になるかならないかの若者でした。

当時のコロちゃんは、いろんな「地域サークル活動」を次々に飛びこんで、同年齢の若者たちと活発な交流をしていたのです。

また東京都の国電の「ターミナル駅」では、駅前で様々なグループがいろいろな行動をしていました。

駅前で堂々と「ギターを抱えて歌を歌うやつ」「詩集を並べて売っているやつ」「メガホンで演説しているヤツ」など、数多くの若者が集まり輪になって激論していることも多かったのですよ。

ヒマな青年のコロちゃんも、そんな「輪の中」に飛び込んで、そのまま「酒を飲みに行く」ことも多かったですね。

その後に夜になると、終電が終わってしまっていて、深夜喫茶にシケこむか、駅前のグリーンベルトでそのままゴロ寝することもあったりしたのですよ。

そのような「混沌とした時代」が1970年代前半の東京の風景でしたよ。

そんな一時の繋がりのはずの若者から、ある日コロちゃんは「知り合いのグループがキャンプを行なうから来ないか?」と誘われたのですよ。

誘った彼は「元大工の青年」で、その時は「中小企業の製造業の工場」に勤めていました。後で聞いたところ、彼の兄がその「キャンプの主催者」でしたね。

グループの名前は「若者ハイク」、うーむ捻りがないよね。
(゚ω゚;なんやそれ!?

コロちゃんは、面白そうだから参加することにしましたよ。その「夏のキャンプ地」で、その後に妻となる女性と知り合ったのですよ。

場所は「中津川渓谷キャンプ場」でしたよ。現在ではもう「閉鎖中」となっていますから、もうないようですよ。さみしいなー。
(´。•_•。)サミシイ…

彼女は元気のよい女性でしたよ。ちょっと元気が良すぎるくらいに。いつも物怖じしないで、ハッキリと言いにくい事もズバズバ言う女性でしたよ。

彼女は、コロちゃんをキャンプに誘った「元大工の青年の知人」だったのですよ。当時の「男女交際」は基本的に「グループ交際」でした。

彼女は、友人3人の「女性グループ」でキャンプに参加していたのです。

仲の良い「女性3人組」でしたね。当時の写真を見ると、キャンプの参加者は20名強でみんな「20代前半の男女」でしたね。

みんなまだ生きているかなー? 健在だったらみな「70代」ですよね、なんか信じられないですよ。

このキャンプの参加者は、コロちゃんも含めて「みんな田舎から上京して来たばかりの若者たち」でしたよ。

東京という「大都会」の中で、若者たちがそれぞれの居場所を求めて、離合集散を重ねていた時代でしたよ。

当時は、現在と違って誰でもが「少年・少女時代」にキャンプを経験することが出来たわけではありません。

この時に集まった20代の若者たちにとって、初めてキャンプを経験した若者も多かったと思いますよ。

そこで楽しい2泊3日のキャンプを遊んだコロちゃんは、その後も妻となる女性と交際を重ね、その半年後に一緒になることになりましたよ。

この妻とは、その後も50年近く生活を共にしましたが、3年前に勝手に旅立ってしまったのですよ。コロちゃんは、おいて行かれた寂しさを今噛みしめていますよ。

なんのなんの、それでもコロちゃんはめげずに頑張って生き続けていきますからね。天国のかーちゃん見守ってくださいね。
(-m-)” パンパン

今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんと妻が初めてであった1970年代の風景を書いてみましたよ。当時の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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