おはようございます。昨日コロちゃんは、久しぶりに「ジム」へ行き「初めての太極拳教室」に参加してきましたよ。
この「初めての太極拳教室」にコロちゃんは「梅雨の6月」から通っていますから、もう5ヶ月目になりますよね。
この「太極拳教室」では、「24式太極拳」という「24種類の動作」で構成されているのですが、これがなかなか難しいのですよね。
コロちゃんは、一生懸命に「先生の動き」をマネしようとするのですが、手の動きと足の動きがなかなか「連動」しないのですよ。
それに「手の動き」に注意すれば、「足の動き」がお留守になりますし、「手の位置・足の位置」など細かい「突っ込みどころ」は、限りなくあるのですよ。
昨日のコロちゃんは、全身の動きのパターンはだいぶ「覚えてきている」のですが、「手・足の位置」がなかなか決まりませんでしたね。
それで「足ばかり見ている」と、今度は「下ばかり見ていて姿勢が悪くなる」と、「あちら立てればこちら立たず」の何とも「キレイな動き」とはなりませんでしたよ。
そんな「まだまだ太極拳の修行が足りないコロちゃん」が、今日は「出生数が過去最少になったよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「出生数が前年同期比で2.8%減ったよと、20歳~60歳の人口は、今後急激に減るよ」
☆「少子化対策のやる気が失せちゃったのかな?と、経済成長よりも撤退戦を考えた方が良いと思うよ」
☆「コロちゃんと赤ちゃん」

1.「出生数が前年同期比で2.8%減ったよ」
コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「1~9月出生数/2.8%減の52.5万人」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、このような「少子化の現状を指摘する記事」には、いつも注目しているので気が付きましたが、この記事は「たった17行のベタ記事」でしたよ。
それも、新聞紙面の一番下の隅っこの「目立たない場所」に書いてあるのですから、もう「少子化の現実のデータ」などは「ニュースバリューがない」と新聞社も考えているのでしょうね。
しかしコロちゃんは、この「減少ペース」なども「経済成長率」に大きな影響をもたらすと考えていますから、この記事をジックリ読んでみましたよ。
そうしましたら、この「出生数」は「比較可能な2005年以降で最も低かった」とコロちゃんの予想通りの結果でしたよ。以下をご覧ください。
「厚生労働省 出生数」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2025/dl/202509.pdf
出典:厚生労働省 人口動態統計速報 2025年9月分より:11月24日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「2025年1月~9月の出生数」です。「赤色ライン」が今年の1月~9月の分ですよ。下に書き出しますね。
◎「出生数(1月~9月)」
➀「2024年:54万0167人」
②「2025年:52万5064人」
③「前年比 :ー1万5103人」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2025/dl/202509.pdf
(出典:厚生労働省 人口動態統計速報 2025年9月分より:11月24日利用)
うーむ、上記のグラフの「赤色ライン」が「今年の出生数」なんですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
その「赤色ライン」は、昨年2024年の「紺色ライン」を全部の月で下回っていますよね。しかも、この数字は「外国人の出生数」も入っているのですよね。
昨年「2024年の外国人の出生数は2万2878人」でしたよ。
だから、今回の発表にはありませんでしたけれど、上記の「2025年の出生数52.5万人(1月~9月)」のうちの「2万人ほど」は恐らく「外国人の出生」だと思われますよ。
コロちゃんは、いろいろな「少子化対策」などで「少子化を止める」とか「人口定常化」などを読む都度に、いつも「出来るわけないよ」と考えていたのですよ。
例えば「成長戦略」なんかもそうですよね。これからも「日本は経済成長するんだ」とプランをたてています。
しかし、コロちゃんはこれだけ「少子化が進む中」では、目指すべきは「日本が成長する戦略」よりも「賢く縮む・ソフトランディング戦略」じゃないかと思っているのですよね。
そこで、次にコロちゃんが見ている「日本の将来の姿」を書いてみますね。

2.「20歳~60歳の人口は今後急激に減るよ」
まずコロちゃんの認識は、「経済の成長」は「労働力の数(生産年齢人口)」と「資本(投資)」が増えなければ出来ないものだと考えていますよね。
もう1つ「経済成長の要素」として「イノベーション」がありますが、これは「事前に計算できません」ので、考えないことにします。
この「経済成長のモト」である「日本の人口の減少」を、いつも「あまり考えない方たち」が多いのではないかと思うのですよ。
2023年公表された「国立社会保障・人口問題研究所」の「日本の将来推計人口」によると、このままでは「2100年には6300万人(中位推計)」と、総人口は半減すると言われています。
ところが、これを「2100年に8000万人にとどめて、その後もずーっと8000万人を維持しよう」とするプランも発表されているのですよね。
(※人口戦略会議:令和臨調)
コロちゃんは「絶対ムリだよね」と考えていますよ。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「2040年までの人口構造の変化」より
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001166380.pdf
出典:厚生労働省 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 参考資料より:11月24日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「2040年までの20~64歳(※生産年齢人口)の推移」です。下に書き出しますね。
(※一般に生産年齢人口という場合は15~64歳を指します)
◎「20~60歳人口の推移」
(10万人以下切り捨て)
➀「2000年:7800万人」
②「2025年:6600万人」(16.0%減)
③「2040年:5500万人」(16.5%減)
https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001166380.pdf
(出典:厚生労働省 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 参考資料より:11月24日利用)
ふーむ、上記を見ると「①2000年~②2025年の25年間に20~60歳は16.0%も減少」していますね。
( ̄へ ̄|||) フーム
そして「②2025年~2040年の15年間に20~60歳が16.5%の減少」となっていますよ。と言うことは「年平均の減少率」を比べると以下となっていますよ。
◎「20歳~60歳の年平均の減少率」
➀「2000~2025年:年平均0.64%減少」
②「2025~2040年:年平均1.10%減少」
おー、グラフの真ん中の「2025年」って今年のことですよ。
(o゚Д゚)オー
上記を見ると、「20~60歳の人口」はこれまでの「25年間は年平均0.64減」でしたが、今後の「15年間は年平均1.10%減」と、より急角度に「人口減少が進むこと」を示していますね。
現在の政府は、「65歳以上の高齢者」に「もっと働け」と一生懸命に働きかけているのは、これを見ているからですよね。
だけどコロちゃんは、もうそろそろ「高齢者の労働力動員も限界だよ」と思っていますよ。
だからコロちゃんは、もう「日本は人口減少」を前提とした「経済政策や社会制度をつくるべきだ」と考えているのですよね。

3.「少子化対策のやる気が失せちゃったのかな?」
ちょっと新聞を読んでいてコロちゃんが気が付いたことなのですが、今回の「高市内閣」では「少子化対策」の比重が軽くなったのではないかと思ったのですよ。
それは先日の10月21日に「高市内閣」が発足して、「少子化担当大臣」に黄川田仁志氏が任命されています。
この「黄川田仁志氏」の兼務項目が、なんと「12分野」にも増えているのですよ。下記でしたよ。
◎「黄川田大臣の担当任務」
➀「沖縄及び北方対策」
②「消費者及び食品安全」
③「こども政策」
④「少子化対策」
⑤「若者活躍」
➅「男女共同参画」
⑦「地方創生」
➇「アイヌ施策」
⑨「共生・共助」
⑩「女性活躍担当」
⑪「共生社会担当」
⑫「地域未来戦略担当」
あらら、ちゅうちゅうタコかいな・・・と全部で12もありますよ。
( ¯ O¯)アララ!
前任の「三原じゅん子氏」が大臣だった時は、「子ども政策、少子化対策、若者活躍、男女共同参画、共生・共助、女性活躍、共生社会担当大臣」と7つでしたから、大分増えましたよね。
これだけあると、呼びかける時には「黄川田 沖縄及び北方対策、消費者及び食品安全、こども政策、少子化対策、若者活躍、男女共同参画、地方創生、アイヌ施策、共生・共助、女性活躍、共生社会、地域未来戦略・・・担当大臣」、って一息で声掛けしないとならないのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
これじゃまるで「落語の寿限無」ですよ。
ヽ(⌒▽⌒*)ノアハハ
コロちゃんは、いくら「担当任務」が増えても、シッカリ働いてもらえば何も文句はありませんが、大臣の身体は1つしかありませんからね。
いくらなんでも、こんなに「全部の12ものお役目」を「働いて、働いて、働いて、働いて、働く」とはいかないでしょうね。倒れちゃいますよ。
これって「高市内閣」では、「少子化対策」や「こども家庭庁」などをあまり「重視していない」のではないかと思いましたね。
そう言えば「こども家庭庁」を創ったのは「2023年の岸田前総理」でしたね。
「高市総理」は、「石破前総理」の「米の増産政策」も「減産政策」にひっくり返していましたからね。
この「岸田前総理」の創った「こども家庭庁」も、あんまり「ヤル気がない」のかも知れないとコロちゃんは思いましたよ。

4.「経済成長よりも撤退戦を考えた方が良いと思うよ」
ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
これはコロちゃんの勝手な考えなのですが、今の「高市総理」は「少子化対策」で「日本の人口減少をとめよう」というよりも「経済成長」を重視しているのではないかと思うのですよね。
つまり「経済成長は全てを癒すと言う考え方」ですよね。
これは別に新しい考え方ではありません。
かつて「高度成長経済の日本」が「1974年のオイルショック後に低成長に陥った時」から、繰り返し「政治家の皆さん」が目指していましたよね。
ただ、その結果は現在まで全く成果が見られませんでしたよ。下記に戦後の「実質GDP経済成長」を見てみましょう。
〇「実質GDP成長率推移」
①「1956~1973年度:平均9.1%」(高度成長期)
②「1974~1990年度:平均4.2%」
③「1991~2022年度:平均0.8%」
うーん、上記の「①1956~1973年度の平均9.1%」が「高度成長期」ですよね。
(´ヘ`;) ウーン
それが「1973年の第4次中東戦争での石油ショック」から、それ以降は「②1974~1990年度の平均4.2%」に低下してしまいました。
今から振り返って見れば、これは「戦後の先進国へのキャッチアップ時代が終わった」ことによる「経済構造の変化」だったのですが、当時は元の「高度高度成長時代に戻そう」としていましたね。
それで行なわれたのが「赤字国債を毎年発行する恒常化」でしたよ。その「赤字国債の発行」は「1975年度以降」現在までほとんど毎年続けられたのですよ。
この「赤字国債」を出しても「経済を成長させようと言う考え方」は、1975年度以降現在でも続いていますよね。
そして上記したように、その結果「成果はまったくなかった」ことは「1990年代以降の失われた30年」を見ても明らかですよね。
コロちゃんは、「経済成長率の低下」は「日本経済の構造変化によるもの」だからいくら「赤字国債で経済を噴かしてもダメだ」と思いますね。
それは、上記の過去の歴史をみてもあきらかですよ。
だからコロちゃんは、「経済成長で問題解決」と考えることなく、地道な「少子化対策」を進めることをお勧めしますよ。
今必要なことは「無理な経済成長を目指すこと」ではなく、「人口減少が引き起こす社会の変化」の「ダメージコントロールの撤退戦」だと思いますよ。
だけどコロちゃんの言う事なんかは所詮は「ごまめの歯ぎしり※」ですからね。コロちゃんは、社会の動きを興味深く見つめることにしますよ。
(※力のない者が不満を言っても、相手には届かないと言う意)

5.「コロちゃんと赤ちゃん」
さて今日のテーマは、「出生数が過去最少になったよ」を取り上げて考察してみましたよ。今は「赤ちゃんがもっと生まれて欲しい」と思う人は多いと思いますよね。
だけど、なかなか「結婚・出産・子育て」と言うレールの上に乗れない方が増えていることには心が痛みますね。
最後の「コロちゃん話」ですが、今日は「出生数の話題」でしたから「1980年代にコロちゃんの息子が生まれた頃の話」を書きますね。
コロちゃんの長男も次男も「夏の生まれ」だったのですよね。
それで生まれてから自宅へ帰ってきた後には、夕方の涼しくなってから「近隣の散歩」に出かけて歩いていたのですよ。
当時の妻は「血圧が高く」、医者から「軽い運動」を進められていたのですよね。それでコロちゃんは、毎日「生まれて間もない赤ちゃん」を抱いて3人で周辺を歩き回っていたのです。
下記のフォトは、まだ30代になりたての若きコロちゃんですよ。

わっかいなー、コロちゃん! もう40年前になりましたよね。
当時のコロちゃん夫婦は、この「赤ちゃん」をみて「ウチの子は周囲の赤ちゃんより可愛い」と2人で言い合っていたことを思い出しますね。
だけど、今この「赤ちゃん」を見ると「どう見ても普通の赤ちゃん」ですよね。これが「親の目フィルター」というものなんでしょうね。
このまま「冷凍庫」で保存しておきたくなるほど「当時は可愛い」と思っていたんですけどね。死んじゃいますからね。やらないで良かったですよ。
( ◍´罒`◍)エヘヘ
コロちゃんは、今このフォトを見ていて、ジンワリと心が温かくなりましたよ。そして、このような「時間」があったことを感謝していますね。
考えるのですが、コロちゃんが「少子化対策」などを読んで考える時には、上記の「フォトのような時間を生きてきて楽しかった」と言う考え方がベースにあると思うのですよね。
ですから、出来るだけ多くの方たちに「コロちゃんが経験した楽しさと喜び」を感じて欲しいと思っていますよ。
今日の「コロちゃん話」は、1980年代の「若きコロちゃんととっても可愛い赤ちゃんの話」でしたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。








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