おはようございます。コロちゃんはつい先日に、このリードで「若者はLINEに『。』をつけない」と言う話題を扱っていました。
みなさん、この「。」を何と呼ぶのか知っていますか? コロちゃんは「マル」と呼ぶしか知りませんでしたよ。
それが、今朝の新聞の「日本語日記」というコラムの中で、「読点」と「句点」という表現を見つけたのです。
はて? コロちゃんは、「よわい70年」にして、初めて「読点と句点」という文字を読みましたよ。
(*´・д・)はて?
多分「とくてん、くてん」と読むのでしょうね。それでは「若者はLINEに『。』をつけない」の「。」はどちらでしょうか?
(´ヘ`;)ウーム…コッチカナ?
コロちゃんが、さっそく調べてみたら「、とうてん(読点)」「。くてん(句点)」が正しい読み方と形でした。
はずいー!
\( ///Д///)/イヤアアァァァァ━━ンンン!!!!♪
コロちゃんは、読み方を間違えていましたよ。
「読点(とくてん)」じゃなくて「、とうてん(読点)」でしたよ。そして、こっちが「。くてん(句点)」でしたよ。
だって「読む」って字は、「読書の読」ですからね。てっきり「どく・とく」かと思うじゃないですか。
ん?
( *゚ェ゚)ン?
そう言えば「句読点(くとうてん)」って言葉がありましたね。これは知っていましたよ。そっかー、これからきてるんだぁ。
いやいや「人生70年」にして、まだまだ「新しい知識」を得ることが出来ますね。
コロちゃんは、自慢ではないですが、「知らないこと以外は全部知っている」のですよ。
オイオイ!( *゚∇)/☆(ノ゚⊿゚)ノ
リードの最後は「ボケ」で締めましたよ。「ボケのコロちゃん」が、今日は「はて?、今景気っていいの?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「現在の景気はいざなぎ景気を越えたって?と、過去のGDP成長率を見るよ」
☆「直近のGDP成長率を見るよと、ワーストシナリオを準備しよう」
☆「コロちゃんとバブルの六本木」

1.「現在の景気はいざなぎ景気を越えたって?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいたら「内閣府が設定する景気基準日付では・・・いざなぎ景気(57ヵ月)を超えて6年目に入った」との記載を読みました。
これって「景気が良いという話」ですよね。コロちゃんだって「いざなぎ景気」という言葉ぐらいは知っていましたよ。
それに「景気に山と谷がある」ことも知っていましたけれど、現在は「景気が良い」っていうのでしょうか?
(。・_・?)ハテ?
コロちゃんには、とても「景気が良い」とは思えないのですが、ちょっとこの「景気の山と谷」を調べてみようと思いましたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「内閣府 第16循環における「量的な変化」の確認より」
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/220719shiryou1.pdf
出典:内閣府 経済社会総合研究所 第16循環の景気基準日付の確定についてより:6月8日利用
上記のグラフは、「内閣府」が発表している「景気の山と谷の循環図」です。
この「景気の山と谷」は、1951年から発表されており、現在は「第17循環」に入っています。当然「景気の山」は「景気が良い期間」とされていますね。
コロちゃんが、上記のグラフを見ていると「景気の山⇒谷」は「経済的ショックの時期」に対応していますね。下に書き出します。
◎「景気の山⇒谷」
①「1991~1994年: バブル崩壊」
②「1997~1999年: 金融危機」
③「2001~2002年: ITバブル崩壊」
④「2008~2009年:リーマンショック」
⑤「2012~2013年: 欧州債務危機」
⑥「2019~2020年: コロナ危機」
上記は、コロちゃんの記憶していた「経済的ショック」ですが、みんな景気が「山から谷」へ落ち込むのとピッタリとシンクロしていますね。
こうやって「①1991~⑥2020年」を俯瞰すると、「日本経済」は大体「10年間に2回」の「経済的ショック」に襲われていることがわかりますね。
コロちゃんは、おそらく今後もこのペースで「何らかの経済的ショック」は、起きるものと考えていますよ。
そして今日のテーマですが、「現在の日本経済」は、上記の「2020年の5月に景気の谷」を付けて以降回復が続いていますが、その期間が6年目(60ヶ月)に入っているのです。
この「景気の回復期間」は、戦後3番目になります。以下ですよ。
◎「景気の回復期間ベスト3」
➀「2002~2008年:73ヶ月」(第14循環)
②「2012~2018年:71ヶ月」(第16循環)
③「2020~現在 :60ヶ月」(第17循環)
④「1960~1975年:57ヵ月」(いざなみ景気)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/220719shiryou1.pdf
(出典:内閣府 経済社会総合研究所 第16循環の景気基準日付の確定についてより:6月8日利用)
うーむ、確かにこれを見ると「戦後3番目」というのは分かりますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
だけど、ちっとも「景気が良いって実感がない」ですよね。
上記の「➀2002~2008年:73ヶ月」と「②2012~2018年:71ヶ月」だって、この期間は「失われた30年」の真っ最中ですよ。とても「景気が良かった」とは思えないですよ。
コロちゃんは、素人のおじいちゃんですから、こんな数字に手を出すのが間違っているのかもしれませんけれど、「景気が良い」ってもっとみんなが実感するものだと思うのですよ。
コロちゃんが、若い時の1970年代には「経済成長」が実感できていましたよ。家電の「3種の神器※」も徐々に手に入れやすくなってきましたしね。
(※初代家電3種の神器:テレビ、洗濯機、冷蔵庫)
上記の「景気の山と谷」は、「景気動向指数(各経済部門の指標)」から計算するものらしいですが、この時期の「GDP成長率」はどうなっているのでしょうか。
それでは次に、「日本経済のGDP成長率の推移」を見てみましょう。

2.「過去のGDP成長率を見るよ」
コロちゃんは、もう「日本経済」は大きな成長が出来ない段階に入ったと考えているのですよ。だって、過去のトレンドを見るともうそれは「一目瞭然」だと思うのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 実質GDPの増加率」より
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0001.html
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 グラフで見る長期労働統計より:6月8日利用
上記のグラフは、「労働政策研究・研修機構」が発表した1955~2013年度の「実質GDP成長率の長期推移」です。グラフを見ると、長期的な動きは右下下がりに低下してきています。
バックデータから、上記の期間を「3つの時期」に区分して平均値を下に書き出しますね。
◎「実質GDP成長率推移」
➀「1956~1973年度:平均9.1%」
(18年間)
➁「1974~1990年度:平均4.2%」
(17年間)
➂「1991~2023年度:平均0.8%」
(33年間)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0001.html
(出典:労働政策研究・研修機構:早わかり グラフでみる長期労働統計:バックデータより:6月8日利用)
上記の期間は「①9.1%」⇒「②4.2%」⇒「③0.8%」と減少しています。
コロちゃんは、「①1956~1973年度:9.1%」は「先進国へのキャッチアップ」だと思いますし、「➁1974~1990年度:平均4.2%」が「日本の全盛期」でしたね。
コロちゃんは、「高い成長」もここまでが限界だったんじゃないかと思っているのですよ。
これ以降は「バブル経済と崩壊」が待っていて、その後の「失われた30年」に突入しています。
これ以降の「日本の経済政策」は、コロちゃんが考えるところでは、この「➁1974~1990年度:平均4.2%」に「戻りたい、戻れるはずだ」とみんな考えていたと思うのですよね。
しかし現実は「③1991~2023年度:平均0.8%」でした。いろんな「経済政策」を試してみたんですけどね。
コロちゃんは、もう「30年間」もいろいろ模索してきたんだから、そろそろ「モノの見方を変えるべきだ」と思っているのですよ。
次に、それを書いてみますね。

3.「直近のGDP成長率を見るよ」
ここで、近年の「実質GDP成長率」を見ておきましょう。スタートは「コロナ禍」の始まった2020年からですよ。
◎「実質GDP成長率」
①「2020年度:-3.9%」(コロナ危機)
②「2021年度:+3.0%」
③「2022年度:+1.4%」
④「2023年度:+0.7%」
⑤「2024年度:+0.8%」
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/2023/sankou/pdf/point_flow20241223.pdf
(出典:内閣府経済社会総合研究所 2023年度国民経済計算年次推計より:6月8日利用)
うーむ、どう見ても「年平均1%以下」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
「①2020年度:-3.9%」は、コロナ危機での落ち込みでしょう。その翌年の「②2021年度:+3.0%」と、その後の「③2022年度:+1.4%」までが「反動増」ですね。
そして、「④2023年度:+0.7%」と「⑤2024年度:+0.8%」の年の数字が、「巡航速度」の実力通りの数字と見るのが順当じゃないのでしょうか。
そうなんですよ。コロちゃんは、この「0%台半ば」が「現在と将来の日本の成長率」だと考えているのですよ。
冒頭の「直近の景気の谷」を憶えていますか? 最初に見た「景気循環のグラフ」をもう一度下に出しますね。
「内閣府 第16循環における「量的な変化」の確認より」
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/220719shiryou1.pdf
出典:内閣府 経済社会総合研究所 第16循環の景気基準日付の確定についてより:6月8日利用
上記のグラフの2020年5月が「谷」でした。それ以降は現在まで上向きに山に登っているところです。
グラフは「100=2015年」です。
山である「白いゾーン」は全部で「7山」ありますが、そのうちで「2015年=100」を上回った山は「11循環、14循環、16循環」の「3山」しかありません。
しかも、どれも「110」までは届いていません。
コロちゃんは、これを見ると今回の「第17循環」もそんなに大きな山にはならないと思いますよ。というか、もう「日本」は大きな山は作れない段階に達しているのではないでしょうか。
それに、過去の「日本経済」は10に2回は大きな「需要ショック」が襲来しています。もう一度、下に出しますね。
◎「過去の経済ショック」
①「1991~1994年: バブル崩壊」
②「1997~1999年: 金融危機」
③「2001~2002年: ITバブル崩壊」
④「2008~2009年:リーマンショック」
⑤「2012~2013年: 欧州債務危機」
⑥「2019~2020年: コロナ危機」
ほら、10年に2回は起きているでしょう。
(  ̄O ̄)ホラホラ
今回も「トランプ関税ショック」がありましたよね。今後も10年単位で見ると、何らかの「ショック」はあると思いますよ。
なお、先日の6月3日に発表された「OECDの経済見通し」を書いておきますね。下記でしたよ。
◎「OECD経済見通し:日本」
➀「2025年:0.7%」
②「2026年:0.4%」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR034300T00C25A6000000/
(出典:日経新聞:6月3日記事より)
やっぱり、日本の「経済成長率」はもう「0%台半ば」なんですよ。

4.「ワーストシナリオを準備しよう」
さて後はコロちゃんの考え方を書くだけですね。
コロちゃんは、別に難しい事は考えていませんよ。単純に「ワーストシナリオ」を準備して「心の備えをしておこう」です。
これは「悲観的になる」のとは違いますよ。現に悪いデータばかりではありません。良いデータもあるのですよ。
先日の6月6日に「日経新聞」では、「2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)は、上場企業2000社の19%(383社)が最高益を見込む」と報じられています。
また、上記でも「2024年の実質GDP成長率が+0.8%だった」と書きましたが、「物価上昇率」を加味しない「名目GDP成長率」は3.7%増で過去最高の「609兆円」に達しています。
「徴税」は「名目値」が対象となりますから「税収」は上がりますよね。
「政府」にとっては、ちょっとだけ「予算のやり繰り」が助かるのではないでしょうか。悪い事ばかりじゃないのですよ。
現在の「社会保障」でも「医療や年金」などには、悲観的な将来予測が目立ちますが、そんな時ほど「見たくない現実」をシッカリと見るべきだと思いますよ。
ではどうすればいいのかですが、コロちゃんはもうそろそろ「増税プラン」と「社会保障削減プラン」の選択肢を出すべきだと思うのですよ。
もう「増税はイヤ」、「年金削減はイヤ」、「社会保険料を増やすのはイヤ」の全部を否定する選択肢はなくなっていると思うのですよ。
それに「ベストシナリオ・ノーマルシナリオ・ワーストシナリオ」を組み合わせて、みんなが選べるように具体策を提示することをコロちゃんは推奨しますよ。

5.「コロちゃんとバブルの六本木」
今日は「はて?、今景気っていいの?」をテーマに、「内閣府の景気の山と谷」を考察してみました。最後の「コロちゃん話」では、「景気の良いバブル経済の話」を書きましょう。
「日本経済の最大の事件であるバブル経済」は、1986~1991年の5年間と言われています。現在では、もう35年以上経ってしまいましたから、もう若い方はご存じないかもしれませんね。
ただ、その後に「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式※」が映画公開されましたから、そちらを見ている方も多いかと思われます。
(※バブルへGO!! タイムマシンはドラム式:2007年:原作・ホイチョイ・プロダクションズ:制作・フジテレビほか)
コロちゃんは、この「バブル経済期」には30代半ばのバリバリの青年でした。当時六本木へお酒を飲みに出かけたことがありました。
「六本木の繁華街」は、「六本木通り」と「外苑東通り」の交差点を中心に広がっています。この「六本木の交差点」から「飯倉片町の交差点」までの、道路の両側が特ににぎわっていましたね。
とにかく「真夜中」でも、まるで日中のターミナル駅の雑踏のような人通りでギッシリと埋まっていました。
異様なのは、その人々の「外人の比率」です。道行く人たちの8割以上が外国人だったのですよ。コロちゃんは思わず「ここはどこの国だよ」と思いましたよ。
そしてコロちゃんは、友人に連れられて「こじゃれた飲み屋さん」に入ったのですが、そこも満員の人だかり。
ガヤガヤとしたざわめきの中で、すれ違った集団のひとりがカウンターで会計をしていましたが、そこで出てきたのは「札束」でしたよ。
当時はもちろん「クレジットカード」はあったのですが、「現金払いを歓迎する店」が多かったですね。
当時は会社の接待費も現金で済ませることが多くありました。とにかく「カネが世の中に乱舞していた」記憶がありますよ。
ひとしきり飲んだ後で、外に出ると近くのビルの正面のガラスの前の広場になっていたところで、激しくダンスを踊っていた1人の少女がいました。周囲は暗い中でですよ。
思わず「ここはニューヨークか?」と言いたくなりましたよ。そして、これは「趣味なのか?、オーデションの練習なのか?」とも思いましたよ。
黒い服を着た少女は、真っ暗な正面ガラスの前で「ラジカセ」の音楽を流しながら懸命に踊っていましたよ。コロちゃんは、驚きながら見つめていました。
この深夜の六本木で「1人踊る少女」の姿は、バブル経済に踊る繁華街のコロちゃんの記憶として残っていますよ。
確か、この「少女の踊っていたビル」は、ドンキの正面にあった「六本木ロアビル」でしたね。
この夜はタクシーで帰ったのですが、なかなかタクシーに乗れなくてずいぶん待った記憶がありましたね。
この時代の「会社員」は、とにかく「良く働きよく遊んでいた」のですよ。みんな「長時間の残業」の後に街に出て飲み遊んでいましたよ。
コロちゃんは、「バブルの六本木」というと直ぐにこの当時の風景が頭に浮かびましたよ。
「バブル経済」の始まった1986年は昭和61年です。「バブル経済」の年は、和暦では「昭和61年~平成3年」になるのです。
「バブル経済」は、「昭和の終わりごろに始まって、平成に入ると終幕を迎えた」のですよ。今日の「コロちゃん話」は、「バブルの六本木の風景」でしたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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