【社会考】「減税ポピュリズムと戦え」、いーこと言うなー

社会

おはようございます。今朝のコロちゃんは、車の定期点検に「ホンダカーズ」に来ていますよ。コロちゃんは、車の点検は全てこの「カーディーラー」にお任せしているのですよ。

コロちゃんも若い時には、車の点検は自分で行なっていたのですが、リタイアしてからは「安心を買う」ことを考えるようになってきました。

最近は「高齢者の運転による事故」が、ニュースでよく聞くようになってきましたよね。

コロちゃんは、そういうニュースを聞くうちに「整備不良の事故」を心配するようになってきたのですよ。

コロちゃんは、昨年2024年に「運転免許更新」をしたのですが、その時に「高齢者講習」を受け70歳以上に義務づけられた「動体視力・夜間視力・視野測定」をしてきました。

もちろん、全て「適正」となったのですが、その検査でコロちゃんは自分の「動体視力・夜間視力・視野の低下」を自覚させられていたのですよ。

やはり「コロちゃんの動体視力・夜間視力・視野」は年齢相応に低下していましたね。

そんな時に、もし車の「整備不良」などが重なれば、思わぬ事故が待っているかも知れません。

そんな不安もあってコロちゃんは、「車の整備」には最近気を配っているのですよ。

またここの「ホンダカーズ」では、「点検」での待ち時間に「美味しいコーヒー」が飲めますから、「コーヒー好きのコロちゃん」としてはありがたいですよ。

「点検の待ち時間」は約1時間と言われましたから、もうすぐ終わりそうですよ。

コロちゃんのこれからの予定は「図書館」へ寄って本を借りてから、自宅でこのブログ原稿を書くつもりですよ。

そんな「コーヒ大好きのコロちゃん」が、今日は「減税ポピュリズムと戦え、いーこと言うなー」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「労組代表が安易な減税に反対の声を上げたよと、安河内氏とは誰だ?」

☆「減税ポピュリズムの風景を見ると、国の借金が増えて予想されること」

☆「英国の悪夢は他人ごとではないよと、失われた30年の責任を取ってよ」

☆「コロちゃんとタダより高いものはない」

1.「労組代表が安易な減税に反対の声を上げたよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「減税ポピュリズムと戦え」という見出しが目に入りました。

これは「労組トップに聞く消費税減税」というコーナーのインタビュー記事です。

コロちゃんは、「労働組合幹部」が「消費税減税に反対する」という珍しい記事に驚いてジックリ読むことにしましたよ。

この記事は「連合副会長・JAM労組会長の安河内賢弘氏のインタビュー記事」ですね。安河内氏は「立憲民主党の消費税減税政策」に反対を語っているのです。下記でしたよ。

◎「安河内氏の消費税減税政策についてのインタビュー発言」

①「減税ポピュリズムに流されずに戦い、あるべき社会像をつくることが重要」

②「所得や資産を把握し、低所得者の税負担を公正に軽減して格差是正につなげる政策だったはずが、今は減税目的の政策になっている」

③「(消費税減税に慎重で足並みがそろっても自民党は支持しない)。今の閉塞感のある日本をつくったのは自民党政権だ」

④「多様な主張があるひとつの組織をつくるべきだ。主張が単一で先鋭化した集団に成長はない」

いいね、いいね、いーこと言いますね。コロちゃんは、こんなの好きですよ。
(๑°ㅁ°๑)イイネ‼✧

まずは「①減税ポピュリズム」という言葉は良いですよね。一言で、誰でも喜ぶはずの「減税政策」のイメージをひっくり返しています。

次の「➁閉塞感の日本は自民党政権に責任」という指摘も、足もとのコメ5㌔2000円の人気取り政策なんかをバッサリと切り捨てる感じが良いですよ。

さらに「③先鋭化した集団に成長はない」との視点も、「多様化の重要性」を具体的に形にしていますね。

コロちゃんは、「日本人は先鋭化した集団の主張(ポピュリズム)がもともと好き」と考えていましたから、「それではダメだ」と言い切るいさぎよさがいいですよ。

ちょっとコロちゃん、この「安河内氏の主張」の肩を持ちすぎたかなー?
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

だけどコロちゃんが久しぶりに「読んでポンと手を打ったインタビュー記事」でしたよ。

なお、この「日経新聞」の「減税ポピュリズムと戦え」との記事をお読みなりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

JAM会長「減税ポピュリズムと戦う」 労組トップに聞く消費減税 - 日本経済新聞
野党各党は夏の参院選で消費税の減税や廃止を訴える見通しだ。立憲民主党や国民民主党を支持する連合系の労働組合からは消費税減税に慎重な声も上がる。連合傘下の産業別労働組合(産別)のトップに参院選の対応を聞いた。中小製造業の労組が入る「ものづくり産業労働組合JAM」は立民の比例代表として参院選に出馬する組織内候補1人を抱える...

2.「安河内氏とは誰だ?」

さてコロちゃんは、上記の「安河内JAM労組会長」の発言を新聞で読むのは初めてではないのですよね。

昨年2024年の5月に「日経新聞」で、「労働組合はデフレの共犯だった」との見出しの「安河内JAM会長」のインタビュー記事が掲載されています。

この内容の「安河内JAM会長」のご発言は以下でしたよ。

◎「安河内JAM会長の労組はデフレの共犯発言の内容」

①「バブルが崩壊し、組合はリストラを選ぶか賃金を我慢するかの二者択一を迫られた。私たち組合は雇用を守る方を選んだ」

②「雇用を守るために非正規雇用・賃下げ・最終的にはリストラも受け入れた。本当に守ろうとしたのは何だったのか?」

③「労働組合がデフレに陥った戦犯だったとは思わないが、共犯であることは間違いがない。(今振り返れば)デフレの時代においても『自分たちの生活は苦しい』という組合の基本的な主張を忘れるべきではなかった」

コロちゃんは、これを読んだ時に「全国紙の新聞紙上で労組のトップが自己批判したのは初めて見た」とビックリしましたよ。

この「労働組合がデフレの共犯だった」とするならば、「戦犯は経団連と政府」になりますよね。この視点は重いとコロちゃんは思いましたよ。

なお、この「日経新聞」の「労組はデフレの共犯だった」の「安河内氏のインタビュー記事」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

労働組合はデフレの共犯だった JAM安河内賢弘会長 - 日本経済新聞
――JAMには中小メーカーの労働組合が多く加盟する。デフレの30年を労働組合の立場からどう総括する。「バブルが崩壊し、組合はリストラを選ぶか賃金を我慢するか二者択一を迫られた。私たち組合は雇用を守る方を選んだ。しかし雇用を守るために非正規雇用、賃下げ、最終的にはリストラも受け入れた。本当に守ろうとしたものは何だったのか...

この「安河内JAM会長」は、九州大学を卒業後に「井関農機」に入社し、「JAM井関農機労働組合中央執行委員長」後に「2017年にJAM会長」に就任しています。

「JAM」とは、昔は「全国金属機械労働組合」と言っていた機械・金属製造業の中小企業に働く労働者を組織する「産業別労働組合」ですね。こちらは現在組織人員が約34万人いますよ。

コロちゃんは、昔の「全金(ぜんきん)○○労組」という呼び方のほうがなじみがありましたね。また「安河内氏」は現在15名いる「連合の副会長」のお一人でもありますよ。

この方は「労働界」での地位が高いのに、結構大胆な発言をされる方だとコロちゃんは思っていますよ。

3.「減税ポピュリズムの風景を見るよ」

ここでちょっと「各政党」の「消費税減税案」を見比べてみましょう。

なお、コロちゃんは「消費税増税論者」ですので、これらの「消費税の減税案」には反対していますよ。

「各政党」の現在表明している「消費税の減税案」は以下でしたよ。一番重要な「財源」は「●」で書きますね。

◎「消費税減税案」

①「自民党」
・「執行部は慎重」
・「参院に減税論」
・「財源」
●「言及無し」

②「立憲民主党」
・「食料品の税率を原則1年間ゼロ」
・「1回に限り1年間の延長も可」
・「財源は以下:必要財源は5兆円規模」
 ●「政府の基金の取り崩し」
 ●「外国為替資金特別会計の剰余金」

③「公明党」
・「斉藤代表が一時食品の税率5%を提唱」
・「参院選公約に明記せず」

④「日本維新の会」
・「食料品の税率を2年間ゼロに」
・「財源」
●「税収上振れ分など」

⑤「国民民主党」
・「一時的に一律5%へ引き下げ」
・「必要財源は10兆円」
・「財源」
 ●「国債の発行など」

「財源」で「国債」に言及している無責任な党は、「⑤国民民主党」だけですね。

「公明党」は、「参院選公約に明記」はせずに「重要課題に位置付ける」と訳の分からない方針となっていましたよ。

「自民党」が「消費税減税」に慎重で、他の野党は全部が何らかの「消費税減税」を主張していますけれど、コロちゃんは反対ですよ。

だって「消費税減税」は、「富裕層」の方が受け取る金額は多いのですよ。

そうなると「格差の拡大」も進行しますし、もし「5~10兆円」もバラまいたならば「物価上昇」を後押しすることになりかねませんよ。

4.「国の借金が増えて予想されること」

さて次に「消費税減税」を行なうことになり、「日本国の借金がより増えて今後起きること」を考えてみましょう。

これは素人のおじいちゃんのコロちゃんの考えることですから、信ぴょう性はありませんよ。だけどコロちゃんは、以下のことがいずれ起きるのではないかと考えているのですよ。

◎「借金が増えた国で起きること」

①「利払い費の増加」⇒
②「さらなる借金の増加」⇒
③「利払い費と借金の増加の悪循環」⇒
④「金利の急騰」

上記は、コロちゃんの経済の拙い知識によるものですが、既に「日本の30年・40年債利回り」は「金利上昇」が止まらなくなっています。

先月の5月29日には「新発30年物国債は5月21日に過去最高の3.185%まで上昇。40年債も22日に3.675%と最高を更新し歴史的な高水準が続いている」と報じられています。

また、長期金利の指標となる新発10年利回りも「5月20日には1.525%と3月下旬以来の高水準をつけた」とも報じられていますね。

これらの「国債金利上昇」は、これを基準に決める「住宅ローンの固定金利」も押し上げます。

コロちゃんは、もう「住宅ローン」は払い終わっていますから良いですが、若い方たちへの影響は大きいと思いますよ。

5.「英国の悪夢は他人ごとではないよ」

みなさん、2022年に起きた「英国のトラスショック」を憶えていますか?

2022年10月に「イギリスのリズ・トラス首相」が辞任を表明しました。首相就任から44日での辞意表明は、イギリスの政治史上最短だそうです。

なぜ、こんなことになったのでしょうか?

トラス首相は、首相に就任して最初の打ち出したのが、約450億ポンド(約7兆円)の「大型減税案」です。

その「減税案」には、「所得税の最高税額の引き下げ」、「法人税率の引き上げ凍結」などが盛り込まれたもので、一連の政策に必要な財政出動は2000億㍀規模(約38兆円)と言われていますね。

その結果、「これほどの大規模の減税の財源確保は大丈夫か」となり、市場では通貨、株式、国債が同時に売られるトリプル安が起こりました。

英国では、「ライアビリティ・ドリブン・インベストメント」(LDI)と呼ばれる資金運用を行う「年金基金」が増えていました。

その「年金基金」は、英国債の急落による担保価値の急落によって、追加の「担保支払い要請(マージンコール)」に直面したのです。

「金利が上昇」すると、「国債価格は下落」します。「金利と国債価格」は、シーソーのように、一方が上がればもう一方は下がる関係にあります。

この場合は、イギリスの「年金基金」は、国債を担保とした運用をしていたわけですから、「金利が上昇」した結果「担保の国債価格が下落」してしまいました。

そして、その下落した分の「追加担保」を出さなくてはならなくなってしまったのです。当然にして「国債価格が下落」した分は、「年金基金」の損失となっています。

資金捻出のために保有する国債の売却に追い込まれた「英年金基金」は、全体で25兆円の損失が発生したと報道されています。

イギリスでは、「財源の裏付けのない減税政策」を発表しただけで、予想外の英国の年金基金への大きな打撃を受けてしまったのです。

この時のイギリスの金融市場の混乱は、大きな国民負担を生み出しました。これでは、トラス首相も即時辞任せざるを得なかったようです。

コロちゃんの「トラスショック」への感想は、「持続可能ではない政策」が、「制御不可能な事態」を引き起こした実例だと考えていますよ。

「国債の借金」を積み重ねると、いずれどこかで必ず「市場の信頼」を失い「金利が急騰」します。

「日本」で、このイギリスと同じことが起こらない事をコロちゃんは、心から願っていますよ。

6.「失われた30年の責任を取ってよ」

今日は「減税ポピュリズムと戦え、いーこと言うなー」をテーマに「安河内JAM会長」のインタビュー記事を取り上げてみました。

コロちゃんは、この「安河内JAM会長」の以下の発言が心に残りましたよ。

「(消費税減税に慎重で足並みがそろっても自民党は支持しない)。今の閉塞感のある日本をつくったのは自民党政権だ」by安河内JAM会長

そうなんですよね。「失われた30年」は「東日本大震災」のような「自然災害」ではないのですよね。

この「30年間」は、人間が舵取りをしている「経済政策で顕現した現実」なのですよね。だから、必ず誰かが「方針を立てて、実行して、その結果が出た」ことなのですよ。

では、誰が「失われた30年」を生み出したのかは、もう明らかですよね。当時の「政治を預かっていた自民党政権」です。

まあ「民主党政権」も、そのうちの「3年間」だけは責任がありましたけれど、残りの27年間の責任の方がはるかに重いでしょう。

そう言えばコロちゃんは、この「失われた30年」について「自民党」が「間違いました、ゴメンナサイ」と「反省・謝罪した声」は聞いたことがありませんね。

コロちゃんは、「日本人」には「過ぎたことは仕方がない、水に流そう」という明るい性格があるのではないかと思っているのです。

そのような「善くも悪くも、過去に対してわだかまりがなく、済んでしまったことは仕方がない」という気分がみんなにあるように思うのですよ。

それが、お隣の「韓国や中国」から反発されることもありますが、なかなか「国民的な性格」は変わるものではありませんね。

しかし、だからと言って「閉塞感のある日本をつくった自民党政権」が、「失われてた30年」がまるで天災だったように「水に流してもらいたくない」とコロちゃんは思いましたよ。

一言で言うと以下ですよ。

「失われた30年の責任を取ってよ」byコロちゃん

7.「コロちゃんとタダより高いものはない」

今日のテーマで出て来た「消費税減税」とは、最初に「減税」で「小さなアメ」を貰えるものです。それからしばらくたってから「増税か物価上昇」の「ツケ」が請求されてきます。

皆さん「物価上昇」で一番「得」をする方は誰だと思われますか?

それは「日本政府」なんですよ。現在の「日本の国債残高は1200兆円あまり」です。これが「2%の物価上昇」があると、24兆円も借金が目減りします。

この「24兆円は実質的な増税」です。「インフレ税」と言うそうですよ。

このように「消費税減税」とは、「タダより高いものはないの良い例」だとコロちゃんは考えていますよ。

今日の「コロちゃん話」は、その「タダより高いものはない話」を書きますね。

時代は1970年代後半の、青年コロちゃんの頃のことでした。

この頃は「昭和の時代」でしたから、よく「お酒を飲みに行った」のですよ。

若者たちが集まると「お酒」。ちょっと出会うと「お酒」。遊んだ帰りに「お酒」。

もちろん「お金のない若者たち」でしたから「居酒屋」が多かったのですが、2次会は「スナック」もよく行きましたね。

今では、あまり見かけなくなった「スナック」は、1970年代は「ゆっくり静かに話すことも出来る、ちょっと上等な酒場」のイメージがありましたね。

まだ世の中に「カラオケルーム」はありませんでした。その「カラオケ」が歌えるのも「スナックの魅力」でしたね。1曲歌うと「100円玉1枚」がかかるシステムでしたよ。

そんな時に1軒目の「居酒屋」で友人にお勘定をおごられたコロちゃんは、お金の負担ではお得でしたが、その代わりに「心の負担」が生じてきます。

この友人相手の「心の負担」は、コロちゃんにはイヤだったのですよ。

確かに「1軒目の飲み代はタダでお得」でしたが、コロちゃんには「心の負担」の方がはるかに重かったのですよ。

これって「タダより高いものはない例」ですよね。

コロちゃんは、そんな時には「必ず2次会へ行ってオゴリ返す」ようにしていましたよ。1軒目で奢られた時は、必ず次は「借りは返すよ」となったのですよ。

そうでないと、次に友人に会った時に何となく「ひけめを感じる」ような気がしましたね。

ある時にコロちゃんは、1週間前に行き「サントリーオールドのボトル」を入れてあった「スナック」へ2次会で再び訪ねたことがありました。

その「スナック」は、コロちゃんは先週に初めて行った店でしたが、静かな雰囲気が良かったので、2次会でまた訪ねたのです。

ところが「ボトルキープ」が残っていないというのですよ。この時には腹が立ちましたね。まるでコロちゃんが友人に見栄を張ってウソをついたように見られるじゃないですか。

どうやら、お店のマスターが「一見の客」と見て「ボトルキープ」をパクったみたいだったのですよ。

その時には、コロちゃんと友人とで、マスターと大ゲンカをしたことを憶えていますよ。

今から振り返れば、「昭和の時代」はみんなが街へ出てよく「酒」を飲んでいましたよ。

飲み仲間のケンカや、他の客とのいざこざや、店の店員との大騒ぎも、いろいろ経験してきたコロちゃんでしたよ。

そう考えると、みんな若かったこともありましたけれど、「昭和は騒がしい時代」でしたね。

おっと「タダより高いものはない」という話でしたが、コロちゃんもお酒には「タダどころか大分お金を落としていた」という「昭和の話」でしたよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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