【生活考】コロちゃんの「夏休み日記⑤」最終日

生活

この「コロちゃんの夏休み日記⑤」は、「コロちゃんの夏休み日記④」の続編になります。

コロちゃんの夏休み日記④」をまだお読みになっていない方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

【生活考】コロちゃんの「夏休み日記④」

おはようございます。今日も朝から暑い気候が続いていますね。コロちゃんも、皆さんと同じように日々の暑さを実感しています。

さて、4日間にわたってこのブログのネタ・・ゲフンゲフン・・話題となっていた「コロちゃんの夏休み日記」も、いよいよ今日が「最終日」となりました。

4泊5日の「夏休み」の登場人物は、以下の面々です。

コロちゃん」
「長男一家のなーちゃん(8歳)」
「次男一家のパパさん・ママさん」
「すーくん(3歳)」
「あーちゃん(1歳)」

以上の面々が、この4日間大活躍をしてきました。

さて、今日の最終日は、どのようなドラマが繰り広げられるか、コロちゃんは楽しみながらポチポチします。

1.朝から快晴でいい天気です

今朝コロちゃんは、朝5時に目を覚ましました。

え?早起きですって?

いえいえ、コロちゃんは自宅でも毎日、朝5時頃に起床しているのです。何しろコロちゃんは、おじいちゃんですからね。朝は早いのです。

(その分夜寝るのも早いです、いつもは9時にはもう寝ています)

そして、今朝起きると「次男一家宅」の居間に移動して、コーヒーを入れます。

コロちゃんは、朝飲むコーヒーが大好きなのです。いわゆる「コーヒー党」なんですね。

今朝飲んだコーヒーは「次男一家嫁さま」がコロちゃん用に特別に購入してきてくれたそうです。ありがたいですね。

それから、窓のカーテンを開けると、もう真夏の太陽がギラギラと輝いています。コロちゃんは思わず「今日も暑くなるなー」とつぶやきました。

しかし、「コロちゃんの夏休み」のここ5日間は実に夏らしい良い天気でした。これもひとえにコロちゃんの人徳のせいでしょう。
o(`⌒´*)oエッヘン!

いやいや、天気はコロちゃんと関係ないよね。
(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

などなど、夏休みの最終日も良い天気でよかったと思いつつ、最後の一日をきちんとやり切ろうと心を引き締めたコロちゃんでした。

2.新幹線のホームまで見送り

昨日までと同様に、子どもたちと朝食を済ますと、あっという間に「コロちゃん+なーちゃん(8歳)」が、もう帰る時間となりました。

「次男一家」は、全員で新幹線の出発駅の「な○や駅」まで見送りに家を出ます。

みんなガヤガヤと賑やかに、新幹線の駅のホームを目指します。

「なーちゃん(8歳)」と「すーくん(3歳)」の仲良しコンビは、もう握った手を放そうとしません。

下記のフォトをご覧ください。

新幹線のホームまでを歩いている時は、2人とも元気に歩いていました。

「なーちゃん(8歳)」は「すーくん(3歳)」の手をしっかり握りながら、「一緒に○○に行くよねー」とまだ元気いっぱいです。

(なーちゃんはすーくんを連れて帰る気なんです)

コロちゃんは、すーくんは連れて行けないよと、心の中で呟きましたよ)

コロちゃんは、2人のすぐ後ろを微笑みながら歩いていました。

新幹線の乗り場に着くと、全員で記念写真です。「次男一家家長様」は、カメラマンなので入っていません。

「はい、チーズ!」

最近は「ピースサイン」がはやっているのかなー? もしそうならば、コロちゃんも次からはそうしようっと。

コロちゃんは、直ぐに新しいものに飛びつくのです。

3.お別れは、涙・涙・涙

最後のお別れにはドラマが待っていました。

別れがたい「なーちゃん(8歳)」は、新幹線が入ってくる直前になると、感極まってヒッシと「すーくん(3歳)」を抱きしめます。

その感動的なシーンをご覧ください

「なーちゃん(8歳)」と「すーくん(3歳)」が別れを惜しむ、実に感動的なシーンを繰り広げる中を、新幹線は容赦なくホームに入ってきます。

ドアが開いたら、コロちゃんと「なーちゃん(8歳)」は、急いで乗り込まなければなりません。

「ああ、無常!」 

非情にも新幹線の出発のベルがホームに鳴り響きます。
(非情って言われても車掌さんが困りますよね)

新幹線に乗り込んだ「なーちゃん(8歳)」とコロちゃんは、ホームの「次男一家」の面々に手を振りますが、「なーちゃん(8歳)」は滂沱の涙を流していました。

なんか、「なーちゃん(8歳)」が泣いていると、コロちゃんが悪いことやっているような気がするけど、何もしてないよね? コロちゃん悪くないよね?

実に感動的な「なーちゃん(8歳)」と「すーくん(3歳)」の別れの場面でした。まるで「ドラマ」みたいでしたね。
.°(´σ⌓•。)°.グスン

4.「さよならだけが人生だ」

コロちゃんは、感動の別れの場面に遭遇すると必ず頭に浮かぶ言葉があります。

「花に嵐の例えもあるさ さよならだけが人生だ」

この言葉は、中国の唐代の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勧酒」に書かれている言葉です。

中国の詩人の詩ですから、全部漢文なのですが、昭和9年(1934年)に文人の井伏鱒二が日本語に翻訳しています。

その抄訳は以下の通りです。

「どうぞなみなみつがしておくれ はなにあらしのたとえもあるさ さよならだけが人生だ」

この翻訳された中国の詩は、とてもよく知られているのです。コロちゃんも、もちろん知っていました。

コロちゃんは、長い人生の中で、多くの人たちと「別れと出会い」を繰り返してきました。

その「別れ」の中には、望んだのではない止むにやまれぬ「別れ」も数多くあったのですが、その時に心に浮かんだ言葉がこの言葉です。

「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」

ひょっとすると「なーちゃん(8歳)」にとっては、8年の人生の中で、初めて経験するつらい「別れ」かもしれません。

しかし「別れ」は悲しいかもしれませんが、その悲しみの深さの分だけ、次に「出会った」時の喜びが大きくなると、コロちゃんは考えているのです。

ただ、コロちゃんは、その考えを8歳の女の子に伝える術がないだけで。

だって、「8歳の女の子」ですよ。

こんなおじいちゃんがどうやってコミュニケーションをとったら良いのかわからないじゃあないですか。
 ̄\( ̄^ ̄)/ ̄ オテアゲ

5.新幹線の中で「なーちゃん」は・・・

その後が大変だったのです。

コロちゃんと「なーちゃん」は、新幹線で東京駅に向かいます。

1時間半程度の旅行きなのですが、その間「なーちゃん」は、口をしっかりと結んで正面を見つめたまま、身じろぎもしません。

一目見ても、明らかに「なーちゃん」の心の中で「悲しさ」と「仕方がない」という「あきらめ」の心が戦っているのがわかるのです。

コロちゃんは、気分転換をさせようと声を掛けます。

「なーちゃん、ゼルダの伝説やってもいいよ」byコロちゃん
「やらない!」byなーちゃん

「なーちゃん、ハイチュウ食べる?」byコロちゃん
「いらない!」byなーちゃん

「なーちゃん、なんか飲む?」byコロちゃん
「飲まない!」byなーちゃん

猫なで声で様子をうかがうコロちゃんですが、「なーちゃん」は取りつく島がありません。

コロちゃん知ってるよ、こういうのが「塩対応」って言うんでしょ?
(・_・。))マイッタナァ

コロちゃんの若い時代には、そんな言葉がなかったものね。まさか初めての「塩対応」がコロちゃん自身にかかって来るとは思いませんでした。

コロちゃんは、「なーちゃん」に、この「夏休み旅行」の感想文を書いてもらって、ブログに載せようと考えていたのですが、「なーちゃん」はそれどころじゃない様子でした。

こっそりと「なーちゃん」の気配をうかがうと、まっすぐ正面をみつめながら、固い表情のまま変化しないのです。

コロちゃんは、男の子二人を育てましたから、男の子の扱いは知っていても「8歳の女の子」をどう扱ったらよいのか、全くわかりませんでしたね。

などなどを、考えているうちに新幹線は東京駅に到着しました。

6.お昼は「ラーメンストリート」

コロちゃんは、前日に「なーちゃん」に「明日のお昼は何が食べたいの?」と聞いていました。

新幹線の到着予定時刻をみると、ちょうど東京駅でお昼近くになるのです。いろいろ「なーちゃん」に聞いたところ、以下のような答えが返ってきました。

「味噌ラーメンが食べたい」byなーちゃん

甘々のコロちゃんは、さっそく「いーよ」。
(○´▽`○)にぱー☆

しかし、コロちゃんは東京駅でのラーメン店を知りません。

さっそくネットで検索して調べました。だって、東京駅前にドンと一軒家の「ラーメン店」があるわけないですよね。東京駅の周囲は、高層ビルばかりです。

そうしましたら、なんと東京駅地下に「ラーメンストリート」があるというではありませんか。

その「ラーメンストリート」では、「ご当地ラーメンチャレンジ」というのを今やっていて、全国のご当地ラーメンを約100日ずつ、期間限定で出店しているというのです。。

そこでは、全国各地の有名ラーメン店が8件も開店しているとありました。その情報を見て見たい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

東京ラーメンストリート特設 | 東京駅一番街
東京を代表する名店が、東京駅に集結。“1週間通っても飽きない”をコンセプトに、様々なジャンルのラーメンを集めた「東京ラーメンストリート」。おなじみの人気メニューから、ここでしか味わえない限定メニューまで、麺やスープ、トッピングにこだわり抜いた各店自慢の味をご堪能いただけます。

7.ラーメン店「富良野とみ川」

コロちゃんと「なーちゃん」は、東京駅に着くと、八重洲南口に向かいます。「ラーメンストリート」は八重洲南口地下にあるのです。

東京駅は、一日の乗降人員が86万人という巨大駅です。

その構内は、広大かつ迷路のように入り組んでいて、ちょっと迷うと今自分がどこにいるのかもわからなくなることも多々あります。

コロちゃんは、だいぶ以前のことですが東京駅を利用したことはありますから、この「ラーメンストリート」の場所と行き方を、事前に検索して調べておきました。

やはり「備えよ常に!」ですね。
(この言葉は、コロちゃんが以前ボランティアで参加していたボーイスカウトの標語です)

駅構内は大勢の人が歩いていますが、かき分けかき分けコロちゃんと「なーちゃん」は、八重洲南口地下を目指します。

そして「ラーメンストリート」到着!

「おー、ラーメン店が8店もあるよ、ど・れ・に・しよーかーなー?」

そして「富良野とみ川」というお店に入りました。このお店は「⽯⾅挽き中華そば」がウリだそうです。

麺は富良野産の小麦、タレは根室産昆布・干しシイタケ・カツオ・サバから出汁を引いた鶏ベースのスープと煮干し出汁の2本立て使用しているとありましたね。

「なーちゃん」が注文したのは「味噌ラーメン」です。コロちゃんも同じく「味噌ラーメン」にしました。二人で美味しくいただきました。

お値段は一杯¥900円と、東京駅地下としてはこんなものかとの感想を持ちましたが、美味しかったから許してあげます。
(なんで上から目線なの?)

(表示のフォトは実際食べた味噌ラーメンとは異なります)

8.し○駅前ロータリーで「なーちゃん」とお別れ

さてさて、「美味しいラーメン」ででお腹が膨れたら、後は「なーちゃん」を送り届けて、コロちゃんは自宅へ帰るばかりです。

「長男一家様」が住んでいる地域の電車の駅は、コロちゃんちへ帰る途中にあるのです。

コロちゃんは、「長男嫁さま」に、メールで「し○駅」へ到着する時間をお知らせします。

「なーちゃん」は、東京駅で「ラーメン」を食べた後には、少し表情が和らいできました。

コロちゃんは8歳の女の子が悲しんでいる時に、どんな言葉を掛けたらよいのか全く見当が付きません。

「なーちゃん、またすーくんには会えるよ、またみんなで遊ぼうね」byコロちゃん

「うん、わかった」byなーちゃん

そんなこんなのうちに、「長男一家宅」の最寄の駅に到着です。駅前のロータリーまで「長男嫁さま」が「なーちゃん」を迎えに来てくれました。

コロちゃんは、「なーちゃん」と一緒に車に駆け寄ります。「なーちゃん」を無事「長男嫁さま」にお渡ししました。

「なーちゃん、またね。また遊ぼうね」byコロちゃん

「うん、バイバイ」と手を振る「なーちゃん」です。

おー、やっと無事「なーちゃん」を連れ帰りました。あとは、コロちゃんがワンコの下へ帰るだけです。

「玄関またぐまでが夏休みです」とは言うものの、やっとこれで「コロちゃんの夏休み」が終了します。

疲れたけど、楽しかったなー。

ほーっとした息を吐きながら、楽しかった5日間を振り返ります。コロちゃんは、あと何回ぐらいこんな楽しい日々が過ごせるかなー。

いやいや、まだまだ子どもたちが大きくなる姿を見ることができるかもしれませんね。

コロちゃんは、ホッとしながらも「夏休み」の終了の余韻をかみしめながら、自宅を目指しました。

(上記のフォトは、なーちゃんが降りたし○駅前ロータリーではありません)

9.「自立」と「親愛」の価値観

コロちゃんは、今回の「夏休み」を過ごすなかで、コロちゃんと、自立して一家を構えている「長男」と「次男」との距離感について、いろいろと感じることがありました。

何かいろいろな人に聞くと、兄弟が自立した後に、行き来したり電話したりと仲が良い関係は、そんなにないようなんですね。

その点、今回の旅行を見ても、コロちゃんも「長男一家」も「次男一家」も、とても近い関係を維持し続けています。

コロちゃん自身は、生きていく中で「自立」することが大切という価値観を持っています。

ですから、既に独立した「長男一家」と「次男一家」とは、「信頼」はもちろん大きなものを持っていますが、それぞれの「自立」を尊重しているつもりです。

わかり易く例示すれば、家族内は「直径5㍍以内」とすると、3つの「直径5㍍」の輪があるイメージです。

コロちゃんは、「独立・自立」を大切に考えていますから、コロちゃんと「長男一家・次男一家」は、それぞれが3つの「直径5㍍」の輪を独立して維持する関係性だと思っています。

しかし、世の中の人々を見ていると、兄弟といえども、独立した後は、この輪が遠く離れてしまっている場合が多いのではないでしょうか。

コロちゃんと「長男一家・次男一家」の場合は、その3つの輪があまり離れてはいません。

今回の「夏休み」でも、「長男一家」は「なーちゃん」を躊躇することなく安心して「コロちゃんと次男一家」に送り出していますし、「長男・次男」の信愛度は高いように思えます。

どうやら、コロちゃんと「長男一家」「次男一家」の「直径5㍍の輪」は、相互に重なることはないが、3つピッタリとくっついているような「親愛度」を保っていると思ったのです。

このような関係性は、どうやら世の中の大多数の方の親族関係とはちょっと違っているのではないかと考えたことが、この稿を書いた理由です。

このような関係性は、知らず知らずに身に着けたそれぞれの「価値観」によって形成されたものだとコロちゃんは考えています。

おそらく、この「価値観」の形成には、亡き妻の「価値観」が大きな影響力を与えてていたのだとコロちゃんは考えています。

そしてこの「関係性」は、コロちゃんにとっても、すごく居心地が良いものなのです。

できますれば、この関係が今後も長く続くことをコロちゃんは心から願っています。

以上、今回の「夏休み」の終了するにあたっての、コロちゃんの感想でした。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

NoName_13によるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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