【社会考】「認知症」2040年には高齢者の46.3%

社会
シニア女性おだんご-23

おはようございます。今日のコロちゃんのリアルタイムは午後2時です。

昨日、「森○公園」に「ハロウィンナイト」に行った後に「実家」にお泊りした「嫁さま・なーちゃん(9歳)・たーくん(4歳)」が、コロちゃんちに来て、今帰ったところです。

なに、「長男一家家長様」が残していった荷物を取りに来ただけなんですが、ちょうどお昼の時間でしたので、みんなで「味噌ラーメン」を食べに行きました。

「味噌ラーメン」は、なーちゃん(9歳)が大好物なんですよ。とっても喜んでいましたよ。

さて、今日は「認知症について」をポチポチします。

1.「コロちゃん認知症疑惑」

昨日の「森○公園」に「ハロウィンナイト」に行くドライブの途中のお話しです。

「長男一家家長様」が運転するワンボックスカーの助手席に座ったコロちゃんは、運転中の「長男一家家長様」と雑談をしていました。

そうしますと、大通り沿いで店舗を新しくしている現場の前を通り過ぎました。そこの工事現場には「リン○ーハット」の看板があります。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

へー、こんなところにリン○ーハットが開店するよ。以前はここは何があったっけかなー?

by<br>長男一家家長様
by
長男一家家長様

コロちゃん
その話は前にもしてたよ。ここは以前は「もんじゃ焼き屋」で、「リン○ーハットが開店だ」って言った時に、コロちゃんは「へーそうか」って返事してたよ!

「・・・認知症かな?」

あらら、そういえばそんな話をしていたような・・・?

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

やっばー!

ひょとしたら認知症?

あれ(・・; )??

なんとなんと、このようなやり取りがありまして、今日は「認知症」をこのブログで取り上げることにしました。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

この時には、まったく思い出さなかったんだよね、だけどすぐに思い出したからセーフ?

・・・だよねー?
(「・д・。 )(「。・д・)゙きょろきょろ

2.「認知症」とは何か?

まずは「認知症」とは、どのような病気なのかを見てみましょう。

「日本神経学会の認知症疾患診療ガイドライン」によると、下記のように定義されています。

「神経認知症領域は、複雑性注意、遂行機能、学習及び記憶、言語、知覚-運動、社会的認知の6領域の中から1つ以上の認知領域で有意な低下が示され、認知の欠損によって日常生活が阻害される場合に認知症と診断される」

そして、具体的には下記の4項目が上げられています。

①「記憶障害(通勤経路や食事した事自体忘れる)」

②「失語(話の内容が分かりにくい、名称が出てこない)

③「失認(視力は問題なく、視覚的な情報を認識しにくい)」

④「失行(慣れた動作ができない)」

ウーム、コロちゃんの場合は・・・「①記憶障害(通勤経路や食事した事自体忘れる)」と「②失語(話の内容が分かりにくい、名称が出てこない)」がある・・かなぁ?
(; ̄^ ̄)ウーム…

だって、上記した「リン○ーハットの会話」を忘れていたなんて、「①記憶障害」そのものだよね。

そして「②失語(話の内容が分かりにくい)」なんて、以前からよく「コロちゃんの話しはくどい!」ってよく言われていましたからね。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

だけど、コロちゃんはつい先日に「定期健診」の時に、一緒に「認知症検診」を受けて「異常なし」との診断をもらっていますよ。

まだまだ、コロちゃんは「認知症」とは言えないと思うんだけどなー?
。。。o(゚^ ゚)ウーン

3.「認知症患者数 内閣府推定」

それでは、現在の日本で「認知症」の患者がどのくらいの数いらっしゃるのでしょう。

下記のグラフをご覧ください。

「内閣府 高齢者会白書」より

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html
出典:内閣府  平成29年版高齢社会白書(概要版) 3 高齢者の健康・福祉 より(10月29日利用)

上記のグラフは、「内閣府」が発表している「平成29年版(2017年)高齢者会白書」の中の「推定認知症患者数」です。

このグラフによりますと「認知症患者数」は、2020年に602~631万人で、2025年には675~730万人と5人に1人程度が認知症になると予測されています。

現在の高齢者人口(65歳以上)が、3627万人(2022年9月推計)であることを考えれば、確かに5人に1人の割合と驚くほど多い高齢者が「認知症」と診断されています。

しかし、「認知症推計人口」には、また別の推計も発表されています。

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

2025年と言えば、あと2年後ですね。じゃあ、コロちゃんはまだ生きているかもしれませんね。

その時には高齢者の5人に1人が「認知症」かもしれませんけど、たぶん80歳以上の方の認知症率が高いと思いますから、コロちゃんのような「こらいまれ年代」の「認知症率」は、もう少し下がるんじゃあないでしょうかね。

ちょっとでも、ポジティブな要素にすがるコロちゃんでした。

4.「もう一つの認知症患者数予測」

コロちゃんが読んで驚いたのは、「ニッセイ基礎研究所」の乾愛氏の論考でした。

それによりますと、「認知症患者」の数が、上記の推計よりもはるかに多いのです。

比較しやすいように、上記の「内閣府」の発表数と並べて記載します。

①2020年
○「内閣府発表 602~631万人」
●「乾愛氏発表 964.3万人」

②2025年
○「内閣府発表 675~730万人」
●「乾愛氏発表 1173.1万人」

③2040年
○「内閣府発表 802~953万人」
●「乾愛氏発表 1819.9万人」

④2060年
○「内閣府発表 850~1154万人」
●「乾愛氏発表 2438.5万人」

この二つの「認知症患者数推計結果」を比較してみると、今から40年近く将来の患者数は2倍もちがっています。

その理由を、論考は以下の様に解説しています。

○「二つ認知症患推定数の違いの理由」

さすがに将来の患者数が2倍も違うとなると、その理由が聞きたくなります。

しかし、読んでも素人のコロちゃんではなかなか理解してかみ砕くことができませんので、そのまま下記に引用します。

上記しました「内閣府発表の推定認知症患者数」は、以下のエビデンスで計算されているとしています。

①「2013年の特定地域における疫学的な有病率推定」

②「認知症有病率が2012年以降一定とした場合と上昇する場合の2パターンを仮定した際の認知症有病率の推定(2015年公表)」

上記の二つで計算されている「患者数」を「内閣府発表」は使用しているが、これは「長らく更新されていない」としています。

そこで、下記のモデルから新たに計算をしてみるとしています。

①「認知症の発生機序には、従来より年齢や性別の影響が認められている」

②「糖尿病と認知症との関連性が指摘されている」

③「2015年3月に公表された「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成26年度 総括・分担研究報告書)では、多変量解析で、認知症と年齢・性・糖尿病頻度が考慮された数学モデルを構築していることから、本研究の認知症有病率の推定に用いることが適切である」

そして、「人口データと数学モデルを用いて、認知症有病者数の将来推計を実施した」となっています。

その結果が、2060年には「内閣府発表850~1154万人」よりも、2倍以上多い「乾愛氏発表2438.5万人」となったとしています。

また、日本の高齢人口(65歳以上)がピークを迎えるのは2040年(3928万人)です。その時点の認知症件数と割合を以下の様に記載しています。

「その2040年には、認知症数が1819万人に到達する結果が新たに推定されている。これは、65歳以上の高齢者の46.3%を占める割合」

この「2040年には認知症数が65歳以上の高齢者の46.3%を占める」が、今日のこのブログテーマに取り上げたフレーズです。

そして、この論考は以下の結論を書いています。

「もはや無視できない疾患となるばかりか、早急な対策を講じる時期にきていることを示唆している」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

2040年と言えば、あと17年後になります。コロちゃんが生きていれば80代後半。さすがにコロちゃんは生きていないでしょうね。

しかし、コロちゃんの子どもたちは、17年後と言えば50代半ばから後半、壮年とも言えますが、それぞれの子どもたちの進学で頭を悩ませているかもしれませんね。

そんな時代の高齢者の二人に1人が「認知症」とは、どんな社会になるのでしょう。

ちょっと、想像がつかないほど、社会問題として深刻になっているかもしれませんね。

コロちゃんは「お先に失礼します、頑張ってください」となりますね。なんとコロちゃんの無責任なことか!

コロちゃんは、せめて今の「社会問題」の解決を、先送りするのは止めたいものだと思います。

5.「認知症の治療と予防」

コロちゃんは、いろいろ考えた結果、自分が「認知症」ではないと思いました。

おそらく「認知症」ではありません。
多分「認知症」ではないかな?
きっと「認知症」ではないに違いない。
「認知症」じゃなければいいなぁ。

なんか、だんだん自信が無くなってきましたが、「認知症」の治療について調べて、自信を回復しましょう。

①「認知症治療薬」

『「アルツハイマー型認知症」に対する根本的な治療方法は、まだ確立されていません。』

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

あっらー! 治療法がないの?

く(“”0″”)>なんてこった!!

困るんだけどなー、あっコロちゃんが認知症だって認めているわけではないですよ。

「治療法」がないと、世の中の方たちが困るっていう意味ですからね。

『認知症は、脳の細胞の変質に伴い徐々に進行していくのです。根本治療はできませんが、病気の進行を抑制する薬はあります。』

なーるほど、どうやら有効な治療法は、まだない模様ですね。薬も、回復を目指すのではなくて、病気の進行を遅らせることしかできないようです。

しかし、今年の8月に「アルツハイマー治療薬を厚生労働省部会が了承した」との内容が報道されています。

この治療薬「レカネバブ」は、アルツハイマー病の進行を穏やかにする効果があるそうで、軽度の認知症患者の病態の、3年程度遅らせる可能性があると報じられています。

このような薬が出てきたということは、ちょっと期待がもてますが、それでも「認知症」の「進行を遅らせる薬」で、「治す薬」ではないようです。

それでは、コロちゃんが認知症になって、周りに負担を掛けないようにするには何に気を付ければよいのでしょうか?

②「認知症予防法」

「認知症予防法」の一つを参考にしてみます。

①「食習慣」 果物・野菜・魚をよく食べる。赤ワイン(ポリフェノール)を飲む

コロちゃんは、お酒は飲みません。果物・野菜は、「昼食・夕食」では必ず食するようにしていますね。

②「運動習慣」 週3回以上の有酸素運動をする

「朝のラジオ体操」と「ワンコの散歩」と「温水プールのアクアウオーキング」に取り組んでいますが、有酸素運動になるような激しい動きはしていません。腰痛コロちゃんには、激しい動きはできません。

③「対人接触」 人とよくお付き合いをしている 

コロちゃんは、ほとんど人とは合わないですね。静かで穏やかな生活をしています。もっと、人と会わないとダメかなー?

④「知的行動習慣」 文章を書く、読む、ゲームをする

このブログの原稿書きと更新が、コロちゃんの最大の「知的行動習慣」です。あと「読書」もそうですね。現在は、毎月20冊程度は目を通しています。

⑤「睡眠習慣」 30分以内の昼寝 起床後2時間以内に太陽の光を浴びる

コロちゃんは、睡眠は8時間以上とっていますので十分だと思います。「お昼寝」はその習慣がありませんのでしたことがありません。

あとは毎朝ワンコと散歩に行ってますから、起床後2時間以内に太陽の光を浴びるはクリアしてます。

このように「認知症予防法」を見ていくと、コロちゃんは「運動」がちょっと足りないでしょうか。あとは「対人接触」が少ないですね。

足りないところは「努力目標」ということでご容赦ください。
d(>∇<;)ゆるちて♪

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

「こらいまれ」になると、今から生活習慣を変えるのは凄くストレスになるんですよね。

しかし、年金をもらってお仕事をしていると考えれば、何事にも取り組む時間はあります。

コロちゃんは「アクアウォーキング」や「ラジオ体操」は、お仕事をしていると思って取り組んでいるのですよ。

そう思い込んでいると、取り組む「面倒さ」や「いやいや行うことによるストレス」が無くなります。

「お仕事」じゃ、「しょーがないね」となるのです。
╮(︶﹏︶”)╭ヤレヤレ

6.「絶対的な解決法はない」

コロちゃんのひいばあちゃんは、94歳まで生きていました。ある日突然に立てなくなり、その後さほど経たないうちに亡くなりました。

コロちゃんは、まだ小学校低学年だったと思います。1960年代でしたね。

その頃の平均寿命は、男性65歳・女性70歳、当時としては「ひいばあちゃん」は、長寿で大往生だと言われました。

その頃の、1960年代頃にはまだ「認知症」という言葉は広まってなく、単に「ボケ」と言われていたと思いますが、その患者数はそんなに多くなかったように思えます。

「認知症」という言葉が広がり、世間に周知されてきたのは、1972年に有吉佐和子さんの小説「恍惚の人」が年間売り上げ1位の194万部のベストセラーとなってからのようですね。

この小説は、物忘れのある80歳代の老人を主人公としており、物忘れをし、人を時々間違い、うろうろと出歩き同居の妻が亡くなっても放置してしまうという内容のお話しでした。

その小説の流行の頃から、世の中に「認知症」という言葉が市民権を得てきたように思います。

基本的にはこの「認知症」は、「長寿」がもたらした疾患なのでしょう。かといって、今から平均寿命が短い過去に戻るわけにはいきませんから、社会としては受け入れないわけにはいきません。

この「認知症」に対しては、今のところ抜本的な解決策はないと思います。

コロちゃんとしては、受け入れて、できるだけ「認知症」の領域に踏み込まないように、日々の生活を充実させて生きていくしかないと考えています。

余り、周りにお世話を書けない要に静かに消えるように老いていくことが理想ですが、どこまで意思を全うできるかはわかりません。

そもそも、生きることは思うようにいかないことの方が、遥に多いのですから、最後もまた同じでしょうね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

yuno11によるPixabayからの画像
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