おはようございます。今朝コロちゃんが、ワンコと朝の散歩に歩いていたら、少し前に「花芽」が出ていた「紫陽花」が、もう大分咲いていました。
花の色は白・青・紫・赤と、その中間色が、一斉に咲き始めました。まだまだ緑色の花芽も沢山顔をのぞかせていましたので、今後更に咲き拡がるものと思われますね。
「紫陽花」は、咲き始めが一番きれいですね。コロちゃんの亡き妻は、咲き終わった後に黒く萎れる姿がキライだと言っていましたけれど、「紫陽花」には罪はありません。
コロちゃんは、毎年この時期になると「紫陽花と妻の言葉」が、どうしても頭に浮かびますね。まさに「ヘタレのコロちゃん」らしい姿だとお笑いくださいね。
今日は、「高齢者の支持率が自民党・立憲民主党で並んだって」をカキコキします。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「70歳以上で自民党・立憲民主党の支持率が並ぶと、やっぱりウラ金でしょう」
☆「前回2021年の衆議院選挙時の政党支持率を見ると、高齢者ほど選挙に足を運ぶ」
☆「地方議会選挙はくじ引きにしようと、マトリョーシカ現象」
☆「中国ですら村民委員会で選挙を行なっている」
☆「コロちゃんと選挙と、政治ドラマを見てみよう」
1.「70歳以上で自民党・立憲民主党の支持率が並ぶ」
コロちゃんは、このブログでは「政治」のことについては、あまり触れないようにしています。
それは、このブログの「編集長&株主様」より、以下のような編集方針を伝えられているからです。
編集長&株主様
おい、コロ!
「政治ネタ」は臭いから禁止だぞ!
ただ、今日はネタがない・・・ゲフンゲフン・・今日は「70歳以上の政党支持率が自民・立民で並んだ」というテーマだから、ギリでセーフですよね。
そうですよ、これは「70歳以上の高齢者」の話題ですからね。「政治のお話し」ではありませんよ。
ε-(´∀`*)ホッ
やっと、これで内容に入れますね。次からがこの話ですよ。
先日の5月24~26日に「日経新聞社」と「テレビ東京」が、全国の813人(回答者数)にアンケート調査(世論調査)を行なっています。
新聞記事で1面で報道されているのは「岸田内閣の支持率が28%」が、前回の調査(26%)※と比べると「横這い」と報じられています。
しかし、コロちゃんが注目したのは「70歳以上の次期衆院選の投票先」です。
(※日経新聞社は毎月1回世論調査を行なっています)
報道によりますと、全年代の「次期衆院選の投票先」と「70歳以上」、「39歳以下」の「次期衆院選の投票先」は以下の通りでした。見比べやすいように並べてみますね。
◎「次期衆院選の投票先:全年代」
➀「自民党:24%」
➁「立民党:16%」
(8㌽差)
◎「次期衆院選の投票先:70歳以上」
❶「自民党:26%」
❷「立民党:25%」
(1㌽差)
◎「次期衆院選の投票先:39歳以下」
❶「自民党:30%」
❷「立民党:10%」
(20㌽差)
ほうほう、全年代では「自民党」と「立憲民主党」との差は8㌽差ですけれど、コロちゃんと同じ世代の70歳以上では1㌽差まで縮まっていますね。
この「調査」はたったの800人強の調査ですから、1㌽差とはほとんど誤差の範囲内と言えますね。
「70歳以上の方」に限っては、「自民党」と「立憲民主党」の差はほとんどないと見るべきでしょうね。
そして、「39歳以下の若い方」では「自民党」が20㌽も「立民」をリードしているとは、若者は「保守的」なのでしょうか?
なお、当初に「岸田総理の支持率」が今回の調査で28%と出ていますが、「不支持率」は67%となっていますね。どうやら、「岸田総理」は世の中の多くの方の支持が失われているようですね。
2.「やっぱりウラ金でしょう」
コロちゃんは、この「日経新聞とテレビ東京」の昨年2023年の「世論調査」を見てみましたら、昨年2023年の3~5月の3ヶ月間だけは「不支持率」より「支持率」の方が高かったのですよね。
それが2023年4月に「不支持率」の方が高く逆転して、それ以降はずっとそのまま「不支持率」が増え続けています。
特に2023年10月以降に「支持率」が急降下していますね。
ちょうどこのころの2023年10月には、「自民党の政治資金収支報告書の過少申告への告発状」が東京地検に提出されていますから、「ウラ金事件」が大きくマスコミで取り上げられています。
この時点の「岸田総理の支持率の急降下」は、それを反映したものなのでしょうね。
今回の世論調査では、「岸田総理の政治とカネ問題への対応」について「評価しない:83%」となっています。
そして更に「政治資金規正法改正の自民党案」についても「再発を防止できず:85%」と、散々の評価となっていますね。
これじゃ「岸田総理の支持率」が、前回調査より下がっていないだけマシのようにも思えますね。次の「衆議院選挙」がどうなるのか、非常に興味深いですよ。
3.「前回2021年の衆議院選挙時の政党支持率を見る」
上記で「70歳以上の高齢者」が、次期衆議院選挙での投票先が「自民党26%・立民党25%」と並んだことは、別に驚くことではないのですよね。
それは、だいぶ以前から「高齢者層に強い立憲民主党」と言われていました。そして近年は「自民党が若年層に支持されている」との報道などもありました。
ここでちょっと前回衆議院選挙(2021年)の年代別の「政党支持率」を見てみましょう。「自民党」と「立憲民主党」の二つを見ますね。
◎「自民党年代別支持率:総数35.1%」
➀「18~29歳:19.4%」
➁「30~39歳:20.7%」
③「40~49歳:26.0%」
➃「50~59歳:33.9%」
⑤「60~69歳:40.8%」
⑥「70~79歳:45.0%」
⑦「80歳以上:47.7%」
◎「立憲民主党年代別支持率:総数10.5%」
❶「18~29歳:1.6%」
❷「30~39歳:3.7%」
❸「40~49歳:7.5%」
➍「50~59歳:8.8%」
❺「60~69歳:14.0%」
❻「70~79歳:14.7%」
❼「80歳以上:16.8%」
https://www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/49syuishikichosa.pdf
( 出典:明るい選挙推進協会:第49回衆議院議員総選挙:全国意識調査:調査結果の概要より)
➀「自民党はやはり強い」
上記の「2021年の衆議院選挙時」の「年代別政党支持率」を見ると、やはり「自民党」は強いですね。「総数」では35.1%の支持率を保っています。
そして「60歳以上の高齢者の支持率⑤⑥⑦」が軒並み40%を超えています。そして「若年層➁③」も20%台をキープしています。
➁「立憲民主党は惜敗が多かった」
それに対して「立憲民主党」は、「総数」では10.5%の支持率です。そして「❶~➍の59歳以下」では一桁の支持率となっています。
それが「60歳以上」では、二けたになりますが10%台ですね。決して高い支持率ではありません。
しかし「選挙結果(2021年:前回衆議院選挙)」を見ると、「自民党▲15」で「公明党は+3」と議席は減らしたものの、「絶対安定議席」の261議席を単独で確保しています。
そして「立憲民主党」は、▲14と議席を減らしました。
しかし「自民党」が5,000票未満の僅差で逃げ切った選挙区は17に上り、34選挙区が1万票未満の差であったことから、「薄氷の勝利」との見方も出ていましたね。
おそらく「無党派層」の支持は、「自民党」より「立民党」に多く流れていたのでしょう。
このような前回2021年の「衆議院選挙結果」を見ていると、冒頭での世論調査で「自民党と立憲民主党」の「高齢者」の支持率が並んだことの「衝撃度」がわかります。
それは、前回「衆議院選挙時」では、「自民党の60歳以上⑤~⑦の支持率が40%台」で、「立憲民主党の60歳以上の❺~❼の支持率が10%台」でも、選挙では勝ったものの僅差だった選挙区が多くあったという事実です。
これでは、次の「衆議院選挙」で「自民党」が前回と同じように逃げ切れるか、不安になるのは当たり前ですよね。
③「高齢者は戦後民主主義の体現者」
それと、高齢者に「立憲民主党の支持が多い」とされる理由は、コロちゃんは「高齢者は戦後民主主義の時代に成長した世代」だからと思いますね。
代表的な戦後世代である「団塊の世代(1947~1945年生まれ)」は、2024年現在で75~77歳になりますが、生まれ年は1945年の敗戦から2~4年後となります。
ですから、「戦前の日本」を知らないのですよ。そして、その成長した時代は「戦後民主主義の全盛期」です。
コロちゃんは「団塊の世代」よりは少し後の生まれですが、バリバリの「戦後派」です。「自由と民主主義を信奉する若者」でしたよ。
おそらく、現在65歳以上の高齢者の多くは、コロちゃんと同じ「自由と民主主義の信奉者」が多いと思いますよ。その特徴は「権力者が威張る」のがキライなのですよ。
何しろ「自由」とは、庶民の「自由」を意味するのです。決して権力者がウラ金を「自由」に集めて、「自由」に使う事を認めるものではありませんからね。
だから今回の「世論調査」で、「自民党と立憲民主党の支持率が並んだ」背景は、間違いなく「ウラ金事件」への「高齢者の怒り」ですね。
おとなしいコロちゃんですら、ムカムカするのですから、多くの「高齢者の方々」も同じなのでしょう。
コロちゃんは、次の「衆議院選挙」が楽しみですよ。皆さんも楽しみにしていいと思いますよ。
4.「高齢者ほど選挙に足を運ぶ」
それでは、上記で「自民党・立憲民主党の支持率」を見ました「2021年の衆議院選挙」について、「年代別の投票率」を見てみましょう。
どれどれ「高齢者の投票率」が「若者の投票率」とどれくらい違うのかを見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「総務省 衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移」より
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/
出典:総務省 国政選挙の年代別投票率の推移 より(5月27日利用)
上記のグラフは1967~2019年までの「国政選挙の年代別投票率の推移」です。表のグラフは、ゴチャゴチャしていますので見なくとも結構です。
ただ一番上の「橙色(60歳代)」の投票率がいつも高くて、一番下の「茶色(20歳代)」の投票率がいつも低い点にはご注目ください。
それでは、上記のグラフの内の直近の選挙であった「2021年の衆議院選挙」の「年代別投票率」を下記に見てみましょう。
〇 | 2021年衆議院選挙 | ||||||||||||||||||||||||||||
〇 | 年代 | 投票率 | |||||||||||||||||||||||||||
1 | 60歳代 | 71.38% | |||||||||||||||||||||||||||
2 | 50歳代 | 62.96% | |||||||||||||||||||||||||||
3 | 70歳代以上 | 61.90% | |||||||||||||||||||||||||||
4 | 40歳代 | 55.56% | |||||||||||||||||||||||||||
5 | 30歳代 | 47.13% | |||||||||||||||||||||||||||
6 | 10歳代 | 42.23% | |||||||||||||||||||||||||||
7 | 20歳代 | 36.50% | |||||||||||||||||||||||||||
(出典:総務省 国政選挙の年代別投票率の推移より:5月27日:コロちゃんが作成)
前回2021年の衆議院選挙では、年代別得票率が一番高いのは「60歳代:71.38%」でした。そして一番低いのは「20歳代:36.50%」ですから、ほぼ2倍の差があります。
これを見て、皆さんはどう思われるでしょうか。この年代別投票率を見ると、「60歳代の高齢者」は「20歳代の若者」の2倍の比率で選挙で投票に出かけるのです。
これに、グロスの人数の差が加わります。日本の「高齢者の数」は「若者の数」よりも人数が多いのです。
そもそも「若者」と「高齢者」は、年代別の人口ボリュームがかなり違うんですよね。
どうやら、次の「総選挙」で「高齢者」が大挙して投票に行きそうですね。それがどのような結果を「日本」にもたらすのでしょうか?
5.「地方議会議員選挙はくじ引きにしよう」
上記で、今日のテーマ「高齢者の支持率が自民党・立憲民主党で並んだ」は終わっているのですが、せっかくですから、普段からコロちゃんが考えていることをいくつか書いてみますね。
コロちゃんは、「地方議会選挙」は立候補者の中から投票で選ぶのではなく「くじ引き」で選んだ方が良いのではないかと思っています。
だって「地方議会選挙」は、普段の投票率もすごく低くて、当選者のほとんどは「特定団体の利害代表者・宗教団体・イデオロギー政党」の「組織票」で当選してくるのです。
例えば「○○党」とか、それに「○○学会」とか、「○○土建会社関係者」などもありそうですね。
だから「選挙民全体の代表」とはとても言えない方たちだと思うのですよ。それこそ獲得票数は「選挙民全体の数%の代表」でしかないのが実態です。
だから「くじ引き民主主義」の方が公平ですよ。そして「くじ引き民主主義」には、下記の利点があるとされています。
◎「くじ引き民主主義の利点」
➀「金持ちで高学歴の者以外からも代表者がでてくる」
➁「多様な人物が代表者となる」
③「代表者は次の選挙を考えずに済むため金権政治がなくなる」
➃「支持者の意向に縛られず純粋に長期的視野で活動できる」
ざっと、このようなものが考えられますね。コロちゃんは、「国政選挙」ではさすがに無理かもしれないと思いましたが、地方選挙ではこの「くじ引き民主主義」に魅力を感じましたね。
まあ「憲法上」実現は難しいかもしれませんけどね。だけど、そうでもしないと今の「人口減少」へと進みつつある「地方」での政治は変わらないと思いますよ。
6.「マトリョーシカ現象」
そして、コロちゃんが最近読んだことで「いいこと言うなー」と感心したことを、一つご紹介しておきますね。
それは「サントリー・ホールディングス社長の新浪剛史氏」の発言です。この方は「経済同友会の代表幹事」もなさっていますね。その発言は以下の通りです。
「一回り小さい同質の経営者が次々と現れる構図を『マトリョーシカ現象」と呼ぶが、こんな人事が続けば組織は確実に沈滞する。『脱同質』の即効薬が外からのトップ起用である」
この言葉の「後段」を読んでもわかるように、新浪武史氏は「三菱商事」から「ローソン社長」、その後には「サントリー社長」となられた方です。
上記の言葉は、外部から招聘されてきたご自身の価値を充分心得た発言なのでしょうね。
しかし、この前段の「マトリョーシカが続けば組織が沈滞」は今の「政治の社会」そのものですね。
国会議員の「世襲議員数」は、その定義によって異なりますが、「2021年の衆議院選挙では131人が世襲と言われていて、自民党議員の世襲率は30%」と言われています。
これを見ると、コロちゃんはいつ「日本」は身分制度がある「中世」に戻ったのかと思ってしまいましたよ。
いい加減に「小粒の政治家」が次々出て来る「政界マトリョーシカ」は見たくないと、コロちゃんは思いましたよ。
7.「中国ですら村民委員会で選挙を行なっている」
上記のように「日本」の選挙事情を見てきましたが、コロちゃんが最近知ったことをご紹介しますね。
皆さんもご存じの「権威主義国家・中国」では、一番末端の行政組織には「選挙制度」が導入されているそうですよ。
「日本の行政組織」は、「国⇒県⇒市町村」となっていますが、「中国」では以下のようになっているそうです。
「省⇒市⇒県⇒郷・鎮⇒村民委員会⇒村民小組」
この最末端の「村民小組」は、昔の日本の「五人組」みたいな組織のようですね。
そして末端から2番目の「村民委員会」では、全国で選挙が行なわれているそうです。任期は3年~5年となっているみたいですね。
その詳細は、コロちゃんはこの下に添付してある「中国農村の現在」という本を読んで知ったのですが、もちろん「中国共産党」の方針によるものですね。
もちろん「中国共産党」が、急に「民主主義に目覚めたから」ではありませんよね。
著者はその「農村選挙」を、「中央の共産党」が「地域ボス」が出て来る事を警戒しているからと見立てていましたね。
歴史上「中国」では、地方政治を一手に掌握した「軍閥」が跋扈していた時代が長かったですから、現在でも「地域ボス」の出現を警戒しているのではないかと、この本では書かれていました。
いずれにしろ、あの「強権中国」ですら、末端の行政機関では「選挙」が行なわれているのですよ。
ですから「民主主義先進国」であるはずの「日本」」で、「世襲政治家」が増えているなどということは、中国から笑われてしまいますよ。
なお「中国共産党」の「中央政治家」には、「世襲政治家」はほとんど見受けられませんねん。その点は「日本」とは大きな違いです。
この「田原史起著」の「中国農村の現在」をお読みになりたい方は、下記のクリックをお願いします。
8.「コロちゃんと選挙」
コロちゃんは、20代30代の頃は忙しい生活をおくっていましたので、「選挙」にはほとんど投票に行っていませんでした。
それが50代の頃からは、ほとんどの「選挙の投票」へ行くようになりました。それはコロちゃんの考え方が「選挙に行かない人には政治への不満を語る資格がない」と考えるようになったからです。
今の世の中では、誰しもが「生活や将来への不満・不安」を抱えていると思います。それが「個人の努力で何とかなる時代」ならば良いのですが、現実はそうではありませんね。
やはり「時代の転換期」には、「政治の力」で「世の中を変える」しかないとコロちゃんは考えますよ。
そして国民が「現状」への不満を持っているならば、やはり「選挙での投票」という形で意思を表示をしなければ「現状の追認」になってしいます。
「選挙での棄権」は、現状への「信任投票」なのですよ。
コロちゃんがそのように考え方が変わってきたのは、自分の力で何事も変えてやると言うような「若さ」が失われたからかも知れませんね。
しかし、そう考えると「選挙への棄権」はもう出来ません。「投票」で候補者の判断がつかない時には「白紙投票」をしています。
「白紙投票」は、棄権とは違う「現状への不満」ですから立派な意思表示だと思うのですよ。
60歳以降のコロちゃんは、多分すべての選挙の投票で「皆勤賞」だったと思いますよ。
皆さんも、ぜひ「棄権は現状への支持」だとお考え下さいね。
せっかく「民主主義の選挙」が実施されているのですから、権利は行使しないと「権力の監視」ができませんからね。
9.「政治ドラマを見てみよう」
今日のブログでは、新聞社の世論調査で「高齢者の支持率が自民党・立憲民主党で並んだ」という話から、前回2021年の「衆議院選挙の風景」や、「国政選挙の年代別投票率の推移」もみてきました。
更に最後に「おまけ」で、「マトリョーシカ現象」と「中国農村の選挙事情」などの、「選挙あれこれ」まで広げましたが、コロちゃんが見てきた「選挙の風景」はいかがだったでしょうか。
現在の「衆議院議員の任期は2025年10月30日」ですが、現在の法律解釈では解散は「総理大臣の専権事項」とされていますので、いつでも有利な時を選んで解散できます。
そして「岸田自民党総裁の任期は今年2024年9月末」です。
自民党総裁の任期は3年で、もちろん再選は可能です。再選は連続する場合は3期までと決められていますね。
このように見て行くと「岸田総理」は、いつでも有利な時を選んで「衆議院解散・総選挙」ができますが、その「有利な時」が今後あるかどうかはわかりませんね。
コロちゃんは、2009年の麻生総理(当時)の「追い込まれ解散」を思い出しますね。
2008年に、「福田康夫総理」の次の総理大臣として「麻生太郎氏」が就任しました。就任早々に「リーマンショック」がありました。「麻生総理」は、運が悪かったのですね。
当時の「衆議院議員の任期」は、2009年9月10日まででした。
「麻生総理」は、その前の有利な時期に「衆議院選挙」を模索したのですが、折しも「リーマンショック」の経済混乱の中で「有利な時期」がなかったのです。
それで「麻生総理(当時)」は、とうとう「任期終了」の直前の「追い込まれ解散」となってしまいました。
その結果が「民主党(当時)」の大勝利での「政権交代」です。
この時の様子は、テレビでも現場中継で大騒ぎとなって、いつもは早く寝るコロちゃんが遅くまでテレビを見ていたことを憶えていますよ。
この「追い込まれ解散」は、もちろん「政界の方々」はコロちゃん以上にシッカリと頭に記憶していることでしょう。
その「岸田総理」が、次の「衆議院選挙」にどのような戦略で臨むのかを、コロちゃんは食い入るように見ていたいと思っていますよ。
最後にリアルな「現状認識」を抑えておきましょうね。
先日5月25日に「立憲民主党前代表」の枝野幸男氏が、さいたま市で講演し次のように語っています。
「(次期衆院選の予定候補者数に関し立民の擁立状況は)『政権交代』と言っても全くリアリティーのない話だ」
そして、枝野氏は「(次期衆院選の立候補者数は)180人ほどにとどまっており、総定数の過半数(233議席)に限りなく近づけるべきだ」と発言したそうですから、これがリアルなのでしょう。
どうですか皆さん。このように見て行くと「政治ドラマ」を見るようでドキドキしませんか。
せっかく、視聴料金が「選挙投票券1票(無料)」で見られるのですから、必ず投票に行って「政治ドラマのバックのモブ衆の一員」として参加しましょうね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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