【経済考】年収900万円でも、家計は300万円足りないよ!

経済

おはようございます。今朝のコロちゃんはすっかり「朝寝坊」をしてしまいました。いつも朝5時起きなのですが、今朝は目が覚めたらもう6時になっていました。

それから、急いでシャワーを使い、ワンコの散歩に行き、朝食を食べてから、新聞をバサバサ読んで、やっと「ブログの更新」をし終わったら・・・もう「9時」になっていましたよ。

今日は、今からスーパーマーケットにお買い物に行きますから、ブログ記事を書くのはその後になってしまいますね。

いやー、今日は「ブログ記事のカキコキ」は、どう考えても夕方までかかりそうですよ。

はー、朝寝坊するとその後の予定が全部押せ押せになってしまいますから、なんとも困ったものですよ。
(o´д`o)ハァ…

いやいや、ため息をついても「原稿」は出来上がりませんから、この事態がブログのリードネタになったとポジティブに捉えましょう。

そんなお寝坊コロちゃんが、今日は「年収900万円でも、家計は300万円足りないよ!」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「貧困層でなくとも苦しい家計だよと、共働きでも半数が家計が苦しいよ」

☆「パワーカップルの現実を見てみるよと、手取りを増やすが心に刺さった理由を見よう」

☆「世論調査を見てみるよと、諸悪の根源は物価上昇にあるよ」

☆「コロちゃんとイナゴの佃煮」

1.「貧困層でなくとも苦しい家計だよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「共働きの半数『家計苦しい』、理想の年収と320万円の差」との見出しが目に入りました。

今までコロちゃんは、「貧しい高齢者や単身者の話」を書いていましたが、どうやら「共働き世帯も家計は楽でない」との見出しを読んで、ジックリとこの記事を読んでみましたよ。

この記事では「共働きの世帯」を対象とした調査によると、「理想とする年収は平均1126万3000円」で、「家計が苦しい」と感じる人は半数近くに迫ったと報じています。

コロちゃんの感覚としては「年収1000万オーバー」は、コロちゃんの年金の5倍以上になりますから・・・天文学的数字と言ったら、ちょっとオーバーかな?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

だけど「共働き世帯年収」でしたら、年収1人あたりでは500万円を超える程度ですから、考えてみれば大勢いらっしゃいますよね。

その「共働き世帯」の方たちの「家計の感覚」がどのようなものであるのかは、ちょっと興味がありますよね。

一見「共働き世帯」で「2馬力の収入」があるのですから、「生活は裕福」のように思われていますが、その「実態と感覚」はちょっと違っていたようですよ。

そこで、今日はこの「記事のネタ元」を探してみることにしましたよ。

なお、この「日経新聞」の「共働きの半数『家計苦しい』、理想の年収と320万円の差」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

共働きの半数「家計苦しい」、理想の年収と320万円の差 民間調査 - 日本経済新聞
マイナビは15日、共働きの正社員を対象に実施した仕事や私生活の意識調査の結果を発表した。理想とする世帯年収は平均1126万3000円で、実際の世帯年収との開きは約320万円あった。「家計が苦しい」と感じる人も半数近くに迫り、共働き世帯の経済的な不安が浮き彫りになった。20〜59歳の正社員の既婚男女のうち、配偶者が正社員...

2.「共働きでも半数が家計が苦しいよ」

この「新聞」で報道された「共働き世帯」の調査は、「マイナビ」の「共働き世帯の正社員に聞いた 仕事・私生活の意識調査2025年(2024年実績)」でした。

対象は「共働きの正社員20~59歳の男女」ですから「バリバリの現役世代」ですね。調査結果は以下でしたよ。

➀「共働き世帯は正社員カップルが多いよ」

最初は「共働き社員に聞いた配偶者の雇用形態」です。以下でしたよ。

◎「共働きカップルの配偶形態」(小数点以下切り捨て)

➀「正社員同士   :85%」
②「正社員とそれ以外:14%」

https://www.mynavi.jp/news/2025/05/post_48829.html
(出典:マイナビ:共働き世帯の正社員に聞いた 仕事・私生活の意識調査2025年より:5月27日利用)

あー、上記を見ると「共働き世帯」は「正社員同士のカップルが85%」と多数となっていますね。
( ̄Д ̄*)アー

これって、雇用形態全体を見ると片寄っていますよね。現在の「男女の非正規割合」は以下です。

◎「男女の非正規雇用割合」(小数点以下切り捨て)

❶「男性:22%」
❷「女性:52%」

(労働力調査:2024年(令和6年)平均結果の概要より)

上記のように「❷女性の非正規雇用率」は50%を超えています。

それなのに、上記の「共働きカップルの85%が正社員同士」ということは、「正社員同士は結婚しやすい」あるいは「非正規雇用の女性は結婚しにくい」という事なのかもと、コロちゃんは考えましたよ。

②「理想は、あと300万円欲しいよだって」

次が冒頭の「新聞記事の見出し」になった「共働き世帯の理想と現実の年収」ですね。下記でしたよ。

◎「共働き世帯の理想と現実の年収」(1000円以下切り捨て)

①「共働きカップル全体」
・「現実の年収   :806万円」
・「理想の年収   :1126万円」
・「理想とのギャップ:319万円」

②「子どもがいる共働き世帯」(1000円以下切り捨て)
・「現実の年収   :901万円」
・「理想の年収   :1247万円」
・「理想とのギャップ:346万円」

③「子どもがいない共働き世帯」(1000円以下切り捨て)
・「現実の年収   :682万円」
・「理想の年収    :969万円」
・「理想とのギャップ:287万円」

https://www.mynavi.jp/news/2025/05/post_48829.html
(出典:マイナビ:共働き世帯の正社員に聞いた 仕事・私生活の意識調査2025年より:5月27日利用)

おー、やっぱり「➁子どもがいる共働き世帯:901万円」の方が年収が高いですよ。
(o゚Д゚)オー

「③子どもがいない共働き世帯:682万円」よりも・・・219万円も高いですよ。いやいやこの見方は逆ですよね。

「子どもがいるから年収が高い」のではなく、「年収が高いから子どもがいる」が正しい見方なのでしょう。

この「年収が高いから子どもがいる共働き世帯」でも、あと「346万円欲しい」というのですから、間違いなく「生活が楽だとは考えていない」のでしょうね。

③「生活が苦しいが5割近いよ」

最後に「共働きの正社員」に、「家計が苦しいか?」を聞いた答えですよ。直接的な質問ですよね。下記でしたよ。

◎「生活が苦しいか?」(小数点以下切り捨て)

①「そう思う     :15%」
②「ややそう思う   :30%」
③「あまりそう思わない:29%」
④「そう思わない   :21%」

https://www.mynavi.jp/news/2025/05/post_48829.html
(出典:マイナビ:共働き世帯の正社員に聞いた 仕事・私生活の意識調査2025年より:5月27日利用)

ふー、上記を見ると「生活が苦しい」は「15%+30%=45%」と、半数近くになりますね。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

どうやら「共働き世帯」は、「世帯収入が700~900万円」あっても、あと300万ほど欲しいとなっているようですよ。

「共働き世帯」は一見「高所得世帯」のように見えますが、その「家計」はコロちゃんが考えていたよりも、ずっと苦しいのかも知れませんね。

なお、この「マイナビ」の「共働き世帯の正社員に聞いた 仕事・私生活の意識調査2025年(2024年実績)」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

ニュースリリース | マイナビ
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、20~59歳の正社員を対象に実施した「共働き世帯の正社員に聞いた 仕事・私生活の意識調査2025年(2024年実績)」の結果を発表しました。

3.「パワーカップルの現実を見てみるよ」

コロちゃんは「共働き世帯」と聞くと、最近増えているという「パワーカップル」のことが頭に浮かびますね。

この「パワーカップル」とは、「夫婦ともに年収700万円以上の夫婦」を言うようですが、ちょっと調べてみましょう。

まず、この「パワーカップル数」は近年増加しています。これは「共働きの増加」と「女性の年収の増加」が背景にあるようですね。下記をご覧下さい。

◎「パワーカップル(夫婦ともに年収700万円以上)数の推移」(1000世帯以下切り捨て)

①「2013年:21万世帯」
②「2014年:22万世帯」
③「2015年:24万世帯」
④「2016年:25万世帯」
⑤「2017年:26万世帯」
⑥「2018年:26万世帯」
⑦「2019年:27万世帯」
⑧「2020年:34万世帯」(コロナ禍)
⑨「2021年:31万世帯」
⑩「2022年:37万世帯」
⑪「2023年:40万世帯」
⑫「2024年:45万世帯」

(出典:総務省 労働力調査より)

ふー疲れた。やっと書き終わったよ。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

だけど思わず、へーって言葉が漏れちゃうなー。
( ¯ㅿ¯)へー

コロちゃん、自分みたいな貧乏人しか目に入っていなかったけど、世の中にはこんなに「富裕層」が増えていたんだよね。

上記を見ると、「①2013年の21万世帯」から「⑫2024年の45万世帯」の12年間で2倍以上に増えていますよ。

なお、この「パワーカップル」が「総世帯」に占める割合は「1%」で、「共働き世帯」に占める割合は「3%」となっていましたから、決して多くはないようですけどね。

またコロちゃんがポチポチ調べてみると、この「パワーカップル」の家族構成は以下となっていましたよ。

◎「パワーカップルの家族構成」(少数点以下切り捨て)

①「夫婦のみ   :33%」
②「夫婦+子ども  :64%」
③「夫婦+子ども+親:2%」

(出典:総務省 労働力調査より)

これも意外でしたよ。「パワーカップル」は子どもがいる世帯の方が多いのですよ。

コロちゃんは「DINKs※」という言葉を知っていましたから、子どもがいない夫婦が都市部には多いように思いこんでいましたけれど、間違っていましたね。

(※DINKs:ディンクスとは共働きで意図的に子どもを持たない選択をした夫婦のこと)

冒頭の新聞記事では、「共働きの半数『家計苦しい』、理想の年収と320万円の差」とありましたが、これは上記の「パワーカップル夫婦」にも当てはまるのではないかと思われますね。

コロちゃんは、その理由として「東京都内で新築マンション・タワーマンション」を購入しようとした場合の「住宅ローン返済額」をちょっと調べてみましたよ。

❶「東京23区の新築マンションの平均価格は1億1000万円(2024年)」

❷「8000万円を35年返済で金利0.4%で借りると月々の返済額は約20万円」(頭金3000万円を想定)

❸「8000万円の住宅ローンの場合、年収は1000万円以上が目安」

うーむ、「東京23区」は「新築マンション価格」が高すぎでしょ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんが30代だった頃は、「住宅価格は年収の5倍まで」って言われていましたよ。それが、上記を見ると今では「年収1000万円では年収の11倍」ですよ。

しかも、上記を見ると「住宅価格1.1億円」だったら「頭金を3000万円」準備しても「毎月の返済額が20万円」も払うようになりますよ。

これでは「夫婦共働きのパワーカップル」でも、「家計にあと300万円欲しい」と言うのも不思議ではないですよね。

どうやら「家計が苦しい」のは、「低所得層だけ」ではないようですよ。広く「高所得層~中所得層」にまで広がっているとコロちゃんは思いましたよ。

4.「手取りを増やすが心に刺さった理由を見よう」

ここまで書いて来て、コロちゃんには「国民民主党のスローガン」の「手取りを増やす」が心に刺さった理由がわかったように思いましたよ。

現在の「石破総理」も「立憲民主党」も、「低所得者にはやさしい政治」を心がけています。

特に「岸田前総理」も「石破総理」も「住民税非課税世帯」には手厚い対策を行なっています。下記ですよ。

◎「住民税非課税世帯への政府の対策」

➀「2021年    :10万円給付」
➁「2022年    :10万円給付」
③「2023年夏    :3万円給付」
④「2023年末~2024年初:7万円」(+子ども1人5万円)

上記のように「住民税非課税世帯」への「政府の給付金」は、「➀2021年」以降の毎年行なわれています。

コロちゃんは、総額でどのくらいの金額の「国費」が投入されているのかを調べてみましたが、どうやら毎年「1~1.4兆円規模」の様でしたよ。

これは「物価上昇」の中で、「賃金が5%」も上がっていない「低所得者層」にはありがたい事ですよ。おそらく、上記の「住民税非課税世帯」の半数は「高齢者世帯」だと思われます。

コロちゃんは、残念ながら「住民税非課税世帯」には入っていません。ギリギリで枠をはみ出ているのですよ。

まあコロちゃんのことはどうでも良いですが、この「物価上昇」にさらされているのは、「住民税非課税世帯」だけではありません。

今日冒頭からご紹介した「共働きの半数『家計苦しい』」との、(住宅ローンを抱えた)「中所得層の方たち」も同じなのではないでしょうか。

この「中所得層を中心とした階層の不満」が、「国民新党の手取りを増やす」というスローガンが注目を集め、支持を増やしているとコロちゃんは考えていますよ。

今「生活に困っている」のは、「低所得層・年金所得者層」だけではありませんね。

どうやら「社会の不満」は、一握りの「富裕層」以外のほぼ全階層にまで拡がっているようにコロちゃんには思えますよ。

5.「世論調査を見てみるよ」

コロちゃんは、ネットで最新の「世論調査」の「政党支持率」を探してみました。「日本経済新聞社とテレビ東京」の「世論調査」が5月23〜25日の調査で最新データでしたよ。下記をご覧ください。

◎「政党支持率」

①「自民党   :28%」
②「国民民主党 :11%」
③「立憲民主党  :9%」
④「支持政党なし:27%」

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/cabinet-approval-rating/
(出典:日経新聞:内閣支持率を追う 日経世論調査 全データより:5月27日利用)

うーん、やっぱり「野党では国民民主党が11%」で一番政党支持率が高いですね。
( ̄へ ̄|||) ウーン

「住民税非課税世帯」が多い「高齢者」は、「野党では立憲民主党:9%」を支持するのでしょうね。

だけど、「中所得層」や上記で書いた「共働き世帯」や「パワーカップル」などは、「国民民主党の手取りを増やす」が心に刺さったのではないでしょうか。

一つ「別の視点」をお示ししますね。

「現役世代と高齢世代」という視点で見ると、「手取りを増やすこと」は「高齢世代」にはメリットは何もないのですよ。

その逆に、「現役世代」は「住民税非課税世帯に給付金」にはメリットが一切ありません。

「石破総理」は「物価高の影響を特に受ける低所得者世帯への支援」とおっしゃっていますが、「中間層」の方たちは、どうせ自分たちには何もないだろうと見ているでしょうね。

まあ、確かに「中所得層」の方たちへの「物価高への支援策」は何もありませんね。

このような風景が、「国民民主党」への高支持率になって現れていると、コロちゃんは考えていますよ。

「手取りを増やす」ことは、「共働き世帯」や「パワーカップル」の心からの願いとなっているのでしょう。

6.「諸悪の根源は物価上昇にあるよ」

ここでコロちゃんの考え方を書きますね。コロちゃんは、上記で見て来た「共働き世帯の家計が苦しい原因」の根っこは「物価高にある」と思っていますよ。

この「物価高」とは全国民に襲い掛かってくる「質の悪い病い」のようなもので、今では「ひと握りの富裕層」以外のすべての社会階層が被害を被っています。

この中で、いくら「石破総理」が頑張っても「住民是非課税世帯」へ給付金を配るぐらいしかできないことは明らかです。

たとえ「国民民主党」の言うように「手取りを増やし」ても、「高齢者や年金生活者」には関係がありません。

いくら「バラまいて」も「手取りを増やして」も、「全国国民の家計全部」を助けることは不可能ですよ。

出来ることと言ったら、せいぜい「絆創膏を張る」ように、一部の「低所得者層」にお金を配るのがせいぜいでしょう。

コロちゃんは、「臭いにおいは元から絶たなきゃダメ※」と思いますよ。

(※1975年のジョンソンのCMのキャッチコピー:商品名:トイレの消臭剤シャット)

この場合の大元は「物価高」ですよね。つまり「やるべきこと」は「物価高を抑えること」ですよ。

この「物価高対策の政策メニュー」は、すでに1970年代に確立されています。それは1974年の「狂乱物価」への対処です。下記ですね。

◎「狂乱物価高への政策メニュー」

➀「金利を上げる」
②「緊縮財政にする」

当時は「田名角栄総理(当時)」が、政敵であった「福田元総理」に頭を下げ、日本列島改造論を取り下げることで「物価の沈静化」に成功しています。

コロちゃんも、当時のことは覚えていますよ。当時「今太閤」と呼ばれた「田中総理(当時)」のその後の失脚の伏線となりましたね。

ただコロちゃんは、今日の新聞の夕刊で「日銀の植田総裁」が「国内の予想物価上昇率(※)について、足もと1.5%~2.0%にある。30年間でもっとも高い水準だ」とご発言したことを知りましたよ。

(※予想物価上昇率:家計や企業が予想する将来の物価の変動率)

この「1.5%~2.0%」では、まだ「日銀が目標とする安定的に2%」には届いていませんから、まだまだ「金利を上げて物価を下げる」つもりは「日銀」にはなさそうだと、コロちゃんは思いましたよ。

また「石破総理」も、「予算削減」の様子はありませんから、こちらも「物価を下げる」つもりがないようですよ。

コロちゃんは、「諸悪の根源の物価高」を抑えて欲しいのですけれど、「日本のかじ取り役」の皆さんはそうは考えていませんね。コロちゃんは不満ですよ。
プンスカ ٩(๑`н´๑)۶ プンプン!

7.「コロちゃんとイナゴの佃煮」

さて今日は「年収900万でも、家計は300万円足りないよ!」と、「中間層からもう少し上の層まで」の不満を取り上げてみました。

どうやら「社会の不満」は、低所得者層からより上層まで拡がっているようですよ。そしてコロちゃんが以前から気になっていた「パワーカップル」の様子を考察してみましたよ。

その「パワーカップルのタワーマンションの住宅ローン」を調べている時に、コロちゃんの「1980年代に借りた住宅ローン」のことが頭によぎりましたね。

今日の「コロちゃん話」は、「住宅ローンで購入した駅より遠い住宅地の話」ですよ。

コロちゃんは、1980年代の後半に「30年ローン」で住宅を購入しました。その年は既に「バブル経済」に突入していましたから、土地価格が上昇する中での「家探し」でした。

その時点のコロちゃんの所得で購入できそうな土地は、どうしても「勤務地の東京都」からは離れた地にならざるを得ませんでした。

しかも「駅から遠い場所」でしたよ。最寄駅から「バスで15分」、結構遠いですよ。

それでも「住めば都」ですよね。コロちゃんが良かったと思ったのは、子どもたちに「ふるさと」をつくってあげれたことでした。

コロちゃんの子どもたちは、この地で「幼稚園・小学校・中学校・高校」と通うことが出来たのです。

子どもたちが「幼稚園・小学生」の頃には、妻が近隣の田んぼでよく「イナゴ」を取っていましたよ。

散歩がてらに、稲刈りの終わった田んぼで、妻は2人の子どもを連れて「網の袋」いっぱいに「イナゴ」を集めてきていたのです。

「イナゴ」は、その後よく乾燥させてから「佃煮」にしたのですよ。

コロちゃんも「東北地方の田舎町出身」ですから、「イナゴ」は子どものころにはよく食べましたよ。

「イナゴの佃煮」は、見かけは慣れないと気持ち悪いと思われますが、口に入れると「シャリシャリ」とした食感と佃煮のしょっぱさで、結構美味しいのですよ。

まあ「珍味」の部類になるのでしょうね。ビールのおつまみに最適でしたよ。

コロちゃんは、1990年代の東京の居酒屋で一皿(数匹)で300~400円の金額でメニューにあったのを見ていますよ。

あんまり「値段が高かった」ので、よく覚えているのですよ。

その頃には、あまり需要はなかったのでしょうけれど、コロちゃんの子ども時代には、タダでいくらでも食べられた安い「おやつ」だったのですよ。

その後2000年代になると、妻と子どもたちが「イナゴ」をとった田んぼは、すべて「住宅地」に変ってしまいました。

何とも「時代の流れ」を感じる風景ですよ。

だけどコロちゃんはワンコを連れて、今でもその「住宅地」の横を通ると、かつての「妻と子どもたちがイナゴを取っている風景」が頭に浮かんできますよ。

今はもうそこは全部「住宅地」になっていますから、「イナゴ」もいませんし、妻も3年前に亡くなってしまいました。何とも寂しい事ですよ。

おっと、最後が湿っぽくなっちゃいましたね。だけど「多くの思い出があること」はコロちゃんの「貴重な財産」です。

コロちゃんはこの「財産」をシッカリ抱えて、まだしばらくは元気に暮したいと思っていますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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